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捨て畑に菜花というか菜の花よ
2025.02.17
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『今だから 楽に生きましょうよ』 ・松本美砂子 ・幻冬舎〜 女優さんによる 44の詩篇とエッセイ123ページ。「この詩集は、この1年半の出来事を、6月の胆石 の入院のときにまとめたものだ。昨年今年と色々な事が起き続けた。ー 私が出会う人を尊敬し感謝しながら生きていきたい。ー」・お母さんが僕にいった ・すべての動きには意味がある ・ララバイ ・大人たちの恋歌 ・糖尿病 ・言い訳 ・みゅうから ・私の歌 ・SNS ・・・ 『星野知子の 鎌倉四季だより』 ・敬文舎 ・23/8発行〜写真たっぷりの「鎌倉案内」207ページ〜・きらめく春・桜餅・メジロ・ひょうちゃん・空と海の青い 夏・波乗り・シラス・遊歩道・海龍丸・ヲンムマヒヤシバ・花火・風を感じる秋・大銀杏・トンポロ・タヌキ・まぶしい冬・かがっぽい・ワカメ・薪ストーブ・ゴスケさん・二月堂・新しい日常・トンビ・ 鎌倉彫・塩対応・地鎮祭・歌。〜ふぅ‐つ、1:59 33.8度というのに、、全目次入力、、、、 『いのちの かぞえかた』 ・こやまくんどう え・セルジュ・ブロック ・千倉書房〜135☓173ミリ 54枚〜左右で1篇? 「毎日、地球のどこかで、22万人の赤ちゃんが生まれています。ー」 〜「ー彼女とその新しい命が生きられる星は、たった一つしかないのですから。」
2025.02.16
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蒼穹に今日を抗う花ミモザ
2025.02.15
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『ことわざ おじさん』 ・山口タオ イラスト・下杉正子 ・ポプラ社2013/6発行、、11年前!!作品〜・犬も一日歩けばぼーっとする ・藪からマンボウ ・猫の手も貸さない ・三度目の幼児期 ・返済は忘れた頃にやってくる ・敵にCEOを送る ・好きと すっぽんぽん ・一おう聞いて、十ちる 『あつかったら ぬげはいい』 ・ヨシタケシンスケ ・白泉社 20/8発行〜15☓15センチ え本。2ぺーじに各 QとA。、、あなたならなんとする〜・へとへとにつかれたら ・ふと っちゃったら ・だいじなひとが いなくなつにら ・あんまりおいしくなかつたら・・・どうします?? 『時のあわいに きものの情景』 ・清野恵理子・淺井佳代子 文化出版局 21/11発行〜『銀花』が終巻指定校文化出版局さえ珍しくなってしまいました、、。こちらは215☓155ミリ長方形。 装画・扉素描は古澤万千子!! だけで"文化"らしくソワソワ。タイトル通りの春夏秋冬着物姿「38話のうち 2話をのぞくすべての回は、駒場民芸館西館」とのこと、、う〜ん駒場幾度行ったことか、、。そんな思いも抱きつつ各ページの美しさに引き込まれる。さらに惹かれるのが着物姿の女優陣13人〜蒼井優・安藤サク ラ・仙道敦子・蓮佛美恵子・忽那汐里等々。着物・帯・帯締め・添えられた茶道具の各逸品に眼を見張る!!
2025.02.14
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今朝5:30 午前 11:00 ↓☆ツマへの 素敵な メール〜↓☆こんにちは お正月 節分 もうすぐ お雛様どんどんと月日は流れて行きますねお元気去年 ずっと 大変だったけど今年は大丈夫かなってとこです今日は ちょこっと ご挨拶を
2025.02.13
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『共感と距離感の練習』 ・小沼理 ・柏書房 24/6発行〜1992年生、「本書がはじめてのエッセイ集」20篇207ページ 「ー安易な【共感]は、される側にとっては 暴力的にもなる。自分自身と照らし合わせてもそう思う。例えば、ゲイ男性である私がその経験について話した時、相手にもよるけど、あまり容易に『わかるかも』と言われたら、『本当に?』と警戒してしまう だろう。ー」「それに私はきっとこの先も、オトコを続けながらおとこを好きになる。だったら、よりよい 【男性的】なものを、探し続けないといけないんじゃないか。」等々・一体どうすればこの虐待が止まるのだろうー日本の植民地主義やレイシズムとー・小池百合子の朝鮮人虐殺の歴史のなかったことにする (姿勢) ・日本は防衛費を大幅に増やしー新しい【戦争】が近づいていると感じる・・等々も【知る】! 『きょうは そういう 感じじゃない』 ・宮沢章夫 ・河出書房新社 23/6発行〜22/9逝去、、。1 オール・アバウト・ネクストマンズ〜56篇 2 私的シティ・ポップ篇〜2篇 3 観念 化から逃れた『表現』の在り方を思う日々ー宮沢章夫ロングインタビュー 全186 ページ。、、演歌あり・長渕剛・大瀧詠一・ブルースからポップスありの時代を謳歌した著者、、。インタビューから 「宮沢さんを劇作家と思っている人もいればねエッセイを各人だとーガ性には大学のせんせいとー」に対 し本人「ーでも、やっぱり演劇人だね。ー残された第五の人生を、一生懸命やります。」と言ってた2010年!
