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THE SOCIAL NETWORK
世界最大のソーシャル・ネットワーキングサービス
‘フェイス・ブック’をハーバード大学寮の一室から
始めた19歳のマーク・ザッカーバーグ。
5億人の友達を作った男は、何を手に入れ、失ったのかー。
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2011/01/15
ジャンル ドラマ/青春/伝記
映倫 PG12
【解説】
ベン・メズリックのベストセラー・ノンフィクションを基に、
誕生からわずか数年で世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)
へと急成長した“facebook”をめぐる創業秘話を
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が
映画化した青春群像ドラマ。創設者マーク・ザッカーバーグと
彼を取り巻く若者たちが織りなす悲喜こもごもの人間模様に焦点を当て、
華麗なサクセス・ストーリーに秘められた光と影の物語を赤裸々かつ
ドラマチックに綴る。主演は「イカとクジラ」「ゾンビランド」の
ジェシー・アイゼンバーグ、共演にアンドリュー・ガーフィールド、
ジャスティン・ティンバーレイク。
【ストーリー】
2003年の秋。ハーバード大学の学生にして天才プログラマー、
マーク・ザッカーバーグは恋人にフラれた腹いせに、学内の
データベースをハッキングして、女子学生たちの顔写真を使った
人気投票サイトを作ってしまう。そんな彼の技術に目を付けた
エリート学生が、学内交流を目的としたサイトへの協力を持ちかける。
しかしマークは、親友のエドゥアルドを誘って、ハーバードの学生を
対象としたソーシャル・ネットワークのサイトを立ち上げる。
するとそれは瞬く間に登録者を増やし、急速に拡大していくのだったが…。
<109シネマズ川崎にて鑑賞>
<>
ご覧になったかたの評価も高く、第68回GG賞の映画ドラマ部門の作品賞、
監督賞、脚本賞、作曲賞の4冠にも輝いたので、かなり期待しての鑑賞でした。
評判通り、面白かっことは面白かったのですが、自分が想像していた
感じとはちょっと違いましたσ(^◇^;)
最初は、ジェシー演じるマークの早口の台詞と冒頭のエリカとの会話での
嫌な奴的性格に、この映画についていけるか心配でしたが(笑)、
キャストが良くて、脚本も良くて、台詞の多い会話劇を面白く
鑑賞することができました。
ただ、正直なところ、個人的には、この作品がアカデミー賞を取るほどの
(ノミネートはされるのは納得でも)作品なのかなあとは
思ってしまいましたがσ(^◇^;)
良かったと思ったキャスト陣は、実際の人物とほとんど同世代の
俳優さんたちです。と言う事で、まずは主なキャストです
19歳でフェイスブックを立ち上げた天才少年。人づきあいが苦手な
コンピューターオタク。
ハーバード大学の学生と言う事だけでも、息子を持つ私としては、
羨ましい限りなのですが(笑)
彼女に振られた腹いせで、たった一晩、いえいえ3、4時間?で
あれだけのアクセス数の学内サイト、フェイススマッシュを
立ち上げてしまうなんて、驚きです
一方、冒頭のガールフレンド?(だった?)のエリカとの
かみ合わない会話(観ている私もエリカになって、腹が立ってきました)
から、コミュニュケーション能力が欠如していて、精神的にもまだ未熟で、
社会性のない人物だと言う事もわかります。
天才とは、得てして、そういうものなんでしょうけどσ(^◇^;)
演じるジェシーも上手い。あまり感情を表に出さず、目にも輝きがなく、
とっても機械的に早口にしゃべり、天才と奇人は紙一重みたいな人物を
上手く演じていたと思います
マークの親友であり、フェイスブックの共同創業者であり、CFO。
<CFO・・・日本語に訳せば最高財務責任者。超訳すると役員兼財務本部長、ちなみにマークはCEOで最高経営責任者
CFOになるくらいなので、普通の人より経済的にも恵まれていたんだと思います。
そう言えば、マークはGAPとかパーカー姿とかラフな感じが多かったけれど、
エドゥアルドは、いつもキッチリした服装だったような気がします。
「BOY A」の演技が未だに記憶に残るほどの演技派のアンドリューですが、
今回も、親友の裏切りにあって苦悩、葛藤するエドゥアルドを好演してました
ナップスター創設者で、フェイスブックに目を止め、マークに近づく人物。
<ナップスター・・・プログラマーのショーン・ファニングと
ショーン・パーカーが1999年に共同創業した音楽共有サービス。
2001年にサイトは閉鎖。今もナップスターの名前は残っているが、
昔のナップスターとの関係は、ほとんどない>
あまり生気のないマークの目が輝いたのが、ショーンの話を聞いていた時
のような気がします。マークは、ショーンに憧れ、彼をソウルメイトと
思っていたのかもしれません。
そんなカリスマ性を感じさせるのに、ジャスティンはピッタリでした
すっごく魅力的な人物でした。(って言うか、ジャスティンが好きな私・笑)
資産家の息子。ハーバード最高峰のファイナルクラブ、ポーセリアンのメンバー。
マークにプログラミングを頼んだことから、トラブルに巻き込まれる。
この俳優さんは、私は初めてでσ(^◇^;)イケメンの双子の俳優さんて珍しいなあと
思っていたら、VFXを使っての、一人二役だったんですね(*_*)
家柄も良く、富も名声もあって、いかにもお坊ちゃんって言う感じが
すごく良く出ていました
ブログ以外は、ミクシーもツイッターもしない私ですので
(なぜかモバゲーはしていますが・笑)
“facebook”
の存在さえ知らず、映画を鑑賞する前にどういうものなのか
簡単に調べましたが、実名、顔写真をネットに載せると言うことにビックリ、
私には考えられないくらい恐ろしいことでした(笑)
日本人には、むかないSNSなんじゃないかとも思いました。
まっ、それはともかくとして、映画は実話に基づき創作も加えてある
とのことでしたが、マークが“facebook”が立ち上げて軌道に乗るまでの過程と、
その後、彼が訴訟された二つの裁判の様子が、交互に描かれているので、
最初はちょっと戸惑ったのですが、その構成がマークと言う人物の人となり、
そして、彼に裏切られ振り回されたエドゥアルドへのマークの
思いみたいなものもちょっと見えてきたりして、中々面白く観れました
フェイスブックの是非を説いているわけでも、登場人物の良し悪しとかを
描いているわけでもなく、また、映画的な感動とか興奮とかもないのですが、
そして、ラストもフィンチャー監督お得意の衝撃的なものではないのですが、
フェイスブックブック創設にあった人間ドラマを描きながら、今や必要不可欠
になっているPC、そして、蔓延る?IT産業、そんな現代そのものを
感じられた作品でした。
ラストシーン、振られた エリカのフェイスブックのページ
を淡淡と
クリックし続けるマーク、巨万の富を得たのに幸せそうじゃない、
孤独な姿が目に焼き付きました。。。
1月15日(土)公開
<パンフレット¥700クリックで公式サイトへ>
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