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2022.03.08
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テーマ: ニュース(99413)
カテゴリ: その他
ポニーテール禁止なぜ? 質問に担任は答えた 「男子がうなじに興奮するから」 16歳女子生徒は思う 「校則つくった人の感覚おかしい」


県議会昨年の3月定例会一般質問。県民連合の柳誠子議員が「『下着の色は白』という校則には合理性がなく、必要性を説明できないのでは」と当局に迫った。
東條広光教育長は「周囲を不快にさせない、社会的マナーを身に付けさせる観点から、肌着の色や模様が外に透けて見えないようにするため定めている。外に透けない色であれば白以外でも可とした事例もある」と答弁。柳議員は「下着の色を指定したり、色を聞いたりすること自体、社会一般ではセクハラでは」と食い下がったが、答弁は覆らなかった。
市内の女子中学生2人から「髪形や肌着の校則はおかしい」との疑問が寄せられ、質問した柳議員。校則は集団生活を円滑にする道具として使われてきた経緯がある一方、本来は子どもの尊厳を守るためにあるべきだと強調する。「合理的な説明も必要。教育長や学校の管理職は男性が圧倒的に多く、女性の意見が反映されてこなかった面もあるのでは」とみる。

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私自身は自由な校風で制服もない高校を出たので、この種の校則を経験したことはありません。ただ、この種のヘンテコな校則は、決して「ここは鹿児島だから」ではありません。東京都内にもある(少なくとも少し前まではあった)。おそらく日本中にあるはずです。「男子がうなじに興奮するから」という、これまたヘンテコな理由も、今から30年以上も前から聞いたことがあります。

興奮すると言い出せば、制服やひだスカート、女子の顔に興奮する人もいっぱいいるんじゃないでしょうかね。男の子を興奮させないように、女子はヒジャブをまといなさい、とか言うんでしょうか。いや、そもそも女子という存在そのものに興奮する人は興奮するでしょうし。
この記事では触れられていませんが、パーマ禁止で、天然パーマの生徒に「地毛証明」を要求する学校もあることが、ひところ問題になりました。

というわけで、こんな言い分にもはや何の合理性もなく、ただ昔決めた意味不明の決まり事になにが何でも黙って従わせる、ということ自体が目的化しているとしか思えません。それも、圧倒的な男目線で。

周囲を不快にさせない、社会的マナーを身につけさせる、それ自体は重要です。何でもあり、ではない、何がしかの決まりは必要です。ただ、下着の色や髪の長さや髪型までこと細かく指定しないとそれが実現できない、というものではありません。規則は必要最小限度のものであるべきであって、子どもの中学、高校生活を不自由で制約だらけのものにするべきではありません。
でも、おそらく規則を定めた側はそうは考えていないのでしょう。できるだけ細かい規則を定めて生徒をがんじがらめにして、どんな理不尽な命令でも黙って従う、そういう人間を育てることが教育の目的だと思っているのでしょう。





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最終更新日  2022.03.08 19:00:06
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