2025.02.12
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年末の景品バッグ初針す★商店街名を隠して、、、★
2025.02.11
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「ひろしま」 ・石内都 ・集英社 ・2008/4発行〜写真集78頁。「東京都写真美術館で[Mother's]の会期中にヒロシマを撮りませんか、と声をかけられる、 ー個人的な写真から離れて、作品の自立を感じていた頃でもありー」「呼ばれて』に広島へ。「肌身に直接触れた品物を中心に選んで撮影する。ー世界最大級の傷跡の品物として。ー」 66点。 ・シンホルスカの詩[世紀の陥落」ーつかだみちこ訳 ・井上ひさし・柳田邦男・鷲田清一 が寄稿。 ・・ツマが本書を選んだ経緯が??? 当市外れ?の公民館内のもので、表紙裏に「カードポケット」あり、、、 「レシピの役には 立ちません』 ・阿川佐和子 ・24/5発行、図書購入6/21<読了6/25 〜しかも、「予約」あり!! 26篇のアガワ エッセイ 216頁「本書は、私が普段、台所で試行錯誤というか、オリジナル、というかつまるところ、傷む寸前の材料を再生させてなんとか作り上げたシロモノをめぐる エッセイを中心にまとめた。ー 料理意欲と食欲をかきたてる材料としていただければ、幸いです。」 、、秘書の アヤヤと旦那氏が いて 良かったね!!
2025.02.10
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そこにゐて風をやさしくねこやなぎ
2025.02.09
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『しんがりで寝ています』 ・三浦しをん ・24/3発行302頁〜1章 とんがりがまるくなるー14篇 2 章 ふんばりはもうむりだー13篇 3 章 ビリが一番ー13篇 4章 だんまりはしてられんー15篇。1976年生、初読かも。「十年一日の日常エッセイを、いつまでん書き つづけられるんだろう。現に戦争が起きてしまったし本書にもコロナ禍の日々ー[なんてことのない日常]を、どうすれば全世界レベルで実現できるのかー本書からその想いを汲み取れる方はエスパーだろう。」 、、作者の 両親の言動も綴られるが、そのほうが納得感!! ー本書で一番長い篇は「あとがき」18頁! 『TOKYO GIFT』 ・朝日新聞出版 24/5発行 223頁〜「東京手みやげと贈りものカタログ 新版」 ・FOOD ・SCENE ・SWEETS ・SPOT 〜おいしそうな 写真とともに。銀座・新宿・池袋・・等々知っているのは 神田近江屋洋菓子店ぐらい 『くうとしの』 ・晴(はる) ・辰巳出版 19/6発行〜"しの" ワンコと"くう"二ヤンコ" 写真集〜 「しのが旅立った後、くうは深い悲しみにじっと耐える ようにー 途方に暮れる日々がつづきました。ー」
2025.02.08
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散歩への一歩先なる仏の座
2025.02.07
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『こんな雨の日に』 ・是枝裕和 ・文藝春秋 発行2019/9〜パリでの撮影現場、街と散歩スナップ、直筆日記・絵コンテ、イラスト等がふんだんに織り込まれた 317頁に圧倒される。何がって、副題「映画『真実』をめぐるいくつかのこと」に、「いくつか」どころか 果てしない、考察・逡巡・論考そして何よりも映画関係者との多様な関係性の築き方、、[天才]というしか・・・。当然まとめきれるものでなく、ドヌーヴの写真でも見ながら、じっくりお読み下さい!! 2018/8/23〜12/12 克明な描写に俳優陣との書簡も開示し、希林さんの動向にも気をかけつつも、綿密・ 几帳面な性格が各ぺージから浮き上がってくる。、、、手描きイラスト入の便箋や絵コンテが欲しくなる!! 『八ヶ岳南麓から』 ・上野千鶴子 ・山と渓谷社 23/12発行〜あの社会学者『おひとりさま・・』が、[山]とは思わなかった、、「八ヶ岳南麓にある山の家に『コロナ 疎開』してから1年有余ー季節は二巡目に入った。」24篇エッセイ150頁、山口はるみのイラスト楽し。・標高の違いによる生活スタイルの違い・買い物、ゴミ収集の違い・鹿、虫、移住者コミニュティ等々 いくらか体験した私らにも「あるある、そうそう」〜[プライベートな暮らしを綴った」のは[本書初」と! 『陽だまり』 ・安西水丸 ・講談社 23/8発行 121頁 〜副題「安西水丸が残した最後の抒情漫画集」ー表紙は青インクでの「ボートハウス」から、他は「陽 だまり」「アメンボ」「冬の客」。各漫画篇のエッセイ書き下ろしで・村上春樹・柴門ふみ・木内達郎・角田光代・平松洋子・信濃八太郎。水丸本は今年4月にもUpしているが、常に新鮮な描線に惹かれてしま う、、。木内氏は「俳句に親しんでからみる水丸さんのイラストレーションは、それまで見えていなかった魅力を湛えてそこにあった。言葉では説明できない、空間・間・線、それがそこにあるだけの魅力といっ たものに気づいている自分がいた。水丸さんの絵は極めて俳句的といえる。」本書漫画官能的でもある…
