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大変ご無沙汰してしまいました。実は急に転勤となり、無事自宅のある神戸に戻ってくる事となりました。関東のオフ会でお世話になった広場のお友達の皆さんにご挨拶を・・・と思っていましたが、辞令が出てからバタバタの日々で、お世話になったのにご連絡もできずこちらに戻ってしまい申し訳ありません。さて、自宅に戻ったのはいいのですが、通勤時間は片道約2時間。子供の受験もあって広場にアクセスする事もできない状態でした。でもビーズはすぐに編み始めて、いつでも中断できることや、妻のお友達から次々とオーダーを頂く事もあってずっと続けていますよ。最近は以前編んでいた香水瓶モチーフのリクエストを頂く事が多いですね。オーダー頂いた方には手元のストックを見て頂いてお気に入りがあればそれを、なければご要望を伺ってその色で編むの事になります。人気、不人気があるのですが、妻は不透明系スワロはダメというタイプ。私はこの上の作品がかわいくていいと思うのですが、どんな色使いをしても「不透明系はスワロらしくない」との意見です。ローズアラバスターはとてもかわいいピンクで新色のリリースがあってすぐにいろんな形とサイズを買い込みました。でも色あわせがとっても難しくて気に入った作品がなかなかできません。今回は4mmのローズに3mmのホワイトアラバスターを合わせて保守的な組み合わせにしましたが、瓶のふたの#5000がいいアクセントになって、やっとローズアラバスターで気に入る色あわせができたと思っています。でもこれも妻には不人気・・・。結局この写真の様などちらかというとビビッドな色あわせが人気です。ライトシャムは私が始めて出逢ったスワロの色なのですが、今となっては少し気恥ずかしいくらいビビッドな色ですね。コバルトもお友達には人気で、真ん中のクロスのパーツをシルバーにしたりゴールドにしたりでバリエーションを作っています。個人的にはライトシャムやサファイヤならサテンにしたい所ですが、シックなイメージで不人気。一人暮らしから開放されたのですが、日記の更新やみなさんのサイトにお邪魔する事も以前の様にできないと思います。でも書き込んで頂いたコメントにはお返事をさせて頂きますね。ずいぶんサボってしまいましたが、またよろしくお願いします。
2009年01月11日
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エレガントな色合わせのイメージを秋色ABで今年の秋色はラスターで編み始めているのですが、私の場合はやっぱりABの誘惑に負けてしまいます。昨日の夜も浅草橋。閉店寸前の貴和さんとパーツクラブさんに行ってきました。パーツクラブさんは駅前店の並びにもう1件大きいお店ができたので夜派の私にはありがたいですね。チェコFPの楽しみは色数の多さなんですが、私の場合はそれに加えて色にバラツキがある事も魅力。昨夜最後にお邪魔した駅前店ではちゃんと店頭に表示があって、何袋かカゴにいれると「この先はロットが違うので色も異なります」と言った感じの札が出てきて良心的。気に入った色でこんな札を見つけると、私は絶対に両方を買ってしまいます。じゃあ、ムラがあった方が良いかというと問題は買い足す時。同一色は表示やショップが同じでもスタッカーに補充する前に必ず色味の確認をします。微妙に違っていると「1色手持ちが増えた!」と喜びたい所なんですが、中途半端な在庫が残ってしまう事も事実。悩み所ですね。さて、今日のビーンハートは全てABで、ローズ、フューシャとバイオレットです。ちょっと寂しい感じの作品が多かったので、色イメージとしてエレガントな組み合わせを意識してみました。シードはこんな色合わせにお似合いのMIYUKI淡金。決してお安くは無いのですが、一度使うと手放せなくなる魅力的なシードです。
2007年09月28日
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個性的な秋色シードでラスターのビーンハートラスターで編む今年の秋色ビーンハート、1作目は保守的な印象でしたから、次はちょっとシードで遊んでみましょう。赤ワインを連想させるきれいなシード、広島ビーズの995番を使うとどんな秋色に仕上がるか実験です。シードが赤系ですから今回のラスターはシャンパンとアメジストとオリーブの3色を選んでみました。チェーンはパーツクラブさんの金古美ですね。そろそろブドウが安くなってきました。ブドウ好きの私に取っていちばん嬉しい季節。今年は新顔の品種に出逢えるでしょうか?
2007年09月10日
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ポン・デ・ケージョを焼きましょう今日は久しぶりにお料理のお話。こちら浦安もやっと涼しくなりましたから、オーブン料理が復活。ブラジルのモチモチパン、ポン・デ・ケージョを焼きましょう。ポン・デ・ケージョとはポルトガル語で「チーズのパン」の意味。粉は澱粉が中心で発酵が不要なタイプ。これなら簡単です。材料はこれだけ混ぜ合わせてあとはオーブンへ神戸の自宅でも妻がよく作っていますが、我が家はミックス粉で作ります。今回はクオカプランニングさんの製品で材料は画像の通り。粉さえあれば、それ以外はどこにでもあるものです。今回はボスコのオリーブ油と成城石井さんで頂く大好きな16ヶ月熟成のチェダーなどを使い、全部混ぜ合わせて170度で30分焼けばできあがり。仕込みから焼き上がりまで1時間もあれば十分です。表面に頭をだしたチーズが焼けて溶け出し、パリパリになっていい感じ(丁寧に成形しなかった言い訳です)。チーズのリッチな香りが・・・手元の書籍、成美堂出版の「パンの辞典」を見ると、ブラジルでは喫茶店の定番メニューでコーヒーと一緒に食べるとの事。このミックス粉を使って規定時間焼くと、自宅でもこちらでも白っぽく仕上がるのですが、書籍の画像はもっと焼き色がついているようですね。たくさん作ってしまったので翌朝も食べたのですが、軽くレンジアップするだけで美味しく頂けました。ミックス粉、東急ハンズなどの売り場に行くと本当にたくさんの種類がありますね。発酵プロセスの無いカンタンなパンは、パン焼き器がなくても朝少し早起きするだけで作る事ができて、私にピッタリです。
2007年09月03日
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今年の秋はラスターのビーンハート先週末は神戸。自宅のLANケーブルが切れてしまったので梅田のヨドバシカメラに買い物に行ったのですが、せっかくなので同じビルに新しく出来た貴和さんにもお邪魔してきました。お店はフロアの一角ですが思ったよりも広くて、たいていのものは揃うのではないでしょうか。嬉しいのはポイントカードが浅草橋と共通って事。大阪店のスタンプは浅草橋で使えずに困っていました。自宅用にチェコのシードを少し買い足して、FPのコーナーを見ていたのですが、秋色のきれいなラスターがいい感じで並んでいます。思わず多色で編んでみたくなり、ラスターシリーズからトパーズ・アメジスト・オリーブとシャンパンを頂いて最後にチェーンを少し買ってきました。途中三宮のパーツクラブさんでもチェーンを少し買い足して製作開始。まず最初はオーソドックスな秋色の定番って感じの色合わせで編む事にしましょう。今回のシリーズは4色のFPの中から3色を選んでシードと組み合わせ、秋色の中でどんなバリエーションが編めるかの実験です。今日はトパーズ+アメジスト+オリーブとして、シードはチェコのレッドブロンズで少し彩度が高めの秋色です。チェーンは貴和さんのK-105銅古美40cmにしてみました。中に入れた8mmFPもラスターでクリスタルホワイトです。ちょっと保守的な感じですので、次はシードで少しだけ遊んでみたいですね。
2007年08月29日
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秋色か柿色か?関東では先週末、少し涼しかったのですが、また盛夏に逆戻り。日記だけでも秋色にしたいですね。さて、今年の秋色ビーンハート1本目は浅草橋のJ4さんで買ったお茶カラーで多色に仕上げてみましょう。色名は抹茶と紅茶と番茶、どれも4mmのラウンドタイプですね。中に入れた8mmFPはローズです。シードは少しマット感のあるチェコのココアにしようかと思ったのですが、せっかくのキラキララウンドなので、同じくチェコシードから定番のオレンジGにしてみました。でもこれって秋色と言うよりは柿色って感じ。(画像ではピンクゴールドにも見えますが、実物は柿色です!)私のビーンハート、チェーンはすべて18インチ(約45センチ)なのですが、時々もう少し短くしてと言うリクエストを頂きます。今回は貴和さんの既製品から銅古美の40cmで少しインパクトのあるデザインのチェーンを通してみました。
2007年08月22日
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とんぼ玉とシルク紐でとってもカンタンなネックレスすっかり日記をサボってしまいました。広場のお友達♪さち♪さんからメッセージを頂きましたので、久しぶりに作品をアップしてみますね。日記をお休みしている間、わんこモチーフなどを作っていたのですが、次から次へともらわれて行ってしまい、画像に残す事ができていませんでした。今日のカンタンなネックレスも実は3本目なんです。最近また、とんぼ玉を少しずつ集めるようにしています。もちろんコレクションも愉しいのですが、やはり作品にしてあげるのがとんぼ玉にとっていちばんいい様な気がして、カンタンに作れるこんなネックレスにしてお友達に差し上げたりしています。今日の主役は北海道 小樽の北一硝子さんで今年夏に買ったもの。前回はランプと切子のぐい呑みを頂いたので今回はとんぼ玉狙いでした。ショーケースにはこのサイズのとんぼ玉単体で10個くらいと、アクセとして仕上げられたものが展示されていました。単体ではお気に入りがなかったのですが、アクセに使われていたピンクのマーブルに目が釘付け。お店の女性の方にダメ元で「このとんぼ玉だけ分けて頂けますか」と伺うと気持ちよく対応して頂けました。じっくり見てみるとピンクのグラデーション、ホワイト、それにカフェ・オレ色(?)のマーブルで構成されています。このカフェ・オレ色がピンクの甘さを抑えていていい感じです。北一硝子さんは通販をされません。手作りのガラス作品にはすべて個性があるので実際に店舗までお越しくださいとのメッセージ。前回ぐい呑みを頂いた時もお店の方に声を掛けるとストックから同じデザインの作品を10点ほど持ってこられて「どうぞゆっくりとお選びください」とおっしゃいます。これがまた愉しい時間で、本当に納得するまでゆっくりと選ばせて頂きました。バラツキを愉しむ事ができるビーダーさんならこの気持ち、わかりますよね。さて、今回もネックレスに仕上げる事にしました。残りのパーツやとんぼ玉はすべて浅草橋kinariさんで買った手持ち品で作ってみました。皮紐はタイトな感じがして素敵なパーツですが、私はkinariさんのシルク紐がお気に入り。いいお値段ですが、カラーもたくさん揃っていて私は2色を組み合わせて使うようにしています。主役の両端にはちいさいマーブルのとんぼ玉を配して、長さ調整用と末端用のとんぼ玉さえあれば30分以内で完成してしまいます。今回は「つゆ結び」で固定しましたが、シルク紐はアジアンノット用の紐と異なり柔らかいのできれいに仕上げるのが難しいですね。後からでも微調整できますから、ここは丁寧に仕上げたいと思います。
2007年08月20日
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ビーグルの3兄弟?バリエーション作りはビーズの楽しみの一つ。ビーンハートもそうですが、わんこでもやっぱり編んでしまいました。オリジナルはライトコロラドトパーズ+スモーキークオーツなのですが、スモーキークオーツの3mmが浅草橋で品薄のため、こちらをスモークトパーズとコロラドトパーズに変えてみました。ビーグルと言うとスヌーピー。20年程前にモデルがビーグル犬である事を友人から聞いて、さっそく図書館に調べに行きました。当時はとても珍しい犬種で街で見かける事もないし、ネットなんて無い時代。で、資料は見つかったのですが、正直「あんまり似てない!」。まあ飛行帽をかぶって立って歩いたり、犬小屋の上でバランスを取りながらあんなスタイルで眠っている犬がいたらかなりコワいですよね!
