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バリュー投資 株の本当の価値を問うを読みました。良書でした。バリュー投資について良くまとまっていますので、バリュー投資を始めようとするにはうってつけの本です。この本のあと、新賢明なる投資家(上)、(下)とかバリュー投資入門に移行するとスムーズだと思います。ただ、逆にすでにこれらの本などで一通りバリュー投資について学んだことのある人は、特に目新しい知識は得られないと思います。というわけでRetriever的評価は以下の通りとなります。新しい知識・情報が得られる (無印)新しいものの見方が得られる (無印)知識・情報が整理できる ★★★総合評価 ★★3つが最高評価、★1つでも高評価です。バリュー投資を初めて学ぶ人にとっては、上2つは★★か★★★くらいになるのではないでしょうか。後日もうちょっと詳しくレビューします。 バリュー投資 株の本当の価値を問う著者: クリストファー・H.ブラウン /林康史 出版社: 日経BP社 /日経BP出版センター サイズ: 単行本 ページ数: 214p 発行年月: 2007年12月
2008.01.31
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こちらに分析アップしました。興味ある方はご覧ください。
2008.01.30
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ご覧のとおり、ブログの名前を復活させました。今回の改名騒動のきっかけはこの記事でした。「投資力学」という名前が商標権の侵害に当たるのではないかと心配していたところ、当たるというコメントをいただき、とりあえず「投資を力学的視点から考えるブログ(泣)」と暫定的に改名しました。零細ブログですし、訴えられるようなことはないとは思いましたが、法律違反の状態で放置するのも気持ち悪かったので応急処置を取ったわけですが、「本物の弁護士」さんのコメントにより、営業目的ではないので問題がないことが分かりました。どうやら「本物の弁護士」さんは本当に本物の弁護士だったようで(笑)、「商標権侵害」でググってみたところ、元の名前で問題なさそうなことが分かりました。商標権の侵害とは(経済産業省)商標権の保全(三枝国際特許事務所)ほんの2,3分で調べられることを怠ったばかりに一人で騒いでしまって、お恥ずかしい限りです。いつも投資の話題では分析、調査とオウムのように言っているのにorzまあ、騒動というほどのことではなくて、「本物の弁護士」さん以外は反応がなかったわけですから、今後とも何事もなかったようにご愛顧くださいますようお願いします(照)。「本物の弁護士」さんには大変お世話になりました。お礼にヤマトマテリアルの分析を後日行います。最初のコメントをくれたlawyerさんも、文面からは騙そうという意図は伝わってきませんので、お礼にフクシマフーズの分析でも後日やりたいと思います^^ただ、ブログ名については、おんなじ名前の商品があるって状態が若干気持ち悪く、またケチが付いてしまった感じがするのでいつか変えたいと思っています。良い名前があったらお知らせください。
2008.01.30
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3395サンマルクHDの分析第1回をこっちにアップしました。楽天ブログはブログ投稿ソフトに対応していないので、作るのに時間のかかる銘柄分析はまず日本株ひたすらファンダ分析にアップします。
2008.01.29
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もしもあなたが突然、10億円を手に入れたらどうしますか?このブログを読んでるんだから、パーっと使ったりせずに当然運用しますよね?何をどのくらい買いますか?まさか現金で眠らせたりしませんよね?スイスのプライベートバンクだったら有利な金利で預金させてくれるかもしれませんが、バンカーを太らせるための運用なんてしませんよね?10億円なんてどうやって運用していいか分からないから、やっぱりスイスの銀行の金融アドバイザーを雇いますか?報酬は高いし、その人本当にちゃんと運用してくれるんですか?それと英語は堪能ですか?何?通訳を雇う。ほうほう考えましたね。でも勉強熱心なあなたは、手数料や経費が高ければパフォーマンスが上がるわけではないことを知っています。もっと良い方法がありそうな気がしています。どうしますか?日本株を買いますか?いやいや日本の先行きは暗いから海外ですか?サブプライムが怖くありませんか?中国?インド?バブルが怖いって言ってませんでしたか?日本は金利が低いからドルですか?ドル下がって来てますよ。株や為替はリスクが高いから債券?インフレに長期的に負けちゃうってシーゲル博士が言ってますけど。やっぱり利回りのよいヘッジファンドを探しますか?アセットアロケーションですか。結構ですね。ふむふむ、せっかくの10億円を減らしたくないからリスクは抑えめに?国債を30%、外債を15%ですか。日本株と外国株を15%ずつ。REITを10%買って残りの25%はCPと。株は全部インデックスのETFですか?堅実なポートフォリオですね。では聞きますけど・・・、 何で今、その配分のまま縮小したポートフォリオになってないんですか? そりゃ資金量が変わればポートフォリオが変わってもおかしくないですけど…。 10億円持っているときは一生懸命考えたり調べたりするのに、100万円だったら材料や感情で売買するのって、おかしくないですか?そりゃ10億円のうち1億円損する方が、100万円のうち10万円損するより痛いですけど…。10億円のときと同じくらい一生懸命考えれば、少しはパフォーマンスも上がるんじゃないですか?リスクとりすぎて暴落に会ったって、しょうがなくないですか?当たればデカかったんだから。そういう賭けに負けたんですよ。
2008.01.28
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先日のエントリーの続きです。良い株を安く買う簡単な方法の一例は、資本利益率と利回りの両方が高い株を買うことです。良い株=資本利益率が高い 安い株=利回りが高いというわけです。資本利益率としてROA、利回りとしてPERを選ぶのが最も手っ取り早いでしょう。(正確にはPERの逆数が利回りです。)ROAではなくてROEでも良いのですが、中には財務レバレッジを効かせてROEを上げている企業があるので、私は経営のうまさを総合的に示しているROAの方を好んで使います。PERは手軽だけどいろいろと使用上の注意が必要な指標ですが、他の指標と組み合わせることによっていくらかハズレを引く確率を下げることができると思っています。というわけで、例えば「ROA10%以上、PER15倍以下」って感じでスクリーニングすれば、銘柄リストが出てきます。このくらいのスクリーニングでしたら、ネット証券会社の無料スクリーニングツールでも大丈夫でしょう。今だったらかなり株が安くなっているので上のような条件では抽出される銘柄数がかなり多くなるかもしれませんので、PERは10倍以下にしてもいいかもしれません。しかしこのスクリーニングでは、いくらROAが高くてもPERが15倍以上であったら抽出されないことになり、非常にもったいない感じがします。PERが20倍くらいであってもROAが20%もあるなら、私だったらかなり興味をそそられます。むしろROA20%に対してPER20倍は安いと思うかもしれません。かといってPERの条件を緩めてしまったら、抽出される銘柄数が増えすぎてしまいます。私はPERよりはROAを重視したいので、そういった場合は証券会社のスクリーニングで出てきた銘柄のうちROAの高いものから順に見ていきます。会社四季報CDーROMを使えればもっと素早く有望銘柄を探すことができます。上記の条件に、「ROA/PER」という項目を追加し(スクリーニング条件は設定せず表示のみ)、スクリーニングした後にこの「ROA/PER」で降順に並べます。こうすれば「PERの割にROAが高い」順に表示されることになります。ROA/PERが1を超えたら優秀だと思います。実際のスクリーニングのときは、私はPERよりEV/EBITを使うことが多いです。ROAとPERのスクリーニングだとキャッシュリッチ企業が漏れてしまうからです。キャッシュリッチ企業は、経営効率が悪いと判断されがちですが、本業不振と比べたら経営陣の意思一つで改善できる状態ですから、私は結構好きです。
2008.01.27