2025.02.06
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日足伸ぶいまだ薄氷忍びたり
2025.02.05
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『親切 人間論』 ・水野しず ・講談社 23/3発行 ・125☓215ミリ縦長本 余白7頁ある264頁〜1988年生ー「POP思想家」各篇の組方のバラエティさにビックリ!〜祖父江慎「私以外に誰も考えて くれないが、私以外にとっても根本的かつ致命的と思われる問題について‐真剣に考え抜いた論考集です。」 1 気さく・本は全部よまなくてOK他11 ・マシ ・「だまったるでしょ」は全部ハッタリ他10 3 演繹 9、?? 『電通マンボロボロ日記』 ・福永幸太郎 ・三五館シンシャ 24/3発行〜伊波二郎さんのイラストでおなじみのシリーズ19篇メ゙? 副題「ゴルフ・料亭。☓☓☓接待、クライアント は神様です」の電通マンの実態が「長く電通に勤務した身として、あまり知られていないことのないその内幕を読者のみなさんにお伝えしたいと思う。ー本書のん内容はすべて、私が地べたを這いつくばって 得た実体験であるる。」4章203頁〜「本書を書き上げたあと、私は新しく職探しを始めた。ー」 『俳句とお話』 ・友岡子郷 ・本阿弥書店 15/12発行 201頁〜「少年少女のみなさんに」と副題! 1934年生。【正岡子規】と似た俳人名の、"オトナ向け"の基本姿勢が!! ・俳句を読むためにー四つのお話ー・新年春夏秋冬無季の章。「俳句作品の説明(36句?)だけではつまらな いので、その句から思い浮かぶ詩や童話など取り合わせて、興味が広がるようにと考えました。ただ、俳句もお話も今のモノでなく、ひとむかし前の、やや古典的なものにしました、ー」〜戦下・沖縄・ アイヌ・終戦等々 私ら年寄りが次世代に話しつがねばならないことの「大い・多いさ」を痛感する!!
2025.02.04
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大声援冥土の土産初観戦
2025.02.03
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『ハコウマに乗って』 ・西川美和 ・文藝春秋 ・24/4発行〜2018/12〜23/12間エッセイ集203頁。「まえがき」の各ページ下段に時系列で世の中の「トピックス」を のせており、各篇もときどき言及。、、そうそう、あの映画監督、1974年生、「ハコウマ」というのは「撮影現場で使われるー踏み台」のこと。〜・遠きに荒れてー・戦下の眼差し 他11篇 ・ハコウマに乗って ー・あさきゆめみて 他34篇。フセン多数だが全編つらぬいている姿勢は、この「まえがき」の数行と見 る。〜「私がスポーツを観るのは、自分の生きる世界からは遠く、なにも考えなくていいからだった。はかし、人間の能力やースポーツの神性がー侵されー余計なことをいろいろ考えずにはいられないものに なった。ーそんなことを映画界にある自分たちに置き換えて考えたのがその後の三年間になった。ー」 『わたくし大画報』 ・和田誠 ・ポプラ社 ・24/3発行〜「本書は1982/10に講談社より刊行されたー復刊したものです」〜ま、いつのモノであっても、和田絵 袋文字・似顔絵がみられるだけで シアワセというもの!!! 「家庭大画報」として1974/12〜4篇ー・中尾 三重リサイタル他4篇 1975/3〜・俳人二十面相 他7篇 1975/6〜・晴れた日、または篠山紀信 他6篇1975/9〜・谷川俊太郎の33の質問と清水哲男のスピーチバルーン他5篇 1975/12〜等々 「渋谷大画報」 〜1979/10〜61篇。要は 若き日の「大盛況」時代を語る交流譚、子どもが生まれ上の子が小学校一年の 間のデキゴトいろいろ。表紙裏惹句は「じぶんの行動をかきつけるなんて、小学校以来のことである。」、、よき 「大人」が、多様・多彩に表現しえていた【時代と人】のいた、、ムカシだった、、、か??? 『こよみのうた』・〜「空はどうして青いの? うみの色がうつるから・・」♪ が 聞こえてきそうな・・
2025.02.02
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本村は柊囲垣鬼やらい↑社
2025.02.01
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紅のあとみつ日の白梅揃ふたる
2025.01.31
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咲きがけた紅梅の聲賑々し色さへかほりて
2025.01.30
