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この旅最後のリンクスコースはロイヤル・バークデール。 1889年に組織され、過去に9回の全英オープンが開催されており、10回目のオープンは2017年に予定されています2008年にパドレイグ・ハリントンが優勝した時に全英オープンではいかにもリンクス然としたコースに、TVに釘付けになった覚えがありますが、そのコースでラウンドできるかと思うと胸が高鳴りますただし、この日はとても寒い日で、気温は2−3度。さらに海からの冷たい風が吹き付け、体温を奪います。 たまらずレインスーツを着込み、上下共に防風をしっかりし、ニット帽を被って完全防備でラウンドにのぞみましたやはりリンクスはこうでなくちゃと思わせる、そびえ立つ砂丘と深く厳しいラフが広がります。 また、バンカーも高くそびえグリーンを向いてのバンカーショットをなかなかさせてもらえませんが多くのバンカーが修理地扱いになっていたので、ズルい気もしますがコースのルールに則り後方からのプレートさせていただきました一方でフェアウェイは非常に広くグリーンに近づけば近づくほど厳しくなる設計のようです。 もちろん全英オープンのような設定ではティショットからプレッシャがかかるような設定になるのでしょうこの日のラウンドでの敵は、寒さ、コースの難しさの他に体調がありました。 数ホールを行くと、アゴが痛くなり手で触るとわかるほど腫れていました。 異国の地での一人旅で不安もあり一方で、ラウンドをしたい思いも強く、最後の数ホールは寒さに凍え、痛みを圧してのラウンドとなってしまいましたこのコースには不釣り合いなほど大きな、白いクラブハウスでスープとサンドイッチの昼食を摂ると、ようやく体の芯が暖まり生きた心地がしました。 ちなみにこのクラブハウス、巨大でまたあまり美しいとは思えなかったのですが、1920年代から30年代の最先端のデザインのようで、1935年に完成をみたものなのだそうです
Nov 8, 2013
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2012年の全英オープンが行われたが、ここロイヤル・リザム&セントアンズこの時は優勝が確実かと思われたスコットアダムスの終盤の失速の結果クラレットジャグを手にしたのはアーニーエルスでした特徴的で美しいクラブハウス。 1926年の全英では、あのボビージョーンズがここで優勝していますリンクスコースですが、どのホールからも海を見ることはできません。 ホールのすぐ脇を電車が通り、またいくつかのホールでは散歩道を歩く人たちがコースを横切っていきますこのコースには204ものポットバンカーがあり、全てのショットで勇気が試されますこのクラブハウスが見えるとこの日のラウンドも終わりですクラブハウスの中には過去に行われた様々な協議の資料やトロフィーなどが飾られていますまた、クラブの紋章を象った美しいステンドグラスがありました
Nov 7, 2013
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さあ、今日は来年(2014年)に全英オープンが開催されるRoyal Liverpoolでのラウンドだ。 1869年に設立され、1920年代にはハリーコルトの改造によって現在のレイアウトになったそうだ。 過去には11回の全英オープンが開催されており、直近は2006年、タイガーウッズが勝っている。 そして来年、2014年に全英オープンがこの地に帰ってくる予報によれば天気がぐずつく見込みとかでちょっとテンションが下がる。 が、しかしリンクスでラウンドするからにはある程度の悪天候は計算に入っているし、その覚悟がなければ寒風が吹きすさぶ11月にリンクスでラウンドすることなど出来ないだろう事前に調べた通り、イングランドの格式あるゴルフ場では駐車場でスパイクに履き替えたり、着替えたりするのはマナー違反であるらしい。 プロショップで受付を済ませると、クラブハウスの入り口のアクセスコードを教えてもらい、そこに日本のように着替えやシューズを持ち込んでの支度をすることになる。着替えをするために扉を開けると、なんとそこには小間使いの男がしっかりと座っており、こまごまとした整理をしたり、侵入者を見張る役割も果たしていた。ロッカーにはメンバー達もおり、彼らの服装を観察しているとまだ雨が落ちて来ていないにも関わらず、ほぼ上下ともレインウェアを着込んでいるので、こちらもそれに倣ったスタートまでは少々時間があったので、レンジでボールを打つ事にした。レンジは1番ホールの右側に広がっており、そのレンジを回り込むように一番ホールは右曲がりのドッグレッグになっている。ボールを打つ間、スタートして行く人は皆無で、遥か先の何番ホールかでボールを打っている人が見える程度だったここではメンバーとビジターのスタート時間が明確に分けられているため、地元のメンバーに混じってのラウンドではなく、かつ、この時期のビジターはほとんどないようで、ひとり旅となった。コースはとてもフラットで、バンカーもそれほど深くはなく、あまり怖い感じのしない全英オープン会場だと言う印象を持った。とはいえ、敢えてバンカーにいれる必要はないし、避けて通ったほうが良いに決まっているので極力バンカーには入らないように注意しながら進んだ何番ホールだっただろうか、突然に視界が開けて海が目に飛び込んでくる。ただし、見ていて美しい海ではなく、茶色の身を切るようないかにも冷たそうな水が強い風にあおられて波を立てている。鉛色の空にいかにも冷たそうなアイリッシュ海。やはり厳しい自然とともにゴルフはあるのだと感じた今回のラウンドにはフルセットではなく10本のクラブを持参した。最大の理由は荷物を軽くしたかったことだが、転がしを多用するリンクスのゴルフでは使わないクラブが出てくることが多かったのも理由の1つだ。セットはドライバー、21°のユーティリティ、24°のユーティリティを25.5°に寝かせたもの、6番アイアン、8番アイアン、9番アイアン、PW、AW、SWにPTだった来年の全英オープンに向けた準備なのだろう、クラブハウスには足場が架けられ、修繕が行われていた。レンガ作りの瀟洒な建物なのに写真が撮れないのは少々残念。イベントがある前年にはこうした修繕が行われるケースも多いだろうからこれからは、イベントの後に寄った方が良いのかもと思ったりした今回の旅先を決めるにあたり、北アイルランド、スコットランドそしてイングランドを検討した。セントアンドリュースを含むスコットランドに足を伸ばしてみたいと考えたが11月からはウィンターシーズンで芝の保護のためにフェアウェイからのショットはマットを敷いてその上から打たねばならないらしい。それではいかにも味気ないのでスコットランドはパスとし、北アイルランドは寒そうなのでイングランド、そして短い移動距離で多くのWorld Top 100ランキングコースにアクセスできるリバプールを選択したところがこのロイヤルリバプール、幾つかのホールではセントアンドリュースと同様にマットの上から打つように指示されているホールがあった。オレンジ色の杭がエファウェイの四隅に立ち、その中にボールが止まるとこんな無粋なマットの上からボールを打たなければならない。そんなホールが3つ4つあったが、なぜだかjunhiroのティショットはそのエリアからほんの少しだけ外れたところにあり、結局はマットの上から打ったショットはなかったところでリンクスにつきものの垂直にそり立つバンカー、どのように作られるのかご存知だろうか。良く観察するとバウムクーヘンのように細かい段々が出来ていて、芝も微妙に映えているように見える。実はこれ、細長く切った芝を一段一段積み上げて垂直な壁を作っていて、まるで気の遠くなるような作業である事を今回の遠征で知った。ちょうといくつかのバンカーで修正作業を行っておりその姿を目にする事が出来たのだった幾つかのホールでトラップにつかまりダボやトリを叩いたホールもあったが、恐怖を感じるようなレイアウトはなく、上がってみれば日本でゴルフをするのと変わらないスコアだったクラブハウスに足を踏み入れれば歴史あるクラブだけに様々なトロフィーが飾ってある。その中でも目を引くのが真ん中のキャビネット上段の右側に飾ってあるクラレットジャグ、全英OPのチャンピオンに渡されるトロフィーだこちらのスコアカードは1930年の全英OPの優勝者、つまりボビージョーンズのスコアカードで本人直筆の署名ももちろん入っている。面白いのはスコアカードに日本の正の字よろしく縦棒が何本も引かれているがショットを打つたびにスコアに間違いがないように記録したものだろう。それが彼によるものなのか、キャディによるものなのかは知る由もないが、、、
Nov 6, 2013
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この旅2日目のラウンドは、Whistling StraitsのStraitsコース。 2010年に全米オープンが開催され、優勝街道を走っていたダスティン・ジョンソンがバンカーにソールした事で罰打を払い優勝をフイにしたことでも脚光を浴びた事で覚えている人もいるかもしれない設計はBlackwolf Runと同じくピートダイ。 Blackwolf Runは川に沿ってレイアウトされた森の中のコースですが、こちらはそこから20分ほど走ったミシガン湖畔のリンクスコースだWhistling StraitsのStraitsコースはキャディ付きの歩きのみのコース。 そして、ウィスコンシン州という海のない州にもかかわらずリンクスのごとくコースが出来た背景にはミシガン湖の存在抜きには語れない。 5大湖のひとつのミシガン湖は一般の日本人の感覚からすれば広大な海だが、その水面を抜ける風がただでさえ難しいこのコースでのプレイを余計に困難なものにさせるベルベットのような緑のじゅうたんが続き、グリーンの向こうには海のように見える湖が広がる。 写真だけ見れば、なんとも美しく、しかも内陸のコースだとはとても信じられないこのコースにあるパー3はどれも息をのむほど美しい。 と同時にグリーンの片面はご覧のように崖になっていてゴルファーの勇気が試されるこのコースには嫌というほどバンカーがある。 それも18ホールで50や100ではなく、正確な数は誰にもわからないのだとか。 少なくとも500以上である事は確認されているらしい。 そして、この数限りないバンカーを巡っての扱いがダスティン・ジョンソンの悲劇を生んだとも言えるラウンドも終盤、17番のパー3は美しいが同時に引っ掛けると切り立った崖下からのショットとなりティショットに緊張が走る。 マーフィの法則よろしく、普段はスライスしかしないはずのショットをなぜかプルしてしまったゴルフは全てが自己責任のゲーム。 ティショットのミスがこのようなライからのショットをjunhiroに課した。 天上にはキャディが立ち、ピンの方向を教えてくれているが、そり立つ壁のごとく立ちはだかるこの状況、なかなかに貴重な体験だった18番ホールは白ティからでも420Y、トーナメントの黒ティからはなんと520Yのパー4。 ティショットは今回プレイした緑ティから275Y地点で90°に近い左ドッグレッグになっている。 ドッグレッグの右サイドにはウェイストエリアが広がり、その向こうにはもう一本のフェアウェイが広がり、その先にグリーンがあるWhistling Straitsのクラブハウスは、Blackwolf Runのログとは趣が違い、堅牢な石造りのものでこれまた違った趣がある。 タフな18ホールを間もなく終えようという時に見えるクラブハウスは長い船旅を終えた船乗りが見る灯台や港のようなものかもしれないと思った
Aug 22, 2012
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2012年に全米女子オープンが開催された、Blackwolf Runを回って来ました。 ピート・ダイがデザインし、非常に難易度の高いコースとして知られています。 Blackwolf Runはシカゴから北に2時間ほど移動した、ウィスコンシン州のコーラーという町あります。 この町は日本で言えばTOTOとかINAXのようなトイレタリー・バス関連の企業の城下町となっていて、その企業の名前がそのまま町の名前になっていますこの日回ったのはBlackwolf Runにある2コースのうち、Riverコースでした今回のラウンドでは、宿泊とラウンドがパッケージされたものを利用しました。そのパッケージにはプロからの30分間のレッスンもあわせて付いていたので、この先の3日間、4ラウンドの前に朝一番でレッスンを取りました。 レンジはご覧のように広々としています。 こちらは一般向けののレンジで、レッスンはこの広大なレンジの反対側で行われます。 プロはjunhiroのバッグに入っていたロイコレのトライワンフレックスというスイングの練習器具に興味をひかれたようで、質問攻めにした挙げ句、自分のiPhoneで写真を撮って俺もこれを買おう! と、言っていましたRiverコースと名付けられているように、多くのホールでは黒い水を滔々とたたえた川に面してレイアウトされています。 これほど多くのホールが川と面しているコースには今まで出会った事がないように思います。 関西にゴールデンバレーというコースがありますが、もしかするとこんな感じなのかも知れません。 こうやって右に川があると、スライサーとしてはティショットで緊張を強いられますこのパー3では全米女子オープンの時に、多くの選手が池ポチャしていたのを見ましたが、いざ自分がこのホールに対峙すると右に広がる池が怖くて、大きく左に曲げてしまいました写真でもわかるようにグリーン面は非常にスムースでした。 誇張ではなく人生で経験した中で最も高速なグリーンでした。 1番最初のホールでは登りの2メートルほどのパットを1メートル以上オーバーしてしまいました。 この日、一緒に回ったのはフロリダから来たもうお孫さんがいる70代のご夫婦でしたが、二人ともグリーンのスピードには相当に難儀していましたこの日は5つ用意されているティ位置の真ん中であるグリーンのティを使ったのですが、そこからでも190ヤードを超える長いパー3で、左手前に大きな木ががっちりとガードしています。自分の飛距離とスライス系の球では攻め手に欠き多くのストロークを失う結果となりましたホールの右手をずっと川が流れます。 池と違い、流れがある川の端を行くのはどことなく風情がありますこのホールではティショットでは左手に池、セカンドショットでは右手に池が広がり、何とも神経を使わせる設計になっています。 この方角から写真を撮るとフェアウェイが左右に平行して走っているように見えますパー5の18番ホール、グリーンの向こうに趣のあるクラブハウスが見えます。 全米女子オープンの時には左サイドに続くバンカーに水が張られ、池となっていました。1999年に全米女子オープンがここで開催された時に優勝したパク・セリがその池でアドレスし、法面のボールを打ったシーンを覚えていらっしゃる方も多いかも知れませんね楽しいラウンドが終わるとこの素敵なクラブハウスに併設されたレストランで、ご夫婦とランチをいただきました。話がはずみ、すっかり気に入られてこの日のディナーも一緒にと誘ってもらいましたが、夕食は是非とも別の場所でいただきたかったので丁寧にお断りをしてお別れしました。 まだ日も高かったので、レンジに戻り気の済むまでボールを打ってホテルへと戻りました
Aug 21, 2012
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毎朝起きて、ゴルフウェアに着替え、朝食をとりゴルフ場で球を打つ生活が今日で7日続いているゴルフが当たり前にそこにある生活はなんとも贅沢だが、そんな日々も今日で終わる。 今日のラウンドはパサティエンポだがティタイムが午後2時50分と遅いので、午前中はカーメルの町をのんびりと探索する事にした前日とは別のカフェを見つけゆっくりと朝食をとり、カーメルの町をのんびりと散策しながらお土産を購入カーメルの町には画廊が多いと数日前の日記にアップしたが、とある画廊に、80号ほどの大きさの絵が架けられていた。ほぼ全面が真っ赤に染まった海の絵。その絵の裏側に同じ画家が描いた、同様に全面が真っ黄色な絵が飾ってあり、titizoさんがその絵をいたく気に入ったよう興味本位かと思っていたら、絵の値段を知りたいと清楚な感じの店員さんも最初はそう気乗りしないでもない風だったのだが、値段を聞かれた以上こちらも本気だと思ったのだろうかあるいは確かめるためなのか、この大きなサイズの絵を本当に架ける場所があるのかどうかを聞いてきたtitiさんが問題ないと言った瞬間に店員さんのスイッチが入ったその上にtitiさんが「配送料はいくらですか」などとさらに本気な質問をするものだから、店員さんは俄然気合いが乗ってきて、「大切なお客様が気に入った絵を自宅にお送りするのに料金はいただけません配送料はたとえ日本であってもサービスいたします」とのことtitiさんは、ここにきてお金が気になったのか、あるいは奥様にどのように言い訳するのか気になったようで、ちょっと引き気味それを察した店員さんが、「もしお値段が気になるようなら$18,000までお勉強させていただきますよ。ただし、この画家の絵は人気がありますから、今日中に連絡をください。それからiPhoneで写真を撮っても構いませんからぜひ奥様とご相談下さい」とこのアジアから来たお客に取り込もうと必至だ。その場は名刺をいただきやり過ごしたが、いまごろtitizoさんの居間にはあのセンセーショナルな絵が架かっているだろうか?パサティエンポのラウンドまでは少々時間があるので、昼頃にゆっくりとチェックアウトし、17マイルと呼ばれる風光明媚なドライブコースをゆっくりと走った。 途中、世界のゴルフランキングで必ずトップ3に顔を出すプライベートコースであるサイプレスポイントを横切り、ラウンドしたスパニッシュベイも横目で見ながらやがて海岸線を離れてパサティエンポへとjunhiroは2008年にこちらのコースを回っているが、その際はエアレーション直後で、自慢のアンジュレーションがきつく早いグリーンを堪能する事ができなかった果たして今回はグリーンのコンディションは上々で、スリルあふれるパッティングを堪能した。さすがに7日も続けてラウンドすると肩の力も抜けるのか、自分でも気に入ったドライバーショットと、6番アイアンでの久しぶりの会心のショットが出て満足度の高い、ツアー最後のラウンドとなったラウンドを終えるともう8時前。日が暮れて行く中をサンフランシスコを目指して北上するようやくホテルにチェックインすると、いきなりのジャンケン大会。3人で部屋をシェアしているので、誰かがエキストラベッドに寝る事になるのだカーメルでは同じホテルに3泊したので、一晩ずつ交代でエキストラベッドに寝たのだが、サンフランシスコはこの1泊のみなので、ジャンケンにも思わず力が入る果たして、エキストラベッドは体格から言って最もお似合いの方が利用する事になった最後のディナーはサンフランシスコに駆けつけてくれた、カメちゃんと、その昔TGOというサークルでご一緒した事がある女性2名が参加し、さらに月刊ゴルダイでPGAツアー日誌を連載している某氏の7名でテーブルを囲み、カジュアルなディナーをいただき、終電に間に合うようカメちゃんたちをお送りして、荷物のパッキングのために部屋へと戻った
Jun 15, 2012
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ベッドから起き出すとゴルフウェアに着替え、朝食をとりにカーメルの町へ出て、のんびりと散策をする朝から空いているお店は少ないので、店内は込み合っていて座る場所を確保する事もままならない中、サンドイッチを頬張るそんな混雑やら、習慣の違いが気になる方がひとり。ここはアメリカ、当然ながら日本とは文化も習慣も違い、さらに観光地ということもあって、色々な国からの旅行者も大量に流れ込んでいる。そんな中で異文化をへぇ〜とか面白いと思えるか、あるいは受け入れられないと感じるかはぞれぞれの自由だけれど、面白いと感じられたらシメたものさて6日間連続してのラウンド。この日はスパイグラスヒル。この日はチチさん、マイちゃんの他に、現地で一緒になったサンタバーバラからやって来た長身のアメリカ人が入り、4人でのラウンドとなった。大学時代にゴルフを真剣にやっていたそうだが、その後は仕事が忙しくゴルフをする機会もなく、ようやくゴルフを再開したのだとかスパイグラスの1番ホールはなだらかに打下ろしながら、ゆるやかに左にカーブするパー5だが、彼が放った球は曲がり幅50Yはあろうかという強烈に捕まったフックボールで500Yを超えるパー5であるにも関わらず残りは150Yほどのビッグドライブを放ったこれにはさすがの飛ばしやのチチさんも度肝を抜かれたようだった。が、彼がプロゴルファーにならなかった理由はどうやらアプローチとパットにあるらしい。もっともラウンドの回数が極端に少ないのだから、こうした小技の感覚を磨くのは余計に難しいだろうスパイグラスをラウンドするのは2010年の夏以来、2度目だったがいつ来ても本当に難しい。ペブルビーチ、スパニッシュベイと比較しても、このコースはスコアが作れない。ラフがきつく、表示以上に距離が長く感じ、パー4を3つで乗せられない事もしばしばあり、ダボを重ねてしまうスコアの差はそれぞれあるにしても、チチさんもマイちゃんも苦労の連続だすっかり疲労困憊しラウンドを終えてインへ戻り、食事に出かけた。昨日目星をつけておいたレストランに向かうと何やら黒山の人だかりでとても入れそうもない。どうやら貸し切りでパーティが行われているようだった仕方なくメインのオーシャンアベニューを海に向かってのんびりと下りながら、キャンディショップの隣の地中海料理のレストランに腰を落ち着けたカーメルの最後の夜はゆっくりと更けていった
Jun 14, 2012
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昨晩は遅い就寝だったにも関わらず、この日は早起き前日に引き続きこの日も早朝からペブルビーチリゾートに予約の電話を入れ、ペブルビーチでのラウンド枠を押さるためだったしかしペブルビーチでのラウンドは叶わず。ペブルビーチでの予約を確実にするためには併設されているロッジに宿泊する必要があるが、料金が高く庶民には高嶺の花だだが、前日の午前7時に電話を入れて空きがあればラウンドができるので、モントレー・カーメルでラウンドをするこの2日間で何とかラウンドしたいと思ったのだが、今回は残念ながら予約を入れる事ができなかった過去には何度かこの方法でラウンドが出来ていたのだが、折しもここから2時間ほど登ったサンフランシスコには大勢のコアなゴルファー達がUS Openを見るためにわんさかと押し掛けておりその一部は当然ながらペブルビーチでのラウンドも楽しみたかったようださて、カーメルの町での最初のラウンドはスパニッシュベイペブルビーチリゾートにはロバート・トレント・ジョーンズSr.が設計したスパイグラス・ヒルというゴルフ場があるが、こちらはそのジョーンスの息子であるジョーンズ Jr.が設計したコースだペブルビーチリゾートの4つのコースの中では最も女性的な美しさを持つコースだと言われるのを耳にした事があるが、同意できる実のところ、4年前にラウンドした時は自らのゴルフが急激な下降曲線を描いていた最中にこのコースを回ったので、その印象はあまり良いものではなかったしかし、あれから時が経ち、まったく違う印象を持って18ホールをラウンドすることができたこの日も素晴らしい天気で18ホールを終えると宿に戻り、カーメルの町をブラブラと散策した花であふれるショッピングモールの一画に世界中からチーズとワインを集めたお店があり、junhiroのお気に入りの場所の一つだ。 そこに入ると店員が様々チーズをナイフで器用に薄く削ぎ取って試食をさせてくれるのだが、この日いただいた中で一番美味しかったのはココナッツの果汁を入れて作ったチーズだったチーズを噛みしだくとふくよかなココナッツの味と香りが沸き立ってくる。 チチさんがこれを買い求め、さらに街をブラブラ、ブラブラ夜は宿のオヤジに教えてもらったイタリアンでお腹を満たし、まだ明るい空の下を3人の男でそぞろ歩き、翌日の夜のレストランを物色したこういう時間はやはり一人旅では寂しさを感じる所なのだが仲間がいると街を冷やかしで歩いていても楽しいカーメルは一時期クリントイーストウッドが市長になったことでも有名になった。特にCarmel By The Seaと呼ばれる海に向かって下る斜面に区画整理され、センスの良い住宅やショップが並ぶ一画は、何時間歩いても見飽きる事がないこの町を歩いていると目につくのは、レストラン、土産物屋の他にブティック、そして多くの不動産屋と共に、画廊がたくさんあるが、なんといっても富裕層が多いのだろう
Jun 13, 2012
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夢のような日々はあっという間に過ぎ、バンドンリゾートを後にして、サンフランシスコへ向かう機上の人となった空港で荷物をピックアップすると、ボギさんは夕刻のフライトまで時間があるのでサンフランシスコのダウンタウンへと、僕らはこの旅を続けるためにレンターカーステーションへと向かうレンタカーのピックアップではちょっとしたハプニングがあり、車を交換してもらったのだが新たにあてがわれたのはインフィニティ(トヨタでいうところのレクサスの日産版のような高級ブランド)のQX56というシロナガスクジラのような巨体のSUVだった全長5.3メートル、全幅2メートル超、全高193センチ、車重2.5トン超のボディに、5.6リッター・400馬力のエンジンを積む8人乗りのプレミアムSUVだが、燃費の悪さと、カーブでのロールの大きさには閉口したこの巨躯を駆って向かった先はHalf Moon Bay Golf Links実はこのタイミングでサンフランシスコのOlympic Clubにて全米オープンが行われており、その練習ラウンドの模様を見学するというオプションもあったのだが、せっかくの海外で一つでも多くのコースを体験したいということで、Half Moon Bayでのラウンドとなったリンクスらしい曇天の中、寒流の影響もあり、しかも午後3時スタートとかな〜り寒かった。過去に何度もラウンドをした事があるコースなので、チチさん・マイちゃんに狙い所をレクチャーしながらのラウンドとなったが、なぜかjunhiroのスコアが悪いという寂しい状況に陥ったラウンド終えてゴルフ場を出たのは既に午後8時を回っていた。ここから次の目的地のカーメルまでまだ1時間半ほどのドライブが残っている。ラウンドや寒さから来る疲れに加えて時差もあり、助手席や後部座席ではゆっくりと船を漕ぐ乗員いた途中Davenportという小さな町のRoad Side Innというレストランに立ち寄って夕食をとった。過去に、ペブルビーチでラウンドをして、サンフランシスコへ向かう際に2回ほど寄った事があるお気に入りのレストランを二人にぜひ紹介したかったのだ。この日はSherry Austin、Sharon Allenというカントリーシンガーがちょうどライブをやっていて、オラが町のレストランにみんなが繰り出す大盛況に遭遇した。風光明媚なカーメルについたのは既に夜11時を回った頃でだったが、増築されて迷路のように複雑な構造のInnの中で自分たちの部屋を見つけるのにしばし時間がかかり、さらにそこから重い荷物を階段で上げるのに難儀し部屋に入って落ち着いたのは日付が変わる頃だった
Jun 12, 2012
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海沿いのバンドンの辺りはに強い風が吹くだけでなく雨も多いというただし、この地に入ってからというもの、雨に降られることなく、幸いな事にこの日も晴天だった昨日に引き続き、今日も1日で36ホールを行く長丁場。 できれば雨に降られる事なく、快適に過ごしたいこの日の最初の18ホールはPacific DunesだったBandonの4コースの中で最も評価の高いコースで、海沿いを行くホールも多く素晴らしい眺望が楽しめるコースでもあり、人気も高いようだこの日は1番ホールのティショットでいきなりのチョロその後も散々で、フロント9ではボールをブッシュに入れたホールもあり、ピックアップしたホールもあったほどだったところがバック9ではクロードの素晴らしいガイドやグリーンの読みに助けられ、6オーバーで回る事ができ満足度の高いラウンドとなったスコアもそうだが、自分自身でチャレンジしようと思った事に挑めたことが高い満足度につながったのだろう特に5−7メートル程度のパットが2つ3つ入ったのは気持ちがよい。 微妙な曲がりに自信が持てずにいると彼がそれにほんの少しの確信と勇気を付け足してくれるプレイヤーとキャディの関係はいつもこうあって欲しいと思わせる信頼関係がそこにあったPacific Dunesの18番ホールには左側に恐ろしく深く長いバンカーが待ち受けているこの地獄の底のようなバンカーにつかまったのはボギさん(笑遅めの昼食を済ませて、午後の18ホールのティオフは3時半過ぎだった 緯度が高く、夏時間も採用されているオレゴンでは今から18ホールを回るのにも十分な日照時間が残されている今回のラウンドで活躍してくれたクラブたち何気なくキャディが置いたものを写真に撮っただけなのだが何とも絵になるそれでもバック9に入る頃には、風が少し冷たくなり、影が伸びできたいつも思う事だが、日が傾き、コースの起伏が増長される夕方はコースが最も美しく見えると、同時にどことなく切ない気分にもなる小童たちが夏の日は永遠に続くと思い始める頃にその長く伸びた影を認めて、家に帰る時間が来た事に気づくそんな原体験から来ているのだろうかフックさせるとソッドウォールと呼ばれる切り立ったバンカーが待ち受ける旅を続ける僕らとは違い、ボギさんはこのラウンドを最後に日本に帰り、僕らもこの素晴らしい土地を離れると思うから余計にセンチな気持ちになったのかもしれない荒野を歩くボギさんとマイちゃんいつまでもこのラウンドが続けば良いと思いながらやってきた、バンドンの最終ホール、パー5もっぱら自分の型になってきた、アプローチを寄せて1パットで納めてパーで上がる事ができたこの安定したゴルフを支えてくれたクロードにはちょっぴりチップをはずみ固い握手をした次に来る事があれば連絡をくれと名刺をくれた毎晩のように通ったマッキーのパブこの夜はPacific Dunesのクラブハウスにあるレストランで夕食をとったメインを終えると、食後のデザートを持ってレストランのバルコニーにある暖炉にあたりながらこの旅を思い返していたグリーンから今来たフェアウェイを振り返れば美しい起伏が延々と続いていたバンドン最後のラウンドの18番ホール、あのロッジに着けば全てのラウンドが終わってしまう日は傾き始め、影が長くのび郷愁を誘う