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たった今、MAC Book AirのCMを見ました。なんとヒキの強いCMでしょうか。TVを見ていたわけでなく、何気なく目をやっただけだったのですが、封筒の中から現われてくる書類ならぬMAC Book Airにくぎ付けになり、思わず「おおおおお~」とつぶやいてしまいました。こんなの初めてです。薄いパソコンは今までもありましたが、ここまで薄いのは初めてではないでしょうか。(注:どうやら厚さ19.4mmの模様。後述のPedionは10年前なのにすごかったんですね。)薄型パソコンのハシリと言えばSONYのVAIO 505(リンク先なつかしい^^)でしたが、HDDが1GBしかないのが致命的でした。それでも一世を風靡しました。同時期に三菱電機からPedion(これもリンク先なつかしい^^)という薄さ18mmのパソコンが出ましたが、VAIO505よりも薄いのにも関わらず、ヒットしませんでした。HDDはVAIO505の2倍の2.1GBだったのにも関わらずです。この2つの違いは、おそらくデザインということになるのでしょう。ノートパソコン=黒というイメージを打破した斬新な紫の筐体にこれまた斬新な円柱型のバッテリーなど、VAIO505のデザインは正に「ヒキが強い」ものでした。対してPedionは従来通りの黒で、薄さのためにキーボードもゴム製で、やぼったい感じがしたものです。そのうち、極薄パソコンが最も売れるモデルではなくなっていきました。あまりチェックはしていませんが、最近の薄型パソコンでもVAIO505と同じくらいかちょっと厚いくらいの25mmくらいが主流ではないでしょうか。私はモバイル用にLet's Noteを使っていますが、これなんか厚いところで4cm超えちゃってます。そんな状況で出てきたMAC Book Airですが、極薄ノートPCのかっこよさを再認識させてくれましたね。久しぶりに衝動買いしたい気持ちになりました(今は落ち着きました)。何より驚いたのは、私は100%Windowsユーザーで、MACには全然興味がなかったにも関わらずこのCMに心を奪われてしまったということです。MACがかっこいいのは前から知っていましたが、Windowsで困ってないし仕事場でもWindowsしかないし、何よりPCに機能以外のものを求めていなかったので、MACは全く選択肢に入っていませんでした。そんな私でもスペックを全く知らない状態で思わず買いたくなってしまうのですから、世界中で結構な数のWindowsユーザーがマックに乗り換えている(いや、MACを買い増している人の方が多いかな)のではないでしょうか。iPodの減速も伝えられているAppleですが、断続的にこういったヒキの強い製品を出してくる力はありますね。Macintoshの登場から四半世紀、その間に不遇の時代も経験しながらもiMac、iPod、iPhoneといった消費者を引き付ける製品を出し続けていることは、企業文化とやはり関係しているのではないでしょうか。ビジョナリー・カンパニーの一つに挙げられるのではないかと思います。アップル株は持ってませんけど^^あ~~~かっこええ・・・
2008.01.26
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杉並・和田中「夜間塾」、開始延期へ 都教委の指導受け「これだから日本は・・・」と言ってしまいたくなるニュースがまた出ました。リンクの記事は1月8日のものですが、今日夕方のTVニュースで知りました。内容をかいつまんで言うと、できる生徒に対する補習を、進学塾の講師を招いて行う試みが東京都教育委員会の指導で延期に追い込まれた、というものです。これが本日、2週間遅れで開始に漕ぎつけたという。結局、学校の正規活動ではないということで認められたようです。教育委員会の言い分としては、「教育機会の均等の原則に反する」というものだが、そんなことを言って横並びの教育をするからいろいろと歪みが出ているわけで、単純にできる生徒を伸ばして何が悪い、と思います。日本には飛び級制度がないのだから(これが一番もったいない)、このくらいやっても全く問題はないでしょう。そもそも教育機会の均等とか言うのだったら、できない子どもに対する補習はどうなるのだろうか?病気などで欠席せざるを得なかったなどの理由ならもちろん仕方ないが、他の子供たちと同じ教育機会を与えられながら、本人の怠慢のせいで授業の理解度が低かった子供たちへ補習を行うことはその原則とやらに反していないのだろうか。(注:勉強が遅れている子への補習に反対しているのではありません。)今回は都教育委員会の話ですが、日本の教育を束ねる立場の文部科学省には本当にしっかりしてほしい。近年になってインドが優れたIT技術者を、イギリスが優れたデザイナーを数多く排出しているのはこれらの国の教育改革なしには語れないはずです。スーパーサイエンスクール(SSH)のような素晴らしい試みも行っているのに、Googleで検索しても公式ホームページひとつ出てきません。検索で盛んに出てくるのはこの本。知りたければこの本で勉強しろ、ということなのでしょうか。ビジョナリー・カンパニーの第7章にもあるように、「大量のものをためして、うまくいったものを残す」という方法が素晴らしいシステムを生む方法であることを知るべきです。
2008.01.26
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最近知ったのですが、「投資力学」という名前のファンドがあるようです。投資を"力学"として捉えた、全く新しい観点から誕生した投資信託。それが「日興アクティブ・ダイナミクス『投資力学』」です。この時点でなんだか分かりにくいですが、そもそも「力学」の定義が、力学 (りきがく、Mechanics) とは、物体や機械 (machine) の運動、またそれらに働く力や相互作用を考察の対象とする学問分野の総称である(Wikipedia)。ということですから、物体や機械の運動 → マーケットの動きそれらに働く力や相互作用 → 材料、企業業績、経済指標などがマーケットに与える影響や相互作用と考えれば少しは分かりやすくなります。「力学」と付いているからにはさぞかし自然科学的な体系づけられたアプローチを取っているのでしょう。このファンドに投資助言を与えている藤原アセット・マネジメントの藤原氏のコメントによると、私は、投資を「力学」として捉えています。これはつまり、市場に対して働く様々な力(経済事象、社会現象、歴史的背景、人間心理など)の総体として投資を考えているからです。私はこれら枠組みを総合的に理解する事によって、常に安定した投資成果の獲得が可能になると考えます。とのことですが、はっきり言ってこれって何も言ってないですよね!?別にこのファンドじゃないくても、「これら枠組みを総合的に理解する」行為は行っていると思いますが。ファンドの特色、運用プロセスを見ても、なんら具体的なことは書いていません。「モチーフ」「投資構造」「シナリオ」など抽象的な言葉が並んでいるだけです。極めつけは運用成績で、TOPIXをベンチマークとしていながら、ほとんどその当のTOPIXと同じ動きをしてしまっています(そして、設定来では負けてます)。それもそのはず、組入れ上位10銘柄はMUFG三井住友FGみずほFG安川電機トヨタ信越化学オリックス住友信託銀行JTソニーと、東証1部の主力株ばかりです。これではTOPIXと同じような動きをするに決まってます。一応安川電機とか住友信託銀行とかで特色を出しているつもりなのでしょうか。それにしても銀行株が多いです。これで3.15%の申込手数料、2%前後の信託報酬、0.5%の信託財産留保を取るのですから驚きます。これならTOPIXのインデックスファンドかETFで十分。まあこのようなファンドに申し込む人もあまりいないでしょうから、皆様にとってはどうでもいい情報だと思います。しかし「投資力学」の名前を掲げている当ブログにとっては大問題です。今は「ジュニア」を付けてますから大丈夫だと思いますけど、自分の投資手法を体系付けた「投資力学」というサイト(あるいはブログ)を作りたいと思っています。そうなったら、いかに零細ブログとは言え著作権や登録商標などの問題があるのでしょうか?これは考えなければいけなくなってしまいました。(1) 営利目的でない個人のサイトなので「投資力学」で問題ない。(2) 「投資力学ジュニア」のように後ろになにか付いていれば問題ない。(3) 「投資力学 ~〇〇〇~」のようにサブタイトルがついていれば問題ない。(4) 逮捕。どれなのでしょうか?詳しい方教えてください。
2008.01.25
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どうも世の中には株式投資のやりかたを教える情報商材がたくさん存在するようです。果たしてそれらの有効性はあるのでしょうか?教えてもらった通りに実行したら、儲けることはできるのでしょうか?まず無理でしょう。ほとんどはインチキ情報です。中にはまともなもの(シェアーズとか角山智さんのとか)もありますが、根本的な問題もあります。それは投資の勉強が受験勉強などとは違うものであるということです。知識があるから勝てる、といったものではありませんし、企業価値評価ができるようになったからといって即、儲かるようなものではありません。企業価値から見て割安な株を買っても、最近のような相場ではまるでムーディー勝山のように「落ちいくものをただただ見ているだけ」のような状態になってしまうこともあります。注)ムーディー勝山の歌は正しくは「上から落ちてくるものをただただ見ている男の歌」です。本をたくさん買って、ネットでもいろいろ調べ、時間をかけて分析した株でも上がる保証はないのです。その理由の1つは、偶然の要素が大きすぎること。まず不確定要素の強いゲームに参加していることを認識する必要があります。株は控除率の低い競馬に参加しているような感じです。競馬評論家も知識は豊富でよく知っており、その解説には説得力がありますが、おそらくパフォーマンスは素人と大差ないはずです。株の場合も、知識があることによる優位性があったとしても、少なくとも数年単位までの期間では偶然の要素が強いと思います。2つ目は、知識を得たと思っても、その知識が不十分で中途半端なものである可能性があることです。私自身の過去を振り返ってみても、材料や評論家の推奨で売買する方法をやめてPERなどの指標を覚えたときは、ずいぶんと分かったつもりになったものです。しかし実際は、一通りの知識を覚えただけで思考停止に陥っていたのです。中途半端な知識で自信過剰に売買した結果、痛い目に合って「なんで?」と思ったものです。おそらくまとも系の本やDVD教材などでも、このあたりのレベルに留まっているものが結構あるような印象です。なぜなら出版社や投資情報会社も売れなければならないので、購買者のレベルに合わせる必要があるからです。DCF法までになると見ただけで投げ出してしまう人多数。そしてそのDCF法も魔法の式ではありません。そう考えると下手に勉強したり、情報収集をすることがばからしく思えてきます。そういう結論に至った人はインデックス投資に行きつくことになります。これは一つの究極の回答で、手間もかからないし万人にお奨めできる方法です。アセットアロケーションをしっかり組めば、大儲けはあまり期待できないものの着実に資産は増えていくでしょう。下手に動くよりはよっぽど賢明な投資法だと思います。私も割合は高くないものの、欧米株はインデックスファンドとETFで運用してます。米ドルゼロクーポンも。じゃあRetrieverが必死こいて日本株の個別株の分析なんてやってるのは何で?と思われると思いますが、続きは明日以降にさせていただきたいと思います。
