DISTANCE -道のり-

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2008.06.12
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カテゴリ: 格言・四字熟語
今日の四字熟語

因果応報 いんが-おうほう



過去および前世の因業に応じて果報があるという意。」


ゲーム中、「運」は戦いの場にいる両者の間を絶えず行き来する。
アスリートや監督、コーチは、その「運」を手元に引き寄せるためにあらゆる努力を重ね、策略を巡らすのである。
その結果が勝利というかたちで報われる。
実力の裏づけなしには、運をつかむことはできない。
「運も実力のうち」というが、その言葉どおり、運は実力に包含される。
すなわち「必然」である。

ところが、なぜか日本においては「敗者の美学」とでもいおうか、
敗北の中に美しい物語を見出そうとしてしまう傾向がある気がしてならない。

この国のスポーツメディアにおいて「涙」や「悲劇」という言葉が溢れているのが、その証拠だ。

敗者に同情して「負けも運」で済ませてしまったのでは、これはもう思考停止と言っていい。
敗因の分析を怠り、それを一過性のものとして看過してしまうことは、
個々の選手、あるいは競技全体のレベルアップを阻害してしまうことすらままあるのだ。
ゲームが双方にとって同じ条件、同じルールで行われる以上、勝因も、敗因も、確実にゲームの中に存在する。

敗者に必要なのは慰めではない。 「復活のためのチャンス」 である。

スポーツジャーナリスト: 二宮清純 (にのみや-せいじゅん)
二宮清純


因果応報・・・私の好きな言葉のひとつです。

《言葉の由来》もとは仏教語で、過去・前世の行ないに応じて果報があるという意味。善因善果、悪因悪果のどちらも含まれるが、最近では、悪い方の意味で使われることが多い。

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Last updated  2008.06.12 23:33:06
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