(インドネシアの全体像ではないでしょうから、その点は一応ご承知下さい。)
隠れる
隠れる、とにかく隠れる。
外国人からみたら、単にコソコソしているだけにしか見えず、しかもその
コソコソ度が過ぎる ため、あまり印象が良くないのだけれど、
とにかく外国人経営者の目に触れないよう、最大限の努力を惜しまない。
うちの場合、人々が集合しがちなキッチン、洗濯所、スタッフルーム等、各部屋の入り口は一箇所。
それでもあらゆるルート使用で人目につく場所は極力避け、目的の場所へたどり着こうとする。
シゴトをサボりたい時も、そうでないときも、この行動は同じ。
リゾート内で働く以外の島民が来ても同様の行動をとる。
経営者に用があって来たにもかかわらず、ダイニング裏などに回ってしばらく姿を見せなかったり、
勝手口などがある場合には、ちゃっかりそこからキッチンに入っていたりする。
外でシゴトをしていると思ったスタッフが実はキッチンにいたり、洗濯所裏にいたりするので、
スタッフを探すのも一苦労。 シゴトをしてもらわないと困るので、
結果、難しくても、うちのように小型リゾートならなるべく、
各場所へのアクセス(入り口)は一つがベター 。
かつて勝手口のあったうちのキッチンもこの手の問題があまりに多いので、勝手口をクローズ。
残されたメインの入り口はゲストもくつろぐ広いダイニングエリアに向かって開かれている。
スタッフの部屋から普通に歩いてくれば、実にシンプルな距離。
でも未だダイニングエリア隅の壁際に張り付くように歩き、丁寧にソファの後ろまでかなりの遠回り後、
隠れるようにキッチンへ入る、見ていても不思議な彼らの習性。
しかも誰が教えたわけでもないのに、全員が少しもたがわずに同じルートを歩くのが印象的。
雨の日でも、わざわざ外に出て傘さしてでも”目立たないルート”を好んで使うほどの徹底ぶり。
もし入り口が複数存在したなら… シゴトがリゾートでなかったら…
雇い人の姿を1日見ずに過ごすこともありえるのではないかと思うほど。
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