2008.01.24
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「良い株を安く買うこと」これこそが株式投資の極意ではないかと思います。私が言わずとも、このブログのお気に入り先を含めた賢明なる投資家の方々が口々に言っていますね。しかし良い株は高く、悪い株は安くなっているのが普通の状態です。ですからバフェットは、良い企業の株をそこそこ安い値段で買えればよしとしたわけです。現在の日本市場はどうでしょうか。良い企業の株がだいぶ安くなってきました。市場の効率性は侮れませんが、今のように一方向に振れてしまった相場はかなり非効率になっていると考えられます。投資の科学によると、ひとりひとりを見れば誤った判断をしている人が多い状況でも、全体を平均すると驚くほど正確な判断をするのだそうです(群衆の知)。つまり多様な誤った判断が互いに打ち消しあい、結果として正解を導いていると考えられます。これをマーケットに適用すると、売りと判断する人、買いと判断する人、様子見と判断する人など多様な判断をする人々が存在することによってマーケットの効率性が保たれていると考えられます。そしてひとたび相場が不安定になり、皆が自分の判断でなく他人の意見(TVのコメントなど)で判断するようになるとこの多様性がなくなり、マーケットが非効率になるのだそうです。今はまさにこのような状況ではないでしょうか。定量的に判断することは難しいですが、このような短期にこのような値幅で下落したことは、少なくともここ3~4年はなかったことです。私は今は、良い株が安く買える状況だと考えています。そして安くて良い株を見つける方法とは・・・これは次回以降、記事にしたいと思います。(じらしてすいません。特別な方法ではなく本にも書いてあるような方法です。また、やり方についても様々な方法が可能でしょう。)
2008.01.23
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楽天ブログを使っているとたまに編集中の記事が消えてしまうことがあります。変なところでダブルクリックをしてしまうことが主な原因です。 楽天ブログだと、Windows Live Writerなどのブログ投稿ソフトが使えないのでこの問題は不可避です。 一応、Feedpath RabbitというWebベースでのブログ投稿ツールが楽天ブログに対応していますが、少し使ってみたところどうも安定性に欠けるようです(私の環境だけかもしれませんが)。 下書きを再編集しようとすると内容が消えていたり、サイトとの同期がうまくいかなかったり、投稿が完了しなかったりしました。 もちろんうまくいくこともありましたし、Feedpath Rabbitの問題でなく楽天ブログの問題である可能性も否定できません。 また、現在のこのブログの状態では、過去の記事から特定の銘柄分析を探すのに苦労します。 ちょっと前まではブログ内検索が付いていましたが、改悪されて無くなってしまいました。 というわけで、銘柄分析については検索しやすいように専用のブログを立ち上げることにしました。今のところ過去記事をコピーしている最中(楽天ブログはエクスポート機能もついていないので時間がかかる・・・)ですが、よろしければご覧ください。日本株ひたすらファンダ分析BloggerだとWindows Live Writerが使えるので記事の投稿が楽で安全になります。書きためておくこともできます。日時予約投稿ができないのが残念ですが、必要な機能が揃っていて拡張性もあります。 今後の銘柄分析は当面のところ、両方にアップします。リクエストも受け付けていますので、コメント、メッセージなどで連絡お願いします。 相場はすごいことになっていますね。しかし「私が分析する間、相場が待ってくれている」と思えて仕方なりません。ますますやる気が出てきました。
2008.01.23
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ビジネスモデル(定性分析)については、フロー型よりストック型がいいというのは結構浸透しているのに、定量分析ではB/S(ストック)よりP/L(フロー)を重視する傾向があるのはなぜでしょうか。 もちろんフローも見なければなりません。特にキャッシュフロー。しかし「フローの持続性」が最も重要なのではないでしょうか。 これは個人の家計を考えてみれば分かります。(1)40歳、これまで貯蓄や投資には全く興味がなく、稼いだお金はすべて浪費していたので資産はない。しかし今はお金になる仕事を見つけ、金回りは良い。(2)30歳、決して給料は高くはないが、働いて得たお金を地道に貯蓄や投資に回してきた。同時に倹約して質素な生活を送ってきたのでそれなりの資産はある。 どちらが魅力的でしょうか?(1)はフロー(P/L)はいいけどストック(B/S)が悪い状態。(2)はフロー(P/L)は平凡だけどストック(B/S)が優良な状態。 (1)はその「お金になる仕事」がずっと続けばいいですが、続かなければまた元の状態に逆戻りです。 仮に続いたとしても、どんなお金の使い方をするか結構危なっかしいものがあります。 改心して浪費を止めたらお金になる仕事がなくなっても生きていけそうですが、染み込んだ性格はなかなか変えられないのではないでしょうか。 (2)は今後大化けすることもなさそうですが、健康である限りは路頭に迷う心配もなさそうです。 (1)の「お金になる事業」を「好調な事業」、「染み込んだ性格」を「企業体質」に、 (2)の「健康である限り」を「不祥事や突発的な大事故がない限り」と置き換えてみると、個人だけではなく企業についても同じ評価が成り立つのではないでしょうか。
2008.01.22
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今までの記事の中で、株式投資をする上で過大評価されているのではないかというファクターとして、株主優待、配当利回り、PERを挙げてきました。注:「誰が」過大評価しているか、という点については、個人投資家を念頭に置いています。では逆に、過小評価されているファクターは何か?と考えてみますと、「流動性」がまず挙げられるのではないかと思います。個人投資家、機関投資家問わず流動性の低い銘柄は嫌なもので、もちろん評価のマイナス要因には違いないのですが、「流動性が低いことによってどのくらいディスカウントされているか」についてはあまり考えてないのではないでしょうか。そもそも機関投資家は、自身のサイズが巨大すぎて流動性の低い銘柄は対象にすらなりませんが、個人投資家の場合は指標面の安さに目がくらんで、後先考えずに飛びついてしまう傾向があるように思います。PERが低い株の中には流動性が低い株が数多く含まれています。そういう銘柄を買うときは長期戦を前提にしないといけないわけですが、あまりにも短期に結果を求めすぎているような傾向が見受けられます。数字的な根拠に乏しくて申し訳ないのですが、いわゆる「非流動性ディスカウント」はかなり大きいと考えています。*非流動性ディスカウントとは・・・簡単に言えば流動性が低いと株価が低くなること。売りたいときに売れない危険があるので↓リスクが高いと判断される↓割引率が高くなる↓株価が低くなるでは「その非流動性ディスカウントどのくらいか?」という疑問がわいてくるわけですが、正直、私には感覚的なものしかありません。私の感覚では現在、割引率を2~3%押し上げるくらいはあると思っています。もっと大きいかもしれません。PERで言うと3割引きくらいでしょうか。いずれにしても感覚的なものですので、これらの数字にアンカリングされないで自分で考えてくださいね。そして割引率は時間とともに(相場環境とともに)変化しますのでやっかいです。上げ相場だと非流動性ディスカウントは0になるかもしれません。それ以外のリスクも全体的に低く評価されますので高いバリュエーションが許容されることになります。逆に今のような冷え切った相場だとリスクが高く意識されますので、業績の変動が激しい、規模の小さい銘柄、コンプライアンスなどが心配な新興市場の銘柄、執行リスクのあるMM銘柄、流動性の低い銘柄などはとことん売られます。そしてこれらの特性は大体重なっていますので、ダブルやトリプルで利いてきます。しかし、逆に考えれば、どういった要因で株価が下がっているかを推測することができれば、そしてそれが非流動性などの問題であって業績の問題ではなければ、(いつになるかは分からないが)マインドの好転によって株価上昇が見込めるのではないでしょうか。私は「現在の市場マインドがどんな感じか」は分析できるけど、「いつ変化するか、どのように変化するか」については分析は難しい、という立場を取っています。そしてマインドの好転を読むことよりも業績分析の方がしやすいですから、「いい銘柄を(業績分析)、安く(現在の市場マインドの分析)買い、マインドの好転を待つ」という戦略を取っています。つまり「マインドがいつまで経っても好転せず、日本経済が衰退し続ける」ことが私の敗北条件です。まあ、そうなるかもしれませんが、そうなったら仕方ありません。もしマインドが好転したとして、そのときあまりに企業価値に解離した高値になっていたら売ってもいいですし、業績が順調ならずっと持っていてもいいですね。いずれにせよ株価のトレンドとか、この先日本経済はどうなる?とか、読んでも効果が薄そうなことは放棄して、分かりやすいところを基準に戦略を立てているということです。私は流動性リスクは、個人投資家が取っていいリスクだと考えています。理由は機関投資家と違う土俵で勝負ができますし、長期投資との相性もいいからです。自分がどういうリスクを取っているかを理解しないために、あちこちで悲劇が起きているのではないでしょうか。