Jun 11, 2012
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さあ、今日は1日に36ホールを歩きで回る日だバンドンリゾートには4つの18ホールのコースと、昨日回ったBandon Preserveというパー3のコース、さらにオーナーのために作られた7ホールの隠れたコースが存在しているそうだその隠れたコースは回る事はできないが、今日と明日で、4つの18ホールコースを回る事になっており、朝には4番目に出来たコースのOld Macdonald、午後には3番目に出来たコースのBandon Trailsを回る予定だOld Macの7番ホールは海を見下ろし、ホッと一息つけるホールだ。ただし、急な打ち上げを制した者しかこの景色を見る事はできない長丁場となる今日からはキャディを雇った一人で二人分のバッグを担いでくれる屈強なキャディだjunhiroとマイちゃんのバッグを担いでくれるのはダレンクラークに似た風貌のクロードというキャディで、一方チチさん・ボギさんはロジャーというキャディがついてくれたロジャーを先頭にラフを行くチチさんとボギさん今回のバンドンのコースの中でみんなにぜひ体験してほしいと思っていたコースがこのOld Macdonaldだった2010年の8月に初めてラウンドした時にこれがゴルフ場なのかと自分でもビックリしたコースだった50年、100年経った時にはこのコースは素晴らしい評価を得ているに違いないと思ったコースをいつも一緒にラウンドしている三人にぜひとも体感してほしかったプレッシャーかかるよねぇ、このバンカーOld Macdonaldはバンドンの他のどのコースとも似ていないどのコースと比べても、これほどの傾斜の中でボールをヒットし、パットするコースはないだろうゴルフとはかくも傾斜に翻弄され、利用するゲームなのだと思い知るチチさんがラフからのショットに挑むラウンドを終えての印象を尋ねると、皆もこの特別なコースは相当印象に残ったようだった遠くの丘の上に立つ木がこのコースのシンボル的なもので、色々な場所から目に入る午後は林間コースの趣があるBandon Trailsをラウンドした4つのコースの中で最もアップダウンが激しいコースで、2つのバッグを担いで行くキャディ達の体力たるや賞賛に値するところで、Bandonに入ってから、最初のパー3コース、Bandon Dunesの9ホール、そして今朝のOld Macの18ホール、Trailsの2ホールと合計40ホールを1個のボールも失くすことなく回って来たのが自分の中の密かな自慢のタネだったのだが、残念な事にTrailsのラウンド中にはボールを3つ失くしてしまったこのパー3はしっかりキャリーさせないとグリーンに届かないようにティグランドから見えるが、実はこのもしゃもしゃとグリーンの間にはスペースがある。設計の妙ですねぇ歩きでの36ホール、特にアップダウンの多いTrailsでの歩きは特に大変だが、クロードがバッグを担いでくれ、的確なアドバイスをくれるのは本当に心強い林間の趣があるとはいえ、コースはやっぱりリンクスのそれのようで、しかもアップダウンが大きいのだから始末が悪いところで、ふだんのストローク戦ではなくそれぞれの持ちハンディをベースにしたポイントターニーでのゲームだと前日の日記にも書いたのだが、ターニーでのプレイには理由があるリンクスでは一つのミスショットによって、あるいは思いがけないバウンドでボールがラフに入ってしまった事により、上がってみれば8打や10打を費やすこともザラに発生するそうなるとストロークでの競技は難しいし、また、球探しや、多くのストロークによって渋滞を引き起こすこともあるポイントターニーでは、たとえばバーディが3ポイント、パーが2ポイント、ボギーが1ポイントでダボ以上では0ポイントとすることによって、ダボ以上が確定した場合にはそれ以上ボールを打ち続けずにピックするという選択肢が加わる普段からストロークプレーをしている多くの日本のゴルファー(自身を含めて)はピックアップすることによってスコアがつかない事を気にする事もあるかもしれないが、4人でペースに気を配りながら進めるためには実に理にかなったゲーム方法なのだそれにピックアップする事によって心もリセットできるし、スコアで競うよりもゲーム性が上がるようにも感じる事があるTrailsの最終ホールはこんなウネウネをずっと登っているタフなホールだこの夜もマッキーのパブで食事をとった。さすがにみんな疲れが出ていたが、それでも36ホールを終えた満足感と、ビールの素晴らしさを堪能したこの夜はボギさんが電話で席を外したすきに、某氏が彼のピザの上に大量の唐辛子を乗せ、それに気づかずにピザを咥えたボギさんが口から火を噴いたその一部始終を見ていた隣のテーブルの3人組が爆笑し犯人をボギさんに知らせるという一幕もあった。彼らはシアトルからやってきた建築屋さんで、年に一度ここにやってくるのだという僕らもそうやって毎年のようにバンドンを訪れる事が出来ると良いのだけれど現実的には難しいだろうが、次はスコットランドに行こうと誓い合った4人だったTrailsのクラブハウスから見る18番ホールのグリーン。バンドンリゾートの中でいちばんのお気に入りの景色だ
Jun 10, 2012
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Day 1 - 2012年6月8日(金)この日は日本からチチゾーさん、マイちゃん、ボギさんが到着する日。仕事を終え、空港に出迎える前にちょっとゴルフショップに寄って買い物を済ませ、ホテルにチェックインをしてからピックアップの予定だった。が、事件発生、、、 ホテルのチェックインをしようとすると予約が入っていないという 手元の確認書を出して確認してもらうと、空港近くのヒ○ト○でも別のホテルを予約していたようだ。飛行機は既に着陸しており、きっとjunhiroの到着を待っている事だろう。あるいは、入国審査に思いのほか戸惑って時間がかかっているかもしれないと淡い期待が膨らむが、これは待たせる事になるなと直感したチチさんの携帯に何度か連絡するも電源が入っていない様子ようやく落ち合うと、向こうは向こうで、いきなりサプライズを仕掛けられたと思ったらしい(笑なんとか、落ち合ってホテルにチェックインすると休む間もなくすぐに3人を乗せてゴルフショップに向かいボールやら消耗品を購入。ここでカメちゃんと落ち合い、5人で中華料理店で舌鼓を打った。いやぁ、アメリカでこのメンバーと一緒に食事をしているなんてなんだか夢のようだなぁ~Day 2 - 2012年6月9日(土)さあ、いよいよ今日からバンドンツアーの始まりだ早朝に空港に移動しチェックインを済ませると、朝食をとり、30人乗りほどの双発機に乗り込む。飛ぶ姿はちょっと不格好な鳥がパタパタと羽ばたきながら空を行くようでどことなくユーモラスだったただ飛行機が苦手なマイちゃんだけはそんな余裕はなかっただろうが、、、バンドンの最寄りのノースベンド空港にほぼ定刻で到着すると、レンタカーをピックアップし、荷物を積み込み一路バンドンデューンズを目指した。インターステート101号線を南下し、バンドンリゾートの看板を右に曲がり、リゾートへのエントランスを抜けてロッジに着いた。チェックインを済ませ、いざコテージに入ると素晴らしい施設に一同満面の笑み泊まったのはこちらのロッジ。部屋には二つのクィーンサイズベッドと、十分な居室スペースがあり、内装は華美ではなく質素だけれど粗野ではないこの日は午後1時過ぎからのラウンドの予定だったので、まずはゴルフが出来る格好に着替えて昼食をとったそして、バンドンデューンズでの最初のラウンドはこの5月にオープンしたばかりのBandon Preserveという13ホールのパー3からなるショートコースだった。50Yから150Yほどのホールが続くが、どれも素晴らしいリンクスのセオリーにそって設計されたパー3ばかりだった。このラウンドでは辛うじてjunhiroが1位、チチさんが2位、マイちゃんが3位、そしてボギさんが4位という結果だったBandon Preserveがオープンしてからまだ一か月。できたてのホヤホヤのコースをラウンドしたBandon Preserveはクラシックゴルフ設計のセオリーをカバーする13のパー3からなる素晴らしいコースだったBandon Preserveでのコースの収益はこの地域の自然の保全に生かされるのだとかBandon Preserveはパー3のコースゆえ、フルセットは必要ないので、コースで担ぎ用のバッグを貸してくれる。これがとても使いやすくいたく気に入ったので、帰国してから買い求めました全英オープンがよく行われるセントアンドリュースでもおなじみのダブルグリーン、ふたつのホールで共用されるグリーンPreserveの13ホールを終えてもまだ3時過ぎ、この季節は9時頃までラウンドできるBandonではまだフルに18ホールを回れるほどの時間が残っていた。とはいえ、翌日から2日続けて1日に36ホールを歩いて回る予定になっており、日本から着いて日が浅い3人には時差ボケが残っているはずなので無理はせず、バンドンデューンズのフロント9のハーフプレーをすることにしたBandon Dunesの4番ホールは米ゴルフマガジン誌が選ぶ、世界のトップ500ホールの一つで、ティショットを打ち終えて2打目地点から目を上げるとこんな景色が待っている太平洋に沿って進むパー3。美しいがプレッシャーもかかる手引きカートにバッグを乗せてリンクスを4人で旅する姿はまさに夢が叶ったように感じた瞬間だった。コースを簡単に解説しながら進む。それぞれがリンクスのコースをラウンドしながらきっと同じような喜びをかみしめているのだろうか、あるいは難しさを痛感しているのだろうか。いや、きっとその双方が交錯しているのだろうと思った。この景色を見るためにやってきたんだなぁ、、、バンドンデューンズのフロント9もこのホールがおしまい。クラブハウスが待っているラウンドを終え、シャワーを浴びると敷地内にあるマッキーのパブと呼ばれるパブレストランで夕食をとった。まずはビールで乾杯。ここら辺りの地ビールでミラーポンドとよばれる、ちょっと褐色がかったPale Aleのビールで喉を潤す。う~ん、うまい!そうそう、この旅の間はストロークによるガリガリ君はなく、ポイントターニーによって勝敗を決め、上位者が下位者からビールをおごってもらう約束になっていた。 夕日が海に落ち、空を赤紫に染めて行く中で飲むビールは格別だった
Jun 9, 2012
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前回の日記からほぼ1ヶ月が過ぎてしまいましたこの間にチビスケ2号は小学生から中学生になりました桜も咲きましたそんな中、とある日、ノーザンの早朝スルーに行ってきました出だしはバタバタで、最初の4ホールでなんと14オーバー途中でやめて帰ろうかと思いましたが、その後パー3でパーが取れて、落ち着き、ドライバーにも当たりが少し戻ってきて、残りの5ホールを今度は1オーバーと頑張りました深い闇の中にあったドライバーショットですが、この日は途中から無理矢理にバックスイングをちゃんと取って振り切る事だけに集中しました。 この1年ほどバックスイングが取れずに、手で振るので弱々しいスライスが出る事が多かったのですが、今日は自分でも改善の兆しが見えた事が最大の収穫でした少し良い当たりが出ると、次のホールではさらにリラックスして打てるのですから、技術はもちろんですが、精神が占める割合の大きさを改めて感じましたスルーで回ったバック9では、パーが3つに、ダボが1つに残りがボギーの43点で、久しぶりにボギーペースより少しだけ良い結果で回る事ができました。パーが取れた3ホールでのパットの総数は2。やはり、飛距離の出ない自分にとっての生命線は寄せとパットであると改めて感じましたさくらがそこここにさく春霞の中、ツーサムでサクサクとラウンドし、10時半にはクラブハウスに戻りました。 こんなラウンドをもっとしたいなぁ~
Apr 10, 2012
