落maga



「島之内寄席」(12/18・ワッハホール)に出演した、りんりん亭りん吉ちゃん。
「彦八まつり」の素人演芸バトルで文句なしに優勝した落語の巧い女の子。
桂三枝会長が命名した、まだ8歳のスレンダーな少女です。おかっぱ頭で眼鏡をか
け、線は細そうなのに、もの怖じしない度胸の良さ。青い着物に身を包み、全身か
ら声を出しているようで、甘えのない一人の落語家なんですね。

この日、演じたのは「鏡」(松山鏡)。桂枝三郎からつけてもらったそう。両親の墓
参りを長年続けて来た孝行者・庄助にほうびをやろうという奉行。庄助は、そんな
ことは当たり前と拒否し、家族の無病息災と三度のごはんと皆の笑顔だけが望みだ
が、それはもう叶えられていると。奉行はそれでも、何か欲があろう、と聞くと、
庄助は死んだ父親に一目会いたいと言う。そこで、鏡を持たない村ゆえ、奉行は鏡
を与えて父と瓜二つの庄助が自分の顔を見たら「会える」とふむ。
りん吉ちゃん、「父っつぁま、父っつぁま」といじらしいほど純朴な男をしっかり
した語りで演じ、この噺の澄んだ心を届けてくれました。りん吉ちゃんの子どもの
純がそのまま伝わり、とても優しい。お客さんを惹き込む力も大したもので、拍手
をいっぱい浴びてました。このまますくすく、落語と歩いて行ってほしいな。
この後に出た笑福亭仁智。「いろんな落語会に出ましたが、こんな出にくい会、
はじめて」(笑)と。得意の「ハードラック」をやって大ウケだったですけどネ。
http://www.melma.com/backnumber_98134_3941354/


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