2008.01.21
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昨日、「シャリア指数が経営効率を意識しているのでは」と書きましたが、イスラムでは金利収入を嫌っているらしく、これが現預金/自己資本が33%未満という基準につながっているかもしれませんね。まあ、結果的に金余り企業はあまり入ってこないことになりますけど。個人的好みとしてキャッシュが豊富な企業は好きなので(本業が不振なのはいかんともしがたいが、キャッシュ放出は意思決定だけでできる)、私の保有銘柄にはあまりオイルマネーが入ってくることはなさそうです。でも自分基準命。
2008.01.20
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いつの間にかひっそりと、バリュー投資に関する本が出版されていました。バリュー投資 株の本当の価値を問うリンク先を見てもらえば分かるのですが、先月出版されたばかりだというのにAmazonの「投資・金融・会社経営」カテゴリで2700位という低ランキングです…。いかにバリュー投資が流行ってないかといういい証拠でしょう。そもそも最近はバリュー投資本もほとんど出ていませんでしたからね。さて、内容については未読なのでなんとも言えませんが、目次を見る限り結構面白そうです。「特売品を狙え」「いくらの価値があるのか」「利益を安く買え」「六六セントで一ドルを買う」と言った、いかにもバリュー投資っぽい項目もあれば、「投資家のベルトとサスペンダー」「リビングストン博士についていく必要はない」「馬を水飲み場に連れていくことはできるがやり方を変えるな」というような、内容はよく分からないけど興味をそそる項目もあります。そして、「マーケットが崩れ落ちるとき」「見かけ倒しをふるい落とす」 「為替リスクとのつき合い方」「株の買い持ちは正しいか」といった、何やら投資行動に役立ちそうな項目もあります。 極めつけは「エピローグ 私の言葉を鵜呑みにするな 」これだけのメッセージ性の強い項目を挙げておきながら「鵜呑みにするな」とは何事^^という感じですが、このあたり、私のメンタリティに近いものがあって、読む前からすでに共感を覚えてしまっています。私は超理屈派(あえて「理論派」とは書かない)ですが、頭で分かるのと実感として分かっていることの違いは知っているつもりです。著者は実践を念頭においてこのようなことを書いているのではないでしょうか。「頭で理解するだけではダメだ、自分で考えて、そして体で覚えろ」、と。(完全に想像)何はともあれ、さっそく1-clickで注文して読んでみます。
2008.01.19
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政府系ファンドやオイルマネーについて調べていたら、「シャリア指数」なるものを知りました。シャリアとはイスラム法のことで、シャリア指数はS&P/TOPIX150指数からシャリアに反する企業を除外して構成した指数のようです。シャリアに反する企業とは、豚肉関連、アルコール、たばこ、ギャンブル、金融、広告・メディアなどです。面白いのは独自の財務基準で企業を選別していることです。・D/Eレシオ33%未満・売掛金/自己資本が33%未満・現預金/自己資本が33%未満といった企業が適合しているようです。D/Eレシオはいいとして、売掛金を基準にしているところはユニークですし、現預金が多くてもダメということで、キャッシュフローや経営効率をかなり意識しているようです。なかなかやりますね。構成銘柄はこちらで見ることができます。正確には「シャリア銘柄」というものがS&P/TOPIX500のうち273銘柄選定されており、そのうちS&P/TOPIX150(大型株)に含まれる79銘柄が現在のところ公表されている状況のようです。つまり残りの中小型株194銘柄はまだ公表されていないようです。それにしてもシャリア指数なんて初めて知りましたが、Googleで検索するとかなりヒット数が多かったのでびっくりしました。シャリア銘柄には潤沢なオイルマネーが流入してくることが期待されているそうですが、果たしてどうでしょうか。これだけの材料でシャリア銘柄に投資することは「思惑くん」っぽいので、もう少し情報収集したいと思いますが、なかなか興味をそそられますね。選定基準がバリュー投資家っぽいので、案外シャリア銘柄(中小型株)を保有しているってことになってそうです。まだ公表されてないシャリア銘柄194銘柄を予想して、発表されたときにどう動くかを調べるのも興味深いですね(注:先回り買いに意味あるかどうかは私には分かりません。慎重な対応をお願いします。)。シャリア指数は下げ相場でもTOPIXより堅調だったというニュースもありますし、ウォッチしてみたいと思います。
2008.01.19
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タイトル読んで、「Retrieverも下げ相場についに心が折れたか!?」と思いました??残念、投資とは全く関係ない話です。 今日、帰りにふらっと寄ったコンビニで、少年ジャンプを立ち読みしたときのこと。ジャンプには「テニスの王子様」というテニス漫画があります。テニス愛好家の私としては連載開始当時はそれはもう期待していたものです。この漫画、テニス漫画として異例のヒットとなりまして、結構な人気を博している(博していた?)のですが、あまりにも現実離れした技の応酬に私のようなコアなテニスファンからは大変な不評を買っていたと思います。今日、久しぶりに読んでみましたが、主人公の越前リョーマが。。。 超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐!!!!!! ・・・と叫びながらボールを打ってました・・・( ゚д゚)ポカーンいつの間に超人バトル漫画になったのでしょうか。キン肉マンかと思いました。超人には用はないので、静かにジャンプを閉じ、帰路につきました。デリシャスて・・・
2008.01.18
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指数は昨日、本日と連騰しました。きつかった下げからのリバウンドという意味では常識的な動きだと思います。しかし終値だけを見ればそうですが、日中足の推移はすごいものがありました。値動きで売買する「思惑くん」の中には、裏目を引きまくった人もたくさんいるのではないでしょうか。以下、思惑くんの心理推移を推測してみます。1月17日前日の指標 日経225 13,504円 (-468円) TOPIX 1,302 (-48) NYダウ 12,466 (-35) NASDAQ 2,394 (-23)寄付き前の思惑くんの気持ち(推測)「昨日は後場崩れて安値引けだし、NYも小安かったから今日も厳しそうだな。様子見だな。」9時台の思惑くんの気持ち(推測)「さすがに昨日までは下げすぎだったんだな。そろそろリバウンドがありそうだ。買っておくか。」10時台の思惑くんの気持ち(推測)パターン1「なんだか上値が重いな。もうちょっと上がっても良さそうなもんだが、あの下げでこの程度のリバウンドだったらやっぱり下げそうだな。売っておくか。」パターン2「なんだか上値が重いが、昨日まであんだけ下がったんだからまだまだこんなもんじゃないだろう。ホールドだ。」後場寄付き~13時ごろの思惑くんの気持ち(推測)パターン1その後「ほら見ろやっぱり下がってきた。売っておいて正解。薄利だが良しとするか。」パターン2その後「げげ!下がってるじゃん!やばい!昨日と同じ目に合わないためにも売りだ!」大引け後の思惑くんの気持ち(推測)パターン1、2とも「上がってる・・・なんで・・・?(唖然)」 1月18日 NYダウ 12,159 (-307) NASDAQ 2,346 (0)寄付き前の思惑くんの気持ち(推測)「やっべえ~NY激下げ。NYが下がってんのに日本が上げるわけないよ。当分厳しい相場が続きそうだな。」前場の思惑くんの気持ち(推測)「ほらみろ。今日はずっとこんな感じだな。急落もありうるぞ。」13時頃の思惑くんの気持ち(推測)「なんか上がってきた!昨日と同じパターンだな。飛び乗れ!」大引け後の思惑くんの気持ち(推測)「飛び乗ったはいいけど、引け前は伸び悩んだな・・・今晩のNYもどうか分からないし、不安だな・・・」どうでしょうか。実際には全員がこのような思考パターンで行動するわけではなく、中には17日後場の底で買えた人、17日後場に前場の高値を抜いたところで買った人、さまざまでしょう。しかし上のような感じで感情に振り回された売買をしている人は結構いるのではないでしょうか。上の例では思惑くんはまだ損してないですけど、少なくとも明日はどう行動するのかが見えてきませんね。値動きによってコロコロを判断を変えてしまいそうです。注目してほしいのは太字の部分で、1日のうちに感情や判断が何回も変わっています。上の例の思惑くんは、感情の通り行動してしまう人でしたが、訓練された人はもう少し自制的な行動を取ることでしょう。しかし多少自制的であろうとも、それがパフォーマンスを上げてくれるとは限りません。我慢強い人は我慢強いが上に最終的に大損してしまうかもしれません。どのような行動パターンを取ろうとも、期待値がプラスになるような売買基準を持っていない限り、最終的には必ず負けます。このことはマイナスサムゲームであるギャンブルを考えてみればよく分かります。テラ銭を取られるギャンブルでは、1回の賭けの期待値はマイナスになります。1回や2回だったら結果的に勝って終わることもできるでしょうが、10回、100回と回数を重ねていけばトータルで負ける確率がどんどん高くなっていきます。マーチンゲール法などを使ってどんなに賭け方を工夫しても、期待値をプラスにすることはできません。注)以上の考察は独立事象を前提としています。株の上げ下げが独立事象かどうかという議論はありますが、ここではとりあえず無視します。少なくとも上の思惑くんのような売買の中に期待値が正となるような判断根拠は見ることができません。そのような場合は、動けば動くほど損をする確率が増えるだけです。結局このリバウンドでうまく立ちまわることができた人というのは、買っておいて場を見なかった人か、予定通り行動した人なのではないでしょうか。予定通り行動した人の中にも買いが早すぎた人はいるでしょうが、今回の暴落のような急激な株価変動には歪みがあると考えるべきで、(証明するのは難しいものの)買いに回ってよい根拠はあると思います。買いが早かったかどうかは結果であって、どのような根拠で買ったかが大事だと思います。例えば騰落レシオ、安値銘柄数、信用損益率、オプションのIVなどからマーケットが行き過ぎであると判断し、狙っていた銘柄に買いを入れるというのはバリュー投資から逸脱していないと思います。「良い株を安く買う」の「安く」の部分に相当します。もちろん、安さの絶対的基準もクリアしなければなりません。株価の変動ほどに企業の実態が短期間に変化するわけはありませんから、ボラティリティに呑まれず冷静に判断したいものです。
