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【送料無料】神の子どもたちはみな踊る
価格:460円(税込、送料別)
私は村上春樹の作品としては、どちらかと言えば長編が好きですが、短編集やエッセイ集も殆ど読みました。「神の子どもたちはみな踊る」は今回の3.11東北地方太平洋沖地震後に再読したくなり読んだものです。
この短編集には直接的に阪神・淡路大震災を被災した話は有りませんでしたが、地震を題材に自分たちの生活、心の中にも暗黒な闇があり、死と言うものを見つめるところに重苦しさがあります。
殆どの村上作品は何らかの形で死が関わりますが、この作品の前に書かれた短編集「レキシントンの幽霊」や後に書かれた同じく 「東京奇譚集」 とは異質であることは明白です。この2冊の短編集は私の好きな作品ですが、「神の子どもたちはみな踊る」は主旨を異にする興味深い短編集です。
個人的には、6編の中で「かえるくん、東京を救う」「タイランド」が印象に残ります。最後の「蜂蜜パイ」はあまり好きな作品ではありませんが、多少なりとも希望を感じさせるエンディングを意識したのではないかと思います。
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