観空
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今年2月の「三尺」、「続:三尺」という日記で注文した刀がやっと届きました。本当は5月/6月あたりに完成するはずだったのですが、やはりこれだけの長さと反りだと難しかったようで時間がかかりました。それでも半年内で完成ってのはすごいと思います。.スペック:素材:1095高炭素鉄鋼+焼刃土 焼入れ刀身長さ:91.5cm/3尺1分刀身反り:7.6cm/2寸5分柄:35.5cm/1尺1寸7分上が3月中旬に形作られた最初期画像。発注から1っヶ月。この時はまだ茎(なかご)はまっすぐ。太刀のような形にしたかったので茎を反りに合わせて曲げてもらいました。鞘の原型が出来たのが5月上旬。最終的に仕上がったのは7月下旬。 このサイズでこの反り、それに籐巻きの鞘だと半年以内で完成ってのはすごいと思う。比較真ん中は以前の極反り刀(居合刀)、下はちょっと手を入れた蝶蘭(真剣)。刃紋 光の加減で差が出る角度を撮ろうとしたんだが、もう少し光源の良い場で撮らないと駄目かな。鞘は鯉口と栗形(くりかた)を水牛の角で、全体は籐巻き黒石目塗り。とにかく「頑丈」を目指してもらった。長い刀身を抜く時にちょっとでもひねったりしたら鞘割ってしまうかも……っていう恐怖心があったからね(笑)。縁から鯉口までのラインは、まぁこんなもんでしょう。中国製でこれはかなり良いほう。拵えのモチーフは龍。鍔は一番肉厚のモノを、と注文したらGhost of Tsushimaってゲームの主人公が使う刀の鍔を勧められた。……今気づいたけど鍔が上下逆についてる(笑)。これもチャイナクォリティー。まぁいずれ直します。柄頭のコレは結構気に入ってる。真鍮製でちょっと潰れてるけど二体の龍が互いに宝玉を抑えている構図。柄はこんな感じ。少し反りが入ってる……で、これが曲者。この柄の長さでこの反りだと振った時の体の納め方が少し面倒。前回の日記では最後の振りが少しブレてる一因。(まぁ膝の外側を、体を捻って斬る、という少しばかり難しい斬り方をしてるのも理由なんだけど)。これ横斬りにはちょうど良いのだけど、斬り落としはそのままでは行えない。刀身の長さよりもこの長く反りが入った柄のほうが色々と面倒で、そしてその分学びが多く面白い。
Aug 9, 2022
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