7月27(月)
歌集「瀧のこゑ」(33)
発行所:ながらみ書房
著書:村松秀代
発行:平成十一年一月十七日
作者とは、長いこと静岡県歌人協会の常任委員をともにいたしました。隣町(河津町)の出身といいますか、もともとわたしも河津で生まれましたので…。一つ違いの姉さんということでお世話になりました。県や東部の歌会の行きや帰りの電車でよくお互いに歌評をし合ったこともなつかしい思い出です。
Ⅱ宗旦木槿(5)
縄文の甕(1)
館橋越ゆればここは館跡曽我五郎・十郎の住みゐしところ
河津三郎が手玉にとりし力石二七〇瓩といふその丸石は
大相撲の決まり手に残る河津掛身を捨ててこそ浮ぶ瀬がある
潮の香をいづこに運びてゐる風か館の内の松ヶ枝さわぐ
ふるさとの神は質素に在します小暗き社をうかがひ見れば
(つづく)
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