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『宇宙一チャラい 仕事論』 ・近藤康太朗 ・CCCメディアハウス ・24/5発行〜副題「Wprk is Life」作者「作家・評論家・猟師」の1963年生。「自分は、ただ生きるのではだめだ。 【よく生きる】のでなければならない。命を取っているのだから。ー 私は百姓で猟師で、作家です。ここ十年くらいは、自分の肉体で分かったことしか書かないと決めている。文章は汗で書く。ー 幸せは、 ー夜空に浮かぶ三つの星、幸せの青い大三角形です。仕事ー遊びー勉強」巻末行【危険に生きよ。】194頁 『居心地のいい場所へ』 ・暮しの手帖社 ・23/5発行〜「随筆周 あなたの暮らしを教えてください」シリーズ4冊目中 3冊目、他 .2.4は、確かUp済、221頁 扉に「心はいつも旅の途中にある」とあり、70名による一冊!! "ココ"でもお馴染みのUp作家たち。フセンも多数〜2010/3の谷川から2019/1のしりあがり寿さんまで時系列。タイトルからして、各々 転居 や犬猫旅の話等年齢にふさわしく、、、。当然 装画は 花森安治のもの。 『作家とけもの』 ・野村麻理 篇 ・平凡社 ・24/2発行 25/1/30〜・自然とともにー・正岡子規の短歌一行〜椋鳩十ら7篇 ・わたしの友だちー・犬 林芙美子他7人 ・ 動物がいる風景ー・燕の母さんー金子みすゞ 他8人、・けもののはなしー・タヌキの交通事故ー日高敏隆他7人、全29人・篇、、、おそらく みんな故人と思われるので、解説のある237頁。「作家たちが描く動物 たちの物語を通して、私たちは、彼らとの魂と近づき、そして自分たちの内なる力にふれることができるだろう。こんな時代だ。内なるけものを呼び覚ませ。」〜編者 【カナリヤの囀り高し鳥彼もひとわが 如く晴れを喜ぶ】子規
2025.01.29
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風邪心地ひと日延ばしの風呂洗ひ
2025.01.28
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『街と山のあいだ』 ・若菜晃子 ・KTC中央出版 ・17/9発行〜「山登りを始めて早25年以上経つ。山を始めたばかりの頃は登山雑誌(山と渓谷社)の編集部に在籍して いて、仕事で山にのぼっていたし、ー最近は、1日中歩いても誰にも合わないような山に好んで登るよう になった。ー 本当に山が好きな人は、山をやめない人がおおい。ー」62篇ほどのエッセイ集279頁。 装画も本人〜懐かしい山々と高山植物、"山作家"等々に思い出がひろがる一冊。"紙質"も工夫。1968年生 『ケアリング・ストーリー』 ・三砂ちづる(みさご) ・ミツイパブリッシング 22/12 発行〜1958年生。26篇エッセイ集〜・家で死ぬ ・生活という永遠 ・帰りたい家 ・出生地主義 等190頁 「あとがき」〜「ー あらためて、疫学研究者のわたしと、女性について書き続けたいと願っているわたし を架橋する一冊になっていることを感じている。」 『図書館で暮らしたい』 ・辻村深月 ・講談社 ・15/11発行〜1 周間エッセイー13/7から12間「はじめての体験」26篇 2 好きなものあっちこっちめぐりー本と映画 マンガやアニメ、音楽もー19篇 3 女子と育児と、もろもろの日々ー23篇 4 特別収録ーおじいちゃんと おひさまのかおり 5 自作解説ー8篇 6 直木賞にきまってー5篇 288頁 ・装幀 名久井直子
2025.01.27
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駅に咲く名も知らぬまま冬を越し
2025.01.26
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『僕らは まだテレビを諦めない』 ・緑風出版 24/3発行 図書購入6/5〜339頁の 詳細論考大書!!〜是枝裕和・川端和治・ ジャーナリズム研究会 著 20を超えるフセンに変わり惹句〜「【公平中立・公正】は、報道機関にとって当たり前のルールのように見えるが、民主主義社会では報道機関のチェックを受けるべき政府が、これを逆手に取って自分たちに 都合よく報道を牽制する道具として使うようになってきている。たちえばー 安倍政権の時代に露骨な介入問題が相次いだ。その時代は、本書著者の川端和治や是枝裕和が放送倫理・番組向上機構の 放送倫理検証委員会の委員を務めていた時期と重なる。本書は、権力によるメディアへの介入の実態とそれを塞ぐ手立て【政権への忖度】のない取材や報道、国民の知る権利をどう守るかについて考える。」!1章 是枝和博監督の放送愛 2章 ー放送法四条 3章 ー倫理検証委をつくったわけ 4章 公平公正とは 何か 〜石破茂インタビュー・片山虎之助インタビュー、、・是枝監督【論考」編〜・放送と公権力機の関係について。誰が何を誤解しているのか?・【歴史修正主義】に抗するために。、、じっくり読むしか、、、
2025.01.25
