ぜんちゃんの風に吹かれた日々

プロフィール

バルナバぜんちゃん

フォローする

フリーページ

シロコＣ

2005年04月20日

ようやく鼻炎の症状も緩和されたようだ。

昨日、ＣＤをレンタルしてきた。
「アラン・パーソンズ・プロジェクト」ベストヒット・ソングス
「７セカンズ・ベスト・オブ・ユッスー・ンドゥール」
「ＴＯＫＩＯエレキ合戦」
「青春歌謡ゴーゴー２・ティーン・ポップス大図鑑」
なんとも節操のないセレクトなのだが、取り分け今年テイチクから発売されたエレキ・ブーム４０周年記念企画のジャパニーズ・エレキ・インスト名演集の「ＴＯＫＩＯエレキ合戦」が興味深かった。
あの伝説のカリスマギタリスト成毛滋が参加していたザ・フィンガーズのインスト作品が三曲収録されているのだ。

言わずと知れたあのサラサーテの名曲を成毛が編曲し驚異のテクニックでリードギターを弾いている。

成毛さんはその後７０年代にはいり日本のロック黎明期の立役者として活動するが
常に外国の音楽シーンを目指した成毛さんと歌謡曲視野の当時のレコード会社はかみ合うことなく例外で公式アルバムが発売されたものは三枚だけだ。
これらは本来オムニバスアルバムとして出るはずであったが他のバンドの音源が間にあわないため偶然として発売されたものだ。
そのバンドはストロベリー・バスとフライド・エッグでともに成毛さんがリーダーでギターとオルガン、シンセを弾いている。
その後、録音されたはずのソロアルバムは結局今もって一枚も出されていない。

とにかくその当時の成毛さんの演奏は超絶だったらしく左手でギター弾き右手でキーボード弾き足でベースを弾いてたらしい。
まさにエンターテイメントとして卓越していたようだ。
ギターフリークたちは成毛さんがステージに上がると一斉にテープレコーダーを並べたという。
そしてフリークたちは楽屋に押し掛け「あの部分はどう弾いているのか」と弾き方を聞いたという。

国産ギターメーカーの「グレコ」は特典として「成毛滋の教則テープ」を付けた。

レコードは出ないがその凄まじいステージの話題も加味されてロック雑誌「ミュージックライフ」の人気投票で日本ロックギタリスト部門で長らく一位をキープしていたように思う。

どんどん変化していった日本の音楽シーンのなかで成毛さんは伝説化されていった。
その後の動向は分からない…。悲運のミュージシャンであることは変わらない。
でもそういう人たちは他にも沢山居るのだろう。
「実はオレはその当時スゴガッタのだ…」

で、その音源や資料も残っていないのでは悲しいかな説得力はない。
その点、成毛さんの音源や写真が少なからず残っているのだから良いのかもしれない。
昨日、ネットで調べていたら成毛滋さん公認の非公式ファンページがあって幻のソロ音源が無料配信されていた。
いまでも多くのファンに支えられているのだなと思うと少しジーンときた。

「実はオレは東芝ＥＭＩと契約していて何時でもＣＤ出せるんだよ」
身近にそんな人がいる。
ボクには本当のことは知らない。でも本人はそういうのだから。
「いやあ、以前レコードデビューした事あるんだよ」
そんなことを言った人のウワサも聞いた。
だったらそのレコード今度見せてよ…。その話しはそれで終わってしまった。
いつもいつも一眼レフのカメラ二台を首からぶらさげて写真論をまくし立てる人もいた。
「○○さんの写真今度見せてくださいよ」そんなボクの問いかけにその人は
「私がやろうとしているのはそこら辺りのスナップ写真ではない、報道写真なのだよ！」豪語した。
「だからその写真見せてくださいよ」
やがてその人はボクらの前からふっと消えた。

今日、某食堂で昼食を摂っていた。
セルフサービスの店で食べた食器は自分で特定の場所にもって行くのだ。
ある若い女性が食べ終わって食器を返す時なにやらウジャウジャ店員に言った。
直ぐに責任者が出てきて深く頭を下げていた。
どうもその女性は何かの「おかず」の中に硬い異物が混入していて歯が痛かったらしい…。
で、その異物らしきものはそのまま飲み込んでしまったらしい。
やけに「痛かった、痛かった」とアピールしている。
結局、払った代金を戻す事で和解したらしい。
いくらこういうものが混入していたといってもその現物を見てみないとねえ。
たぶんその人にとっては本当になにかが入っていたのだろう。
それが異物がそれともなにか煮魚の骨を刺したのかは定かでないが…。

ますます自分の記録を残したいと変な決心をした。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう