夢中人

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2008.07.23
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7DAYS IN BALI 08 052_R.jpg


暑さのせいで下着観まで狂う有様。
年中眠るときはノーパン健康法なあたしだけど、今や起きてもほぼノー下着。
・・・ヒトとしての尊厳まで放棄してるような気もする・・・・。

思うにTOKYOはBALIよりも数段暑く、そして数段不快指数が高い。
なぜかしら。
排気ガス匂う雨季のクタの目抜き通りだって、こんなにうっとうしい気分にはならない。

乾期の今ならまだしも、雨季のバリは湿度も気温も相当なもの。
高度のあるウブドでさえも日中は日影を探して歩いてしまうほどだ。



あの島のどこに行っても香るのは熟れたドリアンの香り。
そしてどの季節でも豊かに咲き誇る濃厚な花々の香り。
信仰をなによりも大切にする人々が掲げる、お香の香り。
それらが特に際立つのは、香りが湿気に乗る雨季のような気がいつもする。

一日がゆっくりと暮れてゆくとき、海辺の豪華なレストランで、または街中のちいさなワルンで。
サテをつまみながらビンタンをあけるその瞬間を皆が待ちわびる、そんな感じ。
そしてその黄金の液体をグラスに注ぐバリニーズの褐色の手。
細くしなやかな指が緑色のビンをそっと傾ける仕草に目を奪われる。

いつしかTOKYOも熱帯になってしまったけれど。
ヒトの気配が希薄なこの国、暑さと共存できるのかな・・・






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Last updated  2008.07.23 23:59:57
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