2007年02月13日
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グレーの体毛をスワロで表現?トイプードルっていろんな毛の色があるんですね。ジャパンケンネルクラブの公認カラーは14色との事。以前グレーの体毛の子に会った事があるのですが、あまりの可愛らしさに真剣に飼ってみようかと考えたくらいです。このビーズ本にもいろんな色の作例がありますが、私は無意識にホワイトアラバスターで編み始めました。でもこれが妻に不評。好みって難しいですね。昨夜も閉店間際のパーツクラブ浅草橋店・貴和スワロ館に不足ビーズとパーツを買い足しに行ってきました。最初にお話ししたグレー色をスワロに置き換えられないかとしばらく悩んでいたのですが、透明系でグレーの印象のカラーは複数あっても不透明系でお似合いのカラーを見つける事ができませんでした。さすがにこのシリーズでは表面加工系と言うわけには行かず今後の宿題にして帰って来ました。
2007年02月01日
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わんこ達を連れて帰ったのですが・・・ 先日神戸に帰った際、編み上げた何匹かのわんこを持って帰りました。妻と娘それぞれ、どれがお気に入りか選んでもらったのですが、妻はこの前ご紹介したヨークシャ・テリア、娘は今日の画像のパピヨンとなり、無事もわわれて行きました。妻の意見を聞いてみると、スワロはやっぱり透明系との事。次にご紹介する予定のトイプードルは全部ホワイトアラバスターなのですが「どうして透明系で編まないの・・・」と注文が付いてしまいました。クリスタルのモチーフ(置物のスワロです)からスワロビーズの世界に入った私も最初はそうでした。まずクリスタルABやシャムに魅了され、AB2Xにハマった時期もありましたが、基本はずっと透明系。新色でピンクアラバスターがリリースされた時は、どうしてスワロがこんな色を・・・と思ったのですが、私にとってはいまだに使い辛いカラーです。不透明系に馴染むきっかけは2年前の夏のターコイズブーム。以前からこっそり使っていたのですが、ブームとなるとリクエストも多くなり、不透明系の魅力に触れる事ができました。半透明のアラバスター系はいまだに苦手。でもホワイトアラバスターはわんこシリーズにはお似合いの透明感だと思っています。次は、その人気薄(?)トイ・プードルを見てくださいね。
2007年01月26日
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ちっちゃな わんこのモチーフ!娘は大のわんこ好き。我が家ではペットを飼っていませんが、近所の公園では夕方が犬のお散歩タイムになっていて、いろんな犬種に出会う事ができます。よそ様の犬ですので食事代もかからず、好きな時に遊んでもらえてお気に入りの様で、親として本当に助かるイベントです! 娘といっしょにビーズ本を見ていると必ず動物モチーフのページで手が止まり「次はこれ」とのリクエスト。以前も日記で書きましたが私の苦手分野で、寝たフリをして逃げ切っていました。先日、浦安の書店でビーズ本のコーナーを見ていると、わんこに的を絞った庄子雅子さんの「ビーズのワンちゃんモチーフ」(ブティック社 ブティック・ムックno.607)を発見。パラパラ見ていると私のコンセプトにぴったりです。動物モチーフ本はたくさんあるのですが、何が苦手かと言うと・・・・レシピが複雑すぎて編む気がしない・いろんな色やサイズのビーズをたくさん揃えないと編めないってストレス・一本のテグスで最初から最後まで編みたいのに、頭、胴体・・・と別に編み上げてそれをくっつけるのが苦手ビーダーとして本当に情けないコメントですが、私はシンプルなレシピをたくさん編んで行くスタイル、1本のテグスで編み上げる事だけはどうしても譲れません。この本は私の要求を全て叶えてくれる内容で、作家さんの思想に共感できるものがあります。さっそく買ってレシピを順番に読んで行くと、基本的な編み方スタイルには一本筋が通っています。これを絶妙にアレンジする事で多彩な犬種を編み上げると言った内容で、限られた数のビーズで犬種の違いを再現する手法に感銘を受けました。準備するビーズですが、とてもシンプルでスワロ#5301は4mmと3mmに絞り込まれています。これにオニキスの3mmと2mm玉で目と鼻を構成。いつもはメモを持たずにショップに行く私ですが、今回はちゃんとリストを作って貴和スワロ館、ウエスト5、パーツクラブ駅前店に行ってきました。揃わないビーズが少しあったのですが、パーツクラブ浅草橋店がオープンした事に(今さらですが)気付き、始めておじゃましてきました。開放感のある広々としたショップで、内装に高級感を感じます。売っているものは他店と変らないのですが、ゆったりとお買い物が出来る上に閉店時間が午後8時! 先日の夜も不足ビーズを買い足しに行ってきました。いつもの通り前置きが長くなりましたが、今日は表紙にも登場するヨークシャ・テリアを編んでみました。スワロの色はライトコロラドトパーズとスモーキークオーツ。シンプルな分、ちいさな作品になってしまうのですが、表情が豊かでとても可愛く編みあがりした。さて何に仕上げるかですが、このシリーズはストラップ仕立てにしてみましょう。首輪を連想させるような大きな丸カンを使ってボールチェーンを繋ぐのですが、大きなサイズの丸カンを扱っているショップは少ないですね。今回はkinariさんの製品ですが、神戸三宮の東急ハンズで見つけてその後浅草橋のkinariさんで補充してきました。パターンを掌握してしまえばとっても簡単、別のわんこも編みあがっていますのでまたご紹介しますね。
2007年01月15日
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日替わりの携帯ストラップ?一度付けると取り替えるのが面倒な携帯のストラップ。日替わりでカンタン付け替える方法がないか考えていたのですが、浅草橋のARTさんでカニカン付きのストラップ金具を見つけました。紐の色もシルバーで汚れが目立たずいい感じです。アレンジしたパーツをいくつか作っておいて、気分によってカニで挟む(?)ものを替えてみようってわけですが、どうなるでしょう。それぞれのアレンジに共通のパーツはパーツクラブさんで見つけたお花のプラパーツ、二つのサイズを組み合わせて、途中には乳白の丸小でMIYUKIのH3994を使ってみました。後は手持ちパーツを適当につなげて行くのですが、ピンクのキノコはパーツクラブさん、笑顔がキュートな白ヘビさんはユザワヤ神戸店でみつけたMunsell社の製品です。カンタンに付け替えられるって事は、使用中にカニカンの口が開いて落っこちてしまう可能性もあるって事ですね。もう少し大きめのしっかりしたカニカンの方が安心かもしれません。
2006年12月25日
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香水瓶、時間を見つけては少しずつ編んでいるのですが、忙しくてなかなか日記が書けません。今日はまとめて見てくださいね。いろんな色で編んでいると必ず使いたくなるカラー、ジェット。4mm、3mm共に色を揃えて編んでみました。クロスパーツは神戸のドヰ手芸店で見つけた表面を荒らしたデザインのゴールド。こちらは貴和さんやパーツクラブさんでも見かけますね。キャップは大好きなコスモジェット。この形が一番「香水のキャップ」っぽいです。妖しい系は私のお約束。ピンク色の作品イメージを狙ってライトローズAB2Xを使うとこんな感じになってしまいました。3mmはさすがに2Xって訳にはいきませんからABです。クロスパーツは定番のパーツクラブさんで買ったストーン入りですね。2X効果でローズなのかバイオレットなのか、また角度によってはトパーズにも見えてしまう妖しさたっぷりの作品。個人的には大好きなのですが、周囲の評判はイマイチ。・・・分かるような気がします。こちらは晩夏のイメージ。季節には全く間に合いませんでしたね。カプリブルーのサテンとフューシャの組み合わせです。撮影の関係でちょっとダークな印象ですが、実物はもっと明るいトーン。サイドはシンプルにノーマルのクリスタルで重みを抑えてみました。秋も深まってきましたから、金古美を活かしてシックに行きましょう。ちょっと淡い巨峰色(?)のパープルベルベットに赤ワインを連想させるフューシャ。サイドは鋭利な金属を連想させるクリスタル・サテンで引き締めてみました。今回はロンデルの代わりに浅草橋のARTさんで見つけた座金のような薄いメタルパーツを使ってみましたが、瓶の上部分の#5301のエッジと干渉してちょっと「座りが悪い」と言った印象。ロンデルだと「くぼみ」があってエッジ部分をうまく吸収してくれて、改めてオリジナルレシピの素晴らしさを実感しました。葡萄の季節はもうおしまい。最盛期にはいろんな種類がお店に並んでいて楽しみだったのですが、だんだん少なくなってきましたね。その代わり、みかんが安くなってきました。今年もフルーツをたくさん摂って冬を乗り切りたいです。
2006年11月14日
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ビーズの万華鏡を作ってみました学習研究社の「科学と学習」、私が小学生の頃は校内での販売が許可されていて、理系の私は「子供の科学」の発売日が楽しみでした。今では地域の営業の方が直接自宅に届けて下さいますが、昔はおおらかだったのですね。上の子供は科学派(?)でした。でも「お父さん手伝って」と言われると懐かしさもあって、ついつい一人で組み上げてしまうので学習効果としてはほとんどゼロでしたのね!学研さんもそんな大人の気持ちを汲み取って「大人の科学」シリーズをリリースされており、こちらには製品版と定期刊行されるマガジン版の二つがあります。製品版は買った事がないのですがマガジンはお手ごろ価格で高品質。良心的な製品だと思います。その最新号13号は万華鏡の特集で、ふろくは投影式の万華鏡です。この製品、中の箱をあけなくても冊子の中に「組み立て方」が折込みで入っていて工程を確認できます。ビーズを使った万華鏡で像を壁面に投影するコンセプト。さっそく買って組み立ててみました。製作時間は30分もかからないと思います。約100ページの冊子が付いてお値段が2,100円ですから当然付属のビーズはプラ。ビーダーならアップグレードはカンタンですね。出来上がりました。ほとんどがプラスチックで出来ていますが、表面を荒らして高級感を出しています。部屋に置いても安っぽくない所がいいですね。部屋を真っ暗にして投影してみましたが古いデジカメでは感度が低くてきれいに写りません。もちろんフラッシュって訳にはいきませんし・・・。アームライトだけつけてみるとこんな感じ。イメージがわかって頂けそうな画像が撮れました。付属豆電球の光量の関係でお部屋の天井一面に・・・と言った使用法は苦手なようです。壁から15cm位離して投影すると本当にきれいで、スワロを入れてみたくなりました。夜寝る前に、ベッドサイドでクルクル回しながら映像の変化を楽しむには十分な機能だと思います。
2006年10月10日
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お月見ビーンハートは如何?今年の秋は季節先取りでリリースしたいと思っているのですが、お月見を意識して中秋の名月のビーンハート(?)なんて編めるかどうか色合わせの実験です。お月見というとお団子・・・じゃなくて、真面目にお月様の印象をハートに移して見るのですが、地平線に近い時と空の高い所にいる時と、随分色が違って見えますよね。今回は比較的高い所にあるお月様のイメージを3色の多色で編んでみます。使ったFPはJ4さんからチェコケシのジョンキル、貴和さんのクリスタルWL。もう1色はバーゲンだったのではっきり記憶にないのですが、確かJ4さんの新しい大阪店の開店フェアで買った特売品。色のイメージとしてはホワイトのオパールですね。お月様の色って黄色や白って印象ですが、実際は本当に複雑な色ですよね。3種類のFPだけで中間的な色や変化をどうやって表現するか考えたのですが、今回はあえて表面加工を揃えずにに変化を持たせて複雑さを狙ってみました。丸小はまさにお月様色って感じのチェコシード「ライン-1」、貴和本店さんで頂いた柔らかくて優しい色のシードです。今年は10月6日が中秋の名月との事ですが、日本ならではの風習ですね。学生時代、カナダから来れれた方にお月見の風習について伝えようと思ったのですが、結局ダメでした。「月見て、何が面白いの?」って。で、改めて考え直してみると、実は甘いお団子が目当てだったりして微妙!
2006年09月13日
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キラキラ・シックなの香水瓶って言われても・・・今回は妻から注文のお話。妻のチェンバロの先生にあの香水瓶を・・・とのリクエストです。私の場合、差し上げる方と面識がない事がほとんどなのですが、今年の夏お会いする機会があり、私達より年上なのですが大変お若くて素敵な方でした。お付けになるアクセサリーの志向を伺ったのですが、小さくてキラキラ輝くものがお好きとの事、キラキラ・シック(?)と言うちょっと相反するコンセプトで、いつものちっちゃい香水瓶を作ってみましょう。表面加工大好きの私ですが、スワロのサテンは苦手。中途半端に仕上がっていつも消化不良なんです。今回はサテンから、私でも使えそうなライトシャムを選んでみましょう。このレシピ、ご紹介はしていませんがいろんな色合わせで編んでいます。スワロ部分が無彩色のクリスタルなら1色だけで編んでもいいのですが、シャムだけとか、コバルト1色にしてしまうと、少し重くなって単調な作品に仕上がりつまらない。なんとかこれを解決したくていろんなアプローチをしてみたのですが、側面のスワロだけを無彩色にする事で、変化と適度な軽さのある作品となる事に気づきました。今回はこの手法でキラキラ・シックをカタチにしてみました。4mmはライトシャムサテン、3mmは普通のライトシャム。サイドはクリスタルなんですが、やっぱりABを使ってしまいました。ここで「こっそり」とキラキラ感を出してみたいです(画像では照明の関係でノーマルのクリスタルに見えてしまってますが・・・)。使ったクロスパーツはパーツクラブさんのセンターに小さな石を埋め込んだゴールドですが、キラキラの主役はこちらかもしれませんね。やはり差し上げる方にお会いして、お話しする機会があると作品作りのイメージが湧きやすものです。とは言え、作り手は私、こんな作品でお気に召していただけるか、かなり不安です!