2008.01.18
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本日のオープニングベルのセクター分析は造船業界だった。覚えている範囲でまとめてみる。・世界の造船しゅん工量は01→06年にかけて右肩上がり。 01年 3200万トン → 06年 5200万トン (目分量)・日本の造船会社 今治造船 238万t ユニバーサル造船 184万t 三井造船 150万t MHI 149万t など・しゅん工量の各国シェア 1位 韓国 36% 2位 日本 35% 3位 中国 15% アジア3国で86%ものシェアがある。 韓国は90年代から国策で造船を強化した。・受注量の各国シェア 1位 韓国 38% 2位 中国 27% 3位 日本 23% 日本の受注量が低いのは選別受注をしているから。・業界の取組みポイントは「コスト削減」と「納期短縮」 コスト:鉄板の切り方を工夫して無駄をなくした → 鉄くず5%減 溶接の自動化(ロボット導入) 納期:ブロック(地上で予め組み立てておく部分)を大きくした →大型クレーンへの新規投資が盛ん・再編はあるのか?という話題があったが、聞き逃した・船舶の種類 LNG船・・・液化天然ガスを運搬 タンカー・・・石油を運搬 バラ積み船・・・鉱石、石炭、鉄鋼などを運搬 コンテナ船・バラ積み船が伸びている < 中国でインフラ整備が進められているから・バラ積み船価格は03年以降で2倍以上の価格になっている。海運・造船は思いっきり景気循環だと思うので、あんまり興味がありません。造船不況になってから考えます。
2008.01.17
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下がっとります。午前中、短期的には底入れか?と思わせて後場崩れました。Mr.マーケットはやり手ですね。さすがに下げすぎだからリバウンドがあるだろう、とつい思ってしまうわけですが、そういう予測はあてにしないのが賢明だと思います。だって昨日だって「今日が底だ!」と思ったのではないですか?今日の前場だって「ほらリバウンドしてきた。これは底打ちだな。」と思ったのではないですか?「新興市場は下げすぎ。株の本も書店から消えてきたし、株ブログの更新も滞っている。これは買いのサインだ。」って、今に始まったことですか?前から同じようなことをいろんなところで聞いている気が・・・デジャヴでしょうか。こういったことを根拠にして売買することを「思惑による売買」と言います。根拠が希薄です。最後の「株の本が書店から消えたら~」の類は、一見まともなように見えますけどやっぱり思惑にすぎません。定性的には正しいでしょうが、どこで反転するかは答えてはくれません。つまり定量化がさていませんし、定量化することは難しいと思います。仮に、昨日までは「日本株はまだまだ下がる」と思っており、「今日の下げがセリングクライマックスだ」と判断し、明日以降、予想通りに反転したとしても、全然すごくありません。たまたまだと思います。中には詳細なデータなり統計なりを駆使しているので、これは根拠のある予想だと主張する人もいるかもしれませんが、今後、再現性はあるのでしょうか。あるいは再現性があると主張する根拠は何で、どうやって証明するのでしょうか。疑問に思います。逆に言えば、「これほどまで下げるとは思わなかった。買いが早すぎた。反省して、今後に役立てたい。」というのもあまり意味のない反省だと思います。「買いが早すぎた」のは事実でしょうが、反省しても今後に役立つかどうかはわかりません。役立つのは下げ相場が続く場合です。もし、「反省して、今後に役立てて」しまうと、上げ相場になったときに思うように買うことができません。そのときは、「業績がいい株だったのに躊躇してしまった。もっと積極的に行くべきだった。反省して今後に役立てたい。」とでも言うのでしょうか。つまり、予想が当たったからと言って自分はすごい投資家だと思わない方がいいし、予想に反して含み損を抱えてしまったところで、自分を過小評価する必要もないということです。私だって、偉そうなことを書いていますが、今回の下げで含み損だらけですよ。でも自分の基準に照らし合わせて合格した株を買っているので、先日書いたように「不快でこそあれ、不安ではない」のです。本当に達観した投資家は不快ですらないのでしょうが、私はまだそこまで修行ができていませんね。それでも精神的にはだいぶ安定していると思います。株価はどこまで下がるか分かりません。でも株価よりは業績の方が読みやすいです。私は株価は読みませんが、業績は読みます。そうは言っても業績予想だって難しいです。そして、利益の予想は特に難しいです。ですから私は、損益ポジション倍率の高い企業の株に好んで投資します。損益ポジション倍率の高い株は、弾性係数が小さくなりますから、売上の上下が利益に与える影響が小さいです。注:「影響が小さい」のは相対的に小さいということ。同じような利益構造(すなわち変動費率と固定費額)をした2つの会社があった場合、損益ポジション倍率の高い方が売上の上下が利益に与える影響が小さい。注2:損益ポジション倍率=実際の売上高/損益分岐点売上高注3:弾性係数とは、売上が1変動したとき、利益がいくら変動するかを表す係数 損益ポジション倍率は、固変分解のめんどくさい作業をしなければ計算できませんが、損益ポジション倍率が高い企業は売上高利益率も高くなりがちですので、私は売上高利益率が高い企業が好きです。このように選別された企業を、今回のような暴落で安い値段で買うことができれば、投資の期待値はかなり上がると思いますし、「自分の基準を満たすエクセレントな企業を、これまた自分の基準以下の値段で買うこと」が出来さえすれば、とりあえずエントリーについては全く問題ないんじゃないでしょうか。たとえそのあと株価が暴落したとしても。そしてその「自分の基準」は人それぞれでしょう。そこは私が口出しできるところではありません。 エントリー後は、自分が正しいか、マーケットが正しいかは、その後の業績が証明してくれます。このような投資手法を広義の「バリュー投資」と呼ぶことにすれば、「業績が自分の睨んだ通りに推移したのに、10年経っても20年経っても株価が上がらず、そのうち肝心の業績が下降線になってしまった」というのが唯一のバリュー投資の唯一の敗北だと思います。普通はそのようなことは起こらず、少なくともいずれは業績が株価に反映されるはずです。それがバリュー投資が機能する前提です。この前提が間違っているなら、私はいずれ破産することになると思いますが、「ゴールデンクロスは買い」よりはずっとましだと思っています。
2008.01.16
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前回に引き続き、益回りとPBRの平均と中央値を出してみました。今回は東証1部の平均も出してます。前提条件は株価が1/11時点のものになった以外は同じです。1/4→1/11の順全市場益回り 平均4.50%、中央値6.65% → 4.72%、6.92%PBR 平均1.36倍、中央値0.96倍 → 1.30倍、0.92倍東証1部(1/11時点)益回り 平均6.27%PBR 平均1.36倍1週間でまた割安になってますね。今日も下落しましたので、さらに進行したのではないでしょうか。それにしても全市場PBRの中央値0.92て。普通の銘柄はPBR1倍割れてるような状況ですね。
2008.01.15
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勝間和代さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術」を読みました。Amazonでベストセラーになっている本なので、もう読んだこともある方もたくさんいらっしゃると思います。12月13日に1刷で、今日買ったときはもう5刷になっていて驚きました。効率が10倍アップする新・知的生産術【個人的評価】新しい知識・情報が得られるか ★新しいものの見方・見識が得られるか ★★知識・情報の整理・体系付けに役立つか ★★★総合評価 ★★★(★★★が最高評価、★が1つでもつけば高評価)勝間さんの本は「決算書の暗号を解け!」「お金は銀行に預けるな」を既に読んでいますが、どちらも素晴らしい出来です。内容の良さもさることながら、読者が理解できるように配慮が行き届いている印象を受けます。お薦めです。さて、この本は昨今流行りの仕事術、ハック系の本に位置づけられるかと思いますが、テクニック的なものを集めただけでなく、原理原則にまで踏み込んであると同時に体系づけられている点が秀逸だと思います。それだけでなく、紹介されているテクニック、Webサイト、書籍、ガジェット類はメーカー、型番、URL、著者書名など含めて書かれており、具体性のあることこの上ないです。とても実践的な本だと思います。私は勝間氏とは生活パターンが違うので(例えば自転車通勤をしても時間の節約にならないなど)、多少modifyする必要があると感じましたが、大変参考になりました。一番気になったのはフォトリーディングです。受講費が高いのでずっと二の足を踏んでいましたが、効果があるのならインプット量の増大と時間の節約で十分元が取れると思いました。今年、受講してみたいと思います。また、アウトプットの技術としてブログ→出版という流れについて書いています。私は出版することは全く考えていませんでしたが、出版を年頭におかないとしても「アウトプットの武者修行」の場としてのブログの効用をよく理解することができました。ブログを通じて自分の伝える力や、体系的に理解する力が向上できるよう努力したいと思い増した。
