05. Portmarnock GL



今回の旅、最後のリンクスゴルフはポートマーノックGCの
すぐ傍にある、ポートマーノックゴルフリンクス(GL)で、
こちらもGC同様、1850年代に作られたゴルフ場を
ベースに再設計されたようで、その設計はドイツが誇る
元ワールドNo.1ランカーのベンルンハルト・ランガーだ


コースの趣はGCと非常に良く似ている


2007-07-Portmarnock-04

ホテルの窓から毎日見ていたコースだ


毎日ホテルの窓からは18番ホールのフェアウェイを眺めて
きたので、今日にしてようやくラウンドができる喜びで
いっぱいだが、同時にちょっとした不安もあった


この日は午前中にGCを18ホール回って、間に2時間ほどの
休憩を挟んでのGL、ともに手引きカーとでのラウンドだった
ので、体力と気力が持つのかということであった


ラウンドは、今回の日程で初めて会社の同僚達と回ることに
なっており、2組、7人でのラウンドとなった


一緒に回ったのはハンディ6と12のアメリカ人、そして
15のイギリス人と、いずれも現在GDOのインデックスが
21のjunhiroよりは明らかに上級者だった


レートは書かないが、スキンズ、そしてフロント9と
バック9でのニギリも、賭け好きのイギリス人の発案で
行われた




実は彼の地でプレーするにあたって、ハンディキャップ証明書
なるものが必要となるとの記述がどのクラブでもあったので
日本でその準備に追われていた


JGAや所属のクラブがあれば、そちらで発行してもらえば
良いのだろうが、そうした団体やクラブに属していない
junhiroの場合はちょっと厄介だ


そこで、 この方 にお願いをして作ってもらった(爆)


最初に彼が作ってくれたカードには ハンディが5.6 と記載されて
おり、過少申告にも程があるということで、 15.6で再作成
してもらった


ただし、現状の21を考えてもこの数字はかなりの無理があり、
この日のラウンドでは 18 を自分のハンディとして勝負に
挑んだのだが、、、、










さあラウンドだ!





1番は良いドライブを放ち、その後ちょっとミスを重ねたが
ボギー


2番はパー逃しのボギー、3番のパー3もボギーと安定した
ゴルフで、他のメンバーはストロークでもっと大叩きを
していた


junhiroはハンディ18と言っているが、本当に18か?
日本のハンディキャップシステムは我々のものと違うのか?

と、やっかみ半分でからかわれる始末だった


アメリカ人2人はリンクスでのラウンドが初めてであり、特に
ラフに打ち込んだ時には、軒並み大きなクラブをもってグリーンへ
向かって打っていたので、早々に勝負あったと感じていた




ラウンドでは果敢にドライバーを振り、その多くが
フェアウェイを捉えでいた


こちらでのラウンドを重ねるごとに出球が強くなっている
気がする


大振りしている感覚もないが、ドライバーの飛距離も確実に
伸びているし、アイアンもボールを捉えるヒット率が
上がっていると感じる








続く4番は560Y超のパー5だったが、ドライバー
4I、6Iそしてしびれた6メートルのパットを決めて
バーディを奪たまっていたスキンズを一気に引き寄せた


このバーディ、自分で言うのもなんだが今回のリンクス
シリーズでの体験がもたらしてくれたものだと思った


風がなかったので大きなドライブを放ち、4Iと6Iは
コースの起伏を見ながら、フルショットをせずにその
流れに乗せてやる、そしてパットは大胆に繊細に


ただ心持としては、スコアや賭けの結果なんてどうでも良い、
自分がイメージしたようにランガーが設計したホールと対峙
できた事が全てだった




5番はボギー、6番はパーオンしたものの、1メートルの
パーパットが打てずボギーとしてしまい、流れを悪くした


それでもフロント9を46(14)で回り、フロント9の
ストロークと、ここまでのスキンズでは大量のリードを
奪った



2007-07-Portmarnock-GL-12

<<プレーの数日前の夕方に砂丘に登ってコースを見渡した>>


バック9になるといくつかのホールで雨が降り、また足腰が
厳しくなってきて、下らないミスを重ねてしまった


18番は365Mの、右ドックレッグのパー4だ

2打目地点からはホテルの部屋からいつも眺めていた景色で
ついにその場所をプレーできると思うと胸が高鳴った


ドライバーは右のセミラフに打ち込んだがライは比較的
良かったので、そのままグリーンを狙うことにした


実はこのホールには4ホール分のスキンズが乗っていたが
他のメンバーは軒並みラフに打ち込んでおり、ボギーが
取れれば勝てると思っていた



残り160Yを6Iで打つと掴まった良い弾道に思えたが、
最後に右に流れて手前のバンカーにつかまったように見えた


散歩で18番のグリーン周りを見たときに、そのバンカーの
深さを知っていたので 厄介なことになった と思ったが、
同時に 日本に帰ってこんなバンカーをも打てるわけじゃない
旅の記念にイッチョやってやるか!
と思っていたのも事実
だった



ピンまではバンカーから30Yほど、バンカー内のボールの
ライは悪くないものエッジに近く真上に上げてともかく
グリーンに乗せるイメージしか描けなかった


ロブウエッジで振り切るとボールはエッジを越えて
グリーンを10メートルほど転がって止まった


2007-07-Portmarnock-GL-13

<<バンカーをならした後に撮った写真
 実際グリーンへの目線はこんな感じになります>>



さあここから20メートル、これを2発で沈めるなければ


ファーストパットは3メートルほどショートした


セカンドパット、これを入れれば4ホール分のスキンズが、
外すとドローとなる


当然junhiro以外は外すことを期待していた





ど真ん中から入ると思って打ったパット、そのままど真ん中
から入るラインに乗っていた




あと2センチ、そこでボールは前進することを止めてしまった


スキンズは取り逃したが36ホール、リンクスを歩きとおした
達成感は大きかった






バック9はかろうじて50を切っての49(20)、
トータル95(34)で回っていた


実はこれで、スクラッチでも4人の中でベストスコアだった





他のメンバーはさらに9ホールの旅に出ると言うことで
彼らを見送って、ホテルに戻り熱いシャワーを浴び
ルームサービスの食事を取ってベッドでバタンキュー



と、行きたいところだが、明日は帰国の途に着くので
荷詰めの作業が待っている


ところが、急遽明日の朝もラウンドすることになり
荷物とか着替えがあるので、荷詰めがすぐにできるように
空いているベッドの上にすべての衣類を畳み、その他の
荷物を忘れ物がないように並べてようやく眠った





Hole Meters Par Score Putt
1
320 4 5 1
2
329 4 5 2
3
172 3 4 2
4
512 5 4 1
5
409 4 5 1
6
462 5 6 3
7
405 4 6 1
8
342 4 7 2
9
145 3 4 1
OUT
3096 36 46 14
10
329 4 7 2
11
135 3 4 2
12
406 4 6 2
13
467 5 5 2
14
312 4 5 2
15
364 4 6 2
16
360 4 5 2
17
171 3 5 3
18
365 4 6 3
IN
2909 36 49 20
Total
6005 72 95 34


<<単位は全てメートル>>



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