2006年09月04日
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j4さんのマットなチェコで果樹園のビーンハートいつも季節の先取りができないジョンキルジャム・・・広場のお友達、さいしょさんから秋色ビーンハートのリクエストを頂きましたので今年の秋色1作目はマットで行きましょう。チェコのマットと言うと私はj4浅草橋店さん。FPでもオリジナルのカラーをたくさん揃えておられて、いつお邪魔しても楽しいショップです。今回は4色の多色なんですが、イメージとしては秋の果樹園。たわわに実ったフルーツたちのカラーに葉っぱの少しダークなグリーンの印象を加えて仕上げてみましょう。チェコの色名ですがj4さんのマットシリーズは「チェコケシカラー」って表示ですね。手持ちから「アメジスト」・「フィッツシャー」・「チェリー」・「オリビン」を組み合わせました。主役ビーズたちはみんなマットですから、実験としてシードをツヤあり/ツヤなしで比較してみましょう。最初はツヤあり。ここまで来たらオールj4さんで編みたくなって、大好きな「陶器調」から丸小のNo.5です。ツヤありのわりにはインパクトが無いような気もするのですが、全体のイメージを崩す事なく無難に仕上がったように思います。次はツヤなしシードですが、こちらも私のお気に入り、MIYUKIのH2837だとどうなるでしょうか。やっぱり表面加工が揃うとまとまりはいいですね。シードの違和感を殆ど感じさせない一体感のあるハートができました。これからの季節、果物が安くなって嬉しいですね。お店の巨峰も手に取りやすいお値段に変っていました。
2006年08月30日
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もうすぐ10万ヒット・・・最近すっかり更新のペースが落ちてしてしまいましたが、ジョンキルジャムはもうすぐ10万ヒットを迎える事ができそうです。広場を始めた時「カウンターの一番左の桁を動かす事はないだろうな・・・」と思っていたのですが、こんなチープなサイトでも見に来て頂けるお友達に支えられ、やっと「0」が「1」になるようです。改めてサイトのデザインを見てみると、スタート時とほとんど変ってなくてあきれてしまいます。素敵なテンプレートがどんどんリリースされ、皆さん素敵にアップデートされていますね。でも私は昔のまま。メールで新しい機能のご案内が来ても一切使わない(・・・じゃなくて、使えない!)始末で昔の広場テンプレート記念館のような気持ちです。デザインだけじゃなくてコンテンツも変ってないですね。「日記はあくまでも作品発表の場」と位置付けていますから、余程の事がない限り作品アップがお約束。毎回新しいモチーフなら楽しいのでしょうが、代わり映えのしないものばっかり。最近は例のハートが少なくなりましたが、へアコームや香水瓶もハマると続いてしまいます。使うビーズはABやAB2Xを中心とするコーティング系がやたら登場する妙なサイトですし、失敗作を堂々とアップする無謀さ(!)も変っていません。毎回長いテキストにもお付き合い頂き、本当にクリックして見て頂けるだけでもありがたいと思っています! それでは今日もいつものスタイルで・・・AB2Xを使ってちょっと妖しいヘアコームは如何?先日のヘアコーム、私がノーマルカラーで我慢できるわけもなく、早速コーティング系でアレンジしてみました。まず最初はゴールドのコーム金具ですが、こちらはベースをスワロパール#5810のピーチ6mmとして、#5301 4mmのシャムAB2XとパパラチアAB2Xを重ねてみました。中心のシードはMIYUKIの本金ですね。AB2Xのパワーで6mmピーチにも負けないインパクトを感じます。たくさんの色数を使った作品も楽しいのですが、次は抑えてみたくなって金具をシルバー色に変えて組み合わせてみましょう。スワロパールは基本色とも言えるホワイトの6mm。パールの印象を持つ#5301がないか探してみたのですが、手持ちのホワイトオパールAB2Xが似合いそう。最後のシードはチェコのシルバーにしてみたのですが、作品にアクセントがなくてつまらない。シードは小粒でもきらりと輝くチェコのブルージルコンシルバーライン替えて仕上げてみました。色味をそろえると#5301のシャープなエッジ感が抑制されて優しい印象の仕上がりですね。逆に失敗したのはこちらの作品。6mm部分に変化を付けたくなって#5000のターコイズに替えてみました。重ねた#5301はホワイトアラバスターAB、シードはチェコのネービーブルーシルバーラインなのですが、カット面やエッジ感が目立ってしまって、ミスマッチ。このレシピでは6mmはラウンド形がお似合いのようですね。
2006年08月22日
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かわいいクロスパーツを活かしてオパックな香水瓶ひとつ気に入ってしまうと、どんどんバリエーションを編むのがジョンキルジャムのお約束。先日の香水瓶をオパックにしてみましょう。今年はターコイズって流行っているのでしょうか? 流行に疎い私ですが、夏のオパックと言うとターコイズ&チョークホワイト+シルバー。定番色合わせで2個編んでみました。今回オパックで編みたくなったのは、パーツクラブさんで見つけたかわいいクロスパーツ。七宝の様な感じでターコイズとホワイト。ベースのメタル部分はそれぞれシルバーとゴールドですね。リズム感が出るように外からターコイズの#5301 4mm、ホワイトの3mm、ターコイズのメタルパーツって感じで交互に使って作り比べです。こちらが4mmのターコイズを使ったモチーフ。今回は試しにロンデルもキャップも透明にしてみたのですが、トップの印象が弱くなりすぎました。主役(?)のメタルパーツも意外に目立たず、スワロのごつごつした印象にすっかり埋もれてしまった感じ。このカタチのキャップだと色がどうしてもクリスタルになってしまうのですが、ロンデルまで透明にするとトップが弱くなりすぎ。この色合わせならキャップをもっと大きくするか#5000に替えて、ロンデルはシルバー系でちょっと大きいサイズにしてみたいですね。今度は逆の色使いにしてみましょう。このモチーフでは4mmスワロにチョークホワイトを使うと、しっかりと存在感のある作品になるようです。ロンデルをホワイトに変えていますが、こちらは個性をしっかり主張していますね。このモチーフではロンデルがポイントになりますから、スワロ社のパーツを少しずつ揃えているのですが、ベースのメタルカラーと石の色の組み合わせに悩まされます。手持ちは、ベースカラーがうすゴールド+クリスタルの石ってパターンが圧倒的に多いのですが、時にこの「うす」ゴールドがとっても使いにくいと感じる事があります。スワロと合わせる時はいいのですが、シルバーやゴールドのメタルパーツと組み合わせる時、「うすゴールドってシルバーなのゴールドなの? はっきりして!」って感じで中途半端なんです。今回、うすゴールドを合わせてボールチップはゴールドって考えていたのですがバランスが悪く、今回はトップの部分をシルバー+クリスタルの印象にして、クロスパーツのゴールドと同居させてみました。ロンデル、ベースカラー別にいろんな色の石を揃えておくと楽しそうですが、スワロ社の製品も全てのバリエーションがあるわけではなく、ショップで「製造終了」や「現品限り」の表示に良く出逢います。で、煮詰まるとジェットやホワイトをついついカゴに入れたりして収拾がつかない状態。買うときは出来るだけサイズを統一するようにしていますが、一つのモチーフに1個しか使わないのに、どうしてこんなに在庫があるの!っていつも思っています・・・
2006年08月07日
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水着に負けない真夏のヘアコーム一段の交差編みを折り返し、シードをポイントにしたカンタンヘアコーム。私の大好きなレシピで、手持ちの中途半端に残ってしまったビーズ達を使ってあげるいい機会です。妻から以前に編んだローズクオーツ版に飽きてしまったから、もっと他の色で・・・との注文です。私はベースを6mmのラウンドにして、その上に4mmの#5301を重ねるのですが、ベースビーズにボリュームがありますから立体的に仕上がり、真正面から見るより斜めからの方が特徴が良くわかりますね。 まずは手持ちの6mmローズクオーツを全部使ってしまいましょうか。ちょうど短めのシルバー色コームがありました。折り返して大好きなパパラチアABや、なかなか出番のなかったタンザナイトAB2Xなどを使って四つ全部違う色にしてみました。センターの丸小はほんの少しだけ黄色味があって、キラキラ感が大好きなチェコシードのシルバー(貴和支店)です。優しいローズクオーツの色味のせいか、やっぱり春の色合わせになってしまいましたね・・・ これから盛夏に向かいますから夏色も欲しい所。コームを少し長めのゴールドに変えて、6mmはスワロパール#5810のピーチをベースに、ビーチで目立つ南の国のお花を思い起こさせる色・・・パパラチアとフューシャのノーマルカラーを選んでみました。こちらの丸小は本金でロイヤルの#712ですね。プールやビーチで、水着カラーのビビッドさに負けないインパクトのあるヘアアクセがあると楽しそうですね。
2006年08月01日
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ピンクのちっちゃな香水瓶先日編んだ香水瓶、妻はお里帰りの際に差し上げるつもりだったようですが、早く編みあがったので航空便で送ったとの事です。1週間ほどでお気に召して頂けたとのメールが届き、私も一安心。でも、妻からは「私の分はどうなってるの?」とのクレーム! リクエストはピンクとの事です。スワロのピンク系って色相が微妙で、透明系に関しては日本人が一般的にピンクと感じる色からほんの少しズレていると私は感じています。不透明系ではローズアラバスターが数年前にリリースされましたが、色相として素敵なのですが不透明感が「微妙」で、私はうまく使いこなせずにいました。このレシピはクロスパーツとの組み合わせがポイントですがら、今回はパーツの力を借りてこのスワロの使いこなしを考えてみましょう。クロスパーツ、パーツクラブさんにはさすがにたくさんの種類がありますね。前回のストーン入りもそうですが、今回はバイオレット色の七宝のような加工がしてあるパーツを見つけました。ちっちゃな4枚の花びら、センターにはストーンがキラキラ輝いています。ベースのメタル部分はシルバーですね。今回はこのバイオレット色を使ってローズアラバスターの「微妙さ」を抑えてみる事にしました。ローズアラバスター#5301、手持ちは4mm、3mm共にAB! 余計に使いづらいと考えていたのですが、メタルパーツと組み合わせると違和感がありません。ロンデルは、スワロのクリアー6.5mmを初めて使いましたが、ベースが透明ですから適度に存在感が抑えられて、これからもうまく使いこなしたい魅力のパーツ。キャップは#5400のアラバスター・・・なんてありませんから、素直に#5000の8mm。ここを6mmにすると、相対的に瓶本体の部分が大きく見えますが、8mmだと小瓶って感じに仕上がって、このサイズのモチーフにはぴったりのバランスになりました。チェーンの取り付けですが、今回は丸小のバチカンをやめてボールチップに替え、すっきりさせてみました。いくつか編んでみましたが、このレシピ、決め手は真ん中のクロスパーツ。パーツクラブさんには今日のバリエーションでジョンキルやホワイトの可愛いクロスパーツがたくさんあり、たくさん買ってしまいました。これからも色合わせを楽しみながら編んで行きたいですね。
2006年07月10日
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スワロ シルバークリスタルのイメージで忙しくて日記も書けない日々が続いていましたが、先日久しぶりにスワロを使った作品を編みました。妻の友人で海外に移住され、ある国際空港のスワロショップで働いている方がおられます。今年の夏には里帰りされるとの事で、プレゼントの製作依頼が妻からありました。いくつか作ってみて、職場で付けて頂けそうな作品を選び差し上げる予定です。海外に行く機会があると必ず現地の本屋さんでビーズ本をチェックします。でも、通すだけのレシピやビーズ織りが中心で、初期の「ビーズニュース」で取り上げられたような立体モチーフはほとんど見かけませんね。立体系や動物モチーフが流行るって日本(アジア?)特有の現象でしょうか。カタチのコンセプトは立体系で決まりですが、今回はお仕事用アクセ。それもスワロショップにお勤めです。お店の方が商品より目立つアクセってワケにはいきませんから小さくて適度なインパクトがあるモチーフにしたいですね。色イメージはショップに並んでいるシルバークリスタルと呼ばれるスワロの置物を意識して編んでみます。最初はビーズニュース6から香水瓶です。今回、初めてメタルのクロスパーツを使ってみました。パーツクラブ駅前店さんには可愛いクロスパーツがたくさんあって、作りもしないのにたくさん買ってしまいました。今回はゴールドですがメッキがキレイでシャープなデザイン。センターに埋め込まれた小さなカットガラスがいいアクセントです。このレシピ、ベースは#5301 3mmと4mmの組み合わせですが、私は3mmが香水の中身、4mmが瓶と考えてみました。1作目ですから色合わせは実物をイメージしてトパーズABとクリスタルABですね。瓶のキャップは「見せ場」、手持ちから#5400 8mm×7mmクリスタルABにしましょう。#5000台も定番から外れるとABが少なくなります。ロンデルはもちろんスワロで6mmトパーズのゴールド、丸小はMIYUKIの本金です。ちっちゃなモチーフにも関わらず、チェーンも含めると6種類のパーツの融合。狙った通り、目立ち過ぎず適度にインパクトのあるモチーフに仕上がりました。