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『図書館にまいこんだ こどもの大質問』 ・こどもの大質問編集部 ・青春出版社22/12発行〜タイトルはさらに「司書さんもビックリ」する 59のQ に「町の図書館や放課後の図書室」での 奮闘記!! 〜各Qで A した人たちの優しさも嬉しく〜・(かえって)興味の芽生えを感じました・児童の 機が熟す瞬間に立ち会えましたなどと語るイラストと。Qには「ぶにょぶにょの本は、ありますか?」等 『駄菓子の じゅうえんや』 ・西郷南海子 ・かもがわ出版 24/2発行 図書購入5/17〜副題「子育ては /おとなと子どもの/民主主義の学校」1987年生「この本は、私が子育てを通じて、 いろんなことに気づいたり、学んできたりした記録です。ー 京都大学と大学院に通いました。」博士号 を取得・社会運動にも参加、駄菓子屋も やっている「"ちょつと変わった ママ"のお話です。ー」・子どもの「やりたい!」を支える・ママ、パパの「なんか変?」をかたちにする・いのちを生きる・市民 とて育ち合う・学びは世界に、写真・イラストたっぷりの183頁。
2025.01.24
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早咲きを遠回りして木瓜の花
2025.01.23
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『歌仙 一滴の宇宙』岡野弘彦・三浦雅士・長谷川櫂(裁き) ・思潮社 ・15/2 発行 〜表裏紙・背表紙も「桜花」にくるまれていて タイトルさえ?の、135☓220ミリの特異な装丁は中島 浩氏。歌仙であるから一行書き下ろしと思いきや、各句の「想い」をくんだ「分かち書き」に驚き縦型の版形に納得。、、歌仙本が珍しいのに、2015年発行に気づかなかったこと残念とも、、いつ読ん でも素晴らしい この三人であればなおさらの「巻」であることは確か。 2013に6回〜・春の雪・花筏・夏の彼方・台風・伊豆の冬を巻き、14年は・桜を。「ー問われているのは、結局、歌仙が人の記憶に残る作品になりうるかどうかである。ー 波のように 上下する分かち書きは、句の流れの水平以上に垂直を強調しているのである。」(〜巻末の「跋」・三浦雅士・小フォント23頁は、歌仙形式はもちろん芭蕉から谷川をも語る論考・言語哲学は、この「跋」 だけでも、新書一冊に匹敵するほど濃厚であり「歌仙は【気が遠くなる瞬間】を必ず含んでなければならない。そしてそれをもたらすための切断と再結合には、身に染みた思想すなわち死生観が要求 されるのである。」などと、、、ドシロートにこれ以上まとめきれない、せめて「巻」の一部を、何れにしろ、一見の機会があることを!! 【台風】〜 ・民のくらしは いかがなりゆく(乙) 採石の国見の丘 も砂ぼこり (櫂) ネット時代も虫の音ひびく(雅) 〜〜。『犬心』いぬごころ ・伊藤比呂美 ・文藝春秋 13/6発行〜 11年前本、菊池信義装幀・MAYAmAXX装画の懐かしさ、当然既読。197頁を ・犬心 ・えーうん この話を少々 ・ルイのお爺さん ・行く命来る命 ・ルイの旅 ・タケの恋 ・その時が来た。 「タケ、ジャーマン・シェパードの老い果てた13歳。そして私は人間の56歳。」「父を熊本に、タケをカリフォルニアに抱えながら、ー行き来していた」時代 更にこの間その父も亡くしている、、のに! 「少々」「どころか 全編「うん◯」話!!、、、引用しようとしたが やめました、これだけにとどめます「タケの洩らしこぼすおしっこ拭きながら、臭気ふんぷん放つヨガマットを洗いながら、一体いつまで つづくかなあと、考えぬでもなかったのだ。父のときもこうだった。」・・って!! 「あとがき」も◯◯こ。
2025.01.22
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来週の休館あてて十二冊
2025.01.21
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『わたしの好きな季語』 ・川上弘美 ・NHK出版 ・20/11発行〜既読のような気がしたが、、何回読んでも新鮮な気持ちにさせてくれる 一冊! 春夏秋冬・新年に分け た92篇(季語)207頁は、めくるのももったいないくらい、作者の身辺と同時進行する文体は身近!!鈴木千佳子の装丁挿画も心地よく。「今は小説を書いて暮らしていますが、学生時代は理科系でした。 生物学科、というところに属していたのです。ー」「俳句をつくりはじめた頃、すぐに使いたくなって しまう季語が、二つありました。」と【春愁】と【秋思】〜【はるうれひ乳房はすこしお湯に浮く】!!殆どが俳人句を掲げていますが、もう一つ自身【木星】の「号」〜【白シャツになりすもも食ふすもも 食ふ】。フセン多数につき、せめて 好きな季語だけでもUpしたいがいくつかを、、そうそう「躑躅は、わたし、少しこわいのです。ー きちんと咲いているのを見ると思わず"すみません"と謝りたくなりま す。」なんてことも吐露、、、(著者に失礼だが好きな季語といい、季語への思いもなんだか似ていて、、)〜絵踏・馬刀(まて)・蚯蚓(磯貝碧蹄館、という俳人名も知りました)・半夏生・漆掻(赤木明登さんも) 夜長妻・小鳥・飾・たくわん・歌留多、、等々。・・・俳句本とだけでなく著者の人となりが嬉しく!
