志 錬
「僕は道場で一番弱いくせにね、どういうワケか『絶対にオリンピックに出る!』って宣言し続けていたんですよ。」
そんな彼に道場の先生は、こんなことを言ったと言う。
「今のお前はクソ弱い。本当にクソ弱いけど、今、道場で一番練習しているのもお前だ。だからオリンピックに行けるのもお前だけだ。」
・・・と
彼は、打ち込みなどの地道な反復練習ばかりを人よりも多く取組む。
「地味でつまらない」
しかし、その効果の大きさを誰よりも知っているから・・・
「柔道の醍醐味は、やった分だけ結果に出ることだと思う。」と彼は言う。
そして、『努力』と言う言葉の存在を否定する。
「みんな『努力』って言うけど、それは『努力』じゃないです。『努力』するのって、当たり前のことですから、『努力』とは言わないはずなんですよね。」
彼は、超一流の柔道選手である。
「言い訳をするか、しないかです。」
超一流とそうでない選手の違いは、諦める理由を自分で作らない志の強さだと断言する。
彼の名は、
『内柴正人』
内柴選手を応援しようぜ!
内柴 正人(うちしば・まさと) 5段 旭化成(株)所属
1978年6月17日生まれ 30歳 熊本県出身 身長160cm
9歳で柔道を始め、中学時代に頭角を現し国士舘高校・大学を経て、2001年旭化成入社。
-60kgで活躍するも減量苦で、2003年全日本選抜柔道体重別選手権で体重オーバーで失格。
引退を考えたが、-66kgに階級を上げてアテネ五輪-66kgで見事、金メダル獲得。
その後、暫く戦績が伴わない苦しい時期が続いたが、北京五輪を前に復調。
北京五輪では、見事に自身の二大会連続、そして日本選手団初の金メダルを獲得した。
プライベートブログ→ 「内柴一家の秘密の扉」

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