2008.01.14
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「企業価値とか何とか言ったって、バリュー投資家が『割安だ』と言ってた株も軒並み下がりまくってるじゃないか。結局株は需給だよ。」そういう声が聞こえてきそうです。確かに株は需給だと思います。需給を読むことができれば、投資パフォーマンスは飛躍的に向上するでしょう。割安だろうがなんだろうが、買う人がいなければ株価は下がります。しかし、需給を的確に読んで、それを投資行動にまで活用できる人がどのくらいいるのでしょうか。ひょっとしたら中にはそういう人もいるのかもしれません。しかし少なくとも私はそういうことはできませんし、体系付けられて検証された方法を私は知りません。もしいい方法があるのなら教えてほしいくらいです。それに比べて、バリュー投資はある程度確立された手法で、学べば誰でも基本的なフォームを身につけることができる類のものだと思います。いいんじゃないですか、株価が下がっても。株を買った時点で割安だと思って買っているのですから、その判断が正しければ、企業は予定通り稼いで、利益を上げ、キャッシュを蓄積していきます。時間が経てば経つほど、その利益やキャッシュは増大していき、株価がそれ以上下がらなくてもPERやPBRなどの指標は低下していきます。さらに株価が下がるようなら、さらに指標は低下します。さすがにPER2倍とかだったら買うんじゃないですか?だってたったの2年で投資が回収できるんですよ。しかも税引き後で。こういうのがバリュー投資(ここでは企業価値に基づいた投資という意味)の利点だと思います。しっかり調べた。利益の質も高い。株価も安い↓購入↓さらに株価下落。さらに割安に。↓オーマイガッ!な人が増殖しているようです。さらに割安なんだったらまた買えばいい。もし種がなくて買えなかったりしても、それはマネーマネジメントの問題です。バリュー投資とは関係ない。含み損を抱えているとしても、自分の判断通りに企業が業績を上げているんだったら、それは、購入したのはミスでもなんでもないんじゃないでしょうか。そして自分の分析に自信がない、あるいは予測不可能な不確定性が怖いんだったら資産バリュー株はどうですか、というのが昨日の記事でした。資産バリュー株は資産という、収益と比べたら評価がブレにくいものを評価の根拠に置いているので、リスクは少なくなります。ここでいうリスクは危険という意味ではないということに注意してください。下値が堅いと同時に、市況が好転したときの上値も限られるでしょう。つまりリスク=ボラティリティと言い換えてもいいです。いずれにせよ自分なりの根拠を持つことが大事だと考えます。株価はコントロールできません。コントロールできるのは、自分のルールだけではないでしょうか。
2008.01.13
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荒れまくる相場に、途方に暮れている人も多いのではないでしょうか。何を買っていいかわからない、何を持っていても滑り台に乗っているような気がする。そんなあなたには、資産バリュー株をお勧めします。その前に、株を全部売るという選択肢もあることを言っておきます。持っていなければ、怖い思いをすることも、ストレスで胃が痛むこともありません。その代り、反騰の恩恵にあずかることはできません。今の水準が、長期的には勝てるポジションだと思うのならば売る手はないでしょう。ただし、これから下がると思っているのに株を持ってるなんてナンセンスに過ぎません。すぐに手放した方がいいと思います。次に株を売る気がない方で不安で不安でしょうがない方は、持っている銘柄のことをよく知らないのではないでしょうか。持っている銘柄がどのような特性の事業を営んでいて、どのくらい稼いできて、どのくらい稼ぎそうかをよく知っていれば、株が下がっても不快であれこそすれ、それほど不安にはならないと思います。なぜなら株価が下がっても、その会社が稼ぐ利益・キャッシュフローは変わらないからです。株が下がってどうしたらいいか分からないというのは、その会社の利益・キャッシュフローがどうなるか分らないという不安もあるのではないでしょうか。そういう不安は、事業素質が良く、業績もいい会社の株を保有することでかなり軽減することができます。そうは言っても、人間、判断ミスをすることもありますし、いくら調査しても分らないことはたくさんあります。予想外の成長鈍化、市況の悪化などで頼みの綱の業績が悪化することも多々あるかと思います。そういう方にうってつけなのが資産バリュー株だと思います。利益の変動は激しいですが、資産の変動はそれよりずっと穏やかです。今期予想利益1億円はひょっとしたら0になることもありますけど、現在持っている資産1億円(換金性の高いものに限ります)は、赤字になったりしない限り1億円のままです。実際には資産バリュー株とか収益バリュー株というのは便宜上の区分にすぎなくて、どの株も資産バリューと収益バリューの両方を持っています。企業価値=事業価値+資産価値で、資産価値の占める割合が高い株を資産バリュー株と呼んでいるにすぎません。(事業価値=収益バリュー、資産価値=資産バリュー)今のように市場参加者の先行き懸念が台頭し、リスクを回避したがっている状況のとき、上の式でよりリスクの低いのは事業価値と資産価値のどちらでしょうか?企業価値に占める資産価値の比率が高い株を持っておけば、おそらく下値は堅いでしょうし、逆にそれでも短期的に株価が大幅下落するようなら、収益バリュー株の下落よりも高い確率でダウト!と言えると思います。私は、特に今より資産バリュー株にシフトしようとは思いませんけど、不安で仕方がない人にはこういう考えもあるかと思います。
2008.01.12
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WOWOWがウィンブルドンの放映権を獲得した模様です。これで、テニス4大大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)のすべてをWOWOWで見ることができるようになります。私は全豪、全仏、全米を見るためだけにWOWOWを、ウィンブルドンを見るためだけにNHK-BSに加入しており、他の番組はほとんど見ないというなんとももったいない状況だっただけに、個人的には朗報(NHK-BSを解約できる)なのですが、テニス界全体のためには今回の出来事は大変残念だと思います。というのも、「テニスはあんまり興味ないけど、とりあえずウィンブルドンくらいは見ておくか」といった層は日本ではある程度存在すると思われ、無料でウィンブルドンを見られる機会がなくなってしまうことは大きな損失だと思うからです。日本では70年代にテニスブームがありましたが、世界的にテニスがメジャーなスポーツになるきっかけとなったのは、何といっても1980年ウィンブルドン決勝のボルグvsマッケンローです。第4セットタイブレークの18-16というスコアはもはや伝説となっています。どうやらこの試合が、初めて世界中で生中継されたスポーツイベントだったらしく(注:アメリカでもヨーロッパでもアジアでもオーストラリアでも・・・という意味)、イエス・キリストのような風貌で感情を表に表わさず、正確無比なストロークで淡々とプレーするボルグに対し、感情表現豊かに攻撃的なネットプレーで勝負するマッケンローといった好対照な2人のマッチングが対戦を非常に面白いものにしたことも幸運でした。激闘の末、前人未到の5連覇を達成したボルグが芝の上にひざまずき、神に祈るような仕草をしたこと、それに対してベンチ(当時は「イス」ですが)に座り大きくうなだれるマッケンローの対比もまた印象的で、テニスはワールド・スポーツとして歩み始めたのでした。それ以降、それまでテニスが盛んでなかった東欧、ロシア、南米からも次々と有力選手が登場したこともこの試合抜きにはあり得なかったと言われています。私はこの試合は残念ながらビデオでしか見ていませんが、うわさ通りの手に汗握る好ゲームでした。(展開は現在のテニスとは比べ物にならないくらいスローですが。これは主にラケットの進化によります。ただし、遅いからレベルが低いとは一概には言えません。)ちょっと話がそれましたが、言いたいことは、このような素晴らしい試合が放映されるかもしれないのに、それを日本の「潜在的」テニスファンに届けることができないのは非常に残念だ、ということです。他の4大大会の地上波放映も、相次いで縮小&打ち切りの憂き目にあっており、ますますテニスがマイナースポーツになっていきます。バレーボールなんか、日本が弱くてもゴールデンタイムに放送してますよね。なんであれだけ盛り上がるのかわかりません。まあ、テニスはああいった盛り上がるようなスポーツじゃないですけど。
2008.01.11
