PR
カテゴリ
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
株の初心者本などを見ると、「自分の身近にある企業と投資対象にしよう」てなことが書いてあることがあります。
このブログを見に来る方はよく勉強されている方ばかりなので、身近な企業と言う 理由だけ で投資してしまうことはないと思いますが、身近な企業はその強みなど、いろいろと肌身で感じることもできますので、調査対象としては良いのではないかと思います。
(ただ、これも賛否あるようです。自分の職業が属する業界への投資は避けている投資家さんもいらっしゃいます。その業界の理解に対する自信過剰などが理由だそうです。)
例えば私は茨城県に在住していますが、地元の有名な企業にココスというファミレスがあります。
ここはとにかく出店政策がひどいです。店舗と店舗の間が全然離れていません。茨城まで来ると車社会ですが、私の家から車で気軽に行ける範囲にあるココスは10店舗以上あります。系列店の焼肉宝島などを入れるともっとです。
ほんと、この近辺を走ると「またココスだ」って感じです。
私はこれだけで投資対象からはずしています。儲かってるかどうかすら知りませんが、あんな出店政策では自社競合がきつくて大変だと思いますし、仮にこのような過密状態がこの付近のみの現象だとしても、まともな経営判断ではないと思います。
ひょっとしたらいわゆる「ドミナント経営」なのかもしれませんが、ちっともドミナントを形成できているようには思えませんし^^
とまあこのように、「身近な企業に難くせつけて投資対象からはずす」ことは有効だと思われます。
身近な企業の良いところは過剰評価してしまいがちですが、目に付く悪いところは確実に悪いところだと考えています。