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5月のとある日曜日、石神井公園の自然観察会に参加してきた。
「初夏 緑の生き物つながり」という題名で、どんなことを教えてもらえるのだろうとワクワクしながら行った。
今回は主に昆虫の役割についてだ。色んな虫を見つけてはガヤガヤと観察し、虫の説明をしてもらった。
アブとは良く聞くけど、これだったのか!とか、葉が虫に3分の1位食われていても「これぐらいは大丈夫です」と聞いてビックリしたり。
何といっても虫は木にとって受粉をしてくれる有難い存在で、虫の多いことはいいことであり、虫=木につく害虫という私の既成概念をくつがえすものであった。
虫の多いことは森が健康なことであり、生態系が正常で、より好ましいことであることが分かり、目から鱗状態であった。
石神井公園はクモの巣が多い。これは虫が多いことを示し、非常に良いことだと聞き、「あぁこんなに糸張って・・・」と思っていたのが正反対になり、すごく楽しくて有意義だった。
それと共に色んな虫や、枯れ葉に卵を包んで入れる虫がいたり、泡みたいな卵が葉の裏にあったり、といったことを教えてもらい、それからしばらくは石神井公園に行くたびに、卵を見つけたり、いろんな虫を見つけて楽しんだ。
それから桑の実のじつにおいしいことも発見!桑の実は黄や赤のものはおいしいがすっぱく、黒紫のものがまるでクランベリーのようなおいしさ!
これもまたのちに探して持って帰って、母に食べさせた。母はさも疑い深そうにこわごわと食べて、目をまん丸くさせて「おいしい!」と感激。こっちの勝ちだ!
いろんなことを教わって、すごく楽しかった。何より虫を見る目が温かになった。
「あっ!虫!こいつめ!」と思っていたのが、少し大きいやつになると紙にのっけて窓の外に放してやったりするようになった。
次の観察会が楽しみ!!