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本日OPBでのセクター分析は紳士服量販店だった。忘れないうちにメモしておく。・紳士服量販店は大きい店舗に豊富な品ぞろえ、低価格路線で拡大してきた。・業界1位の洋服の青山と2位のAOKIの間には2倍の売上高の差がある(2000億と1000億)。・3位はるやま、4位コナカは500億円台。ツープライス専門のオンリーが73億。・団塊の世代退職、若年層の減少から市場のパイは減少傾向。・郊外型店舗とツープライス店の2つの業態がメイン。・若年層を中心に買い替え周期が短くなりつつある(3年→1~2年)。 →各社、ツープライス店で若年層のさらなる需要を掘り起こし中。・女性の職場進出が進み、「スーツを着る女性」が増えてきている。 →各社、女性向け商品を強化中。・女性もターゲットとするため、AOKIは店名から「Men's Plaza」の文字を取った。・AOKIとコナカはM&A志向。青山は自前店舗で拡大。・AOKIは他事業にも進出(ブライダル事業のことだと思われる)。・AOKIとコナカでフタタ争奪戦が繰り広げられたが、さらなるM&Aがあるかもしれない。 【コメント】・市場のパイが小さくなっていくのは明白であり、たとえ女性向けが伸びたとしてもいずれは頭打ちになりそう。 ・せっかく買い替え周期が短くなっても、その需要を格安品(2プライス店)で満たしても売上は伸びないのではないか。・2プライス店と言っても、低いほうのプライス(19800円)のものは品揃えが悪いなど、事実上高いほうのプライス(29400円)が主力であり、また裾上げなどの料金も取られることから大した値ごろ感はない(オンリーで買っての感想)。・軒並みPBR1倍割れであり、期待もされていないため、意外と上値はあると思われる。・形態記憶に始まり、夏でも涼しいスーツなど、機能付加に関しては目覚ましいものがある。個人的にはこういった開発力に注目したい。
2008.01.10
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本日、今年の初取引を行いました。結果的には1月4日の大暴落で買わずに今日まで待って良かったのですが(と言っても「より安く買えた」だけで結果はまだ分かりません。)、あんまり喜んでいられません。というのも、今日まで買いを引きつけたというよりは、単に手が出なかったからです。マイルールに従えば、1月4日の大暴落は多少でも買いを入れる場面です。それが、正月ボケと想定外の下げの大きさに完全に手が動きませんでした。短期的な暴落は、それまで高くて手が出なかった優良企業を買うチャンスです。マネーマネジメントさえしっかりしていればそれほど怪我はしないはずで、中長期的に見ればいい買い場だったということが往々にしてあり得ると思います。今日がそういう日になればいいのですが、結果は神のみぞ知る、ですね。まだ下がっても余裕はあります。現在のように景気減速懸念がある時には、利益率が高い銘柄がいいと思います。理由は利益率が高ければ、売上のブレが利益に与える影響が(相対的に)小さいからです。利益率が高いということは損益ポジション倍率が高く、弾力係数が低いということです。たとえば昨年分析したエーワン精密(営業利益35%前後)などは、今後、景気が減速しても減益になることはあっても、まず赤字になることはないでしょう。もしくは変動費率が高い銘柄がいいと思います。変動費率が高いと、売上が伸びてもそれほど利益が伸びない反面、下がってもそれほど利益が減らないという利点があります。変動費型企業と固定費型企業、どっちがいいという訳ではなくて特性の違いですが、私は変動費型が好きですね。固定費型企業は、業績拡大場面で信じられないような業績や株価の伸びを示しますので、そちらの方が魅力的な人もたくさんいることでしょう。
2008.01.09
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会社四季報スクリーニングブログを久しぶりにチェックしてみたところ、どうやら今年中に会社四季報CD-ROMがバージョンアップする予定らしい。バージョンアップに伴う機能追加は、・業績DLデータを拡充し、スクリーニングにも使えるようになります。 ・業績DLには四半期データも含みます。 ・業績DLデータは連結・単独を気にせずスクリーニングできます。 ・CD収録の1株当たり指標は権利落ち修正データと修正前データの両方を収録します。 ・キャッシュフロー計算書、株主資本等変動計算書などからも新項目を追加します。・株価DLには一部テクニカル指標も追加します。とのこと。他にも何か考えているようです。これはかなり期待できるバージョンアップではないでしょうか?特に、四半期業績への対応と連結・単独を意識せずにすむ点が非常にありがたいです。今、四季報CD-ROMを定期購読していますが、年あたり1号買うだけで充分かな?と思い始めていたところでした。これを見てとりあえずあと1年は定期購読を継続することを決めました。
2008.01.08
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外国の友人に「麻雀牌とマットを送ってほしい」と頼まれたためAmazonを物色していると、こんなものが目に留まりました。バリュー麻雀入門題名のインパクトから思わず1-clickで注文してしまいそうになってしまいましたが、なんとか踏みとどまりました。バリュー投資とは何の関係もないみたいです。バリュー投資的な、統計的に優位な麻雀の打ち方を指導してくれるCD-ROMだったらよかったのですが。それにしても紛らわしい名前付け過ぎです、って引っかかりそうになるのはバリュー投資家だけですか。少数ですね。・・・しかしなんでバリューって付いてるんだろう??
2008.01.07
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会社四季報CD-ROMを使って、連結決算で1/4に株価が付いている(つまり出来高0でない)企業の益回り、PER、PBRの平均及び中央値を出してみました。【条件】・会社四季報CD-ROM2008年第1集を使用。・株価は2008年1月4日の終値を使用。・対象は連結決算で2008年1月4日に株価が付いている2981社。 (ちなみに全企業の数は3942社、うち連結決算企業は3316社。)【益回り、PER、PBRの算出方法】・益回り(%)=今期予想EPS(円)/株価(円)×100・PER(倍)=株価(円)/今期予想EPS(円)・PBR(倍)=株価(円)/前期末BPS(円)つまり、PBRについては最新の値ではありません。例えば3月決算企業の場合、今期中間期末時点でのPBRを用いた方がより新しい情報ではありますが、四季報CD-ROMの制約で算出できません。・EPSが0円の場合、PERはエラー表示になってしまうため、そのような企業は平均PERおよびPERの中央値算出対象から外しています。・逆に益回りの方は、EPSが0でも益回り0%と算出されるだけですので、平均値および中央値算出の対象になっています。それでは以下が結果です。益回り 平均値4.50%、中央値6.65%PER 平均値21.0倍、中央値13.1倍PBR 平均値1.36倍、中央値0.96倍いかがでしょうか?私自身の感覚としては、平均値より中央値の方が実態に近いと思います。これら3つの指標のように、正規分布に従っていない(ヒストグラムで確認済み)ものの場合、平均値より中央値で把握する方がpracticalではないでしょうか。また、益回りの平均値と中央値の逆数を取ると、益回りの平均値の逆数 22.2益回りの中央値の逆数 15.0となり、平均PER及びPERの中央値とやや乖離しています。とは言え、乖離の幅は思ったより大きくありませんでした。サンプルが約3000社と多かったので、異常値の影響が小さかったと思われます。次は東証1部のみに絞ったりして調べてみて、東証発表の平均PERなどと比較してみたいと思います。
2008.01.07
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ようやく会社四季報の通読が完了しました。始めたのが12月16日なので、22日もかかったことになります。1日当たり200社弱。最後の方の銀行業、証券業、卸売業、不動産業はかなりはしょってしまいました。これを2日、時間にして7時間で読破してしまうたーちゃんさんは鉄人だと思います。次号もやるかどうかわかりませんが、やるとしたらもう少し時間をかけずにやろうと思います。四季報CD-ROMでの通読も試みようとしたのですが、(1)マウス操作(あるいはキーボード操作)に要する時間(2)個々の企業の情報が表示されるまでの時間が長く、1社ではたいした時間ではなくても4000社の積み重ねではかなり時間のロスになります。また、(3)PBR、PER、増額か減額か、などが一瞥で確認できない。(4)PCのフォントは紙と比べて視認性が良くない。といったディスアドバンテージがあることに気づき、断念しました。その反面、詳しい財務業績を見たかったら四季報CD-ROMは重宝します。過去3年分だけですけど。
2008.01.06
