緊急ロードサービスで高額請求…バッテリー充電8万円、レッカー移動25万円、消費生活センターが注意呼びかけ
ネットで検索、安価なはずが…
22年12月、仕事に向かう際に車のバッテリーが上がっていた東播磨地域の30歳代女性は、スマホで検索し、「基本料金3000円」と書いていた修理業者に連絡。応急処置として充電してもらったところ、8万円を請求された。
ほかにも、阪神地域に住む30歳代男性が、運転中に動かなくなった車のレッカー移動を依頼したところ、25万円を請求されたケースもあった。男性はネット検索で「10分以内に駆けつける。3500円~」という広告を見て、業者に連絡したという。
相談件数が急増
同センターによると、県内のロードサービス関連の相談件数は、19年度25件、20年度22件、21年度28件だったが、22年度は43件と急増。トラブルの内容は「バッテリー」が約半数を占め、「タイヤ」「レッカー」に関するものもあった。
自動車保険にはロードサービスが付帯されているケースも多く、同センターは「車の故障などで困った場合、まずは契約している保険会社に連絡を」と呼びかける。ほかにも、▽ネット検索で上位に表示されるのは、優良業者とは限らない▽ネットの表示料金をうのみにしない▽納得できるまで契約しない――などを注意点に挙げる。担当者は「契約内容によっては、クーリングオフを利用できる場合もあるので、相談してほしい」と話す。
国民生活センターも今年7月、ネットで検索して依頼したロードサービスに関する相談件数が、22年度は前年度の約3・3倍となる773件だったと発表。契約当事者は20歳代や学生が多く、自動車のトラブルに慣れていない人が慌ててネットで検索して依頼しているケースが多いとみて、注意喚起している。
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