2006年06月15日
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結局ミニシャンデリア?シリーズで作っているこちらやこちらのベッドサイドシャンデリア、今回は旅行先のウィーンでたくさんの「本物」を見てしまいました。帰ってから一度、実用的なサイズで照明器具としての作品を作ろうと考えているのですが難航中・・・。誰でも1個からシャンデリアパーツが買えて高品質となるとスワロフスキー社の製品。先日、貴和さんのスワロ館にストラス#8116の10mmブルーABをまとめて購入させて頂きたいと相談に行ってきました。ビーズだと10グロス単位などでまとめ買いする事ができますが、このパーツのロットはいくつでしょうか? 店員の方に伺うとさっそく台帳を出してきて調べて頂きました。結果はなんと3,000個単位!。その下は2個入り小袋ですよ!! 通常サイズより小さい10mmの#8116をターゲットにしたのが悪いのかもしれませんが、需要が極端に少ないだけあって超定番の#5301と違い厳しい状況です。「お値段は・・・」と聞いてみると約7万円とのお答え。1個当たりのお値段がほぼ半額になる事は分かりました。スタンプカードのハンコはたくさん押してもらえても、これではお財布の中身が耐えられません!それでは小袋を全部買いますからとお声掛けして、商品棚のバーからごっそり抜き取りましたが、それでも15袋(30個)くらい。到底足りないので下の棚のストックを見ていただいたのですが在庫ゼロ。小袋詰めは内職に出しておられるので常時、全種類在庫があるってわけには行かないとのご説明です。と言う事で「分相応!」、結局引き続きベッドサイドシャンデリアを作って行く事にしました。今回は中に照明器具を入れない装飾用にします。電球のスペースを最初に想定してしまうとデザイン上の制約が大きくなりますね。でもその分「光の反射」を考慮しないといけないのですが、私の大好きなABやブルーの加工系パーツを使って内側から光らない事を補ってみたいと思います。スワロのベースとなるカラーは伝統的なクリスタルですね。貴和フレームは手持ちがあったので、今回はクローム色のドーム形を使います。ウィーンで見たたくさんのシャンデリア、基本の「ライン」となる飾り付けは、スワロで言う#8116形が使われています。こちらに細いWリングを付けて繋げて行くのですが、そばで見るとWリングとパーツが良いリズム感を生み出しているのです。でも遠目に見ると細いリングなのでシャンデリアパーツだけがそこにあるように見えますね。実用品となるともちろん強度が最優先、その点Wリングだと安心です。今回は落下の危険性がありませんから金具を大きめの丸カンに代え、#8116のブルーABを使ってこのリズム感を表現してみる事にしました。8mm以上の丸カンを扱っておられる所が少ないのですが、東急ハンズ三宮店で、とんぼ玉でおなじみのkinariさんがリリースされている小袋を見つけました。神戸ではOuiOuiさんでも大きいサイズを置いておられますが微妙に差があって、私はkinariさんの10mmで作ってみる事にしました。今回は「優しいラインで裾がすぼまったイメージ」をセンターに作る事をテーマにしたいと思います。#8116のライン作りはとっても簡単。丸カンも10mmサイズだと手で簡単に広げる事ができますね。適当に何個か繋いで6本作ってみます。ラインのトップとエンドにも10mm丸カンを付けてみたのですが、ちょっと間延びした印象が気に入らず、こちらは小さななCカンに置き換えました。いろんな長さを作って優しいカーブが出来ないか実物合わせで調整すね。エンド部分のCカンは最後に1個の10mm丸カンに繋いで仕上げます。これだけでは寂しいので次はサイドの飾り付け。こちらのエンドは#8661(40×11mm)ブルーABを使う事は決めていましたから、定番#5301の8mm、6mmクリスタルABと組み合わせます。最後にセンターですがインパクト重視でサイドに使った#8661をサイズアップ。ブルーABの50mm×14mmを主役に、組み合わせる#5301も10mmにアップしてみました。今回は純粋な装飾用ですが、暗い所に置いても遠くの光を反射していろんな色にキラキラ輝いてくれます。シャンデリアパーツとしてのスワロの歴史は決して長いとは言えませんが、今、日本に住む私達が手にする事ができるパーツとして、表面加工系のラインナップを有する同社の製品はとっても魅力的ですね。またWリングはあまりビーダーさんとご縁がありません。こちらと#8116との組み合わせのお話しですが、シャンデリアの実物は貴和スワロ館で見る事ができます。伝統的な飾り付けの手法を身近に感じる事ができますから、浅草橋に行かれる機会がありましたらお店の道路に面したサイドのディスプレーを一度ご覧になって見てください。
2006年05月15日
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少し寂しいのですが・・・最近FPの新色リリースが少なくて寂しい気分です。以前はお店に行くたびに新しい発見があったのですが、ここ半年程、貴和さんの新色コーナーが手持ちカラーばかりで購買意欲が減退・・・。最近のビーンハートがナツメ中心なのもこんな理由なんですが、ナツメでは色数が少なくて、お気に入りは買いつくしてしまったって感じ。後は作るだけですね!こちらはカプリブルーに近いカラーのチェコナツメ。パーツクラブ駅前店さんで見つけました(小袋の色名表示、ぜひお願いします!)。合わせたシードは広島ビーズから#995。袋に入っていると何気ないシードなのですが、一粒一粒の輝きが魅力で作品にすると個性が際立つ不思議なシードです。作品にちっちゃな果実系の印象を与えたい時にも重宝します。
2006年05月08日
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広場のお友達、Megu♪さんから「指定バトン」を受け取りました。バトンって日記のレスに書くものと勘違い。みなさん受け取って自分のサイトに書かれてますよね。内容はMegu♪さんの所に書いたものと同じですが、こちらにもアップします。◆最近思う『ビーズ』 ビーズ作品、私には「使う立場」って状況が一生なくて、ひたすら作り続けるのですが、最近「ブームが下火」って言われる方が多くて少し悲しくなります。確かにビーズ本のリリースはめっきり少なくなり、浅草橋や神戸でもショップの閉店が相次いでいます。ブームには流されず、私なりの表現手段として一生お付き合いしていきたいですね。◆この『ビーズ』には感動 私の拙い作品を気に入って頂きオーダーを頂いた時、お納めしてお気に召して頂けた時。これは全てのビーダー共通のお話しでしょうね。◆好きな『ビーズ』 チェコファイヤーポリッシュ ラウンドカット(それも4mm!)。いわゆるFP、とても庶民的なビーズですが、この色数、バリエーションが多いビーズが存在したお陰でサイトを続ける事が出来ています。工場や時期によって色ムラもあるのですが、これを集めるのも楽しみの一つ。◆こんな『ビーズ』は嫌だ 色名が勝負の私のサイト。ショップによってはチェコ小袋に色名表示がない所もあります。商品棚に小さなラベルが貼ってあるケースもありますが、何色も買うといちいち覚えられません。ショップの方はお手間かと思いますが、小袋に色名表示をお願いします。◆この世に『ビーズ』がなかったら ビーズに出逢う前のお話。モノ作りは好きだったのですが、なにか「形として残る」「自分の楽しみだけじゃなくて誰かに使って頂ける」クラフトが無いか探していた所、ビーズに出逢いました。お道具が少なくて済む、どこでも出来るし、作業の中断・再開もカンタン。ビーズがなければってバトンでしたが、ちょっと想像できませんね。◆次に回す人、5人(『指定』付きで)私も「ビーズ」ですが、お話しを聞きたい方はすでにMegu♪さんがご指名ですね。こちらでゴールとさせて頂きます。
2006年05月02日
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ドーナツ屋さん マホガニー調に改装?広場のお友達アッキーマウスさんのサイト、食玩を集める方はたくさんおられますが、それをかわいいピンキーたちと一緒のジオラマにして広場でリリースされておられます。食玩に関する最新情報に加え、新作ジオラマ製作のペースがとっても速く、いつお邪魔しても楽しいサイトです。最近はときどき「ふたごのピンキー」が登場、今日は私がマネさせてくださいね。さて、こちらのジオラマは私の定番ケーキ屋さん/ドーナツ屋さんの商品棚。 以前はペイントしていなかったので味気ないですね。今回はマホガニーのイメージに仕上げたくて、タミヤスプレーのTS-33「ダルレッド」を吹いてみました。お店の商品はリーメントさんからプチドーナッツが出たので新装開店にしたかったのですが、このジオラマにはパーツのサイズが大きすぎてダメ。結局メガハウスさんのドーナツ屋さんを中心にパン屋さんもこっそり混ぜて飾ってみました。ねぇ、2箱も買っちゃったけど どうすんのよぅ私が全部食べたげるわよなに言ってんの! 私、お金半分出したのよピンキーの姉妹はヘアのパーツを除いてすべて同一で色違いですね。この上半身パーツにこちらのスカートを組み合わせると、右手は無改造でお持ち帰りボックスを持たせる事ができます。ボックスがオーバーサイズでピンキー姉妹がちょっと小さく見えるところがかわいいですね。
2006年05月01日
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ウィーンで見つけたごぐまのお話し今回のホテルはウイーン1区でもっとも規模の大きいウィーン・ミッテ駅の近く。★は四つですから高級ですが、この建物自体は1816年に建築されたもので先日改装して営業されているとの事。アクセスの良さが最大の魅力でした。さて、ホテルのアーケード(といっても香港のペニンシュラってイメージではなく、路地のお店って感じ)にかわいいベアのショップを発見。ヨーロッパのお店は看板を見るだけでも個性的で楽しいのですが、こちらはとっても可愛いデザインですね。ベアだけでなく、その他のぬいぐるみやアクセも販売されています。凝ったコスチューム(民族衣装なのでしょうか?)に可愛いアクセをつけたこぐまがショーケースでお出迎えですが、男の子と女の子のベア、それぞれおいくらだと思います?今回はレートの関係もあって、スーパーで買った生鮮品を除いては全てが高い!と感じた旅行でしたが、このごくまたちは1匹19.90ユーロ。これだけの衣装とアクセが付いてわずか2,800円ってとってもお買い得ですね。テディベアのお値段には詳しくなくて、価値をどのように判断すれば良いのかわかりませんが、単純に「かわいさ」とか「凝ってる」って観点でみても魅惑のプライス。で、結局買って帰ったの?ってお話しですね。娘と旅行に行くと毎回どこかでぬいぐるみを買わされるのですが、今回は途中のアムステルダムでピンクのプードルのぬいぐるみを買ってしまいました。と言う事で、これ以上ぬいぐるみを買ってはダメとなって泣く泣く帰ってきました! 今、改めて画像と価格を確認していると、なぜ無理して(できればペアで!)買って帰らなかったのかとても後悔しています。
2006年04月28日
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ターコイズ&ホワイトをチェコナツメで最近はメインコンテンツのビーンハートがまったく登場してませんね、今日は久しぶりに定番メニューにしてみましょう。チェコのナツメはいつも閉店前にお邪魔するパーツクラブ駅前店さんも充実の品揃え。今日、次回と6mm×4mmサイズで編んだビーンハートをご紹介。パーツクラブさんはチェコだと小袋に色名表示がないものが多くて困るのですが、ビーダーさんなら画像を見ていただくだけでイメージはつかめますね。すっかり暖かくなってきましたが街のアパレルショップはもう夏モード。私も季節先取りで夏の定番色合わせをナツメで編んでみたくなりました。ターコイズ&ホワイトは私のお約束ですが、ホワイト系シードをビビッドなピュア・ホワイトにしてしまうと、おもちゃっぽくなりますね。最近はオフホワイトのマットがとても合わせやすくてお気に入り。今日使ったシードはビーズファクトリーさんの量り売りで、色味に加えてツヤ消しの具合がとても素敵な愛用の1色です。よく登場する札幌のビーズショップAimさんのオフホワイトもお気に入りなのですが、浅草橋の貴和本店さんやビーズファクトリーさんでも同じもの見つける事ができず、前回の訪問で一生分(?)買いこんできました。ツヤ消しもいいですが、パールやシェルのような質感に仕上げられたオフホワイトのシードも手持ちにあって、こちらもお気に入り。「ターコイズ」と言ってもチェコFPではいろんな色味がありますね。昨年はアップルグリーン~ターコイズの4mmオパックFPを集めてしまいました。8mmサイズのターコイズは3色程ありますが、今回は主役のナツメと最も近いカラーを選んで中に入れてみました。昨年夏はターコイズの大ブームで、貴和さんにターコイズコーナーができていて驚きました。流行りに疎い男性ビーダーですが、今年の夏もターコイズって流行るのでしょうか?