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昨日はチビスケ2号が所属するサッカーチームが主催するサッカー大会があり、本人はもちろん、junhiro夫婦も手伝いその他で朝7時から夕方5時までをグランドで過ごしました小六の2号にとってはこの試合が最後の大きな戦いとなります。再来週にも招待試合がありますが、何と言っても今回は自チームが主催ですから是が非でも勝ち上がりたいところですが、、、もともとが、弱小チーム故になかなかに勝ちの味を知らないチームなのですが、秋の終わりに大きな布陣変更を行ってからチームが安定してきたようです。 その布陣変更というのはFWだった2号をセンターバックにするというもの。 チームでも背が低い彼をセンターバックというのも??? な、感じはしますが「闘将」と呼ばれる負けん気の強さで、周りのディフェンダー陣を有無を言わさず引き連れて、失点が相当に減りました一方、新たな問題はFWの得点力不足。 ボランチというポジションに強い子がいるのですが、ほぼその子一人で得点をたたき出し、FWは機能しません そんな状況を見ると、もともとは点が取りたくて仕方がない2号ですからセンターバックとはいえ、コーナーキックやフリーキックでは毎回コーチに向かって「上がっていいですか~」と大声でアピールをしていますが、まあ10回に1回程度しか上がらせてもらえませんで、昨日の試合ですが、3チームのリーグ戦のブロックが4つあり、それぞれ1位抜けしたチームで決勝トーナメントを戦うという構成でした。 自校開催ですからなんとしても勝ちたいところで、ブロックに入れる相手チームの配分も幾分こちらに有利に配置がされています 1試合目は相手にも恵まれ5-0で快勝。 4-0となったところで、コーナーキックでの上がりを許され、2回目のコーナーの時に密集でボールを押し込んで点を奪ってきた2号は本当に頼もしかったです(親バカですみません負けた方は、もう一方との試合にも0-4で負けており、予選リーグでの3位が確定。 一方2号のチームは得点で上回っているので、直接対決で引き分け以上で1位抜けを決め、決勝トーナメントに進出ですその試合は一進一退の攻防が続き、やがて2号のチームが優勢になり、決定的なチャンスもいくつか作ったもののFW陣が点を決めきれない状況が続きます。残りも2分となり、どこかで押し込めるか、悪くても引き分けにはなるなと思って試合を見ていましたと、相手のキーパーがクリアしたボールを、フィールドプレイヤーがボレーで大きく蹴りだし、自陣から大きくボールを掻き出しましたそのボールはこちら側のペナルティエリアの手前で大きくバウンドし、ゴールラインから少々前に出ていたキーパーの頭上を越えて転々とし、そのボールはゴールに吸い込まれてしまったのです こんな風に点が入ってしまうんだなぁ~ 子供たちもコーチも親もショックを受ける中で、相手チームのヤンヤの喝采が響きますそれでも諦めない子供たちは、相手の歓声を無視するようにボールをセンターサークルにセットし、レフリーの笛を待って猛攻を仕掛けます。 しかし、時間がなく、焦っているのでボールがつながらず、逆にカウンターを喰らいます。 そうこうしているうちにホイッスルが鳴り、試合が終了し、1位通過はならず、2位同士のフレンドリーマッチに進む事になりました過去、どんな試合に負けても泣き顔を見せた事のない2号の目にもうっすらと涙が浮かび、落とした試合の大きさを自ら語っているようでしたみんなが引き上げたベンチ。 下を向く子供たちに、コーチが子供たちを集めて淡々と何かを話していました昼食としばしの休憩を挟んで行われた隣のブロックの2位とのフレンドリーマッチでは3-1で快勝し、子供たちにもようやく笑顔が戻ってきました。まだ招待試合が一つ残っているものの、チビスケ2号の小学生としてのサッカーはこれでほぼ終了です。 中学に行ってもサッカーを続けると言っている彼ですが、この先にはどのような試練が待っているのでしょうか?チームのためと言って、文句も言わずに引き受けたセンターバックでもディフェンスの面白さも理解し、サッカーの違う一面を発見できた事は彼にとってもきっとプラスとなるでしょう。 もちろん本人が一番やりたいのは中学に行っても最前列で点を取る事のようですが、、、この週末の悔しさをバネに頑張ってほしいな。 がんばれ~
Mar 12, 2012
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雪が降った水曜日の前日、東京の武蔵野ゴルフクラブにて1ヶ月半ぶりのをしてきました初めてのコース。メインのグリーンはコーライらしく、そちらにピンが立っていました。ツ~と滑って行くような転がりに感覚がなかなか合わずに苦労しましたこの日のラウンドでは、その場で回るとか、腕を体から離さないとか、まあ、いろいろと考えていたのですが、ラウンドが始まったらとっ散らかして、それどころではなくなってしまいましたバンカーで感じ出し過ぎボールは壁に当たって戻ってきてしまい、次打はソールが跳ねてホームランOBなんてのもありました。 が、バンカーに数発入って練習出来たおかげで、このところ苦手意識が芽生え始めていたバンカーショットも、それほど嫌でなくなったのは収穫かもしれませんフロント9は大たたきをしてしまったホールが2つあり、O-50 バック9は10番ホールからずっとボギー。パー逃しの楽なボギーもあるけれど、嫌な距離を何とかねじ込んでのボギーも結構あって、それだけで疲れちゃいますで、8ホール連続してボギーで迎えた最終ホールは、ボギーで収められずにダボ。弱いなぁ~かろうじて100打たずに済みましたってなラウンドでしたが、ブースカさん、BGさん、そして以前に夏泊でご一緒したMちゃんの4人とメンバーは最高!意図しないけど結果は良かったショットも2-3あって、やっぱりラウンドって楽しいって思えた一日でした♪また、ゴルフ場から自宅までのドライブは、子供の頃から高校生までの遊んでいた地域をずっと走るので、当時の事を思い返しながら感傷的になったりして、、、日付変わって、週末の今日はレンジに行ってきました。 ラウンドではまだまだ出来ていないけど、その場で回るってのを意識をして打ち始めたんですが、思うところがあって、ちょっと違う所に行ってしまいましたイメージ(あくまでの自分のイメージね)で言うと、体の右サイドで捌くような感じ。ダウンになっても一生懸命に腕と体を忘れる感じで打つと、右にスッポ抜けるような怖さがあるけど、実際には力強い球が出ます。 ここで、手を使ってクラブをおろしてしまうと、左にひっかけて、そのままさらに左に行く球になってしまうので、クラブを下ろすのをガマンガマン(笑さらにグリップをゆるゆるにできれば、弾道が上がり、球もさらに強くなるようなので、スッポ抜けの恐怖と闘いながらも、それにこだわって、5W、UT、7I、9Iと4本だけを打ってきました来週末は両日ともに、終日チビスケ2号のサッカーの試合の付き添いがあってレンジには行けそうもないのですが、その後は10日ほどで4ラウンドと無茶なスケジュールを組んでしまったので、そのラウンド中に1発でも2発でも良い当たりを取り戻したいなぁ、な~んて考えていますそうそう、4月中旬にあるカミさんのピアノ教室の発表会、春から中学生になるチビスケ2号はこれが最後の舞台になるかもしれないので、junhiroも連弾で彼と一緒にステージに上がるべく練習を始めました。 5年ぶりかな? 難しいですけど、音楽を自分でやるのは楽しいですね
Mar 3, 2012
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土曜日はのおかげで、予定されていたチビスケ2号のの試合が中止となり、引率から解放されたのでレンジに行ってきましたが、当たりが悪く、どうにもしっくり来ませんこういう時は基本に立ち返ろうと、ハーフショットやら、クラブを短く持って体との連動を確かめたり残りが10発くらいになって、9Iでフルショットを打っていたら、目の覚めるような感触の一発がありましたこの1年半ほどのゴルフ低迷期に入る前の感覚で打てたショットで、インパクト時に右ひじが右腰にロックされて、最後に降りてきたクラブがボールをつぶす感じ、、、その一発の感触があまりに強烈で、家に帰ってからもどうやったらあの球が続けて打てるのだろうと考えてばかりで、今日も2カゴだけサクッと行っちゃいましたなかなか思うような当たりが出ずに、しばし考えた末に腰の横スライドの感覚が大きすぎるような気がしたので、「その場で回したら、どうなるんだろう」って。 すると、昨日の一打に似た感覚でヘッドが走りボールをヒットできました今までよりもクラブをずっと左に振っていく感じで、この時に腕でクラブをおろしてしまうとボールが左に出たりしますし、何かの拍子で右へのプッシュアウトが出る事もありますが、なんとなくこの道を行けばいいのかな? ってな、感じでいます今週は火曜日にラウンドの予定が入っていますが、1発でもこの感覚で打てた球があればOKとしましょうえっ、スコアが期待できないからそう言うんだろうって??? ノーコメントです
Feb 26, 2012
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前回のエントリーから1ヶ月近く間が空いてしまいました チビスケ2号のサッカーが3月で終わりになるのですが、ここに来てチームの成績が登ってきて、それに伴って親の力もさらに入り始めています。そのサポートで多くの時間がとられ、先週末も千葉の外房まで1泊2日の大会に同行してきました。 また、別のタイミングでちょっとだけ体調を崩したり、インドへの出張があったりと、それなりにイベントが多くブログのネタには困らなかったのですが、ついついフェースブックの楽さにかまけてこちらのアップデートが滞っておりました今日は正月以来、7週間ぶりのラウンドを古河ゴルフリンクスで楽しんできました。風があまり強くなく、日が昇るにつれ気温もあがり、この季節としては最高のコンディション。 広々とした渡良瀬遊水池に位置するこのゴルフ場からは、富士山、浅間、日光の男体山までをぐるっと見渡すことができ、ゴルフってやっぱり楽しいと再確認した一日でしたまた、前回のエントリーで書いていたスイングの「ちょっとした事」が2~3のショット出来たのでスコアの割には満足度も高かったようですラウンド後には古河市内にある中華屋さんでの昼食。ここの麻婆豆腐はうまいと以前から聞いていたのですが、ようやく食べる事ができました。山椒系のピリッとした辛さがよく、ごはんが進みます。 またサイドでオーダーした水餃子もゴマの甘めのタレとモチっとした皮の食感がよく、デザートの杏仁も大変おいしゅうございました 何だか夏休みの子供の日記のようですが、まさにそんな楽しい一日でありました
Feb 21, 2012
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関東地方は雪の影響で交通機関に乱れが出たり、転倒してケガをする人が続出しているようですが、ナントカは風邪を引かないと言うとおり相変わらず元気にしておりますそんな天気ですが幸いなことに火曜日は元から在宅勤務の予定でした。そして今日は、不幸な事に降雪クローズで予定されていた、ラウンドがお預けとなってしまいました。なので、在宅に切り替えて、浮いた通勤時間分を使ってレンジで打ってきました90分で250球ですから、かな~りバカスカ打っちゃうペースですゴルフは相変わらず楽しいのですが、ご存知のように飛距離が出なかったり、出球が楽しくない事が続いていて練習には行っているものの、なんだか乗り切れない感じが続いていたのですが、今日はちょっと違いました正月休み中は、車で1時間の距離の実家に寄った以外どこにもいかなかったので、たっぷりと時間があったので、以前に購入して手をつけていなかったゴルフの雑誌をパラパラとめくっていると中井学というコーチの特集が載っていました。さらに付録のDVDを見ていたいのですが、その中のドリルの一つが気になりました手を使わないスイングを作り上げるためのドリルとして、+クラブをシャフトぎりぎりくらいに短く持つ+グリップエンドをお腹からわずかに離す程度+両脇を締めた状態を保ち、手を使わない(ってか、使えないですよね)でヒットするこれは手を使わず、下半身や体がリードするスイングを身につけるためのドリルです。 手が伸びない状態を作りボディターンのみで、平時のスイングの飛距離と比較してどれくらいの距離が出るのかというもの。きれいに足や体のリードで振れれば8割程度の飛距離は出るようですが、手打ちだと5割とかそれ以下しか飛ばないこともあるようです最近は飛ばすためには手を使えとか、まあ、いろいろなレッスンがあるようですが、まずは基本に立ち返ってみようと思ったわけですで、これを週末に試してみたのですがなんかピンと来ないまま終了。 でも、レッスンの教え自体は自分で納得がいく感じがしたのでも、今日も飽きずにトライしてみることにしましたしばらくこのドリルをやった後に、自分の素のスイングをしてみると、インパクトの時の上体の起き上がりだとか、クラブを手でおろしに行って手が離れていく感じがわかりますなので、そこに注意して振るとしっかりとボールがつかまって軒並みドロー。 おおっ、久しぶりのこの感覚テークアウェイでの上体の捻りをさらに深くしてやると、2番手は落ちていた飛距離が少なくとも1番手分くらいは取り戻せる感じです。 ということで、これをベースに、この週末もこの練習を重ねてみることにしましょうちなみに来週の火曜日には吹きっさらしの河川敷でのラウンドが入っていますので、そこで実戦での感覚で試してみようと思います。 でも、寒くてメゲちゃうかな
Jan 25, 2012
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今年の最初のゴルフはtitiさんと、もう一方(ブラックじゃなくってよ!)と、おおむらさきゴルフ倶楽部でのラウンドでした凍ったグリーンの対策で手前でしっかりバウンドさせるマネジメントが比較的うまくいきましたが、やっぱりグリーンが柔らかくなり始めたバック9では、なんだか雑なショットが多くなったり、ドライバーショットが乱れたりしてスコアを作りきれずに叩く事になってしまいました。 って、フロント9も大差ないんですけどねグリーンに乗せなかったぶん(乗らなかったとも言うかも)、パット数は14+14の28回で3パットはなし。いつもこれくらいのパット数で、ショットの数もコンスタントに50回前後に収まると良いのですが、、、あっ、トータルはチチさんにちょっぴり勝てましたが、junhiroが調子を落としたバック9だけスキンズが展開されたお陰でチャラになっちゃいましたこういう仕掛けを見ると誰が本当にクロいのか良くわかりますよね~!で、正月休み最後の今日は近所のレンジに出かけて初めての練習。 ウェッジやショートアイアンでのアプローチで体をほぐした後に9Iでのフルショットなんか、しっくりこない。シャフトのしなりが全く感じられないし、インパクトの感じもとっても気持ち悪い 、寒いから手も痛いで、もう少ししなりを感じられる長めのクラブと思って21度のユーティリティで打ち始めてようやく良い感じになってきました。何球が続けて打つうちに、始動でヘッドの重さを感じたり、右肩をそのまま後ろに引く感じを意識したりするうちに、シャフトのしなりを感じ、強く伸びのあるボールが出てきました。 途中からググッと伸びる感じのボールが打てたの、何年ぶりだろう?この他に5W、スプーン、ドライバーもバンバン。普段は長いクラブに多くの球を割く事はないのですが、とことん打ってやろうと思ってナガモノばかり150球ほど打ってきました。 なんか、いろいろと気づきがあったり思い出したり。 しっかりメモをとってきたので、週末の練習でおさらいをする事にしましょう明日から出社ですが、1日出てまた3連休。 連休は3日とも予定が入っているのでゆっくり休むわけにもいかないようですが、年末年始でずいぶんとゆっくりさせていただきましたので、2012年も本格的に始動と参りましょう!
