いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

November 22, 2005
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カテゴリ: ドラマ
 「私はここにいたい!」そう強く願った場所が誰でもひとつくらいはあるのではないでしょうか?そして、友達に支えてもらったということがとてつもなく大きなものであることに気づくことも誰でも一度はあるのではないでしょうか?亜也の心境を思うと、このレビューを書きながらも涙が止まらない状態です。

 学生ではないですが、僕も会社を辞めてこの4年間、先日の試験の合格まで身近にいてくれた友達に支えられて何とか困難な状況を乗り越えてきたので、亜也の気持ちが本当によくわかりました。学校という場所が亜也にとってどれだけかけがえのない大切なものだったのか、それが十分に伝わってくるような話だったと思います。

 進学校ということもあって授業の進みが早いことが亜也にとっては不運だったのかもしれませんよね。それによって学校側としても転校を進めるのはある程度仕方のないことだったのかもしれません。ただ、亜也がついていけない分、補習をやるとかある程度の対応は出来たような気がするんですよね。単純に障害ということにびびっているような感じを受けたのは僕だけだったのでしょうか?担任と教頭の態度にはかなり腹立たしかったですね。

 学校側の勧めと水野医師の「選択肢を広げる」という言葉もあって養護学校を訪ねた潮香に紹介された亜也と同じ脊髄小脳変性症の患者さんは、予想外に明るかったですよね。ひとつひとつのことを時間がかかりながらも自分でやることが出来るということに喜びを感じているということだったんでしょうか?亜也の「いたい場所」が高校だとするならば、あの患者さんにとっての居場所はまるでこの養護学校だとでも言いたげな感じがしました。「 五体不満足 」で乙武洋匡さんも言っていた「障害は不幸ではありません。不便なだけです」という言葉を彼女が最後に言っていたのがとても印象に残りました。

 ただ、その明るさを知らないということもありますが、亜也にとっては「養護学校」という言葉以上に、今自分を支えてくれている友達と離れなければならないという事実が重くのしかかっていたんでしょうね。「あたしの将来はあたしが決める!だからお願いします」と涙ながらに両親に訴えかける亜也の姿には本当に涙が出てきました。バスケをやめたことで、中学時代からの親友とちょっと気まずくなったりしましたが、それでも彼女を支えてくれる友達には違いありません。遥斗も生物室を迎えが来るまでの待合室にしてくれたり、ほかのクラスメートも亜也の移動を手伝ってくれました。そうしたひとつひとつの出来事が亜也にとって大きな心の支えであり、よりどころだったんだと思います。

 「今までいろいろなことをあきらめてきた。ほかの人とは違うこともわかっている。でも、友達までいなくなったら、あたしがあたしじゃなくなっちゃう!」亜也の心の叫びが全国の人たちに伝わったのではないでしょうか?

 お母さんも保護者会で頑張ってくれましたよね。何十人もいるほかの生徒の親御さんの前で、ほとんどつるし上げの状態になりながらも亜也のためを思ってもう少し学校にいさせてくれるようにひたすら頭を下げる姿には、親の愛情というものを感じさせられて、さらに泣けてきてしまいました。障害で不便になったからこそ、彼女の将来だけは自由に決めさせてあげたいという潮香の気持ちがあふれ出ていたような気がします。潮香の気持ちにこたえるためにも、亜也には出来るだけ長く通常の学校生活を送らせてあげたいですよね。

 ただ、そんな願いもむなしく来週は運命のときが訪れてしまいそうですね。亜也が「 1リットルの涙


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最終更新日  November 22, 2005 10:17:29 PM
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