いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

April 23, 2006
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カテゴリ: ドラマ
世界史 の流れさえ変えてしまったと言われる 長篠の戦い の裏でいろいろなドラマが隠されていたんですね。特に源助の死は旭にとってはもちろん秀吉にとっても、そして一豊と千代にとっても辛い出来事だったことでしょう。ただ、一豊と千代にとっては逆らうことが出来ない主命であっただけに、その試練に耐えたご褒美として千代に子が授かったのかもしれませんね。

 一豊の子がほしいと泣き崩れたときに突然流れた長篠への出陣の陣ぶれがどんなことを生み出すのかわかりませんでしたが、千代は妙に不安を覚えているようでしたね。戦国最強と謳われた武田騎馬軍団と合戦に挑む前ですからそんな気分になる気持ちもわからないではないですが・・・。ただ、それが子をはらんだ女の直感だとわかるまでにはそう時間はかかりませんでした。

 岐阜での滞在が長引く織田軍のなかではなかなか信長の作戦を読みきれる人間はいませんでしたよね。忍びである六平太だけが信長の心の所在がわかっていると言うのがなんだか妙におかしかったです。毛利の間者であるはずの六平太がそのまま毛利に通報してしまえば歴史が変わってしまうかもしれないわけですから変な話ですよねぇ(笑)ただ、柵を作れという信長の密命を受けた秀吉が源助を長浜から呼び寄せたのが悲運の始まりでした。

 非戦闘員である源助を呼び出す役目に選ばれた一豊を旭となかは攻め立てましたよね。しかも説得要員として呼ばれたはずの千代までが一豊を非難する側に回ってしまったんですから、一豊としても辛かったでしょうね。もともと長浜にやってきたときに武士にはならないということが条件だっただけに、旭としては自分の夫が戦場に出て行くことすら耐えられなかったんじゃないでしょうか?長浜一の大工という称号がこんなところで皮肉な結果を生んでしまったのは本当に悲しいですよね。義理の兄のために役立ちたいと思った源助の心意気が仇になってしまったのが悲しいです・・・。

 「命に代えてもお守りする」と誓った一豊の苦悩はたとえようもないですよね。長篠の合戦の大勝利に酔いしれることも出来ず、開戦より早く長浜に返したはずの源助が死んでしまったことが彼の気持ちを気鬱にさせていました。というよりも夫婦の心を沈ませていたといってもいいでしょう。ただ、源助の気まぐれですから二人が気を病むのはおかしいような気がするんですけどねぇ・・・。「自分の柵がどんな風に使われるか見てみたい」という気持ちがこの場合は本当に悲しかったです・・・。

 旭を慰めようとする千代の優しさや千代と子供を守ろうとする一豊の優しさが温かかったです。そのおかげで、小りんも去って行きましたし、山内家に平和が戻りそうです。旭の旦那になりそうな人もなんだかいい感じの人でしたよね。源助の死という悲しい現実を乗り越えて、またみんなに普通の生活が戻ってくるようです・・・。人は生きていかなければならないんですからね・・・。そんな当たり前のことを感じさせられた話でした。

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最終更新日  April 25, 2006 01:42:49 PMコメント(0) | コメントを書く


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