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リビングの見せ梁と天窓・小窓
実はいま、ちょっと失敗したと思っていることがある。
それは、キッチンの上部吊り戸である。
工務店さんの仕様で、システムキッチンの上部には『リフトダウンウォール』と呼ばれる、
戸棚の中のものが楽に上げ下げできる設備が、最初から付いていた。
何でも取っておきたがり屋の私としては、
「こりゃあ収納が楽で、楽しいじゃあないの。わーい、わーい。」と単純に喜んでいた。
ところが、我が家のキッチンは対面式の、いわゆるI字型というもので、
この吊り戸があるか否かによって、リビングとの開放感がかなり違ってくるということに
最近気付いた(遅いッ!)。
アイランドキッチンとまではいかないが
(本当はアイランドキッチンが憧れだけど、予算と間取りの加減で断念)
吊り戸を取っ払ってしまうだけで、我が家のような、決して広いといえないリビングには
かなり有効なアイデアのように思えた。
ここまで工事が進んでいる今となっては、かなり気が引けたが、
例によってダメ元の気持ちで、今から変更可能か工務店さんに聞いてみることにした。
(本当に手のかかる施主で申し訳ないことです)
専務さんいわく。
「うーん。出来ないことはないですが、後戻り作業になるので取り合いとかで綺麗に仕上がらない、 多少のリスクは出てくるかも知れませんねぇ...。とりあえず週末に現場で相談しましょう。」
とのことだった。
がしかし、週末現場に赴けば、吊り戸部分の天井にせっこうボードまで貼られ、
工程は次の段階に進んでいた。それを見て、もはや諦める気持ちになった。
「…もう、このまま行きましょうか」との専務さんの言葉に、こくっと頷いた。
(キッチン側からの眺め) (リビングからの眺め)
吊り戸が付くと、この木枠内の景色が隠れてしまう
というわけで「どうしてもっと早く気付かなかったのかなー。私のバカバカバカッ。」と、
今さらながら自分の想像力の乏しさと鈍感さに、少々落ち込んでいるわけである。
(どうも想像力が平面どまりで、3次元方向の空想力が乏しいのかも)
そんなガックリきている私を見て、ダンナは
「きっと、リフトダウンウォールあれば、便利だよ。
実際に吊り戸が付いたら気にならなくなると思うし。」と慰めるのだった。
「そう?...そうだよね」と言いながら、
密かに、何年か先の改修工事を、早くも考えている私であった。
(風たん) どっちでも良いんじゃないですかー。
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