樹木の声が聞こえる 楽しい樹木日記

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2012年08月09日
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途中、久しぶりに両側に雑草の繁茂している水路を通った。昔よく遊んだ、ねこじゃらしやササやぺんぺん草やびんぼう草が生えていて、子供の頃を思い出した。「あの頃が一番幸せだった」

その途端、清涼な空気とともに不思議な感覚を覚えた。嬉しさでいっぱいになった。さぁて、今日の石神井公園はどんなだろう?

ボート池の端に自転車を置いて、釣り客といつまでも続く池と木々を見ながら汗をかきかき歩いた。
途中エノキのかわいい葉を手でつかんで観察した。左右不対称で、ギザがある。

いつもの公園、いつもの道。しかし悠然とした池と向こう岸に並ぶ木々の眺めは、圧巻だ。ボート池をこんなに美しいと感じたのは初めてだ。

三宝寺池に着いて、木漏れ日の美しさに目を奪われる。キラキラとした輝きの中に、一層輝いて見える小枝を発見した。何の木だろう?すぐ隣はイロハモミジだ。遠くて葉の形がよくわからない。枝をつたって幹まで見ると、カツラだとわかった。

すっかりいい気分になって歩き続けると、ひとつひとつの木や草がちゃんとひとつの命を持っている、そんな風に感じた。雑草をもいとおしい。

平日なのでベンチがガラすきで、特等席に座れた。うーん、いい眺め。後ろから涼しい風が吹いてきて、汗かきのシャツを冷やした。そして後ろの木々を確認。イヌシデやムクノキでいっぱい。たまに桜やコナラもある。深い森はこの公園ならではだ。



一度自然観察会で「クモの巣の多い森は健康な森の証拠です」と教えてもらい、目からウロコ的だった。そして途中からクモの巣ばかりのぞいて歩いた。

ひっかかっている虫を探したが見つからず、クモがひっそりとかくれているのだけが見えた。きっともう虫は食べられてしまったのだろう。バカの一つ覚えもいいところだと思いながら、やっぱり下ばかり見て歩いた。

雑草とてひとつの植物。無駄なものなんて森にはないのだ。それは人生にも言える。

最近病気で空白の9年を過ごしているが、それも全て無駄なことは何一つなかったのだと思えて、すごく嬉しかったことがあった。苦労は人を磨くのだと。そして、分からないけど将来こんな経験をして良かったと思える時が必ず来ると思えた。

一番嬉しかったのは、これから先いい時も来ると思えたことだった。それまで最悪の人生しか思い描けなかったのだ。自分の人生をのろうかのような気持ちだったのが、やっと報われた、そんな気持ちになれた。現状は何も変わらないが、そんな風に9年経ってやっと思えた。

12年前から始めている「森のこと」という道。今は環境問題や自然保護の世界で担える人材になるという大志を抱いているが、少しずつしか進めないけど、カメみたいにのろのろ進んでいる。

帰ってきて問題も頭から離れ、いつになく生き生きとしている自分がいた。





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最終更新日  2012年08月09日 14時59分56秒
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