2006年04月25日
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ウィーンで出逢った大好きな「黄色」のお話しをシェーブルン宮殿はハプスブルグ家の夏の離宮として1696年から建設が始まりましたが、完成後、1740年にマリア・テレジアの要望で大規模な改築が行われ、外観はマリア・テレジア イエローと呼ばれる黄色に塗り替えられたとの事です。ジョンキル好きの私としては黄色い宮殿!と言うことで期待して訪れました。最寄り駅まで地下鉄で、そのあと徒歩10分くらいで入り口に到着します。お天気はどんよりとした曇りで午後から晴れるとの予報。かなり期待していたのですが、入り口から全景をみてもピンときません。ビビッドではないにしても上品なクリームイエローのはずですが、くすんだ印象を感じて少しがっかり。でも気を取り直して宮殿内を見学する事にしました。いくつかのコースがあって、今回は一番短い見学コースにしました。少し前のケータイのような機械を貸してもらい、部屋を順番に見ていくのですが、部屋の番号を入力すると日本語の解説を聞く事ができます。残念ながら宮殿内はすべて写真撮影禁止でした。1時間くらいかけてゆっくり見学してコースは終了。その後は裏のお庭(といってもとんでもないスケールで、敷地の「一部」にパンダがいる動物園があるらしいです)を見に行こうと外に出ると、空は晴れ上がっていました。お庭は裏ですから外に出て改めて宮殿見ると、先ほどの印象とは一変して、そこにはきりりと引き締まったとても美しい上質なイエローの宮殿が。色なんて所詮光の反射、光源の質で色がくるくる変わる事はデジカメを通しても体験しているのですが、こんなにスケールの大きな建造物で光源(太陽)による色とイメージの差を感じた事はありません。余りの変化の激しさと美しさでその場に立ち止まり写真を何枚も撮ってしまいました。そこで気づいたのですが、宮殿の美しいイエローは確かに魅力ですが、私が惹きつけられたのはウィーンの青空との色合わせ。この画像は建物の影となった部分の色もわかるように左に影を残して撮ってみました。宮殿壁面の色をアップで見てみましょう。マリア・テレジアの愛したイエローはをこんな色なんですね。さて、こちらはマリア・テレジアのいつものお住まい、市内にあるのホーフブルグ(ハプスブルグ家の王宮)です。雨の日に撮ったので余計に重厚な感じがしますね。きっと「私の夏の離宮はもっと晴れやかな色にしたい」とお考えになったのでしょう。約270年も前のお話ですが、改めて王宮を見るとお気持ちがわかるような気がします。でもその時、彼女のイメージの中には夏のウィーンの青空との「色合わせ」がきっとあったはずです。庭園側からみた宮殿もとても美しく、画像は青空とのバランスを考えながら何枚か撮ってみました。イエローだから光源の質には敏感なのかと思いますが、もしこの日が1日曇りだったらこんな感動は無かったと思います。また逆に朝から晴れていたら感動はしたものの、色の実態を再認識する事はなかったでしょう。さて、中心部の市街地に戻ると、今度はマリア・テレジア イエローを意識したカラーの建造物が多い事に気づきました。また空以外でブルーと色合わせされている建物も探しましたが、こちらはシュテファンプラッツ駅のそばの建物の画像です。ロゴマークに青が使われていますが、よく見るとそれぞれの窓に青空が反射してとても魅力的な色合わせ。シェーブルン宮殿では窓ガラスを意識しなかったのですが、市内のビルではこの要素をとても強く感じました。もちろん天気によって「窓の色」は大きく変わり、「壁の色」も少し変わってしまいますけれどね・・・。曇り後晴れ、色の持つ「危うさ」を巨大なスケールで実感した訪問でした。
2006年04月24日
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ウィーンで出逢ったスイーツのお話し 後編です冒頭からテーマと外れてしまいますが、まずパンのお話しをしたいと思います。オーストリアはパンがとても美味しい国でした。いわゆるドイツパンのような固いタイプが主流で決して子供向きではないですが、どこで食べても深みがあってパン好きとしては大満足。旅行中、何度もお世話になったテイクアウト中心のパン屋さん「ANKER」。地下鉄の駅構内や市内にもお店があって、郊外散策の日の朝はこちらでサンドイッチ(日本の白いパンではなくて、ゼンメルと呼ばれるバンズ形をした固いパンにチーズやハム等がはさんであります)や大型シナモンロールのような巻貝パンとミネラルウオーターを買って、公園を見つけて昼食にしました。中身はハムとチーズだけですが味わい深く食べ応えがあるのです。イメージとしてはベーグルサンドに似てますね。こちらはバターの配合量がかなり少ないそうですが、豊かな穀物・畜産資源、チロル山脈から湧き出る上質な天然水、これらがオーストリアで食べるパンのおいしさの秘密らしいです。さて、スイーツのお話し、ウィーンの冬といえば焼き栗ですね。市内でも郊外でも屋台のお店を見かけましたが、ほとんどが焼きポテトと一緒に売っています。これを食べずに帰るわけにはいきません! やさしそうなおばさんのお店を見つけたので、娘に「ウィーン版はじめてのおつかい」をお願いする事にしました。せっかくならドイツ語でオーダー。この程度なら親が覚えたての単語の羅列でなんとかなると確信して「栗・ダブルサイズ・ちょうだい!」と言う単語を覚えさせ、ユーロもお釣りが無いように渡しました。発音が悪かったようで、おばさんに「栗なの?それともポテト?」と聞かれていたようですが無事に買えたようです。小雨が降る寒い日でしたが、焼き栗のほのかな暖かさと甘味が嬉しい、とってもナチュラルなスイーツ。天津甘栗とちがって加熱時間が短くて色も白っぽいですが、切れ目が入っていてポロっと中身を取り出す事ができます。そう言われると、さっき散策した住宅街にも栗の木が何本かありました。日本に帰って(いまさら!)ウィーン菓子の本を読んでみたのですが洗練された物ばかり。楽天広場では私らしくもっと庶民的なウィーンのお菓子をご紹介しましょう。こちらは街の小さなお菓子屋さん。こんな店構えのお店はあちこちにありますが決してチェーン店ってわけではなく、みんな手作りです。こちらの方はサンドイッチと一緒にこんなお菓子をテイクアウトされるのでしょうか? 今回のツアー、激安とは言え朝食付き。バイキングですがとても充実していてケーキも手作りの本格的なものが数種類食べ放題! このお店で言うと、一番下の段の小さいけど、しっかりヘビーなケーキです。家族全員、朝からかなり食べてしまいました。お店でのお値段はは1個約200円って感じですね。 こちらはドーナツみたいですね、ミスドで見かけるアイテムとよく似ていますが詳しく調べるとクラプフェンと呼ばれるあんずジャムの入った伝統的な揚げパンとの事。クロワッサンはどのお店も油脂分の少ないハードなタイプです。このお店にお邪魔したのは夕方でしたが、朝からケーキ食べ放題とは言え何も買わずに帰るのはもったいない! 子供たちに右のチョコレートがけアイスクリームのようなお菓子を買いました。こちらはケーキではなくスナックですね。1個110円とお手ごろ。もちろん表示など読めるわけがありません。「コレ下さい」のノリでホテルに帰って食べてみると・・・日本で食べるアイス用のカップコーンをひとまわり大きくしたものの中に、甘い甘いホイップクリームをたっぷり充填して(底まで本当にたっぷり入ってます!)、それにチョコをかけたものでした。子供たちは想定外の甘さと量に全部食べきる事ができませんでした! 先日の書き込みで、さいしょさんから洋菓子の原点のお話を聞かせて頂きました。泊まったホテルの朝食で食べたケーキやこんな庶民的なお店のケーキでも、ハズレって感じた事は一度なくてどれも「質実剛健」って印象です。ケーキと言えば使われる乳製品がポイント。改めて乳製品を食べる歴史の差を実感した旅でした。次は格調高くシェーブルン宮殿の色のお話にしましょう。
2006年04月19日
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「メタかわいい」ブレスって?私の定番ブレス、チェコのペタルを花びらに見立て、お花形にして組み合わせるレシピです。ペタル、以前は貴和支店さんの在庫が不安定で売り切れ色が多かったのですが最近は種類が増えてきたようですね。このコーナーで色名「ブロンズ」を見つけました。先日のビーンハートでは寒(さむ)カワイイ色合わせ、せっかくの優しい形ですから、あまり硬質に仕上げずにメタルな中にキュートさと、ちょっぴり上品さを感じさせる色合わせが出来ないか考えてみました。花びらは2色の構成。合わせたペタルは同じく貴和さんの「P-2」。オパックのラスターですが魅惑の表面加工! コーティングのイメージがブロンズと近くて相性がいいですね。センターのユーフォービーズも貴和さん。最近種類が増えてとてもうれしいのですが、今日は「オパックピンクG」を選びました。丸小は超定番でチェコシードからレッドブロンズ(M-8)、途中のアクセントにはスワロパールの「コパー」4mmを組み合わせてみました。「かわいさ」は全部ユーフォーのオパックピンクにおまかせって感じですが、なんとも言えない魅力の色味ですね。ゴールドのラインがビーズを引き締めています。「メタかわいい」なんて、また変な言葉を作ってしまいましたが、その通りのイメージで編みあがっているでしょうか?
2006年04月17日
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本場のイースターエッグって?キリスト教の復活祭、日本に住む人々にはなじみがないのですが、私はスヌーピーが出てくるアメリカのマンガ、チャールズ・M・シュルツの「ピーナッツ」でその風習を知りました。欧米ではいろんなイベントがあるそうですが、ピーナッツではスヌーピーが「イースター・バニー」ならぬ「イースター・ビーグル」になって、カラフルに色付けされたイースターエッグを配るといったシーンが有名ですね。子供がいる家庭では庭に卵を隠して探させる「エッグハント」をするそうですが、これもシュルツさんに教えて頂きました。今回の旅行はちょうど復活祭の前、どんなイースターエッグが見られるかも楽しみの一つでした。幼稚園がカトリックでしたから、私も40年以上前に作った記憶があるのですが、一般的には生卵の上下に小さな穴を開けて、一方の穴から息を吹き込んで中身を出してしまいます。その後、殻だけになった卵を乾燥させて染めたりペイントしたりするのですが、ウィーン市内の文房具屋さんを散策すると、卵型の透明アクリルや発泡スチロールも売っています。卵型なら何でもありかもしれません。時節がら、イースターエッグ・キットも売っていて、染色セットやキラキラ・パウダー。子供達はこんなツールを使ってデコレーションするのでしょうね。こちらはシュテファン寺院のそばのお店のショーウインドー。イースターエッグのオーナメントは親しいお友達同士で贈り合うといった風習もあるようです。広場のお友達にはトールがご趣味の方もおられますが、こんな作品、如何でしょうか?磁器にお詳しい方にとって、オーストリアと言うとアウガルテンですね。ヨーロッパでは2番目に古い磁器工房ですが、子供連れでしたから今回はパス。オーストリアの絵付けの文化、こんなにかわいいイースターエッグにも見ることができました。歴史の重みを感じる軽い軽い卵。これだけの丁寧な仕事で1個750円。たくさん買って飾り付けたくなりますね。今回は短い時間でしたが、郊外の散策で民家の様子を目にする事ができましたが、あるお家ではお庭の木々にイースターエッグのオーナメントが吊り下げられていました。お花屋さんでは「ねこやなぎ」のような木の枝が1m程度にカットされたものが売られていて、これに飾り付る事もあるらしいです。ウィーンといえばチョコレートですが、こちらはチョコ専門店のディスプレー。いろんな味の小さな卵型チョコがきれいに包装されてオーナメントのように飾り付けられています。凝ったディスプレーですね! ただ問題は表記がドイツ語(当然!)。「ヌガー・・・」までは読めるのですが、その後が全くなにかわかりません。このお店の前は未練がましく何度も何度も通ったのですが、結局買わずに帰ってきました。会話は英語で問題ないのですが、ドイツ語もせめて名詞くらい(食べるものだけでも!)勉強してから行くべきでしたね。次はスイーツ編の後編、ウィーンの庶民的なスイーツに迫ってみたいと思います。
2006年04月13日
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今日はウィーン旅行で出逢った色のお話をジョンキルジャムは色合わせのサイトですから街を歩いていても色に対しては敏感になります。今日は旅行中に出逢った色についてお話にしましょう。今回のウィーン旅行、空路は関西国際空港発、オランダのアムステルダム・スキポール空港経由ウィーン行きでした。空港から出られないとは言え、一応オランダにも行った事になりますよね。航空会社は全行程KLMオランダ航空できれいなブルーの機体。内装もブルー中心で心が落ち着く色ですね。ちょっと寄り道して機内食のお話をしましょう。こちらは往路の関空-アムステルダム便の夕食ですが、メインは「塩焼きそばポーク乗せ」って感じでしょうか。サラダたっぷり、フルーツはシャキシャキでした。我が家の場合ツアーであれ個人旅行であれ子供同伴がお約束ですので、機内食については事前に必ず旅行会社や航空会社にチャイルドミール(子供向けの機内食)でとお願いしておきます。ほとんどの航空会社ではチャイルドミールが最優先で出されます。メインはもちろんお菓子付きだったりして、とっても楽しみにしているようです。メニューは大人と交換しても楽しいですよね。さてKLMのチャイルドミールはとっても凝った容器。取っ手がついた樹脂製のバッグが出て来たと思って開けるとランチボックスでした! 夕食はハンバーグだったようですが、フルーツもちゃんと大人、子供で変えてありますね。持って帰りたくなるようなパッケージですが、色に注目するとちゃんと鮮やかなLKMブルー! ちなみに機内で出るミネラルやジュース類はこの画像の右手前のような感じ。プッチンプリンに水を入れたところを想像してください。慣れないと少し飲みにくいのですが、提供する側からみるとカンタンですね。この日、機内の夜食はカップヌードル・ミニ。同乗していたオランダ人の団体さん、みなさん器用に割り箸をつかって食べておられて驚きました。お箸の文化、浸透していますね。10時間の長い長いフライトが終わるとアムステルダムのスキポール空港です。乗り換えまでに3時間以上ありますから、空港内の探検。所詮空港内だけですから退屈しないかと思っていたのですが想像を絶するスケールでした。端から端まで歩くなんてとんでもない事。全体の4分の1位を見た所でぐったり。時差もあってソファーで熟睡です。さて、オランダというとディック・ブルーナさん。ミッフィーちゃんには我が家も大変お世話になりました。空港にもショップがあってぬいぐるみなどが展示されてますが、こちらでミッフィーちゃんの木靴を見つけました! これこそオランダの定番スーベニアって感じですが、色がとてもビビッドですね。でも実用性はどうでしょう? このサイズがちょっと・・・って方にはキーホルダになった小さなミッフィー木靴もありましたよ。空港の色としてはオレンジが目に留まったのですが、こちらはオランダのサッカーチームの色との事でユニフォームのレプリカやTシャツも販売されていました。アムステルダムからウィーンは2時間弱。機内での軽食はサンドイッチとジュースでした。ウィーン空港に着くとこちらのカラーは赤と白、言うまでもなくオーストリア国旗の色ですね。空港のベンチも赤と白(白いベンチ、撮り忘れました!)。なにげなくあるスワロフスキーの空港ショップの壁の色もオーストリアの赤を意識しているのでしょうか。今回もお話が長くなりました。これではウィーンの色のお話じゃなくてウィーンに着くまでの色のお話ですね。こちらの後編は格調高くシェーブルン宮殿のお話を、そして次の日記はイースターエッグにしましょう。
