いわぴいのドラマ日記

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September 4, 2005
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テーマ: 『義経』(333)
カテゴリ: ドラマ
いよいよ火蓋が切って落とされた壇ノ浦の合戦。 源義経 義経 の意気込みは並々ならないものだったと思います。一方平家方でもこの戦いでの総大将知盛を筆頭に必死の覚悟を持って戦に挑む様相でした。それにしても 阿部寛 の演技が素晴らしかったですね。演技の勝負ではタッキーよりもはるかに上をいっていたような感じさえします。潮の流れが変わって両大将が船の先頭に立ち刃を交えるシーンでは、その迫力に鳥肌が立ちました。義経をにらみつけ名乗りを上げる知盛はこの戦いの総大将というだけではなく平家の総帥といった貫禄さえ受けました。 義経 との一騎打ちでも常に圧倒していましたが、喜三太の機転を利かせた黄金パスと 義経 の身軽さにやられた感じです。黄金が舞う中八艘飛びをする 義経 を眺めていた知盛は 義経 と自分の運命を思い、そして戦いの結末を悟ったことでしょう。死の間際まで戦い続け、討ち取られることを恥と思って重い石とともに海に飛び込んだ知盛はまさに平家の最後の守り神だったように思います。戦いに敗れ、最後に入水してもしきれなかった宗盛とは対照的でしたね。平家の運命は宗盛が棟梁になったときから決まっていたのかもしれません・・・。

そして、知盛から戦いの状況を聞かされた女たちもついに帝を連れて入水する決心をすることになります。帝は親王として 義経 平家物語 の冒頭が鮮やかな色を帯びて映像化されたお徳のナレーションを聞きながら所行無常について考えさせられました。一の谷・屋島と奇襲戦法で勝ち抜いてきた 義経 は最初で最後の大掛かりな合戦で、海の上に浮かぶ死屍累々の屍を見て何を思ったのでしょうか?


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最終更新日  December 17, 2005 11:01:49 AM コメント(13) | コメントを書く


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