Jan 5, 2012
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12月初旬に鳴沢でぐうの音も出ないほどコテンパンにやられてから、中旬、そして下旬と2ラウンドして2011年のラウンドを全て終えました。 今年は30+ラウンドと、この7年ほど変わらずほぼ月3ペースでした一方アベレージは昨年から3つほども下げてしまい、低調なゴルフを象徴するようでしたそんな中、今月中旬、下旬のゴルフでは自分が掲げたテーマに沿ってのラウンドがだんだんとできるようになってきた実感があり、2012年のゴルフに希望が持てるような気がします12月中旬はshinmaさん、mitsuotさん、トルきちさんのGKIメンバー、そしてブースカさん、リンクッチさん、BGさん、BGさんのお友達の2パーティ、8名で埼玉県の寄居カントリークラブでラウンドでした。junhiroの組は男4人、一方ブースカさんの組はハーレム状態(笑この日のラウンドのテーマは常に80~100Yからグリーンを狙うショットを打つというもの。とすると、たとえば420Yの長めのパー4でも320Yを2打で打てばOKなので、かなり気が楽にティショットに臨めます。フロント9は、フィニッシュとなるグリーンをとらえる精度が悪くGBに突き刺さって目玉とか、引っ掛けて深いラフへなんてショットが多くてスコアはO-50 >_<バック9も考え方は変えず、ただグリーンを狙うショットでは、リスクを考慮し、外す時はハザードにつかまらないように。フロント9よりも少しだけAPの距離感が合って来た事もあって、ようやくボギーペースに脅す事ができました。また18番ホールでのドライバーのティショット。4人の中で一番飛ばなかったけど、それでも自分が復活できる、そう確信のようなものを持てた一打でしたそして、迎えた今季最後のラウンドは石岡GCにて、前々職の仲間との楽しいラウンド。 あっ、mitsuotっちも一緒です!前回と同様にラウンドの方針を明確に立て、中途半端な距離は残さない事と、凍ったグリーンに対応するために、必ずグリーン手前でバウンドさせること。これが面白いように決まり、寄せワンを重ね4番ホールを終えて1オーバー。5番も短いパー5で2打目でグリーンまで80Yとここでもパーが計算できると思ったのが運の尽き。ここで、あれっ、なんでSrixonって? ダウンに入ってから気がついたものの、そのまま打ってしまい誤球。 仲間の暫定球でした 6、7、8と何とかボギーオンのボギーが続き、最終9番ではティショットが飛ばなかったものの、5Wで乗せられる思いを感じて、狙い通りにパーオン。が、お先に外してのボギーで、43点昼食を挟んだバック9では、ドライバーが安定して来たのに、なぜだか色々な事がしっくり行かずに、確実にボギーを取ることがままならず、結局O-50にしてしまい、2011年の全ラウンドを終了この日のバック9を振り返りながら、なぜスコアが作れなかったのかを考えてみました。自身の過去のラウンドを見ても、石岡はバック9の方がスコアが悪いのもありますが、それ以外にもいくつか、、、午後はドライバーが復調してきたことと、グリーンが止まるようになった事もあり、直接狙う事が増えた一方、リスクの考え方がとても甘くなって、いわゆる「イケイケ」の状態になっていたようです。それはドライバーショット、そして前半の「いい感じ」がそうさせたのでしょう。「自分のスタイルを貫く」 これを2012年の目標として取り組む事にしましょう。さあ、あと1時間強で今年も終わります。今年も多くの方に支えられ、本当に感謝しています。また今年になって交流が始まった方にも感謝の念のいっぱいです。喪中につき、新年のご挨拶はできませんが、来る年が皆様にとって良い年でありますように心からお祈りいたします。2012年もよろしくお願いいたします
Dec 31, 2011
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年の瀬が近づき、街を行く人も心なしか忙しそうに見えます旅から戻った余韻をまだまだ楽しんでいたいと思っているのに、この忙しさはいけません。せめて、文字の世界だけでも逃避をしようと、沢木耕太郎の深夜特急シリーズなんぞを読み始めてしまいました。FBでこの事を書いたら、非常に幅広い年代層の方から反応があり、この本が多くの人に影響を与えたらしい事がわかりました実のところ、この本の事は風の噂で聞いた事があったものの、読んだ事はありませんでした。40代も後半になってから手に取るのもナンですが、Never Too Lateということで、深夜特急そのものではなく「旅する力~深夜特急ノート」という「深夜特急」の執筆前後の時代背景や彼の置かれた状況を著した本を読み始めました。ちなみに「深夜特急」は著者が20代の時に香港からロンドンまで1年をかけ、乗り合いバスを乗りついて行く道中を書いた本ですその「深夜特急ノート」の中で深くうなずく言い回しがあったのでご紹介したいと思います「アジアでは旅は向こうからやってくるが、ヨーロッパではこちらが動かない限り旅が向こうからやってくる事はない」抽象的な表現かもしれませんが、自分の肌感覚と合致する言葉でした。自身の感覚としては、ヨーロッパというのを「アメリカ」と置き換えても、また「東京」と置き換えても通じるかも知れません。一方で「アジア」は「日本の田舎」だったり、あるいは「大阪」と置き換えても通じるかもしれないなぁ、そんな事をぼんやりと思いましたさて、ゴルフの話です。 金曜日に情けないラウンドをした事を書きましたが土日は両日ともにレンジに行ってきましたそもそも何でこんなに飛ばなくなってしまったのか。なぜ、気持ちよく振れるクラブとそうでないクラブがあるのか。1年半ほど前に好調だった時と何が違うのかそんな事を考えながら、2年前の冬にどんな事に取り組んでいたのかを自身のブログを見て確認しました。で、土曜日には9IとPWだけを持ってレンジに出かけました。ハーフスイングのドリルを行った結果、少し灯りが見えた気がしたので、日曜日には長いクラブも持ってレンジに出向きました球の高さがだいぶ揃うようになり、強さもちょっと戻ってきたようですグリップと、アドレスの時の手の位置、そして凝り固まった背中を少しでもほぐすように、なるべく大きくバックスイングを取ること。こんな事を意識していましたレンジを離れる頃にはすっかり股関節とスイングを受け止める左ひざが痛くなっていました。久しぶりの痛みですが、以前は練習の後にこの辺りが痛くなったなと思い出すと、この痛みすらちょっと嬉しかったりします冬の間にコツコツと練習をし、春にはjunhiroから搾り取り続けているあの方と良い勝負が出来たらいいなぁ
Dec 6, 2011
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小雪やらみぞれが時折降るこの冬一番の寒さの中、ジャックニクラスデザインのレイクつぶらだに会社の仲間と行ってきました。レイクつぶらだは、たぶんこれで3度目のラウンド。非常に面白いコースです極寒の日のラウンドゆえ、下はアンダーアーマー、その上にパンツ、さらに風雨に備えてレインウェア。 上もアンダーアーマー、その上に長袖ポロ、そしてセーター、さらにレインウェアを着込んでのラウンドとなりました。幸いなことに霰が少々降る程度で済みましたゴルフはスコアを見ると酷いものでした。一つのボールだけで18ホールをプレイし、ペナもOBもないのに、これだけ叩けるってどういうこと? ってなスコアでしたでも、この数年ラウンドすることがなかった同僚や元同僚との楽しいラウンドだったし、ラウンド後に6人が冷えきった体を解凍すべく、チャプンと湯船に浸かり昔話に花を咲かせる。 幸せを感じた瞬間でした一方、ゴルフに関してはどうもこのところ、スコアに対する拘りがなくなり過ぎているような、、、特にグリーンへアプローチするショットを打つ時の、マネジメントが甘く、トラップにかかったり、外しては行けない方に外したり、はたまたAPやパッティングがノーカンだったり 再来週にもラウンドが入っていますので、その時はもう少し「目の前の一打への集中」と「抜くとき」の意識をしてみましょうかね、、、ところでjunhiroたちの前を60から70年配の男性二人と、女性一人の3人組がラウンドしていました。 3番ホールを上がってくると、「クラブを見なかったか」と声をかけてきました。 どこでなくしたのかと尋ねても分からないのだとか、、、こちらも置き去りにされたクラブを見た記憶がないので、そのままになっていましたそんな事もすっかり忘れ、バック9でも数ホール進みパッティングに入ろうとすると、また男性二人がやってきて「クラブが見当たらないんですけど、どこかで見かけませんでしたか」と。 「どのクラブがないんですか」と尋ねるjunhiro 「ドライバーがないんです」 一同、ビックリ! ウェッジとかグリーン周りで使うクラブならともかく、ドライバーが落ちているのを見たことはさすがにありません(笑で、junhiroがパッティングを終えて、見下ろす位置にあった次のホールのティインググランドを見ると、男性が二人ともドライバーを持っているではありませんか! 他のクラブに隠れていて見つからなかったのか、他に人のバッグに入れてしまったのか、、、 謎です(笑その後も追いつく機会があったのですが、「ありました」とか「間違って他の人のバッグに入れてました」とかコミュニケーションがあっても良さそうなものなのに、、、と、思ってしまいました。 まあ、気まずかったのかもしれませんが、、、junhiroのパーティはその後しばらくその話題でもちきりだったのですが、メンバーのひとりがポロっと、、、「あと20年もしたら、俺たちもああなるんだろうなぁ、、、」
Dec 2, 2011
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食いつきの悪い音楽ネタです(笑大阪に澤野工房というJazz専門レーベルがあります。junhiroが好みのタイプのジャズピアノのアルバムがたくさんあります。一番のおすすめはSerge Delaite TrioのLookin' Upというアルバム。特にタイトル曲の軽妙な感じがとても好きですこちらで誰かがアップしているようですので興味があればどうぞ!で、この澤野工房ですが、なかなかに面白いレーベルで、もともとは大阪のJazz好きの兄弟が「聴いて心地よかったらええやんか」の精神のもとに、主にヨーロッパから有名無名のアーティストを自らの足で探して日本に紹介したそうです。二人とも全くの素人でジャズが好きというパッションが二人を突き動かしたのでしょう何がユニークかって、大阪の履き物やさんなんですよ、この澤野さん!で、ウェブサイト、FBの他に先日タワレコに行った際にCDジャケット大のブックレットを見つけました自社で扱うアルバムが紹介されているのですが、それがユニークでBright, Mellow, Passion, Pleasant, Vintage, Quiet, Deepの7つのカテゴリーをそれぞれのアルバムにつけて、聞き手がアルバムの中身をイメージしやすいようにしてありますちなみに先のアルバムはBrightが50ポイント、Pleasantが50ポイントという具合。このレーベルからは他にも買っているのですが、自分の好みを見てみると、この二つのカテゴリーの他にもMellowが含まれたものが多いようです。 ポイントはアーティストについてこのカテゴリー分けが行われているのではなく、アルバムごとに行われているので参考になります。同じアーティストでもアルバムによってテイストが変わることがありますから、、、また、「好きなものに囲まれた暮らし」とか「山小屋で一人過ごす夜、静かで熱いざわめき」、「友人達が集まる部屋発見と出会い」そして「緑に囲まれた家、上質なものをセレクトする」という4つのシーンをあげ、さらにそれぞれごとに細かいシーンを設定してアルバムのリコメンドを行っていますたとえば「山小屋~」なら、「白夜のマッキンリー山頂」とか「初夏の八ヶ岳高原」というように聞き手がイメージしやすいシチュエーションを提示して、アルバムに誘導するやり方です小さなレーベルならでは自由な発想のマーケティングがとてもいいなぁと感心してしまいましたちなみにjunhiroが気に入ったLookin' Upですが、オリジナルはMichel Petruccianiというフランス人のジャズピアニストです。この方は生まれながらに障がいを持ち、体を自由に動かすこともままならず、背も100センチほどにしか伸びず、子供の頃に興味が向きがちなスポーツには足が踏み入れることを諦め、自らのパッションを音楽に向けたのだとか。ネットをふらふらとしていて今日たまたま見つけたネタなんですけどね、、、彼は1999年に36歳の若さで亡くなっていますが、彼の演奏がYouTubeにアップされていたのでご紹介しましょうhttp://www.youtube.com/watch?v=3Nrfble63cEアレンジとしては先のDelaiteの軽妙な感じの方が好きですが、Petruccianiが与えられた「生」を全うし、音楽に乗せて自己を表現したそのパッションに心を打たれました
Nov 28, 2011
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昨日はチチさん、マイちゃん、ボギさんと一緒に河口湖のあたりまでほうとうを食べに行きましたって、書きたいくらいそれぞれが酷いラウンドになってしまいましたこの時期の富士山の麓はかなり冷え込みますが、天気は素晴らしく、仲間も素晴らしく、残るは自分の腕次第という状況の中、ゴルフだけはなぜだか、4人ともに何があったのかを忘れたくなるような一日でしたいつも手入れの良いコースですし、天気もご覧のようにバッチリでした鳴沢は4~5度目のラウンドですが、このコースでここまで奇麗な富士山を拝んだのははじめてだと思いますjunhiroのショットがとにもかくにも酷かったですが、ショットを打ち終わったチチさんの肩の下がり方からしても、敵方も相当に難儀したラウンドだったことが見て取れるかと、、、鳴沢のシグネチャーホールである8番、パー3ではご覧のように逆さ富士を拝むことができました。風がなかったらもっと奇麗な姿が拝めたと思いますが、水面が揺れてしまっています9番ホールのティインググランドから終えたばかりの8番のグリーンを臨むとこんな景色が広がっていましたこの日の収穫は素晴らしい仲間と、素晴らしい環境でゴルフが出来たこと、そして、前から行きたいと行っていたこちらのお店でほうとうをついに頂くことが出来たことでしょうか、、、
