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今日は4回目です。CFの分析をします。
4.CF分析
2002年3月期から6年分のCF計算書から、横軸に営業CF、縦軸に設備投資額を取ったグラフを作り、経緯を見てみました。

建設中の研究開発棟の建設仮勘定114百万円が設備投資額に含まれていないと想像しています(IRに確認予定)。
フリーキャッシュフローFCFを、FCF=営業CF-設備投資額で定義すると、グラフ中のピンク色のラインがFCFプラスとFCFマイナスを分けることになります。
コタの場合、2005年を除いてFCFはプラスで、キャッシュを稼いでいることになります。
運転資本構造分析では危ない感じでしたので、これでキャッシュも稼いでなかったら大変なところだったのですが、とりあえずその心配はありませんでした。
ただし、会社がこれから2~3年で12億の投資を行うと明言してます(研究開発棟を新設中、続いて工場の拡張など)し、いよいよ関東へも本格的に進出するみたいですからキャッシュ周りは注視しておく必要があるでしょう。
推移を見ると、2002~2004年の3年と2005年~2007年の3年の間の設備投資額に違いが見られます。
唯一FCFがマイナスになった2005年には4億以上の投資をしていますが、この内容が良くない。以下有報より。
当事業年度の設備投資の総額は、421,752千円であります。その主なものは、本社新社屋建物及び設備一式246,879千円、太陽光発電設備19,800千円、新製品に伴うチューブ充填機械装置23,809千円、新製品等に伴う金型23,580千円、パソコン(44台)13,177千円、及び販売・生産基幹システム27,500千円等によるものであります。
本社新社屋関連は、まあ良しとしましょう。しかし藤野英人さんの「スリッパの法則」にあるように豪華な新社屋を建てたときが業績か株価のピーク、という話もありますし嫌な感じです。
コタの古い社屋が築何年でどんな建物だったのかは私は知らないので、新社屋は研修施設など必要だった施設を備えているので、とりあえず必要な投資だったとしておきましょう。
「?」なのは太陽光発電とパソコンです。
太陽光発電の意図はよくわかりません。CSR活動でしょうか?環境に配慮するのは結構なことですが、投資という意味ではあまり割りに合わないと思います。
個人宅向けの話ですが、ちょうど2005年ごろ私も計算してみたことがあって、太陽光発電のモトが取れるのは20年後でした。これなら米国債でも買っておいたほうがましです。
パソコンは44台で1300万円。平均30万円ですか??たぶん営業の人に持たせた(事業報告書より)ものだと思いますが、ちょっといいもの買いすぎじゃないですか??額自体はそれほど大きくないですけど。
また、金型はやっぱり結構かかりますね。
話がCFから少しそれました。2006年の営業CFは545百万円でしたが2007年は398百万円と、結構減りました。
CF計算書から要因を探りますと、引当金の減少と、やはり運転資本の増加が主要因でした。
引当金の減少は主に役員退職慰労金で、07年3月期は2人の役員が退職してすでに引当て済みなので会計上の利益に影響はありません。しかし2人で1億1300万円っていうのは普通なんですかね??結構払っているなあという印象でした。
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