志 錬
敗者は、敗者也に努力したが勝者にはなれなかった。
対して、「自分は運が良かっただけだ・・・」と勝者。
しかし、その言葉に、敗者は、納得できい。
何故なら、敗者とて努力をしなかった訳ではない。
それを運で片付けられては、努力の全てを否定されたことにも通じてしまう。
「運が悪かった。」
よく、敗者に対して使う言葉ではあるが、
ある意味、その場を立て直す慰めの言葉でもある。
敗者にとって、敗れた痛手を癒すには都合の良い言葉でもある。
しかし、勝者を目指す者であれば、いつまでも「運が悪かった」に浸っていてはならない。
劇中での敗者は、
「勝者になれていない自分にとって、
自身に何かが足りなかったと思わないと過去に納得できない。」
と返した。
敗者にとっては、「足りない何か」に気付き、
それを補う取組みをしてこそ、勝者に近づくことができるのではなかろうか。
勝者を目指すのであれば、結果を 『運』
で、いつまでも引きずってはならない。
※運を努力で幸運に転じられるとの考えもありますが、ここでは、不偏的の巡り合わせと定義させていただいております。ご了承下さい。
よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
蘇れ! 2009.09.01
遺伝・・・ 2009.06.25
柔よく剛を制す 最終回 2009.05.19