2025.01.20
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臘梅に隠れてみたや二三日
2025.01.19
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大寒の西方浄土へ月のゆく
2025.01.18
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『グニャグニャわんわん』 ぶん・ナカオマサトシ え・fancomi ・偕成社 〜厚紙10頁ほどの絵本〜絵本は楽し! 『老犬とつづ井』 ・つづ井 ・文藝春秋 24/3発行 〜「いぬのA すうねんまえに亡くなった 実家の愛犬です。(愛犬というのは愛が犬のかたちをして いるという意味です) 173頁ある 漫画というか『絵』日記 「犬が死ぬまでの話」です。 『あなたの言葉を』 ・辻村深月 ・毎日新聞出版 24/3発行 234頁 〜『毎日小学生新聞』2020/4 〜24/1間〜 1 じぶんの心わ知る 2 書くこと つくること 3 読むこと 4 あなたの時間があなたをつくる ・おわりに「先が見えないおもしろさ」 42篇。装画・挿絵 〜朝倉 世界一 〜著者1980年生小説家。「辻村さんは大人なのに、どうしてひんなにぼくたち子どもの気持ち がわかるんですか」に対し「それは、【私も昔、子どもだったから】。」ー「【正解】なんてない」とも。 『99歳、ひとりを生きる。 ケタ外れの好奇心で』 ・堀文子 ・三笠書房 2017/12発行 〜多くの美しい「絵」やスナップ写真とでつづる【堀 語録】観て読みふかく感じ.入る173頁。 ・生きるとは、変わっていくこと ・人間も環境も常に変化する。だから面白いのだと思います。 ・無心に生きる草木を仰ぎながら、残る命を生きたいと想う。末語・息の絶えるまで感動していたい。 『続 式のふるさと語り』 ・畔柳こずえ ・風水社 ・16/2発行 〜最近の新聞書評や書籍広告にも「コレは」と思うモノがないままの三冊。1960年生の「自費出版」 「遺さなければ消えてしまうもの」春夏秋冬 43篇エッセイ。 『ロスねこ日記』 ・北大路公子 ・小学館 ・20/2 発行 〜2017〜2018間の 21篇「飼い猫が死んでしまい、その穴を埋めるべくキノコやスプラウトを育て、 ヒヤシンスをアイドルデビューさせ、そしてついにプリキュアの赤ちゃんの人までに行き着いた」話? 『無人島のふたり』 ・山本文緒 ・新潮社 ・22/10発行 〜副題「120日以上生きなくちゃ日記」21/4「私は突然膵がんと診断されて、そのとき既にステージ4b だった。ー 私は緩和ケアへと進むことを決めた。そんな2021年5月からの日記です。」4章168頁 逝去 2021/10/13、の、9日前10/3迄の闘病記。「潔くこの世をさればいいのに、ノートにボールペンでちまち ま書いてしまうあたりが何というか承認要求を捨てきれない小物感がある。」〜21/6/9ー962年生・・・
2025.01.17
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越へてきた干支の雲浮く小正月
2025.01.16
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『道徳教室』 ・高橋秀実 ・ポプラ社 ・22/3発行326頁 〜副題「いい人じゃなきゃ ダメですか」1961年生ノンフィクション作家。小学校での質問からAIに至 る「道徳観」、「道徳とは何か?ーその元となるのはやはり【みんな】ではないかと思います。ー」 1限目「50年ぶりの教科書」〜15限目「あなたは【いい人】ですか?」「道徳【すごい】毒薬なのかもー」 『こんな大人になりました』 ・長島有里枝 ・集英社 23/3発行 269頁〜73年生のご存知写真家。2012/3〜22/1間のエッセイ 127?篇の大書。最終編「ムーヴィングメオン」 〜「ここ数年、フェミニズムのほんと並行して読み勧めてきたのはジャック・ランシェールの美学に 関する本、アラン・セクラの写真論、ジェリエット・B・ショアの経済理論など。ー」フセン多数!! 『シニカケ日記』 ・花房観音 ・幻冬舎 23/11発行〜以前UPは『ヘイケイ日記』、今回は22/5 和歌山での「初体験」日記。「はじめての救急車。初めて の入院。ー51歳ーまだ閉経しておらず。〜1 死にかけた篇 2 病院で生きる 篇 3 現実を生きる全47篇 病院への経緯にはじまり院内でのアレコレは、私メ゙と同様体験に、「そーそーアルアル」のリアル本!!
2025.01.15
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駅までの三十六段北風に負け↑
2025.01.14
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『天神さんが 晴れなら』・澤田瞳子 ・徳間書店 ・23/4発行 ・280頁〜1977年生、初読、京都生からか、品格と博学、文体は次行が待ち遠しいような流れに誘われる。 ・京都に暮らす〜7篇 ・日々の糧〜11篇 ・まだ見ぬ空を追いかけて〜17篇 ・出会いの時〜11篇・歴史の旅へ〜6篇 ・ただ、書く〜15篇、エッセイ集。自身も言う「エッセイが書くのが好きで、ご 依頼をうけると 毎回いそいそと取りかかる。」・博物館で考える〜「世の中になにかを【見せる】企画は珍しくないが、何かを【考えさせる】企画は以外に少ない。ーしかしだからこそ我々は、やかましく 自己主張するものたちから、意図的眼を背け、一人黙考する機会が必要なのであるまいか。素晴らしい博物館、素晴らしい展示とは、そんなかけがえのない機会をもたらしてくれるばしょそなのだと、私は 思う。」