2006年04月10日
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母国オーストリアのスワロフスキーショップへ行ってきました今回のウィーン旅行、私の最大の目的は母国にあるスワロフスキーショップを訪問する事。本当はスワロのテーマパークとも言える「クリスタルワールド」に行きたかったのですが、こちらはインスブルックからさらに時間がかかるとの事でパス。ちなみに今回ご紹介のショップはシルバークリスタル等と呼ばれるのクリスタルの置物を主に扱うお店でビーズ屋さんではありません。ガイドブックによるとショップはウィーンの銀座って感じのケルントナー通りにあるとの事、地下鉄で最寄り駅まで行ってしばらく歩くとカンタンに見つかりました。私がスワロのビーズを知ったきっかけは同社のクリスタル製モチーフで、これを集めているうちにビーズの世界にも惹かれて行ったので、そんな意味ではまさに原点でもあるわけです。さて、入り口ですが自動ドアの左右に見えているのはこんなものです。ビーダーさんならすぐスワロの品番が出てきそうですね。#6000台のストラスが壁一面にディスプレーされています。さらに凝っているのがその照明。上部からハロゲンライトのように見える照明器具を使ってミラーの上に並べられたストラスを光らせているのですが、そのライトのカバーがABコートされているようです。表面加工派(!)としては見逃せない演出です。大通りに面した側のディスプレーは暖かい春を待ちわびるような「飛躍」とか「飛翔」ってイメージをバイオレットの上質な色調でまとめています。クラシックカーとトランクはとってもビビッドなバイオレット。アイテムのイチオシは2006年1月にリリースされた蝶モチーフのシリーズですが、ディスプレーにある大きい方の蝶は非売品だと思います。クリスタル製かどうか聞くことができませんでしたが、もしそうだとするとお値段を想像するのが怖くなりますね! ご参考までに市販品の蝶は現在6色のラインナップで73ユーロ、約1万円とお手ごろです。お店に入ると恰幅の良い中年の男性が立っておられて警備も兼ねているかのような印象。この方以外は女性の店員さんがほとんどです。1階はスワロの置物とアクセサリー。2階は置物中心ですが奥にはスワロの双眼鏡! こちらはSwarovski Optikと言う会社の製品でオーストリアのチロルに会社があるようです。プライスリストも頂いたのですが、本格的なシリーズでは1,500ユーロくらいの価格ゾーンですから20万円前後と言った所でしょうか。店内の写真を撮ろうかとも思ったのですが、格式が高くとてもそんな雰囲気ではありません。一度は実物を見たかったスワロのクリスタル製「巨大ガメ」も飾られていましたが、なんとお値段は4,200ユーロ。1個約60万円のスワロです。こんなスワロが似合うお家には一生住めないでしょうね!国内の一流デパートでもスワロのコーナーがありますが、数の多さとお値段(カメの?)に圧倒され、放心状態でショップを出ると反対側のショーウインドーにはアクセが展示してありましたのでアップしておきますね。旅行中の換算レートは1ユーロ=140円くらいでした。もっとレートがいい時に旅行できるとお買い物も弾んだと思うのですが、しかたないですね。スワロなのにビーズのお話はないの?ってお友達もおられるかと思います。今回はビーズ屋さんを探す時間もなく、蚤の市も土曜開催でスケジュールが合いませんでした。でもある宮殿のシャンデリアをこっそり接写してきましたから、後日の日記でご紹介しますね。また、せめてビーズ本だけでもないかと一番大きなウィーン・ミッテ駅前の本屋に立ち寄ったのですがほんの数冊。1冊は「スワロビーズで作るアクセ」って感じの本がですが、内容は日本のビーズ本・ビーズ雑誌の方がはるかに安くて充実しています! スワロのビーズ、日本では100均ショップもあるし、貴和さんのようにスワロの種類にも力を入れておられる専門店がたくさんあって、多種多様な製品がネットでもカンタンに安く買えますね。そんな意味で、ビーダーにとって日本はとっても恵まれた国だと実感した旅行でした。次は「色」のお話にしましょう。
2006年04月06日
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しばらく広場の更新をお休みしていましたが、子供の春休みを利用してオーストリアのウィーンへ行って来ました。と行っても我が家ではお約束の激安ツアー。往復の航空券とホテルの宿泊だけで、他は何もついていないので空港からの移動も自力。ドイツ語圏とは言え主要な場所は英語が通じるのであまり深く考えずに出発です。と言う事で今月の日記はウィーンで出遭ったスイーツや色のお話を画像と共にアップして行きたいと思います。第1回はスイーツ編の前編です。我が家の旅行は1都市滞在で徹底的に歩く(もちろん治安がいい国だけですが)のがお約束。今回はウィーン1区と呼ばれる旧市街地に絞込みました。妻と娘のリクエストで初日はホテル・ザッハーでザッハートルテを食べると行った、かなり「おのぼりさん」的企画。私もモンブランの日記を書いている事ですから取材的切り口で。ザッハートルテ、ここウィーンでも「元祖」と「本家」(?)のバトルがかなり前にあったようで、市内の「デーメル」と言うカフェとの間で商標を巡る争いがあったとの事。詳しいお話はほとんどのガイドブックに書いてありますので省略して、さっさと食べに行きましょう。こちらはあくまでもホテルの中のカフェ。入り口のドアを開けて席に案内してもらうために立ち止まっているとウエイターさんからコートはクロークにお預け下さいとの事。家族4人ともにしっかり着込んで街歩きをしてましたので奥のクロークでコートを預けます。料金は0.9ユーロと小さなプレートに書いてあります。身軽になった所で席に案内。運良く窓際の一番端が空いていて街を眺めながらの休憩です。メニューは席に置いてありますがザッハートルテはお約束。で、問題は飲み物。大人はメランジェ(カプチーノ)子供は物珍しさでマリア・テレジアを頼んだのですがウエーターさんから「こちらはは大人二人の方ですね?」と聞かれました。「いいえ、子供二人が・・・」と答えると、リキュールが入ってますからダメとの事。子供に説明するとじゃあアイスコーヒーとの事。それではアイスカフェがいいでしょうとの事でお任せする事にしました。夢にまでみた・・・と彼女らは言うのですが、ザッハートルテが運ばれてきました。驚いたのはホイップクリームのボリュームの大きい事。ケーキといい勝負です。甘すぎるものが苦手な私はたじろいでしまいました。しばらくするとメランジェとアイスカフェも登場、さっそくケーキのお味見から。まずクリームにスプーンを入れて口に運ぶと全く甘くないのです。生クリームに砂糖を入れずにホイップした事なんて今までありませんでしたが、本当にホイップできるのでしょうか? 外見との違和感ありありです。さて主役のトルテですが、本場ザッハートルテは本当に甘いので覚悟するように言われて来たのですが、スポンジ部分は甘さが強すぎる事もなく、また重過ぎる事もなくて私向き。アプリコットジャムの量も適量です。でも一番の魅力はチョコレートのコーティング。ちょっとヘンな表現かもしれませんが、チョコがサクサクしていて口どけもよくて本当に絶妙! 口の中が甘くなりすぎたらクリームやコーヒーでちょっと休憩、そしてまたトルテ・・・堪能しました。さて子供たちが頼んだアイスカフェはビッグサイズ! 背の高いパフェ用のグラスの中にバニラアイスを入れてそれに冷たいモカを入れて作るそうです。さて最後はお会計ですが、こちらではテーブルでのお支払いがお約束との事。「お会計を!」と声をかけるとレシートをもってきてくれます。トルテ4個にメランジェ2杯、アイスカフェ2杯で37ユーロ。チップを3ユーロにして40ユーロ(約5,600円)を渡して席を立ちます。さて、クロークに預けたコートですが、こちらは一人分が0.9ユーロ。すべて合わせるとお支払い額は4人で約6,100円、一人1,500円強ですが価値はありますね。ホテルを出ると壁面のショーウインドウにはザッハートルテのお持ち帰りセットのご案内。マスコットの可愛いベアもディスプレーされていました。スイーツ編はこれくらいにして・・・なんと言ってもオーストリアといえばスワロフスキーの故郷! 次は母国で最高位に位置するスワロショップ、ウィーン ケルントナー通り店のご紹介を予定しています。
2006年04月03日
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モンブラン色のビーンハートでヘアゴム 先日の日記コメントでfubuki♪さんからオパックベージュのビーンハートを・・・ってリクエストを頂きました。この色、私も大好きで、なぜ好きなの考えてみました。人間の肌の色に近いから? ミルクコーヒー味のキャンディ?・・・等と理由を付けてみたのですが、そうそう、これって今風モンブランの色って感じもしますね。新コンテンツで「モンブランの日々」を始めた事だし、今日はこのスイーツのイメージカラーで仕上げてみましょう。最近お気に入りのナツメですが、パーツクラブさんには貴和さんにないカラーの品揃え、オパックベージュもこちらで見つけました。合わせたシードはかなり前に買った栗の渋皮色(?)の丸小。ショップ名はわかりませんが、この色味はどこでも売ってますよね。で、ヘアゴム自体ですが、先日の激安タイプやはり金具の所から外れてしまいました。広場のお友達アッキーマウスさんから「このタイプは切れるよ」って書き込みを頂いてたのですが、その通り。妻にも聞いてみましたが同じ事を言ってました。今回は同じ100均ですが、2本入りの継ぎ目が無いタイプを買ってきました。問題はゴム自体がかなり太い事。切れる心配は無いのかもしれませんが、編み込む作業はきれいに仕上がらずにやりにくいですね。先日の作品、ゴムが切れてしまうともう一度最初から編み直す気力もなくて、机の上に置いて眺めています。可愛い色合わせですからバッグチャームにでも仕上げてみたいですね。
2006年03月22日
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沖縄黒糖を使ったスフレチーズケーキを焼いてみました。先週末はこの前の大豆クッキーをもう一度焼いた後に、温まったオーブンを使ってチーズケーキを焼いてみました。「ケーキは焼かない、手を出さない」「作ってもマフィン、スコーン止まり」と宣言していたのですが実は背景があって・・・ このクリームチーズ、ある方から前回の発酵バターと同時に頂いたのですが、1人暮らしに1kgのクリームチーズ! 賞味期限もありますからここは定番のチーズケーキですね。こちらもフランス ブルターニュのle gall社の製品です。クリームチーズは室温に戻して練り上げます。その後でバターや生クリーム、卵黄等と合わせますが、今回もお砂糖は沖縄の黒糖。配合量はグラニューと同じで置き換えました。画像の右ですが、かなり色がついてしまいますね。今回は出来るだけ軽く仕上げたかったので、メレンゲは固め。こちらにも黒糖を使ってみたかったのですが、ちゃんと仕上がるかどうか自信がなく、三温糖にしてみました。画像の左ですが、メレンゲでは三温糖の量が少ないのでこちらはきれいな白色です。スフレチーズケーキ、メレンゲの混ぜ方によってはフワフワ感が台無しになりますね。泡をつぶさない様にざっくりと混ぜ合わせて行きます。型ですが丸いデコレーション型でホールを焼いても所詮1人暮らし。冷凍するにも不便ですからカップ型に流し込んでみましょう。ちゃんと自立してくれるしっかりしたアルミ型をどこかで買おうと思っていつも忘れてしまい、今回もお弁当に使うようなペラペラの製品。私はこれをパイレックスの耐熱小鉢にセットして生地を流し込んでいます。これだとパイレックスも汚れずに後片付けも楽ですね。オーブンは温まってますから、天板にお湯をたっぷり張って170℃で60分。しっかり焼き上げました。やっぱり焼きたてが一番ですね。狙い通りとても軽く仕上がりました。いつも使う沖縄黒糖、コクがあって「スローな甘さ」って印象。ミネラル分もたっぷりなんでしょうね。ただ、甘さのインパクトが足りないって感じる方もおられるでしょう。私はグラニューと1:1の置き換えですが、甘党の方はもっと増やしてお作りになった方がコク味も甘味もアップしていいと思います。さて、まだまだクリームチーズはたくさん残ってます・・・。包丁で少し切ってお酒のアテにしてみましょう。ある油脂メーカーの方からヒントを頂いたのですが、賞味期限切れ寸前のクリームチーズ、削りがつおとお醤油をかけてそのまま召し上がるそうです。おいしさがなんとなく想像できますし、類似素材の「バター醤油」は居酒屋の定番メニューですよね。マネするのもいいのですが、もっと他に組み合わせがありそう。クリームチーズを1.5cm程度のダイスカットにして、冷蔵庫にあった桃屋さんの穂先メンマ「やわらぎ」と和えてみると絶妙。でもカロリーがかなり心配なので食べすぎは禁物ですよね!