Nov 26, 2011
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ダブリンのホテルを5時前にチェックアウトした。アイルランドはこの時期、8時にならないと明るくならないので、まだ辺りは闇の中だ。往路はロンドン経由でシャノン空港に降り立ったが、帰路はフランクフルト経由だ。そこで4時間ほどの乗り継ぎ待ちがあるのを幸いに、フランクフルト市街を歩いてみることにした観光案内で90分ほどの観光をしたいと伝えると「それはたっぷり時間があるわね」と、愛想の良いお姉さんが答えてくれた。彼女の勧めに従って、中央駅から15分ほどの歩いた所にあるマーケットのような所に行ってみた。土曜日のお昼時、果物、野菜、肉、ソーセージなどの食材が並び、ハンバーガーやらホットドッグも売っていて、大層なにぎわいだった。何かをパクつきながら、ワインやらアップルジュースにお酒が入ったものだろうか、それを飲みながら思い思いに語り合っていた。お腹がいっぱいだったのと、気温が4度ほどと寒かったのでそそられる事もなく、冷やかし専門で市場をグルグルと、スポーツショップが目に入ったので、チビスケ2号にサッカーのジャージでもないかと入ってみる。香川真司が活躍するドルトムントのユニフォームをお土産に買った空港に戻るとロビーには人があふれていた。飛行機がオーバーブックなのでロンドン経由便に乗り換えてくれる希望者を募っていた。ロンドン経由に乗り換えれば600ユーロをあげますとのこと。そのお金でロンドンで買い物をしてから帰るのも悪くないなと思った。しかも、午前と午後の差すらあれ、同じ日曜日のうちに家に着けるのだから、、、 が、着いた翌日からはすぐに仕事の日々が始まるので、ここは自重することにした機内では写真の整理をし、日本から持参した本を読み、時差に合わせて睡眠をとった明けて日曜日の昼前には自宅に戻り、その夜はゆっくりと湯船に浸かった。夕飯はリクエストしてあったブリ大根。やっぱり我が家は素晴らしい§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§今回の旅の行程とゴルフ場のwebページ、料金、そしてjunhiroが宿泊したホテルの中でおすすめできるものを紹介します。黄色で囲んであるShannon空港より入国し、Dublin空港から出国しました。また、ラウンドしたゴルフ場の名前に赤い囲み、位置に赤い○印が打ってありますこの間の移動は全てレンタカーで、平均して1一日120キロを運転した計算です。レンタカーは乗り捨て、およびカーナビ料金込みで400ユーロほどでした。(1ユーロは105円程度)下記の料金は2011年10月時点での「オフピーク料金」ですので、5月~9月あたりのピーク時と比較してかなり割安になっている場合がほとんどです。また、ホテルについてはMount Juliet以外は質素なB&Bですので、豪華さや充実した施設を求める向きにはさらに予算が必要です往路:成田空港午前発→ロンドンヒースロー空港→シャノン空港に同日21時頃着#1: Doonbeg Golf Club 70ユーロ#2: Ballybunion Golf Club - Old Course 95ユーロBallybunion Golf Club - Cashen Course Old Courseの料金にて無料プレイキャンペーン宿泊:The 19th Lodge 75ユーロ#3: Tralee Golf Club 90ユーロ宿泊Brook Manor Lodge 58ユーロ#4: Dingle Golf Links 40ユーロ宿泊:Ceann Sibeal B&B 40ユーロ#5: Dooks Golf Club 45ユーロ#6: Waterville Golf Links 120ユーロ宿泊:Golf Links View B&B 40ユーロ#7: Old Head Golf Links 200ユーロ宿泊:Tesben House B&B 50ユーロ#8: Mount Juliet Golf Club 70ユーロ宿泊:Mount Juliet Hotel 90ユーロ#9: The European Club 180ユーロ復路:ダブリン空港→フランクフルト空港→成田空港に翌日着
Nov 21, 2011
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Doonbegから始まったラウンドも今日のヨーロピアン・クラブが最後だ。海沿いの田舎道を15分ほど走るとクラブハウスに着いたシンプルなクラブハウスに足を踏み入れると、気さくな受付嬢が迎えてくれた。ゴルフ場のロゴが入ったマーチャンダイズの品数も限られていて、本当にここが世界のトップ100にランクされているゴルフ場なのだろうか今日も最初のゲストのようで、誰かと組むには1時間以上待たねばならないとの事で、一人旅に出ることにしたコースの第一印象はリンクスだが、今まで回って来た南西部のコースとは異なり、ゴースなどの灌木があり、写真で見たポートラッシュやカウンティダウンに似た感じだろうか。木のあるなしで、これほどまでに雰囲気が違うという事を感じたと共に、4年前にラウンドした時にもアイルランドの西と東では同じリンクスでもタイプが違うと認識した事を改めて思い出したこの日のグリーンはこの旅でラウンドしたどのコースよりも素晴らしい仕上がりだった。非常に早く、かつ、滑らかで自分が意図した通りに転がってくれる。微妙な距離も流し込むように打つと、気持ち良く入ってくれた前日が森の中のコースだったので、海沿いを行くコースのその透明感と開放感がとても美しく思えた。そこここに写真を撮りたくなるスポットがあり、ゴルフそのものが疎かになりそうで困ったこのコースをデザインしたパット・ルディという人の事は知らなかったが、junhiroがこの先ラウンドしたい幾つかゴルフ場も設計しているようだ。実は今回の旅をするにあたり、ゴルフ場の選定の参考にした本がある。ケビン・マークハムという人が書いたアイルランドのゴルフ場のガイドブックで、350ほどあるというアイルランドのゴルフ場のほぼすべてを彼自身がラウンドし、8つの項目を点数化して100点満点で評価している。junhiroが今回の旅で回ったコースはディングルを除くどのコースも90点を超える高い評価を得ているが、その中でもヨーロピアンクラブは95点と最も高いポイントを得ているホールを進むうちに枕木で壁を固めたバンカーに気づく。ドゥーンベグでミレに教わったようにパターで打ってみようかとも思ったが、適当なチャンスがなかった枕木でバンカーの壁を固めると言えばピート・ダイが有名だが、彼のデザインからインスピレーションを得たのだろうか、あるいはこちらが本家だったりするのだろうか。垂直にそそり立つポットバンカーは、見るたびに手入れが大変そうだと思っていたが、枕木ならそうでもないのかも知れないと勝手に想像したヨーロピアンクラブは18ホールではなく20ホールで1ラウンドだ。27でも36でもなく、18+2。7番と8番の間にパー3の7a、12番と13番の間にもパー3の13aが存在する。どちらもアプローチで寄せてパーを拾ったが18ホールのスコアカウント対象外なので、結局トータルのスコアに貢献する事はなかったこのラウンドでは途中から風が強まり、Dooksの時ほどではないものの厳しいラウンドとなった。特に左から右に吹く風は、junhiroのスライス球を容赦なくヒースのブッシュに運び込みロストボールとなったり、深いラフからのショットを余儀なくされたこの日も他にプレーする人の影はなく、一人旅が続いた。ホールを順調に消化しハーフターンを迎える頃になるとカートを引きながらこの旅の事を思い返しはじめていた。長い一人旅ゆえの不安もあったが、土地土地で素晴らしい人に出会い、景色に息を飲み、勇気を試されるショットと向き合い、夜はギネスやサイダーで喉を潤わした事をいよいよ残りも2ホールとなったが、この17番、18番でのゴルフは残念ながらグダグダになってしまった。それでも18番のグリーンにボールを乗せ、2つでカップに沈めた。最後はあっけないものだその時の率直な感想は「ようやく終わった」という安堵感だったように思う。他には誰もいない食堂でこの旅最後のアイリッシュシチューを食べながらラウンドの日々を思い返していた。窓からは今終えた18番ホールでピンフラッグがはためく様子が見えたこれだけ毎日歩いてゴルフをすると、さすがに疲労困憊。年を取って、毎日ゴルフ三昧という甘い夢を見ていたが、相当に体を鍛えておかないと、たまのラウンドすら覚束なくなりそうだ行程を終えた安堵感、疲労、旅が終わるセンチな気分が入り交じったまま車を北に向かって走らせた。空港近くのホテルにチェックインし荷物を降ろすと、すぐさまレンタカーを空港の営業所に返しにホテルを出た。総走行距離は1126キロ。よき相棒でいてくれたルノーのフルエンスに感謝だ空港からダブリン市内の観光に向かい、ギネスの工場を訪ねて出来立てのギネスをいただこうと思っていたのだが、自分があまりに疲れている事に気づいた。また、明朝は4時過ぎにホテルをチェックアウトしなければ行けない事などが頭をかすめ、ホテルに戻りのんびりとクラブの手入れと、この旅で撮り貯めた写真の整理をすることにしたこの旅で共に雨に打たれ、風で転がりながらも頑張ってくれた9本のクラブたちとキャディバッグ、そしてトラベルケース
Nov 17, 2011
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興奮のうちにオールドヘッドを離れ、一路マウントジュリエットを目指す。連日のラウンドと移動で疲れもピークに達していたが、このリゾートに到着した瞬間、あまりに浮世離れした世界に驚き、体はともかく気持ちは高揚していたこの辺りはイングランドの侵攻によりヨーク公、後のジョージ2世の持ち物となり、それがさらに払い下げられた土地なのだとか広大な敷地には滔々と水をたたえた川が流れ、ゆったりとした馬場や、狩り場があり、ゴルフだけでなく、乗馬やクレー射撃、釣りにスパなど多くのアクティビティが楽しめる。メインのホテルは18世紀に建てられた領主様のもので、junhiroも今夜はこのお城に泊まる事になっている疲れているはずなのに、領主気取りで敷地の散歩に出かけた。せっかくこの地を訪れたのだから、ゴルフだけでなく他にも見ておきたいという島国の貧乏人根性丸出しの自分がいた。日は傾き始め、寒さが増す中、放牧場を囲んだ散歩道を行く。小一時間の散策で誰と会う事もなく深まり行くアイルランドの秋を楽しんだこんな館に男ひとりとはなんとももったいない。この夜は久しぶりにバスタブのあるホテルに泊まったのでお湯を張り、のんびりとお風呂を楽しみ疲れを癒した。やはり日本人にはシャワーだけの生活が続くと厳しいマウントジュリエットのコースは1991年にオープンし、今回の旅の中では唯一のパークランドゴルフ場だ。デザインはジャックニクラウスだが、いくつかの資料にはアイルランドゴルフ界の重鎮である、クリスティオコーナーの名前も併記されているこのコースではWGCのアメリカン・エキスプレス・チャンピオンシップが2002年と2004年に開催され、それぞれタイガー・ウッズとアーニー・エルスが勝利している。この他にもアイリッシュオープン(日本オープンのアイルランド版)が1993年から95年の3年続けて開催されており、トーナメントが行えるコースとしての評価も極めて高いようだ実はラウンドの朝は起きるのが辛かった。さすがに8日連続のラウンドで体が悲鳴を上げたようだ。ダルさから来る頭の痛さなのか、あるいは風邪の症状なのか自分でも判断ができない。ラウンドフィも70ユーロ(約7300円程度)と安かったので、このまま寝坊してラウンドを流してしまおうかとも思ったくらいだったが、いつこの地を再訪する機会があるかもわからないので、何はともあれティオフする事にした結論から言うと、この旅の中で唯一のパークランドのゴルフ場は、本当に来てよかったと思えるコースだった。落ち着いた林間コースの佇まい。林間とはいえ、日本のコースのように密集した松に囲まれているのではなく、存在感のある木がポツンポツンと立ち、ホールにアクセントを加えている静かな秋の日のラウンドは誰に邪魔されることのない一人旅となった。スタート時の気温は5度、フェアウェイには朝露が輝いている。あたりには鳥の声しかなく、吐く息が白い。振り返れば自分の足跡と、手引きカートのタイヤの跡が自分の軌跡を描いている木々の他にも池や川が巧みに配置されていることで、リンクスタイプのゴルフ場ではなく、パークランドだという事を認識させられるこの日のラウンドではニクラウスが配置したバンカーに憎らしいほどに引っかかった。が、ここのバンカーは出しやすいだけでなく、距離も合わせやすくバンカーショットが上手くなったような錯覚に陥ったパークランドとはいえ、このコースのバンカーもかなり深いのだが砂が厚い事と、砂の種類が違うようでなんだか相性が良いようだ。リンクスの砂は総じて粒がとても細かく、また、湿っている事が多く、難しさを増しているのかもしれないこの2-3ラウンド、短いパットを決めきれずに苦しんでいたが、返しのパットをしっかりと沈める事に集中した。仕上げが素晴らしく、早いグリーンでは短いパットも気持ちよく打て、少し調子が取り戻せたようだ18ホール回るうち、ゴルファーには2組しか出会わなかった。もちろん前が詰まる事も、後ろから迫られる事もなかった。ホールで写真を撮ったり、コースガイドを眺めたりしたので、3時間40分ほどかかったが、まずまずのペースだった。日本でもいつもこんな感じで回れたら良いのにと思うこのコースを回りながら、日本ではどんなコースと似ているだろうかと考えを巡らせていた。頭に浮かんだのはオークヒルズ。そこをさらにゆったりとさせ、木々を熟成させた感じだろうか10月も中旬のこの時期、ゴルフ場は秋のメンテナンスの最中だ。Mount Julietではグリーンのエアレーションに出会う事はなかったが、フェアウェイの砂撒きに遭遇した。途中からjunhiroが行くホールの先をフェアウェイに砂を撒く車が進んで行く。雪だるま式にボールに砂が塗り重ねられ、球の勢いがあっという間に削がれて行く。早く追いつき、追い越さないと、、、ラウンド途中からドライバーやフェアウェイウッドの当たりが極端に悪くなってきた。疲れからか、知らぬ間にアドレスがお辞儀するようになってきていたようで、それを修正するとまたショットが良くなった美しく「ゆく秋」の雰囲気をもったゴルフ場でのラウンドを終えると、ロッカールームでシャワーを浴びた。ロッカールームは2004年のWGCの時のセッティングがそのまま残っているようで、全てのロッカーに出場選手の名前が書かれたプレートが貼ってあるよりどりみどりの中、今年メジャーチャンプに輝いたダレン・クラークのロッカーを借りる事にした。彼は北アイルランド国籍だし、ここの地元選手のようなものだ。他にもタイガー、エルス、ワトソンのほかPGAやWGCのレギュラーメンバーのロッカーがたくさんあった。日本人は丸ちゃんと晋呉のものがあったが、時代を感じさせた瞬間だったすっかりリフレッシュすると、練習場を見渡すレストランで昼食をとり、次の目的地に向かって出発した。途中、レンタカーのトリップメーターが借り出し以来、1000キロを記録したいよいよ明日はThe European Club、この旅最後のラウンドだ