と。・・今後とも 期待の大きい若手を知った次第!! 『80歳からの哲学』・春夢子 ・東京出版書籍 ・23/9発行 318頁〜「しゅんぼうし」と読み。本名は宮田洋三、昭和15年生の精神科医。私より3つも下なのに、この 迫力とはるかなる知性・活動に恐れ入ることばかり。宗教哲学の文章にフセンは多数だが、それすら えらべないほどの乖離、、、。各篇ごとの巻末にある、短歌と俳句だけでも引用するしかないか、、、2020〜14篇 2021〜37篇 2022〜45篇 2022〜43篇 2023〜3篇。日記的記述であれば「時局」には 鋭く徹し、宗教・文芸〜芭蕉からコーラン・じゃりん子チエ」・「正法眼蔵」・パンセ・パスカル等々と 縦横無尽! 「存在論と比喩」〜「『植物と哲学』はその存在論的な味方の上で面白かった。ー」と始まの末行には句【時といふ花もつ草やにわの夏】。 「人新生」・AI・国葬・統一教会・コロナ・東京五輪・ パンセ・「我と汝・対話」・・・「プーチンや金や習が支配する国の沈黙する民衆。あるいは統一教会に 振り回され続けている国会議員らも同じダス・マンということになる。だからこそ私はこの時点での国民的視線で宗教を問うべきと考える。ー」(ダス・マンとは「日常的人間の在り方」と)「プーチン とはパラノイア以外の何物でもない。」と、末行歌【量子とはその縺れとは飽きの空巨人の身に乗りてこそ見よ】と、【八十路までの若き人への願い事残してほしきこの美しき星】と本書末行。「パラノイア」〜「妄想症と」でも。・・・〜ふぅっ、、、
2025.01.13
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一幅や辛夷の蕾昼観月
2025.01.12
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『思い出の屑籠』 ・佐藤愛子 ・中央公論新社 ・23/11発行〜「前書き」の日付23/9 100歳、ココでも その多くをUPしてきましたが、「昭和のはじめの生活を、 書き残して置きたいというきもちだった。ー百年いきて 最後、絞りきったダシ殻ではありますが」と! 14篇 エッセイ 213頁、字数・行数ともに 老眼に優しく あっ言う間に読了。 『嘘の心理』 ジャン=リュック・ナンシー ・柿並良佑 ・24/5発行図書購入6/6 115頁〜講談社選書メチエ〜特装版シリーズ・世界樹!のマーク・【le livre】(本)〜「ー メチエの創刊は冷戦 終結後まもない1994年である。ー 知識の徹底的な民主化を推し進めた。ーその光明は今も消え去って はいない。ーしかし、不確かな情報が人々の憎悪を掻き立てる時代が、今訪れている・ー」という趣旨からの一冊。・嘘の心理 ・質問と答え ・訳者による解説 ・訳者あとがき〜ナンシー氏の「小さな 講演会」の翻訳です。 Q・心理をめぐる 合意は? ナンシー「様々な利害関係が強力に、完全に嘘を つくようなやり方で作用しているからです。」・・・フセン多数につきこれだけに。 『学校俳句歳時記』 ・角川書店 ・24/3発行 図書購入5/30 読了6/6〜副題「先生と子どもたちが詠んだ」、監修・星野高士・仁平勝・石田郷子 327頁 「本書は【りんり俳句大賞】の小学生・中学生・高校生・教師の部に応募いただいた俳句を例句として 採用した歳時記です。受賞作のいくつかだけを【蝸牛宇宙を目指し背伸びする】【春近しとなりの席は好きな人】【手づくりの貝のブローチ秋の空】〜星野氏「ー心情俳句の難しさは誰もが思うその心情をどう 表現し、それが同人に伝わるかが肝心です。ー」、、"蝿とりリボン"なんてのもありました。
2025.01.11
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寒見舞切手二枚の "鳥" あはせ
2025.01.10
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『銃を置け、戦争を 終わらせよう』・高村薫 ・毎日新聞出版 ・23/5発行〜2021/6から23/6間の『サンデー毎日・時評」再構成。惹句〜「ウクライナ戦争、気候 変動という地球規模の危機、国内では阿部元首相銃劇事件を経て、台湾有事を煽りながらの軍備偏重社会への転換など、戦後世界が築き上げた平和への意思が大きく揺らぐ 時代が到来した。この潮流は破局へと向かうのか。今私たちは何を思索すべきなのか。時評というスタイルで歪んだ時代精神を撃ち抜きながら、理想的でリアルな、別の ヴィジョンを提示する。」と、ここまでの惹句文の認識がはたしてわたしたちには??? 副題「未踏の破局における思索』をである!! 〜 5章65篇283頁。著者10歳下、、、!各章冒頭〜・オリンピック開催国は難民という想像力を・学校と霞が関にメスを!真の 教育改革、働き方改革へ・プーチンの妄執と戦争のできない欧米・戦後77年、日本人の 身体から失われた戦争のリアル・人権に対し、これ以上の厚顔無恥はゆるされない… 前UP 山田本同様フセンは各篇に。←これだけ挙げても私たちは何を覚えていて 考えていただろうか、、、各篇末の「行」に弁解もなく情けなさと自身を恥じるばかり。「あとがき』〜「ー 著者自身、すべてのことに目配りするだけの能力も時間も忍耐も なかったのは事実だがだからといって一政権が憲法の解釈を勝手に変更して集団的自衛権の講師に道を開き、日本ほ戦争ができるふつうの国にしてしまったことを黙過し たのは、老い先短い高齢者であっても痛恨の極みではある。ー いち物書きの愚直な 時評ににも一定の意味はあると自負している。」!!! 著者同様程度の思考を持たねばと!・・・著者だけに任せておけない!!!
