金に投資する「手段」を考える
令和6年以降、金価格は記録的な上昇基調が続いた。長きにわたって積立投資を続けた成果が出た訳である。ただし喜んでばかりいられない。金が高騰するとき、人類の多くが不幸に陥っている。令和2年の金価格高騰は、明らかに新型コロナウイルスの影響であった。令和4年2月の高騰は、ロシア軍によるウクライナ侵略によるものだ。もちろん、世界の株価は下落し、外国株式の投資信託が値を下げたので 401k
で運用している部門は大きく評価益を下げた。ところが、金を組み入れている我が 「相模太郎ファンド」
は、株が下げた分、金が助けてくれたため「かえって上がった」のである。これぞリスクヘッジの醍醐味であろう。
ところが新たな悩みが~金価格が上がり過ぎると、何時まで経っても「延べ棒にならない」のだ。価格が下がると、積立数量が増える愉しみも増える。積極的に儲けにくく、財産の保険と云われる所以が此処にある。要は人生そのものなのだ。「人生とは、小さな利益の積み重ねである」って将棋の本書いてる先生がいいこと云ってました。これは人生に影響を与えるほどの名言でしょう!
★コイン投資は延べ棒ほどではないが其れなりにリスクあり


有名なカナダの メイプルリーフ金貨
。1/10オンスでペンダント加工されたものであります。プライベートで出掛ける際は拙者が身につけています。1/20からありますので少額でも投資できますが、買い取りにも手数料が掛かるので、金の値上がりを根気よく待つことになります。身に付ける貴金属も換金性を考えて選ぶ~消費から投資へ意識を変えるきっかけになればと思います。
★我が国の金貨は「お金そのもの」だが時価に注意!

昭和天皇ご在位60年を記念した金貨。額面は拾万円となりますが、時価での価値は相場で異なります。拙者もあるきっかけで所有することになりました。確かに換金性は優れていますが、時価がモノを云うのはメイプルリーフ金貨と同じ。やはり金の値上がりを根気強く待つ訳です。
微量の「金」も最後まで有効に

実家の食器棚から見つかった「お酒に浮かべる金箔」~とっくに賞味期限が過ぎていた。捨てるのが大好きな拙者だが、さすがに金箔となると躊躇する。散々考えた挙句、何かの拍子に知ったのが手芸のハーバリウム。ボールペンのような小さな空間なら、微量の金箔でも映えるかなと思った。いざやってみると、なかなか面白いものが出来がった。金運が上向くよう、御守りのつもりで持ってます。![]()
★処分するにも有効に処分
令和参年開催の東京オリンピックでは、使われなくなった携帯を回収して、其処から金メダルを鋳造すると云う素晴らしい取り組みがなされていました。拙者は、役目を終えて放置していた端末(京ぽんに始まる懐かしいPHS端末)を寄贈することにしたのです!取り出される金は僅かであろうが、その幾分かは 大橋結衣選手
の金メダルになったのかなぁと妄想して、幸せな気分に浸った訳です(笑)。金は不変の価値があることから、限られた量の金が世界を常に巡っています。自分の持ってる金貨の一部は、もしかして 土肥金山
で掘られた金かもしれないし、巡り巡ってソ連のアウシュビッツと恐れられたコルイマ鉱山から掘られた金かも知れない。人類の歴史に思いを馳せながら、これからも金と付き合って行くとしましょうか。
おまけ~銀貨や銅メダルも愉しみながら持つ





土肥金山を訪ねるコーナー~こちらもぜひご覧を・・・



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