Nov 15, 2011
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ウォータヴィルでの興奮のラウンドを終え、次の目的地であるオールドヘッドへ向かった。200キロ弱の高速道路を使わないドライブ。交通量が少なく、スピードが出せるとはいえ、かなり時間がかかるドライブだいくつかの休みを取った後に、だいぶオールドヘッドに近くなった浜辺で車を停めて、伸びをする。と、海に突き出した半島の突端に小さく灯台が見える。「あれっ、オールドヘッドかな? きっとそうだ」そう思ったとたん、運転の疲れも忘れ、勇んで車に乗り込み先に進んだオールドヘッドに近づくにつれ、なだらかな丘を登り、突然に視界が開け眼下に一条の細い道が城門を貫き、その向こうに菱形の土地が広がる。城門の向こうがオールドヘッドで、それがオールドヘッドのへの侵入者を拒んでいるようだ。車がアプローチするたびに城門のところで守衛が扉を開けている。これが和風の門だと鳳琳のような感じるのかな、などと下らぬ考えが頭を過ったプロショップに立ち寄り、明日の天気を確認すると「ちょっと寒いけど、よい天気になるわよ」と教えてくれたこの日の夜は何を食べようかと思案し、B&Bのおかみさんに相談するとキンセールにある魚料理のレストランを紹介してくれた。キンセールは入り江とも河口とも呼べるような入り組んだ港町で、漁船やヨットが多く停泊し、その周りは小高い丘に囲まれた美しい街だ紹介されたレストランではボールスープというには大きすぎるスープと、ツナのステーキをいただいた明けて今日は、今回の旅の白眉のひとつであるOld Head Golf Linksでのラウンドだ朝から晴れ渡り最高の天気。気温は4度と低いが雨もなく、そのうちに気温も上がるだろうこのコースの事はいくつかの文献や写真集で見て、気になっていたが実際にこの目で確かめ、足で踏みしめると、どう表現したら良いのか、言葉が見つからない。この世界観を伝える写真を撮りたいと思うが、どうやら鳥の視点が必要だ写真の灯台は「新しい灯台」と呼ばれるもので、この灯台に続く道が血管のようにコースを貫いている。新しい灯台とはいえ1850年代に建てられたもので、今でも現役だそうだコースに着くと、スターターが待ち構えていた。実はスタートの時間を間違え、まさにスタートというタイミングでの到着となってしまった。この日はビッグトムというあだ名のキャディがjunhiroのバッグを担ぎ、マイクという名のメンバーが一緒にラウンドしてくれることになったビッグトムはこのゴルフ場にごく初期からいるキャディの一人で、彼自身も全盛期には片手のハンディキャップを誇るプレイヤーだったそうだが、今では本業の牧畜業もリタイヤし時間がある時にこうしてキャディの仕事をしているのだとか。ま、実際には仕事というよりは朝の散歩のようなものらしい。ちなみに多くのプロゴルファーだけでなく、あのマイケルジョーダンのキャディも勤めたことがあるそうで、junhiroのキャディをしてもらうのはなんだかこそばゆい気分だ。さすがに多くの人に愛されているだけあって、指示が的確で信頼できる男だったロケーションに圧倒され、興奮のうちにラウンドを進める。いくつかエアレーション後のグリーンがあったが、その状態でも転がりはとてもスムースで満足の行くものだった。また、今回の旅で回った9つのゴルフの中で、最も高いラウンドフィだったが、それをも納得させてしまう圧倒的な景観があった一緒にラウンドしたマイクはアメリカのサンフランシスコ近郊に住んでおり、このコースのメンバーになって15年ほどになるという。毎年夏にこのゴルフ場を訪れるのだが、今年は都合でこのタイミングになってしまったそうだ。彼が住んでいる場所と、junhiroの会社の本社がある場所とは20分ほどしか離れておらず、いろいろと共通の話題が見つかり会話も弾んだサンフランシスコやペブルビーチ辺りのゴルフ場の話をすると、どこのゴルフ場の話をしても話題についてくるだけでなく、ほとんどのゴルフ場でラウンドした事があるという。あのサイプレスポイントでさえも! それだけでなく、彼の父はモントレー・ペニンシュラGCのメンバーだと言う。そのゴルフ場は長い間AT&Tのプロアマの会場から外れていたが、今年、何十年か振りにPGAのコースに復帰したプライベートクラブだマイクはオールドヘッドでプレーをしなければ年会費が単なる「寄付金」になってしまうので、年に一度は訪れているのだという。もうちろん、そうした消極的な理由だけではなく、このコースでプレーできる満足感は何者にも代え難いだろうコースは断崖を行くホールがいくつもある。また、以前の日記で紹介したこのパー3は、写真の中の風景と少し違っている事に気がついた。マイクによると、このホールは塩害がひどくグリーンの芝がやられてしまうので、その養生に海側に柵を立ててグリーンを守っていた時期があったそうだ。どうやらその写真は、その当時に撮られたもののようだまたあるホールでは崖越えのティショットを強いられる。白ティからのプレーだったが、「絶対にお前に見せておきたい景色がある」と黒ティまで連れて行ってくれた。ここからではチチさんの飛距離でもボールが崖に飲み込まれるかもしれないマイクとの楽しい18ホールが終わると、どちらともなく一緒にランチを食べる事になったのだが、彼と食事をしていると食堂のスタッフや通りかかるスタッフが彼にみな挨拶をし、彼もjunhiroの事を皆に紹介してくれる。まあ、メンバーの特権かなと思っていたのだがどうも事情が違うようだ。スタッフの他にも多くの品の良い人たちが彼に挨拶をしていくたとえば、このゴルフ場を保有するオコーナー兄弟の一人やら、「彼は確かアイルランドの閣僚だったと思う」とか「彼は地元の名士で非常に大きな不動産の事業をやっている」などと、彼が紹介してくれるメンバーが大物ばかりでびっくりだオーナーのジョンは一緒のテーブルに座り込み、我々に混じってしばし歓談をするが、話のレベルがあまりに違うので驚く事ばかりだ。マイクが「ここのメンバーになって素晴らしい経験をしているが、一方でバリーバニオンに行く機会を失ってしまったのはちょっぴり淋しい。ここからだと車を飛ばしても3時間はかかるからね」と話すとジョンが「ヘリで行けば30~40分もあれば着くはずだ。いつでも飛ばしてあげるよ」と、真顔で言うまたjunhiroがOld Headの後はMount Julietというゴルフ場に行くと言うと、「あんなクズみたいなゴルフ場になんて行く必要はない。あそこに行くくらいなら、オールドヘッドから30分ほどの所にあるコークGCに行けという。すぐにヘッドプロに電話させてお前のティタイムを取ってやる」と、、、 きっと彼は生粋のリンクス好きでMount Julietのようなパークランドは好まないのだろうそして、マイクがトイレに立った隙にマイクの父はアメリカで最も人気のあるプロスポーツ会の重鎮だとこっそり教えてくれた。後にググってみたらなんとWikipediaにもちゃんと彼の父の項目があり、父の名を冠したファミコンのゲームまで販売されている。さらに日本に戻ってアメリカ人の同僚に聞いてみたら大概のアメリカ人ならマイクの父の事は知っているという。プロ選手を引退した後に、とあるチームの監督となりチャンピオンへと導いた後、そのスポーツのテレビ中継の解説を20年もの間つとめ、その後はコミッショナーのオフィスでアドバイザーをしているという。どうりで、お父さんが名門コースのメンバーで、彼自身も多くのコネクションを持っているわけだマイクが使っていたゴルフバッグにはオリンピックGCのロゴが入っており、サンフランシスコGCは素晴らしいと言う。どちらもプライベートクラブで普通の人はアクセスできないゴルフ場だ。さらに、junhiroが過去に2回ラウンドした事があるワイナリーの中のコースのオーナーとも知り合いで、そのオーナーはサイプレスポイントのメンバーで彼に誘われて何度かサイプレスも回った事があるというサイプレスには彼は気が向いた時に誘ってくれるのだが、彼が誘ってくれるのは大抵が前日で、しかもマイクに他の重要な用があるときだという。「きっと彼は俺の予定を知っていて行けない日に電話をかけていると思うよ」と笑いながら話してくれたで、サイプレスの評価はというと、「あくまでも個人の感想だけど」と前置きした上で、「サイプレスは素晴らしいコースであることは間違いないけれど、閉鎖的でなかなかプレーが出来ないので、神秘的なイメージがあって実際のコース以上に評価されていると思う」との事だった。また、あのあたりで他に好きなコースはどこかと話していた時に、二人の口から同時に飛び出したのがパサティエンポだった控え目で落ち着いた振る舞いと、誠実な態度にすっかり彼の事が好きになっていた。彼も奇妙な日本人がいろいろなリンクスコースを回っている事に興味を持ったようで、junhiroが去年行ったバンドンデューンズの話も興味深く聞いてくれたマイクとは固い握手をし、junhiroがアメリカに出張に行く際にまた会おうとわかれた。そして別れ際に、「ジョンはMount Julietの事を悪く言ったけど、きっと気に入ると思うよ。僕も回った事があるけど、素晴らしいコースだったよ」と、教えてくれた。この旅で新たな友人ができた喜びでMount Julietへと車を進めた
Nov 11, 2011
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今日のラウンドはウォータヴィル・ゴルフ・リンクス。この旅で最も楽しみにしていたゴルフ場の一つだ昨日は悪天でラウンドを途中で断念しただけに、天気が気になる。起き抜けに窓を開け、祈るように外を見る。風も雨もなく、遠く東の空は朝焼けに輝いている! 自然と顔が綻び、朝食の最中も早く外に出かけたくて仕方がないこの日ラウンドしたのはWaterville Golf Links。1889年設立の歴史あるゴルフリンクスで、在りし日のペインスチュアートやワトソン、タイガー、メディエートらも好んで訪れているという。コースにはペインの銅像が建っていたWaterville Golf Linksは川が大西洋に流れ込む砂州のようなところに出来たゴルフ場で、その起源は19世紀末に大西洋間の電話ケーブルの敷設でヨーロッパ側の拠点がこの地と決まるや、この地を訪れる多くの工夫が滞在するようになり、彼らにレクリエーションを提供する目的で作られたのだという。一方で、現在の18ホールが完成したのは意外に新しく1973年の事だその景観とコースの素晴らしさには定評があり、米ゴルフマガジン社の世界のトップ100コースで91位にランクされ、過去6~7年ほどの間になんと4人もの全英チャンピオンがこのコースで事前のキャンプを張っているという一方、このゴルフ場はアイルランド南西部にあるリンクスゴルフ場の中でも、最もアクセスの悪いゴルフ場の一つだ。地図の左下の黄色で囲ってあるのがこのゴルフ場の所在地だ。この地をこんな季節外れに訪れるのはコアなリンクスゴルファーか、釣り師ぐらいしかいないらしいアイルランドのゴルフ界の重鎮のクリスティ・オコーナーがアイルランド国内にあるゴルフ場から、ベストの18ホールを選んだ中で、ウォータヴィルからは例外敵に2つのホールが選ばれたとこのプレートに記されているこの日のスタートの予定は8:50だったが8時過ぎに受付を済ませ、早めにスタートさせてもらう。他にスタートする人があれば組み合わせて欲しいのだが、あと数時間はティオフする予定のゴルファーはいないらしく、今のところこのゴルフ場はjunhiroの貸し切りとのことで、今日も一人旅やむなしだスタート時間が早いので、コースには陰影が浮かび上がり滑らかな曲線を見せてくれる。この地で、ゴルフができるのだけの明るさになるのはだいたい朝の8時頃なので、8時30分前後のスタートはかなり早い時間だスターターと挨拶を交わすと「ハンディはいくつかな?」と訪ねられたので「16」と答えると「じゃあ、白からおやりなさい。きっと楽しめると思うよ」と。「白からでも6800もあるから赤にしようかと思っていたんだけど」と軽口をたたくと、「むろん赤でも構わんよ」と笑顔で答えてくれたこの日の風はそれほどでもなかったが、雨が降ったりやんだり。土砂降りというほどではなく、いきなりシャワーが降る。とはいえそれも1ホールも持たずにスっと上がる。