2006年03月14日
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days of MontBlanc aux Marrons - モンブランの日々どでかいプリンモンブラン!新コンテンツ、たくさん書き込みを頂きましたから、連続で書いてみます。今回は株式会社プレシアさんの「どでかいプリンモンブラン」。プレシアさんは創業十数年のメーカーですが、チルドスイーツの他に焼き菓子やスポンジケーキの台も販売されていますね。・購入店名 西友浦安店・購入日 2006年3月9日・購入商品名 どでかいプリンモンブラン・製造メーカー 株式会社プレシア・購入価格 399円(税込み)・外観画像・蓋を取った画像・側面の画像・重さ :248g(包材込み)・5段階評価 :1.外観ポイント ★★★☆2.独創性ポイント ★★★☆3.大人っぽさポイント★★4.お値打ちポイント ★★★5.私の満足ポイント ★★☆先日のモンテールさんを「縦のモンブラン」とすると、こちらは「横のモンブラン」。高さは無いのですが、直径が大きくて売り場でもインパクトがありますね。上部は2色のマロン餡ですが、製品の一括表示に「白餡」と、もちろん「栗」もありますから、こちらを上手く使い分けて2色にされているのでしょうか? トップはパウダーシュガーのお化粧と、イタリアンパセリが色のいいアクセントになっています。中間層はクリーム、下層は中央部分がプリンで、その周りにはカットされたスポンジケーキが敷き詰められています。前回の日記で、お友達のさいしょさんから、層になっているスイーツは上~まんなか~下と別々に食べずに、一気にフォーク、スプーン等で縦にすくって食べてくださいとのコメント。作る側の方がおっしゃる事ですでから、とても説得力のあるお話でした。前のモンブランでは上から食べて行きましたから、だんだんビターになってきてちょっと違和感があったのですが、スプーンで底まで縦すくって食べると最初にビター部分(カラメル)が口に入り、その後だんだん甘くなってくるってシナリオですね。ふた口目も同じ、この食べ方だと1個のスイーツで味の変化を、何度も何度も楽しむ事ができます。食べ方によって感じ方が変わる事を伺ってとても勉強になりました。甘さのコンセプト、こちらは上から下まで同じで、しっかり甘みが付けてあります。2色モンブランのコンセプトですから、あちこちにスプーンを入れて食べるのが楽しいのかも知れません(ちょっと品の無い食べ方ですが)。スポンジもボリューム感があって食べ応えあり! 私のように甘いものをたくさん食べられない人は2回に分けて食べるとぴったりです。カットされたスポンジだと高級感が・・・って方もおられるでしょうね。でもこの商品「どでかい」って名前の通り、食べ盛りの若い世代の方が主な対象ではないでしょうか。となるとスーパーでもらったペラペラのスプーンで食べるって事もありますから、食べやすさも大切な要素だと思います。結構いいお値段ですが、ボリュームも楽しさもあって、がんばり賞のとか、ごほうびのスイーツって印象でした。ただ食べてるだけの手抜き日記が続きましたね。先週末は久しぶりにスフレチーズケーキを焼きましたから次の日記は手作りです。必ずお読み下さい:本コンテンツでの評価はあくまで私の主観によるもので、ご覧になっている皆さんの評価とは異なります。またこのコンテンツは特定のショップやメーカーにつきまして、宣伝または非難する意図は一切ありません。あくまで「お遊び」ですのでご了解頂いた上でお読み下さい。なお重量データにつきましては家庭用機器での実測値ですので参考値としてご覧下さい。
2006年03月13日
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days of MontBlanc aux Marrons - モンブランの日々ケーキで一番好きなものは?って聞かれると、私はモンブラン(MontBlanc aux Marrons)。小さい頃から洋菓子店に並んでいる定番中の定番で目新しさがなかったのですが、最近はモンブランもいろいろ進化していますね。昔ながらの黄色いマロンペースト&栗甘露煮の組み合わせを見つける方が難しくなってきました。ビーズを始める前はモンブラン食べ比べのサイトを立ち上げようかと思ったくらい大好きですが、いまさら別にブログを始める気力もなく、ジョンキルジャムのサブ・コンテンツにして、気軽に食べて行こうと思います。ケーキ屋さんやスーパー、売り場にはこだわらず、モンブランと名前が付けばなんでもアップして行きます。ネット上にはモンブラン党の方が立ち上げた素敵なサイトがたくさんあり、達人と呼べるほど全国を食べ歩いておられる方も見かけます。今回、私は評価に「大人っぽさ」を加えたいと思います。また理系なので数値データ(←何の役にも立たないと思います!)も含めて日記でアップして行きます。日記投稿ジャンルは「料理・食べ物」カテゴリーの中の「★お菓子★」。こちらには広場のお友達で さいしょさんが投稿されていますし、私も何回かこのテーマで日記を書かせていただきました。日記のベースはこんな感じでどうでしょう。(*)は容器から取り出すことができた商品を対象にします。・ショップ名や購入店、メーカー名 ・購入日・購入価格(税込み)・外観画像・カット面画像(*)・重さ ・ベース部直径(*)・高さ(*) ・5段階評価・・・★は1点 ☆は0.5点 ☆~★★★★★で表記 1.外観ポイント 2.独創性ポイント 3.大人っぽさポイント 4.お値打ちポイント 5.私の満足ポイント ・コメント5段階評価の中身はこんな感じです1.ケーキ屋さんのショーケースやスーパーのスイーツ売り場、見ているだけでも楽しいですよね。どれにしようか悩むのですが、その時、一番の要素って外見じゃないでしょうか? こちらは名前の通り外観評価ですが、装飾用のフィルム、トレー、容器等の包装資材も含めたデザイン(色味、色合わせも?)評価しますが、お持ち帰りの箱は除きます。包材はもちろん食べられませんが、お皿にのっかったケーキ、外見も味のうちですよね!2.モンブランにはいろんなバリエーションがありますが、どの程度個性的かを評価します。★が多ければいいってわけではなくて、昔ながらのスタイルで満足できるものがあれば、それは伝統的でいいと思います。3.甘さ控えめ、ビター感が強い、サイズは小さめ、ヘビーな印象、アイテムにもよりますがリキュール類使用・・・こんなキーワードで大人っぽさを評価します。★が多いほど大人スイーツ、少なくなるにつれてファミリー、お子様向けって感じでしょうか。4.結局、私のお小遣いから調査費用を捻出! って事は経済性も重要ポイントですね。お値段「相応」かどうかを評価しますので、高くてもそれだけの価値ありとなると★は増えます。5.これこそ私の主観100%の評価。また食べたいかどうか総合的な評価です。1~4の項目を平均した数値にならないこともあるでしょうねそれでは初日は手軽にスーパーのスイーツ売り場から・・・・購入店名 西友浦安店・購入日 2006年3月9日・購入商品名 焼プリン・モンブラン・製造メーカー 株式会社モンテール・購入価格 210円(税込み)・外観画像・蓋を取った画像・重さ :103g(包材込み)・5段階評価 :1.外観ポイント ★★2.独創性ポイント ★★★3.大人っぽさポイント★★★4.お値打ちポイント ★★★★5.私の満足ポイント ★★★コメント:近くの西友は昨年6月から1階食品売場が24時間営業。単身赴任にはとてもありがたいお店です。3階には無印良品、4階には大きな本屋さんも入っていて、こちらも営業時間が長くて本当に助かっています。昨夜は1階食品売場のスイーツコーナーをチェックして2品買ってみました。今日はその内の一つ、株式会社モンテールさんの製品です。50年以上の歴史を持つ東京のチルドデザートのメーカーさんですね。モンブランの部分は伝統のスタイルを踏襲しプリンと融合させた商品で、1個で2種類食べられるっていう楽しいコンセプトです!トッピングの栗甘露煮はないのですが、このお値段ですから仕方ないでしょう。マロン餡は自家炊きとの事ですが、パウダーシュガーがきれいにふりかけられていて雪山の印象、高級感アップですね。透明容器ですからクリームやカラメル層も見えて楽しいです。クリームとマロンはしっかりボリュームがあって量が少なくても食べ応えを感じます。それに比較してプリン部分はあっさりした印象ですが、最初に甘い部分を食べたからかもしれません。最下層はカラメルで、こちらは甘みをかなり抑た大人の印象。プッチンプリンのように甘いかな・・・っと思って口にすると意外! 上から下に行くにしたがって甘さは抑え目という印象ですね。量は私にぴったり、甘党の方なら2個買ってみますか? 1個324kcalですから、ダイエットを意識している方でもあまり負担にならないでしょうね。モンテールさんはウエブサイトの作りも丁寧で、画面でカロリー確認も簡単。こちらの商品は全国で発売しているようです。私の5段階評価はケーキ専門店もスーパーも同一基準ですから、今回は辛口ですが、スーパーのチルドデザートとしては、お値段も含めてとても良心的な製品だと思います。必ずお読み下さい:本コンテンツでの評価はあくまで私の主観によるもので、ご覧になっている皆さんの評価とは異なります。またこのコンテンツは特定のショップやメーカーにつきまして、宣伝または非難する意図は一切ありません。あくまで「お遊び」ですのでご了解頂いた上でお読み下さい。なお重量データにつきましては家庭用機器での実測値ですので参考値としてご覧下さい。
2006年03月10日
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桃とすみれの花のイメージで春のビーンハート3月だと言うのにまだまだ寒い日が続きます。久しぶりの定番メニューですが、最近お気に入りのナツメを使って春色ビーンハートを編んでみましょう。チェコのナツメ探し、貴和支店さんの1階が中心だったのですが、閉店まで少し時間があったのでパーツクラブ駅前店さんにも立ち寄ってみました。いつもは4mmFPと金具、メタルパーツを買って帰るパターンですが、隅ずみまでチェックすると可愛い透明のペタルがあったり、ナツメも貴和さんに無い色があったり・・・。しっかり買い込んできました。パーツクラブさんは袋に色名が書いてないものが多いのですが、こちらのナツメはオパックピンクといった所でしょうか。すみれ色の丸小もパーツクラブさんですが色名がありませんでした。このナツメ、色にバラツキがあって、そこが魅力。本物の桃の花もグラデーションがありますよね。中に入れるFP8mmもオパックのピンクにして4個使いました。今年の関東地方、桜の開花は例年に比べて1週間ほど早いとの予報。予想に反して寒い冬でしたから、ともかく早く暖かくなってもらいたいですね。
2006年03月02日
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ヘルシーにナチュラルに 大豆入り黒糖クッキーを焼いてみました先週末は浦安でしたから久しぶりにクッキーを焼いてみました。先日ある方とお菓子作りのお話をしていたのですが、その方からとってもおいしい発酵バターを頂きました。お菓子好きな方にはおなじみ、クリームチーズで有名なブルターニュのルガール社の製品でブールドゥバラットという名前です。こんな高級バターで私がクッキーを作ってしまって申し訳ないのですが、今回は他の素材にもこだわって焼き上げてみましょう。バターの流通は「冷凍」がお約束ですから、頂いたカチカチのバターに香りはありません。しかし室温にもどして調理を始めると、何ともいえない「乳」の香りがお部屋中に漂います。現地で原乳から伝統製法で作られた発酵バターとの事ですが魅惑の素材ですね。お砂糖、今回は沖縄産の黒糖を使ってみました。沖縄は台風の通り道とは言えここ数年は農作物への被害もかなり大きく、黒糖の生産量は不安定との事ですから、こちらも貴重な素材ですね。粉は市販の北海道産を使いましょう。私のクッキー、最近は必ず何かを混ぜ込むのですが、ナッツ類にしてしまうとカロリーがもっと気になるので、今回はヘルシーに煎り大豆。西友さんで見つけたこちらも国産品です。ミキサーできれいにつぶせばいいのでしょうが、当然そんなツールはありません。チャック袋に入れてブチブチ手でつぶして行きます。ムラがある方がクリスピー感が残っていいですよね(←実は手抜き?)。クッキーはみなさんお気に入りのマイ・レシピをお持ちかと思いますので、主な材料と煎り大豆の量だけ書いておきますが、粉400g、発酵バター200g、黒糖165g等で作った生地に対して、煎り大豆40gを最後に混ぜ込んでみました。今回、生地が少しやわらかくなってしまったので型抜きをやめてカントリー風に手で成形し180度のオーブンでしっかり20分。こちらのオーブンはパワーが弱く、同じ温度設定でも時間は長めにかかってしまいます。黒糖のおかげできれいなブラウン色のクッキーができあがりました。私のクッキーはいつもハードでずっしり重いのですが、今回はとっても軽く仕上がりました。フランス・沖縄・北海道がミックスされた不思議なクッキーですが、とっても素朴な味ででちょっとクリスピーな食感ですね。
2006年02月27日