2025.01.09
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初鏡 "待つ身" になるやわれ八十路
2025.01.08
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『山田洋次が見てきた日本』クロード・ルブラン 著 大野博人・大野朗子 訳 大月書店〜24/9発行、1/4ブログとおりの900頁ー60万字!! 1961〜2023間の「大著作」ー書評の 前に一言「日本人が "やるへき・やっておく" 仕事と考察である、また吾々自身 が!!これだけの大作をわが手でまとめられるべくもなく、10/26『毎日・書評』川本三郎氏 〜「フランスの批評家(1941年生)が『男はつらいよ』を始め山田洋次の作品をこんなにも熱く語るとは。思いがけないことで驚嘆する。従来、フランスでの山田洋次の評価 は低かった。ー そんななか著者はー惚れ込み、この700頁を越える大著をあらわした。 ー 本書の驚きの第一は、著者が山田作品のすべてを見ていること。『男は‥』全作品はもちろんのことー『黄色い・・』「下町・・』『学校・・」『たそがれ・・」そして 最新作『こんにちは、母さん』(23年)まで。全作90作品をきちんと見て一作一作について丁寧に語っているる。山田作品の多さに改めて驚くと同時に、その全作を批評 する著者の熱意に圧倒される。山田作品の核にあるのは家族だと著者はいう。ー 家族は『母べえ』で描かれたようにときに国家権力に対する抵抗の力になる。そして家族を 包むものとして故郷がある。ーーまた、山田作品には日本の社会の現実が随所で描かれる。ー ただ山田洋次ははそれらの問題を大声で告発することはない。笑いとともに 観客に考えてもらおうと静かに提示する。ー 細部の充実で著者が山田作品に心底惚れ込んでいることが分かる。」と!! まさにその通りで、私の時代や生活と共に あつたもので、新婚六畳一間駅近の小屋で観たオールナイト〜音楽とともに観客席から 『まってまてしたぁー寅さん!」の掛け声、、、(思いだすだけで。。。)あれからの時代、著者が極小のわがコトまで本にあたり足で書いてるのが分かり、また幾度となくその 風景を追ったことか、、、キリがないのでこれまでとします。。。
2025.01.07
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小寒の鳥も喰はぬや柿たわわ
2025.01.06
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『古本屋台 2』・Q.B.B. 作・久住昌之 画・久住拓也 ・本の雑誌社 ・24/2発行〜久住兄弟による漫画エッセイ〜Qusumi Brothers Bandの略で、「古本屋台」の各篇タイトルも文字る 「夜がふけると やってくる どこからともなく あらわれる 赤い提灯 小さな屋台 珍本 稀本 希少本 幻のマンガ 今夜もひとり寄りたいな 古本屋台」2頁に12コマだから87篇か。「白波お湯割り 一杯百円 ただしおかわり できません 頑固親父の おかしな屋台 あの本 この本 覚えている 蘇る夢が・・」(作詞作曲 昌之氏) 〜「人と話すサル」「のらくろ」「悪童日記」 「イアラ」「下駄履き対談」等々。「救急車がバックで 爆走した夜」-QQB〜読まないとわからないかも 『山頭火』・町田康 ・春陽堂書店 ・23/12発行 314頁〜町田氏による【山頭火】だけでも興味津々! 1部 解くすべもない惑いを背負うて〜19篇 2部 読み解き山頭火〜・11篇、・後書きにかえて【行乞記】 「其中記」、略年譜、1911〜1940年間本文掲載俳句索引。〜町田氏「山頭火の句業のすべては【せい】を【お陰】に持っていくためにあったと言えるのではないだろうか、と俺なんか愚行する。」そして 所詮は【分けいっても分け入っても青い山】に、「考えても考えても、悔いても悔いても、その考えに 終わりはない。どこまでも煩悩の山脈が続いている。ー」「ても それは真実だ。」と、町田康氏!!
2025.01.05
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『俵万智選歌集 あとがきはまだ』 俵万智・渡辺祐真 ・短歌研究者・24/3発行〜万智さん「まえがき」ー『ースケザネさんというステキな読み手を得て、選歌集を 編めることは、ありがたい機会だ。ー」そのスケザネさんは1992年生の書評家・による・選歌、集・解説であり、「俵さん相談し、ー歌集全体の空気感、モチーフ、連作 の空気感が伝わるものー解説は僕地震が好きな歌、俵万智さんの特徴が欲現れていると考える歌をとりあげー」ておれば、・サラダ・とれたて・風の・チョコレート・プーさ ん・未来の・アボカド、8集があらためて 浮上してくる解説力量!! 今でさえどの歌集 の一句さえ蘇りかえっても、歌の""相手""への心情に心深くしたりだった、、、、、、、、。全333頁の歌と解説にフセンがつくようだったが、あえてこの歌ひとつだけにして 【忘れるという知恵を持つこの国の平和、それでも平和を愛す】、、だめだ、、あと2つ〜【死というは日用品の中にあるコンビニで買う香典袋】【「楽しくじゃなくて正しく弾く んだね」子に見抜かれる私のピアノ】・・・・いつまでも「答えは言葉」(祐真)ー同感!! ☆先ほどのTVにで、 万智さんとスケザネさんを チラミしました!☆
2025.01.04
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読初は約1キロの『寅さん』本☆『山田洋次が見てきた日本』クロード・ルブラン著大月書店☆・厚さ=高さ 5センチ・779頁・1頁45字☓18行≒60万字?・返却日1/8★
2025.01.03
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をくづれの水仙香る淑気かな
2025.01.02
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元朝の四社参りやありのまま
2025.01.01
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本年も よろしく おつきあいのほど 申し上げます2025/1/1 am 6:55
2024.12.31
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棉吹きて摘み時逸し年越に☆良いお年を! 来年もよろしく☆
2024.12.30
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