今日動員された政治集会は、すべて支持団体があつらえた
すべてが仕組まれた集会だ。
ホテルの大広間にびっしり並んだ椅子、配られたチラシと必勝ハチマキ。
椅子は満席。さらに壁一面に立ち、会場を取り囲む大勢の聴衆。
これらはすべて仕組まれているのだ。
「よっしゃ、行くぞ!」
と、気合マンマンで来たバカはいないだろう。
みな、しゃーないから来ているわけで。
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せっかくの平日休みなので、集会の後、本を読もうと思ってスタバに行った。
スタバの前には広い県道、その向こうにショッピングセンター(某イオン)
平日の昼間ということで、外にはほとんど人はいない。
ただ車が行き交うだけの、そのショッピングセンターの入り口で、
道路に向かって県議が応援演説をしていた。民主党候補の。
足を止めて演説を聴く人はゼロだ。はっきり言って、人がいないから当然だが。
そうしたら次に親しくしている県議が応援演説を始めた。
「小泉総理の郵政改革で、本当に日本はよくなったのか?
郵便局だけいじっても、日本は変わりません。
アベノミクスで経済だけいじれば、日本は復活するのか?
政治は複雑なのです、ひとつひとつをコツコツとこなすしかないのです。」
なにごとも、そうだ。
コツコツこなすのが王道かもしれない。いや、王道なんだ。
近道などないだろう。
スタバに入る前だったので、彼の演説を木陰に隠れて最後まで聴いた。
彼は政治家の夢を諦めきれず、勤めていた銀行を辞めてまで立候補し、
最初は落選したが、2回目の選挙で当選を果たした。
以前にも書いたが、日本は既得権益にしがみつく餓鬼の餌食になっている。
このままでは財政破たん、国家は崩壊する。
どんなに心のこもった思いも叫びも届かない。
仕組まれた集会ならば、人を集めて見た目をよくすることができる。
けれど意志のみを頼りに開催する、サクラ聴衆も用意しない街頭演説では
当然ながら立ち止まる人すらいない。
車が行き交い、声が消されていくだけだった。