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2023.12.07
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テーマ: ニュース(99413)
カテゴリ: 政治
ひろゆき、米山隆一氏に完敗し “論破王” から陥落「煙に巻くだけ」「化けの皮が剥がれた」「ググってドヤ顔程度」株ダダ下がり

決定的な場面は、米山氏が医療を受ける機会均等のために「(市町村国保と同業者の国保組合が併存する)国民健康保険の統合」を提唱した際に訪れた。
ひろゆきが「米山さんが言っていることはすでに実現している」と主張すると、米山氏は「国民(健康)保険という制度としては一つだけれども、組合は市町村ごとなんです。全然実現してないんです」と否定。
さらに、ひろゆきが「国民保険って変わります? 地域によって変わります?」と疑問を呈すると、「地域によってできるサービスは違う。(保険料も)変わる」と一蹴した。
米山氏は番組の最後で、ひろゆきについて「前提知識が乏しすぎる」「全然知らないのに、超上から『こうでしょ』と言ってくる」と批判した。
その後、2人の戦いは舞台を「X」(旧Twitter)に移して展開。ひろゆきが投稿するや否や、米山氏が事実誤認を指摘するというリレーが繰り広げられている。(以下略)

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ひろゆきという人物は、私の出身校の後輩ですが、一度も会ったことがないので、どうでもいい話です。
で、このひろゆきが、これまで論戦で負けたことがなく、「論破王」などと言われていたそうですが、実のところ、「それってあなたの感想ですよね」などという、いわば予想外の言葉で相手をけむに巻いて、その場限りで言い負かしてきた、というだけのことです。※別に議論に勝ってきた人物とは思えません。

※余談ですが、この「それってあなたの感想ですよね」という言葉自体、私は田中芳樹の「銀河英雄伝説」に出てきた「それがどうした」の二番煎じでしかないように思えます。

そもそも、その場限りの議論の勝ち負けは、その論が正しいか間違っているかとはあまり関係ありません。さらには、より多くの賛同を得られるか否かとすら関係ありません。
わたしも、このブログでは少なからず議論をしてきたわけですが、例えば仕事でクレーマーの対応をするとき、あるいは、誰かを説得しなければならない時、仮に相手の言っていることが間違っていたとしても、それを高圧的に「お前の言っていることは間違っている」などと問い詰めたりはしません。
いや、相手を「説得」する気など完全に放棄しているとき、言い換えれば相手の賛同も納得も理解も必要としない時ならそうすることもあります。でも、相手を少しでも説得しよう、納得させよう、それによって何かをやらせよう、と考えるなら、そんな対応はとりません。
ろくでもないクレーマーだったとしても、「これから何度でも電話かけて来い、何度でも相手になってやるぞ」と思えば売られたけんかを買いますが、そんなことをやって得るものはありません。反復的なクレームを避けようと考えれば、そんな対応はとりません。

だって、議論で相手を言い負かしたところで、相手がこちらの言い分を理解、納得、賛同してくれたり、協力してくれたりすることはないからです。

一方のひろゆきは、今現在はどんな仕事をしているのかはよく知りませんが、有権者の支持も必要なければ相手の説得、理解も必要としない立場であることは間違いありません。もちろん、どんなビジネスも一人でできるものではない以上、支持者は必要です。しかし、信頼できる一定数の味方がいれば、その外側に少しでも多くの支持者を獲得する必要はないわけです。ホリエモンなども同様でしょう。

そういう意味で、米山とひろゆきでは、そもそも立場が違うのですから、同列において議論に勝った負けたということ自体、無意味な話であるように思います。

米山議員と言えば、東大出身で医師と弁護士の両方も資格を持っているというとてつもない人物です。ひろゆきだって、(賠償金踏み倒しという悪事を度外視して純然たる頭の良さだけなら)世間一般の中ではかなり頭の良い部類でしょうが、米山議員は「かなり」頭の良い「部類」なんて生易しいものではなく、とてつもない頭の良さであるはずです。
ただ、今回問題となった議論に関して言えば、そんな途方もない頭の良さはたいして関係ありません。国民健康保険についての一般的な知識があれば、ひろゆきが間違っていること、そしておそらく国民健康保険と国民年金(保険料も給付額も全国一律)を混同していることは、すぐに分かります。
国保の担当をしたことは一度もない私ですら、その程度のことは知ったています。

つまり、この件に限っては、ひろゆきがおそらくうろ覚えの怪しげな知識でテキトーにしゃべって自爆しただけのことであって、米山議員の頭が良いことは関係ありません。ひろゆきが、知らないことをさも知っているかのように偉そうにしゃべったりしなければ、あるいは、しゃべってしまったとしても、間違いを指摘されたときに黙ってしまうのではなく、「勘違いしてました、すみません」と言っていれば、ここまで各方面から揶揄はされなかったでしょう。
人間である以上誰だって間違えることはあります。そのとき、間違えましたごめんなさいと言えるかどうかは大きな問題です。それこそ、米山議員だって買春騒動という大きな間違いをしでかして、一度は知事という位置を失っているわけです。いかなる弁解もしようがない大間違いですが、この失態を各方面に謝罪して回り(のみならず、現在に至るまで、氏はこの「黒歴史」を封印する気はないようで、結構ことあるごとに自らその失敗について言及しています)、議員として復活しました。そこで謝ることができなかったら、米山議員の政治的経歴は終焉を迎えていたはずです。

テキトーなことをしゃべって大間違いを言った挙句、ただだんまりを決め込むだけでごめんなさいの一つも言えない、「謝ったら死ぬ病」では、論破王なる虚名が消え去ったことも「身から出たさび」としか言いようがありません。





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最終更新日  2023.12.07 19:00:09
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