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ドル円が102円台まで戻してきました。97円台で買えましたが、ラッキーなことに少なくとも短期的には底付近で買えたようです。
こういうときにどう思えば良いか。
まず、 意識して思いきり喜ぶべきでしょう。
なぜなら、行動経済学(行動心理学)のプロスペクト理論によれば、 人間は同じ額なら儲かる喜びよりも損する痛みの方が大きい からです。
この非対称性が、損切りできない心理の原因なので、なるべく感じ方を対称にするという意味で、意識して喜んだ方がいいと思います。
たまたま97円から円安になって102円になりましたが、これが逆に円高になって92円になっていたとしたら、 ものすごく悔しかったはず です。
その悔しさと同じくらいは喜んでおくべきだというわけです。
次に、喜んだからと言って、自分の力を過信してはいけません。
ラッキーだったと喜ぶべき
97円で買った時どういう心境だったか。きっと「まだ円高になるのではないか」と恐れおののきながら買ったはずです。忘れてはいけません。
そう、さらに円高になる可能性は、購入当時相当高かったはずです。底を読んだのではなく、 たまたまだったと思うべき です。
また、短期間に97円から102円と5%以上含み益になったこの状況は、為替の値動きとしては上出来なので、 利食いした方がいいのでは? という考えもあると思います。
しかし、そのような考えは「今後、為替がもう1回円高に振れる」と予想していることに他なりません。
結局、為替差益狙いでない場合は別に 値動きなんてどうでもいい のです。
気にするべきは資産の通貨配分だと思います。自分なりの理想の通貨配分を実現することが第一、 その上でなるべく安く外貨に交換できれば良い のです。
安く買えたかどうかは、あとになってみないと分かりませんから、結局は自分で基準を持っておくしかないと思います。
97円で安く買えたと思っても、来年80円になっていれば安く買えたとは言えないでしょう。
そういうあたりはずれを減らすためには、月並みですが一気に買わずにタイミングを分散するしかないと思います。
どうしようもない円高になって二度と円安の状態に戻ってこなかったらちょっと困るんじゃないか、と思うかもしれませんが、普通の日本人の稼ぎは円建てなんだから、「強い通貨で収入を得る」ことになって結構なんじゃないですかね。
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