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「のだめカンタービレ」を見てしまったので記事を考える暇がありませんでした。ネタは結構あるのですが、未完成の下書きのみたまっていきます。数日前の高配当株のどこがいいんですか?という記事に対しる反響は予想よりすくなかったですね。わざと刺激するように書いてみたので、強烈な反論をわくわくしながら期待していたのですが。どんなに有望な投資先(企業の設備投資などの意味)でも、100%成功するとは限りませんから、配当の紙を紛失したりしない限り(笑)、100%還元される配当というのは割引率を下げる効果が多少あると思いますよ。その分だけ、株価は上がってもおかしくないでしょうね。ほんのわずかだと思いますが。配当狙いでもいろいろ戦略はありますから、私がそれ自体をとやかく言う気も権利もありません。たとえば、「これこれこういう理由で、今後高配当株が人気化するはずだ」というシナリオが成立するなら、買うのも何するのも自由です。私は何も言えません。一番気になるのは、キャピタルゲイン狙いより、インカムゲイン狙いと言っておけば(特に今のような下落相場では)賢明な投資家に見えやすく、批判も受けにくいということです。もっと言ってしまえば、株価が下落しても「配当狙いだから関係ない」という言い訳に使われてしまいかねないということです。無意識のうちにそういったインセンティブに駆られている人もいるのではないでしょうか。私の投資コンセプトは、「あくまで総合的に、バランスよく」です。ある閾値を決めて、それ以上は合格、それ以下は不合格、というような判断もしません。99%が不合格で101%が合格って何か不条理じゃないですか?そこにあるのは2%の差です。97%と99%の差と、ほとんど同じ差のはずです。99%のは99%の評価を、101%には101%の評価をしてやることがフェアだと考えます。「高配当」とかただ一つの特性を掲げて、それをもって購入理由としてしまうことに対する批判を表明しています。
2008.01.05
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四季報を見まくって(読みまくって、というレベルにないので)思いついた仮説。たとえばPER9倍、PBR3.5倍とかの低PER高PBR株で、株価の推移が2年くらいダダ下がり、チャートが「へ」の字みたいになっているもの。こういった企業の利益剰余金はマイナスになっていることが多い。そして(利益剰余金マイナスになるような企業なので当たり前だが)、赤字続きだったり、赤字じゃなくても利益率が低い(だいたい3%以下)。こういったものも高PBR株(=成長株に分類)には違いない。大きく成長しつつあるため評価が高く、高PBRになっている企業もあれば、このようなしょぼい業績ながら高PBRになっている企業もあるのだ。検証系の本や雑誌記事などで、低PBR株優位の統計が良く出ているが、ああいった統計はこの2種類の高PBR株を区別しているとは思えない。この2つは全然違うと思うのだが。もし、上記のような「似非」成長株を除外して統計を取ったらどうなるのだろうか、ひょっとしたら意外と高PBR株もいけるんじゃないかと思った。仮説にすぎないけど。
2008.01.04
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大発会から日経平均-600円超えなんて、さすがに驚きました。のんきに着物姿でアナリストによる今年の相場大予想なんてやってるオープニングベルが滑稽に見えます。為替って、いまさらながら影響力あるんですね。原油が一時100ドル乗せするなど、それだけではないんでしょうけど。しかし109円台なんて、大した円高でもないように思うんですけど、過剰反応しすぎじゃないんですかね。原油100ドルも、前から行くと言われていたし。原油高で企業業績に影響が、って言ったって円高だったら相殺されるじゃん、と単純に思ってしまうのですが。四季報読んでいくと、「原材料高」って言葉がこれどもかとばかりに出てきますが、原材料を輸入している内需系企業にとっては好材料じゃないの?外需企業にとってだって、これだけグローバル化、現地生産が進んできた今、わざわざ為替レートを考慮して円ベースで企業業績を考えることにどれほどの意味があるのだろうか。ドルベースで考えると企業業績にはプレスってことでしょ?以上、あまりにも単純すぎる思考なのかもしれないけれど、一気に100円割れとかしないかぎり、そんなに影響があるとも思えません。
2008.01.04
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最近、「PERが低いから」と同じくらい鼻につくのが「高配当だから」という理由で株を買う行為です。と、書いたらかなり反論を受けそうなんですが、高配当であることのアドバンテージは一定の水準で認めつつも、はっきり言って過大評価だと思います。「低PERだから」よりは少しだけ、賢明な投資家に見えるという理由で購入理由にしていませんか?PERと同じく、高配当というのも単なる評価項目の一つにすぎないと思います。高配当でも、業績が悪ければいずれは減配や無配転落もあり得ますし、高配当でも、配当性向が高すぎると本業の投資に回せませんし、もともと高配当だったわけでもないのに、本業不振や先行き不安から株価が劇下げして、高配当銘柄扱いされているものもありますし(いい例がフージャース)、高配当というだけでは別に評価できないと思うんですけど。もちろん配当だと、投資家に確実に還元されるので、成功するかどうかわからない設備投資と比べたらリスク自体は低いでしょう。下手に設備投資するくらいなら、税金引かれてでも現金で還元してくれい!というニーズも分かります。しかしファイナンスの観点からは明らかに「評価されすぎ」だと思います。行動ファイナンス的にも、人間は長期的に損得を考えるのが苦手で、目先の高配当を過大評価する傾向はあると思います。何やらグロソブが人気だったことと同じような構造を見てしまいます。もちろん、業績が安定的に拡大し、それに伴い配当も増え、当初の投資額から見ればすごい配当利回りになっている企業もたくさんありますし、それこそが配当重視の投資の醍醐味、と主張する人もたくさんいることでしょう。一理あります。しかしそれも、基本は「業績が安定的に拡大」することであって、高配当であることは直接の関係はないはずです。私が高配当を評価する理由は基本的に、成長性に見合っているかということだけです。成長余地がたくさんあって、有益な投資先がある状態だったら配当はしてほしくないですし、逆に成長が見込めないなら利益はため込んで死に金にするよりは配当、もしくは自社株買いしてほしいです。そういった資本政策が成長率と整合的なら評価できます。高配当は大変結構ですが、PERと同じくそれだけを見て投資するのは大変危険だと思います。「リスクはあるけど高配当だからまあいいか」と、言い訳的に使っている例も散見され、大変良くない状況だと見ています。
2008.01.03
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2007年は結構本を読みました。今年は、必要に応じて読むという感じにしたいです。投資の本に関しては、一通り読んできた気がしますし、いまさらテクニカルの勉強をするつもりもないし、よほど画期的な方法が書いてない限りはそれほど興味をそそられるとは思えません。それでもついつい買ってしまうのでしょうが。今まで読んできた本の書評をまとめて乗せようと思うのですが、いつも躊躇していしまいます。というのも、私が役に立つと思った本でも、ブログを読んでくださる方々に役立つとは限らないからです。同様に私が素晴らしいと思い、評価が高い本でも、読んでみてがっかりする人もいるでしょう。誤解を恐れずに言えば、私にとってはすでに知っているような内容で、得るものがない本でも、読む人によっては目から鱗がおちるようなことが書いてあるということにもなるかもしれません。過去に私が素晴らしいと思った本でも、今読み返してみたら評価に値しないと思える本もたくさんあるし、本というものは本当に読む人によって感じ方が異なるものだと思います。それだけに評価は慎重にしたいと思うと同時に、それなりに需要もあるようなので今後は書評なども書いてみたいと思います。そこで書評を書く際には、以下の点をしっかり区別して書こうと思います。 自分がその本を読んで、(1)新しい知識を得た(2)新しい視点を得た(3)知識の整理や体系化に役立った これらのいずれか、または複数の観点から有意義だったと思えた場合、いい評価をつけたいと思います。また、どういう人が読んだら役に立ちそうか、についてもなるべく言及します。ご期待ください。
2008.01.02
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あけましておめでとうございます。なんか休みの方が忙しい気がするRetrieverです。この年末年始はしっかりと投資研究を行う予定だったのですが、四季報通読を多少やっているだけで時間が過ぎて行っています。四季報通読は、単純に面白いんですが、やはり効率は良くない気がしています。読むのが遅すぎるせいか、まだ1200ページくらいをさまよっています。15秒くらいだとほとんど読んでるとは言えないので、ある程度時間を取って数字を見てしまいます。何回も行って、慣れてくれば違うんでしょうけど、まだ読む基準というものがないので苦戦しています。自分の基準に満たない企業をふるいにかけて読まないようにするとスピードアップはするのですが、そういうのを通読というか疑問だし、やってることがスクリーニングとあまり変わらない感じになってしまいます。PERとPBRでまずふるいにかけるという手もありますけど、低PER低PBR銘柄は四季報を読んだだけでは冴えない銘柄が多いし、宝が潜んでいる確率はそれほど高くないように思っています。(中にはあるのでしょうが、あくまで確率の話)中には掘り出し物と思える企業もいくつかありましたが、それよりは「どうしてこの企業が評価が高いのか」の方が気になります。赤字だらけなのに高PER高PBRの銘柄も結構あって、謎です。こういう銘柄はまあ後回しなのですが、人気の銘柄がなぜ人気なのか、それに対して興味が尽きません。派手なIT銘柄とかではなくて、どの企業もPRB1倍割れ基本の低PBRの業界なのに、PER18倍PBR1.8倍とかに評価されていたり、とかそういう企業が気になります。とりあえず今年はそういった銘柄もウォッチしていきたいです。
2008.01.01
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