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JIMEsan
病気も うまく付き合えば いい友だち。 毎日 楽しく過しましょう。
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2008/07/28
カテゴリ： お孫ちゃま
朝食も取らずに 朝一番の 市バスに乗って 7:30amに 阪大病院に着いた。
既に 病室で準備が始まっていた。
孫は 昨夜は 隣の小６のお兄ちゃんと 遅くまで ジャッキー・チェンの映画を見てから よく眠れたようであった。
8:30amに ベッドに乗って 長い廊下を通って エレベーターホールに着いた。
ジメさんも 6年前に ベッドに横たわって この長い廊下の天井を見上げて進む時が 1番 心拍数が上がったことを思い出した。
月曜日 朝一番の手術とあって 上から降りて来るエレベーターは 満員で 何台も待たされた。
やっと４階の手術室の入り口に並んで ここでお別れとなったが 孫の握手は とても力が入っているのが分かった。
両親が側に居ない不安を きっと精一杯堪えていたのだと思う。
いつも 自分の手術の時も ヨメさんや 家族は こんな気持で見送ったのだろうと思うと 少し涙が出た。
二人で 食堂へ行って朝食を取り スタバでコーヒーを飲んで 病室へ戻ったが 何となく落ち着かない。
予定通り 10:00amになって 孫は 回復室へ寄らずに 直接 病室へ戻って来た。
まだ 麻酔が効いているのか 穏やかな表情で いびきをかいて寝ていた。
お昼過ぎに 目を覚ましたが まだ 夢うつつで ウトウトと寝入ってしまった。
その間に Ｔ女医さんから 手術の内容と結果について説明を受けた。
鼠径ヘルニアで 孫は 少しメタボであったため 内脂肪が一緒に飛び出して「大網」と 言う現象で ヘルニアが戻り難くなっていた。
手術を先延ばしにしなかったことは正解であった。
ヘルニアの袋をくくる処置も 完全に出来た。切り口は 1.5cmの小さなもので テープでとめたが心配はない。
本当に 良かったと 胸をなでおろした。
麻酔が覚めるに従って 少し身体がだるいとか 喉が痛いと訴えた。
「もう大丈夫 だんだん楽になるからね。」と 背中をさすってやった。
15:00になって 水分接種ＯＫとなり 少しお腹が空いたというので 医師に相談して プリンを半分食べたが 30分ほどして 全部嘔吐してしまった。
これも 麻酔が覚めていく過程でよくあることだ。
そのまま 暫く ゴロゴロしていたが 小便をしたら すっきりしたらしい。
ベッドに座って テレビを見ながら おにぎりを１個 平らげた。
お昼過ぎから 雲の動きが早くなって 真っ黒な雲が 東の生駒連峰の方から 西の神戸の方へ広がったと思うと 今度は 西の方から 一段と低く 横殴りの突風と激しい雨が降り出した。
病棟の眼下に広がる 万博記念公園も一瞬の間に ガスで覆われて見えなくなった。
真っ暗な空に 激しい稲妻がはしり 雷鳴が轟いた。
大阪湾全体に広がる 稲妻は さながら光のページェント・ショーであった。
驚いて泣き出す子どももいれば 大喜びで見ている子どもも居た。
約一時間で 雨も小降りになったが ジメさんも こんな凄い稲妻を見たのは 久しぶりであった。
帰宅して テレビ・ニュースを見たら 神戸市や 北陸地方で 大変な被害が出ていた。
捜査活動と 復旧工事の早やからんことを祈っている。
明日は 隣の義弟が 孫の退院のため マイカーで迎えに行ってくれることになった。
午前中に 小児医療センターのデイルームで スターバックスのお兄ちゃんたちが 紙芝居と マジック・ショーをしてくれるので それを見てから退院しょうと言っていた。
明日の予定 「孫の退院」
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