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2007年07月13日

２段階上乗せの頑張り

(14)

テーマ： ●ミニバスあれこれ(5853)

カテゴリ：３２バス

この前の日曜にあった 練習試合 の後、拙者は子供達に ２段階上乗せの頑張り を要求している。

その 練習試合 を含め、ここのところの練習試合で感じるのは、 スタミナが無い ・ ファンダメンタルが出来ていない ・ 上達が感じとれない の 三重苦 である。
練習試合 でもそうだったが、試合開始直後は 行けるかなとの予感 を感じさせてくれる。しかし、それも開始１分後位まで。あっという間に 息が上がってしまう 。そうなるともう これ以上疲れてたまるか と言わんばかりの動きの質に落ちてしまう。３分も経てば口で息をしている子は１人位。残りの子は自分がボールを持つまでは、オフェンスであろうがディフェンスであろうが 膝も伸びきった状態で歩いている 。 試合する毎に悪くなっている と その日の日記 に書いた通りの惨状だ。

こうなった原因は明白。日頃の練習の状態がそのまま試合に出ているからである。いつも子供達は 遊びの延長程度の意識 で臨んでいるからなぁ。前々から やる気 ・意識・気迫 それが伝わらない 。上手く伝えられない 我々にも責任がある が、最終的にバスケをするのは子供達。 受入ようとの意思が無い限り伝わらない だろう。
週４日も練習しているにも拘らず、他チームとの 差は広がった と感じざるを得ない。手抜きの子供達を見ていると指導するのが虚しくなる事さえある。
練習試合 では、チームの重要な役目を担う子が怪我をしてしまった。

月曜練習で、子供達に今まで一生懸命練習していたのだろうけれど、みんなもっと力を持っているのだから、１段階上乗せした頑張りを見せてくれ。怪我した子の分も、みんなでカバーしなければならない。その分更に１段階上乗せした頑張りを見せてくれ。合わせて２段階上乗せした頑張りを見せてくれと伝えて練習を開始した。
でも出来なかったねぇ～。 体に染み着いた手抜き体質 はそうそう払拭出来るものではなかった。しかし、そこで諦める訳にはいかない。水曜も同じ事を言って練習をした。継続あるのみ。

年度当初に比べれば、子供達は 上手くなっている 。しかし スタミナは変わらない し、他チームとの比較で考えれば、 チーム力は低下していると見るのが正解だ 。 怪我人も出たし、明らかにピンチ 。でも、これを ネガティブに捉えてはいけない 。 ピンチの時こそチャンス と ポジティブに捉えるべき だ。 誰でもベスメンに名前を連ねる事が可能 なのである。 今こそ２段階上乗せした頑張りでチャンスを活かして貰いたい。