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「実のブレス」って 何のこと?先日神戸に帰った時、妻から「お友達が、あの実のブレスを作って欲しいって言ってるよ」との事。「実のブレスってどの作品?」と聞き返すとストックから2年前の夏に作ったこのブレスを出してきました。とってもかわいいレシピなので、気に入って頂けた理由も良くわかります。ご注文はお揃いでブレス&ネックレスとの事でした。改めて作品を見てみると、確かに「実のブレス」ですね。丸小で作ったビーズボールはブラックベリーのようなプチプチした果実。2種のラウンドビーズはブラックカラントやブルーベリーのような丸っこい果実(すべて色味は実物と全く違いますが!)。散りばめられたペリドットが葉っぱでワイヤーは蔓ってわけですね。改めて理系ビーダーの弱点を発見してしまいました。始めてのレシピに出逢った時、私はまず「構成」に興味が行くようです。この作品の時もそうで「ビーズボールと2種のラウンドで丸っこい系でサイズにアクセントを付ける」とか「変化を持たせるためペリドットを散りばめるけど、あくまで規則性優先」とか・・・。このレシピは山野に自生している蔓性のベリー系植物をイメージされてお作りになったのではと思いますが、私はそれにまったく気づきませんでした。広場の皆さんのような素敵な文系作品が作れない理由はやっぱり感性の欠如なんでしょうね。さて、ご注文を頂いたのはいいのですが、ペリドットの部分に相当するかわいいドロップなんて手持ちにはありません。ちょうど神戸のハーバーランドに遊びに行きましたから、テナントで入っておられる手芸の丸十さんで量り売りを物色。丸十さんは西神戸のクラフト好きの方にはおなじみですね。総合手芸店ですがビーズもたくさん扱っておられて、なんといっても近くにお店が何店もあるのが魅力。ビンの中でキラキラ光っていたライン入りペリドット色のドロップに加えて、ベージュの丸小も8gだけ買ってみました。実は丸小のビーズボール作りが苦手。まず編みたくない(?)パートから始めないと先に進まない性格なのでボールの量産からスタート。これさえ出来ればあとは簡単、ワイヤーに通していくだけですが、小さいほうのラウンドは4mmのカーネリアンにしました。大きい方はオリジナルでは少し大きめのマザーオブパールなんですが、4mm以外のビーズをほとんど持っていない私、当然在庫もありません。今回はスワロパールから6mmのピーチを通してアクセントにしてみました。1本は完成ですが、この次はネックレスですね・・・。またビーズボールの量産からスタートする予定です。
2006年02月24日
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キャンディボックスをひっくり返して今回のヘアゴムはゴム自体の色もあって、最初から子供用を意識して編んでいます。1本目はパープル系で合わせやすかったのですが、それ以外の色をチェックすると結構難しそう・・・。ゴムだけでインパクトがあるマルチカラーの製品ですから、これに新しい色を加えるのが難しいのです。次に手に取ったゴムはオレンジ&イエローのビビッドなカラー。本当に困ってしまいました。最初から子供向けですからここは開き直ってしまいましょう。「キャンディのビンをひっくり返した」って印象で、ビーンハートも多色。普段まったく出番のないビビッドなFPを活用するいい機会かもしれません。まずは手持ちからAimさんで買ったイエローオパックのFP。以前は足元で思いっきり目立つシューズクリップに変身させました。次はオレンジって言うかコーラルの印象が強いFP、こちらは貴和さんの本店だと思います。最後に前回と良く似たパープルですが、こちらの方がやや明るめ。パーツクラブさんですね。シードは最初チェコのエインシェントシルバーで編み始めたのですが、中途半場な印象になってダメ。開き直りが足りません。TOHOさんのピュアなホワイトもいいのですが、ちょっとおもちゃ感が強くなりすぎる気がして、ビーズファクトリーさんで量り売りを買ってきたオフホワイトでまとめてみました。久しぶりに割り切って編んだビーンハート、気分転換には良かったのかもしれません。衝動買いのヘアゴムでしたが、ゴム自体の色は単色の方が仕上げやすいのかもしれませんね。
2006年02月16日
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やっと開店、ドーナツ屋さん今日はバレンタインだから やっぱチョコ系よねっジオラマの作業も出張で遅れてしまいましたね。せっかくですからスイーツつながりでバレンタインの今日、開店する事にしましょう。メガハウスさんのこのシリーズはクマがマスコットのドーナツ屋さん。ドーナツ以外にもかわいいベア形のマスコットが入っていたり(もちろんミニチュアですよXOさん!)、トングもクマさんで本当にかわいいです。さて、今回もお店はセルフ形式。最近はミスドでもセルフが増えてきましたね。ショーケースに入っていると最初から5個って感じで決めてオーダーしますが、セルフだとついつい買いすぎてしまったり。ピンキーが「全種類買いたいよぅ~」って言ってる雰囲気でアレンジしてみました。以前もアッキーマウスさんのサイトには書き込みをしたのですが、このシリーズはドーナツ以外の付属品がたくさん入ってて、それはそれで楽しいのですが、お店を開くにはドーナツ自体の数が少なすぎです。結局、今回は15箱くらい開けてしまいました。ピンキーたちが手に取るお買い物のトレーは純正の(?)ドーナツ屋さんシリーズ。お店の商品を棚に並べるためのトレーは同じ会社のパン屋さんシリーズです。ドーナツ屋さんになる前はケーキバイキングだったのですが、広場のお友達、さいしょさんからご指摘を頂きました。「ケーキを常温で置いちゃだめですよ、チルドじゃないと」ってお話し。まったくおっしゃる通りです。お遊びのジオラマとは言え、背景としてのリアリティがないと不自然になるのは当たり前。私もリリースする前に随分悩んだのですが「ここのバイキングは回転がとってもよくて、品温が上がってダラっとなる前にピンキーたちが食べつくしてしまう」と勝手にシチュエーションを決めて作っていきました。今回はドーナツなんでお店の空調さえ効いていれば常温でまったく問題ないのですが、せっかくさいしょさんからご指摘をしていただきましたから、ドリンクのコーナーを作って、ここはチルド帯にしてみました。左でトレーとトングを取って → 真ん中でドーナツを選ぶ → 最後に右でドリンクを取ってお会計といった動線でしょうか。最初の画像は下の段が良く見えるようなアングル。ちょっとひねってピンキーは後姿にしてみました。この後ろ髪のパーツ(ピンキーは前髪と後ろ髪が別パーツになっています)はウエーブ感がとっても可愛くてお気に入りです。ピンキーの後ろから一緒にどれにしようか悩んでいるって雰囲気を感じ取っていただければと思っています。・・・でもこれじゃあ全体がよくわからないですね。もう1枚見てください。うっ、迷う! ぜんぶ食べたいよ ねぇ、はんぶんこしない?棚板は全て透明プラ板ですが、前回はトレーをきっちり並べてしまい、意味がなくなってしまいました。今回はL字形コーナー部分の上段に棒付きドーナツを置いてみましたから下段が良く見えます。「棒付きドーナッツ」って表現、あまりにもスマートじゃないので、グーグルさんで調べたらミスドの「ホールシング」って商品名がヒットしました。これってミスドだけの呼称なんでしょうか? ドリンクのコーナーもこちらの方がよくわかりますね。銀色のドリンク台の奥に少し見えている透明の板の前に冷気の吹き出し口があります。さて本物のドーナツ、みなさんのお気に入りはなんでしょうか。学生の頃、やっとミスドがあちこちにでき始めました。その頃のお気に入りはフレンチクルーラー。最近は食べる機会が減りましたが、出張先で朝食の時間が無いとき本当に助かります。オールドファッションとコーヒーは私のお約束ですね。
2006年02月14日
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これだけたくさんあって100円!出張の連続で日記がまったく更新できませんでした。先週末は浦安でしたから、やっとゆっくりビーズをする時間が・・・。という事で久しぶりにビーンハートのヘアゴムを編んでみましょう。ビーズがあってもヘアゴム自体がないのでまずはお買い物。神戸-浦安の移動はいつも新幹線ですが、新神戸の駅ビルの地下にとっても大きな100均ショップがあります。新幹線の時間調整にぴったりで良く立ち寄るのですが、本当に100円でいいの?ってアイテムがたくさんで、ついつい手にとってしまいます。このお店はアクセ系も充実で、ヘアゴムもかなりの種類が揃っています。今回は上の画像の製品を使ってみました。1本1本はやや細いのですが、色もマルチカラーでたくさんあってお買い得!こちらに戻ってバラしてみると、ポップでビビッドで元気の出るカラー。子供向けのかわいいビーンハートのヘアゴムにしてしまいましょう。まず今日はパープル系のゴムを使って、ほんの少しだけおとなしい印象の色合わせ。パーツクラブさんで見つけたブルーベリー・ヨーグルトのようなオパックのFPに、札幌のビーズショップAimさんで見つけた、とっても微妙な色味のミントグリーン丸小ビーズを組み合わせてみました。Aimさんは決して広いお店ではないのですが、壁一面がシードの量り売り。仕入れる方のセンスが良くて「こんな色あったの、初めて出逢った!」という経験をさせて頂けます。種類がたくさんある広いショップもいいのですが、探すだけで疲れてしまったり、お決まりのコーナーしかいつもチェックせずに結局見落としていたり。本屋さんもビーズ屋さんもおんなじですが、自分のテイストにぴったり合ったお店に出逢うと、効率良くお買い物ができますね。ゴム部分がビビッドですから、ビーズの色をちょっと控えめにした作品。少し年齢が上がっても使っていただけそうですね。次は久しぶりにFPを思いっきりポップにしてみる予定です。
2006年02月13日
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新装開店ドーナツ屋さん?ねぇ 早く開けちゃおうよ~今月一番のお楽しみ、メガハウスさんの「あげたてドーナツ屋さん」がリリースされました。25日の発売ですが、昨夜には近くのコンビニに並んでいましたので、一応お店の方に伺ってから大人買い、1ケース買ってきました。先日のピンキーのジオラマ、今度はドーナツ屋さんに改装ですが、昨夜は帰宅が遅くここまでです。商品(?)のパンやケーキをチャック袋に保存し、ホコリの溜まった棚板を掃除。その後、1箱だけ開けてみました。メガハウスさんのシリーズは主役のみならず、トレーといった脇役もちゃんと作りこんでおられて魅力的。今回は透明で、持ち手が可愛いオレンジのトレーがついていました。時間も遅かったので箱を開けるのはこのくらいにして、ピンキーの衣替え。部活の途中、改装中のお店を偵察ってイメージです。大人買い、買ったらすぐ全部開けるって方が多いですね。秋葉原では発売日の朝、お店の外で全部開けて、即トレード大会って光景を目にする事もあります。私はダメ。お楽しみを取っておく方で、1日2個とか決めて飾っていきます。と言う事で開店は遅れそうですが、無事準備が整いましたらまたご報告します。
2006年01月25日
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オパックのナツメ アメジストてビーンハート チェコナツメの3作目、今日も貴和支店さんですが色名は「CWアメジストL」を使ってみました。こちらも表面加工がきれいですね。最初はブロンズ系からメタリックなシードと合わせてみようかと思ったのですが、前作がメタルでしたのでちょっと個性的なシードが使いたくなって、J4さんの陶器調ビーズBM-9000にしてみました。マーブル状のカラーがとても楽しいこの丸小、作品に少し変化が欲しい時に活躍してくれます。このシリーズ、いろんな色味があってショップに行くと全種類揃えたくなってしまいますね。
2006年01月23日
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オパックのチェコナツメで編んでみました 先日から編み始めているチェコナツメのビーンハート。今日はオパックに変えてみましょう。色名はオパックピンクTL、貴和支店さんで買ってきました。シード合わせは表面加工のイメージを頂いてMIYUKIの淡金にしています。中に入れるFP8mmは今日も4個ですが、ロザリンのAB。せっかくのスケルトン感ですからこちらまでオパックにしてしまうとちょっと違和感がある気がして、透明系の手持ちから近い色相を選んでいます。
2006年01月18日
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寒さを可愛らしく チェコラウンドのマットABでビーンハート冬の印象を寒々しくなく可愛く仕上げるって結構難しいですね。ビビッドなミント系に逃げてしまうと冬と少し距離ができてしまいます。今日は神戸の老舗、ドヰ手芸店さんで見つけたチェコマットABを使って「寒(さむ)カワイイ」(?)ビーンハートを作ってみましょう。主役はとってもペールなミントグリーンのチェコラウンドですが、めずらしくマットでAB。もう少しダークトーンになると初夏カラーですね。この主役ビーズをもっと可愛く、また適度に寒くするためにシードは透明のマットでTOHOのNo.1Fを使ってみました。デジカメで撮るとペール感が強調され、またAB感が薄れてしまいましたが、実物はもう少しインパクトがあります。私の撮影ボックス、バックが白で今回は魅力激減・・・ この色合わせだと、ビビッドなカラーのウエアと組み合わせて使って頂きたいですね。
2006年01月16日
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チェコナツメでビーンハートジョンキルジャムも4年目の春を迎える事ができました。飽きもせずよく同じモチーフを作り続けるものだと年の始めにはいつも感じるのですが、最近は新しいビーズ本を見ても編みたいレシピが見つからず、今年も結局いつもの「ビーンハート日記」になりそうです。作り手の私はいいのですが、わざわざご訪問頂く広場のお友達には大変ご迷惑なコンテンツですよね。どうか本年も見捨てずにお付き合いをお願いします。今月はナツメ形ビーズを使った作品を織り交ぜての1ヶ月にしたいと思います。チェコのナツメでネックとなるのはそのサイズ。最小でも6×4mmですよね。編みあがりは4mmFP版と比較すると大振りのモチーフになってしまい、スケルトン感もアップします。いろんな色で編んでみて、いつもとどう違うか比べてみたいと思います。まずは貴和さんで見つけたナツメからパープルABです。淡い紫ですがABのコーティングがいい味を出していて「深み」を感じるカラー。シードはこの印象に相性ぴったりの広島ビーズ#353を使ってみました。中に入れる8mmFPですがいつもより1個多くして4個がしっくりくるようです。ナツメの色イメージを活かすためにもクリスタルABにしてみました。4mm版とのサイズ差ですが、今日はちょっとアングルを変えて「付けている人目線」で比較してみました。
2006年01月10日
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