Hourglass

July 15, 2007
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雨が音もなく降る

真っ黒い大きな傘をさした僕は

冷静な眼差しで見据えてる


空が青い

何気なく日常を過ごし

僕が笑ってる


ふとそいつと目が合って

別人なんかじゃない

あれは紛れもなく 僕だ


自分の冷たくて醜い部分が

溢れてくるような錯覚

はっきりと思い知らされる



僕は所詮こんな人間だ



ふと目が合ったとき

全てを見透かされる

ぜんぶ否定される


おまえは誰だと 聞くと

鏡だと 答える

日常とは相反するものを映す鏡


でも両方で僕なんだろう

壊せるはずだないだう

ずっと前から知っていたんだから


おいで

いまさら僕が

拒む理由なんてないんだから

















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Last updated  July 15, 2007 09:23:05 PM
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