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今月 12 月 3 日放送、ラジオ「 RKK ラジてん文化局」で「 SF 担当 _ 蔦屋書店嘉島」さん、のおススメで、碧野圭先生の「 1939 年のアロハシャツ」を取り上げておられたので、購入!読書!
『ラナイの貴婦人』ハワイの老舗高級ホテルで、「ある決意」をして彼女を待つ主人公。夜中に『ラナイ』で夫を待つ女性に出会う…。う~ん、「 SF 」といっても、藤子・ F ・不二雄先生のおっしゃった「 SF 」『すこしふしぎ』。心震える。
『ワイオリ劇場の夜』元芸能人の主婦。娘がオーディションに受かり、稽古中の『ワイオリ劇場』で謎の「赤いドレスの女」に出会う…。「 SF 」に興味ある方、もない方?も読んで欲しい一編。なんで、こんなに「心震える」のでしょう。
表題作『
1939
年のアロハシャツ』女子美大生の実家の蔵に眠る『
1939
年のアロハシャツ』。「チンク乗り」の同級生男子は、ネットオークションに出品。落札者から直接会いたいと連絡が。女子美大生の祖母も乗り出し…。これは「
SF
」じゃないかも?でも「ほっこり」。読後感、爽やか!
『火の岩の娘』彼女に連れられて行ったフリーマーケットで、手に入れたカメラ。入っていたフィルムを現像してみると…。これは「 SF 」だと思います。ちょっとホラー風味?それよりもファンタジー風味が強い一編。
『この世でいちばん居心地のいい場所』『戦前』からの『ハワイ移住』日系人の歴史…が『語られる』。これも「 SF 」らしい一編。これにもやはり「心震わせられる」
『水晶は笑う』親友の結婚式にハワイに呼ばれた主人公。祖父から墓参り、も頼まれる。そして、肝試し、の賭け。元カノからお守り、に『パワーストーン』のブレスレットを渡される。「 SF 部長」殿 ( 「 SF 担当 _ 蔦屋書店嘉島」さん ) 、重要な役。最後の伏線回収、心震えます。
『ハワイ』に関わる『心震える』六篇、の文庫書下ろしの一冊。「おススメ」納得の一冊、です。
1939年のアロハシャツ (ハヤカワ文庫JA) [ 碧野 圭 ]
1939年のアロハシャツ【電子書籍】[ 碧野 圭 ]