志 錬
世の中には、偽ってでも公益を得ようとする行為が絶えない。
先日開催された県紅白試合。
申告体重に基づき、軽い順に並んでの対戦となる。
しかし、毎年、問題視されるのが体重詐称。
参加申し込みから大会開催までの期間から多少の体重変化は致し方ない。
(どんなに増えても5Kgくらいではなかろうか・・・)
開会式後の会場内で、10Kg以上の過少申請が判明したら失格させると公示された。
それにより、訂正された選手の体重。
・・・申告体重38Kg、訂正体重53Kgなど、同様の訂正を数件確認した。
また、10Kg以内なら良いとでも認識したのか、過少申告の体重を訂正しないまま出場している子もいた。
その子は、申告体重上では、自分より重いが二回りも小さな子達を力でねじ伏せ4人まで抜いた。
最後の5人目の子は、申告の体重は同じ。それでも、一回りは小さな子だった。
結局、小さな子は、懸命に攻めたが引き分け。
指導者の胸で泣いていた。
「お前は、頑張った。ずるいことをする人を止めたんだから!」
と指導者が慰めていたのが印象的だった。
果たして、体重詐称して4人を抜いた子も悔しくて泣いたのだろうか・・・。
まさか、子供が自らの意思で体重を過少申告するとは思えない。
ならば、体重詐称をしてまで、栄冠を欲する指導者や父兄の心中が理解できない。
体重詐称しての栄冠・・・嬉しいのだろうか?
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