そして忘れた頃にまたいきなり降ってくる。これを18ホールの間に3-4回ほど繰り返しただろうか。青空と鉛色の空が目まぐるしく入れ替わり、虹が何度も出ては消えて行く。ウォータヴィルのトレードマークはウサギちゃん。フラッグにもしっかりとウサギが書かれている雨が上がるとご覧のように青空が広がり、こんな景色が広がる1970年代に完成しただけに他のリンクスコースと比較すると距離が長くタフなコースだが、フェアウェイは広く、景観の美しさと共に「どんなゴルファーをも優しく受け止める包容力のあるリンクス」という印象を受けたこんな風景を見ると美しいと思うとともに、なんとなく切ない気持ちになるjunhiroのいままでの20弱のリンクスゴルフコースの体験の中ででも、1、2を争う記憶に残る素晴らしいコースだった。グリーンの仕上げも素晴らしく、気持ちよくボールが転がってくれたこの日のラウンドでは広めのフェアウェイも相まって、ドライバーを気持ちよく振ることができ、FWもまずまずだが、アプローチとパターが悪くスコアがまとまらない。とはいえ前述のとおり、グリーンの仕上げは良いので後は純粋に本人の腕の問題だところで、ウォータヴィルのコースは夏坂健氏の「地球ゴルフ倶楽部」(新潮文庫)にも幽霊がプレーをしに出てくえるゴルフ場としてエピソードが紹介されている。12番のパー3のあたりは、2000年以上前から「聖なる土地」として信仰を集めていたと言う。そして、この地方の高邁な司教が亡くなった時にその亡骸もこの地に埋められたのだという。チャップリンやボブ・ホープ、スティーブ・マックィーンそしてサム・スニードはその幽霊を見たという。上の写真のホールが12番。幸か不幸かjunhiroの前には現われなかった。不思議な土地のこともこのプレートに書かれている18ホールを終え、スターターの所に挨拶に行く。ここには電動カートがあるんだねと話すと、「アメリカの資本で経営されているからね」とウィンクしながら答えてくれたこの写真の景色はjunhiroにとってリンクスコースのグリーン周りのお手本のようだラウンド後は次の目的地であるキンセールまでの200キロ弱のドライブ。この旅の中で一日の移動距離としては最も長いドライブだ。眺望を優先したいので高速道路ではなく下道が続くので運転にも気が抜けないが、それでも美しい風景に心が癒される。途中、こんな景色に出会い、車を停め、すっかり固まってしまった体を伸ばした。どんな人がこのお城に住んでいるのだろうか
Nov 8, 2011
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アイルランドの日記はまだ完了していないのですが、帰国来、国内で2ラウンドほどしましたので簡単に日記を上げておきたいと思います昨年までレクサス選手権が行われ、また昨年に日本女子オープンが開催された大利根CCにはGDOのブロック決勝で行ってきました。ちょうどアイルランドに滞在中に繰り上がったと連絡をいただきました。帰国の翌々日という日程だったので一瞬迷いましたが、せっかくのチャンスなので出場してきました。コース、コンディションともによかったのですが、自身のゴルフがひどく、せり出した木に引っかかること多数。ダボを量産して、下位で競技を終えて、関東大会の決勝に駒を進めることはできませんでしたそして本日、東京ゴルフ倶楽部をチチさん、マイちゃん、ボギさんと回ってきました。普段はアクセスができないコースですが、この時期は埼玉県民向けの解放日なるものがあって、運良く予約が取れたのでした。お天気もメンバーも最高なら、ついたキャディさんはこの春に学校を出たばかりの可愛いお嬢さん、そしてコースも最高でした日本のいわゆる名門コースは松林でセパレートされ、箱庭的な美しさを競うコースが多く、一方で似通ったホールが多くメモラビリティに欠けるという評価を受けることが多いように思いますが、特徴のあるホールが多く、またバンカリングが素晴らしいものでしたこの東京ゴルフ倶楽部のコースを設計したのは西本願寺の直系の大谷光明氏。坊さんとゴルフというのも意外な取り合わせですよね。このネタは以前に読んだ夏坂氏の「ゴルフを以って人を見ん」からいただきました。氏は他にも川奈の大島コースや名古屋の和合などを設計していますこの日、一番面白かったのはマイちゃんの行動。詳細は書きませんが、明らかにキャディさんが好みのタイプだったようです(猛爆こうして、自分が撮った写真を見て思ったことは埼玉や千葉、茨城あたりのゴルフ場で撮りたいと思える写真はグリーン周りに集中しているということ。海沿いにあるわけではないし、遠くに山が見えるわけでもなく、また花の時期でもないとどうしても写真の対象がグリーン周りに偏ってしまうなぁ、、、ところで、本日のラウンドで一つ達成できたことがあります。米ゴルフマガジン社が発表する2011年度版、世界のトップ100ゴルフコースのうち10コースをラウンドしたことになりました1) 7位:ペブルビーチゴルフリンクス(2008年1月、9月)2) 17位:バリーバニオン(2007年7月、2011年10月)3) 19位:パシフィックデューンズ(バンドン)(2010年8月)4) 42位:ラヒンチ(2007年7月)5) 48位:ポートマーノック(2007年7月)6) 60位:バンドンデューンズ(2010年8月)7) 74位:オールドマクドナルド(バンドン)(2010年8月)8) 91位:ウォータヴィル(2011年10月)9) 95位:ヨーロピアンクラブ(2011年10月)10) 96位:東京ゴルフ倶楽部(2011年11月)先日の日記でゴルフのスコアをカウントすることに意味があるのだろうかと書いた身としては、こうしたランキングにも疑問がないわけではないのですが、、、ただ、このランキングのランカーは世界中の多くのゴルフ場をラウンドした経験に基づき、世界に32、000以上あると言われるゴルフ場の中から特に素晴らしいと選ばれたものですから、自分がラウンドしても素晴らしいゴルフ場と思える確率が高いはず。まだ90ものコースが残っていますので、チャンスがあれば他のコースも回ってみたいと思いますちなみに日本で他にこのリストに載っているのは廣野と川奈の富士コースの2つです
Nov 7, 2011
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今日のラウンドはDooks Golf Club。 1889年にできたリンクスコースでアイルランドでは最も古い部類のコースの一つだ今日で9日間連続ラウンドの5日目、つまりちょうど中間点に当たる日だが旅の疲れが出てくる頃で、しかも昨晩のホテルでは奇妙な物音に神経質になって浅い眠りだったこの旅の一日目の日記に「旅の途中では酷いゴルフを嘆き、冷たい雨に濡れネズミになり、移動に辟易とし、道に迷って焦り、なぜこんな苦しい思いをするのかと自分の決断を責めこともあるかもしれない」と書いたが、まさにそれが現実となった厳しいラウンドとなってしまったこの日は朝から強風。 雨が降っていないのがせめてもの救いだが、本当に酷い風だ。 11時のティタイムだったが、早めに出れないかと9時前にはコースに出向いた。 プロショップでは「本当は8時から10時まではメンバーしかラウンドに出られないんだけど、この嵐で誰もいないからいつでもティオフしていいよ」との事さっさと準備をして1番ティに向かう。 緊張しているわけでもないのにボールがなかなかティに乗らない。 そう、強風で体が煽られて、手先が落ち着かないのだ。 1番ホールは風が吹き付ける海に向かってのショットでドライバーは途中で風に抵抗する事を諦めて150Yほどの場所に落ちてきたそれでも頑張って2番、3番と進んでいく。 風はますます強くなってきて、風上に向かって歩くのは相当な体力を要する。 上半身を前に倒し、登山のように一歩ずつ踏みしめて進むしかない手引きカートは風で倒れてしまうので、ショットの度に地面に寝かせておかなければならない4番ホールは160Yほどのパー3で、海と並行にレイアウトされており、海側に打ち出さないと、グリーンの遥か右に運ばれてしまいそうだ。グリーンの10メートル以上左へとユーティリティで覚悟を決めて打った球は途中から風に運ばれてグリーンの右サイドに落ちて、そのままグリーン右にこぼれていったアプローチをあげるとまるでボールが空中で止まっているように見えるくらい風の影響を受けるのでパターで転がし上げる。グリーン上ももちろん風の計算をしないといけない。ボールを置いてパッティングに入ろうとすると、ボールが風で揺れている。R&Aのルール改正を前倒しでしてくれたら良いのに、なんて想いが頭を過る5番ホールは風を背にするホールでビッグドライブが期待されたが、何の事はない、ボールはそれほど上がらなかった。おかしいなと思って芝をちぎって投げてみるともの凄い勢いで地面に叩き付けられる。なるほど、本当の強風とはこんなものだと理解し、地元の人が打つようにフェースを閉じて右からフックボールを打ってみる。地べたを這いつくばり、フェアウェイをおもしろいように転がっていく。これが風のある場所のゴルフだと改めて思い出したここまでずっと一人旅だったが、5番ホールをプレー中に、1番をティオフしていく人を見て、「ああ、仲間がいる」と、心強く感じたホールを進むと風は激しさを増し歩くことが困難になってきた。風上に顔を向けると呼吸が苦しくなり、手引のカートがとてつもなく重く前に進む事がままならない。カートを引いていない手で鼻と口を覆い呼吸を助けてやらなければならない。ついには転がらないようにと倒しておいた手引きカートが風でゴロゴロ転がりだした。風にあたる面積が小さくなるようにキャディバッグの底を風上に向けてもこの様だ。さすがにゲームができない9番ホールを終えると這々の体でクラブハウスへと引き返し、バーで暖かい紅茶をいただく。小柄のバーテンダーが物好きな日本人にいろいろと話しかけてくる。日本ではカローラはいくらするのか。どうして内外価格差が発生するのか。日本のにはリンクスがあるのか。そんな話をしながら、ポット一杯の紅茶を飲み終えると、ポットをもう一つ持ってきてくれた12時になりキッチンに火が入り、料理を出せるというのでバーのカウンターに座ったまま、ポテトのスープとBLTサンドイッチをいただきようやく落ち着いたが、この後バック9をプレーする気持ちはすっかり萎えてしまった。外を見れば、風だけでなく雨も降ってきた。足は棒のようで、バリーバニオンの36ホールを回った時よりも、今日の9ホールの方が遥かに厳しかった9番ホールからクラブハウスへ戻る途中の家に停められていた。車も家族だなぁ~9ホールでラウンドを終えてしまったので、時間はたっぷりある。次の目的地のウォータヴィルまでは40キロほどと短いのでのんびりと車を進める。途中の街で立派な教会に惹かれて中に入ってみる。中には誰もおらず荘厳な雰囲気で、ステンドグラスがきれいだったやがてウォーターヴィルのゴルフ場の看板が目に入ったのでコースに行ってみる。駐車場には停まっている車は数える帆としかなく、さすがにこの荒天でプレーをする人間は限られているようだ。祈るような気持ちでプロショップで明日の天気を確かめる残念ながら明日も風が強く、ウェット、つまり雨の予報だそうだ。このゴルフ場の事を夏坂氏の本で読んで以来、思い入れがあるのでなんとか18ホール回りたいと思ったがどうだろうかいつもよりも早めにB&Bにチェックインする。華美ではないが清潔で好感が持てる。シャワーを浴び体を温め、明日の準備やら簡単な洗濯を済ませ、ふと窓の外を見ると雨はすっかりあがり、空は明るくなっていた。夕食前の腹ごなしにもう一度ゴルフ場を訪れ、海岸線を歩きコースの様子を下見し、何枚かの写真を撮った次いでウォータビルの町中をのんびりと歩いてみる。雨が上がり日が昇ったものの、相変わらず風は強いので重装備でなければ寒くていられない。車の外気温計は9度を指しており、さらに海からの風が吹き付けるので体感温度は5度以下かもしれない歩いていると、チャップリンの銅像が立っていた。なぜこの町にチャップリンなのかバーかレストランで話を聞いてみる事にしよう。夕食は地元のパブに入った。ディングル産のスカンピ(エビ)の揚げ物と、サラダ、ポテトフライをサイダーと共にいただく若者二人がビリヤードに興じているのをぼんやり眺めていた。黄と赤の球が7つずつに黒い球が一つ。自分の持ち球を全て落とした方が8番を狙う権利を得て、それを落とすと勝ちという、まさに8ボールだ。ぼんやり見ていると声をかけられ、2ゲームほど一緒に撞いたが完敗。この2年ほどビリヤードから遠ざかっているのでまあ、こんなものかこの旅の目的を話すとニューヨークから帰ってきたばかりという若い方が目を輝かせてウォーターヴィルがいかに素晴らしいコースかを話してくれた。よく見回せば、このバプの中にもこの20年ほどの間に訪れた有名なゴルファーのサインやら、記念品が所狭しと飾られていた。タイガー、ペインスチュワート、メディエートらのサインやスコアが飾ってあった。彼らからすれば、やはり地元のコースが一番のようで、今日回ったDooksのことはボロクソの言い様だった。ただし、バリーバニオンとトラリーについてはリスペクトしているようだった写真右の白い家がチャップリンのサマーハウスだそしてチャップリンについて訪ねると、彼は毎年のように夏になると家族を伴い、この寒村を訪れていたという。街のはずれに白い家が目についていたが、そこが彼のウォータヴィルでの家だったそうだその他にも、この村には大西洋間の最初の電話の海底ケーブルがカナダのハリファックスとの間で通ったという歴史もあるらしい。とはいえ、夏には観光客が来るものの、農業と漁業以外これといった産業もなく、秋から冬は死んだように静かな村に戻るのだと、まだあどけなさの残る少年のような顔のバーテンダーが教えてくれた
Nov 5, 2011
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4年前にはゴルフ場を訪れながら、時間の都合でラウンドできなかったディングルゴルフリンクスでのラウンドだディングルのコースがあるのはディングル半島の突端の北側にあるバリーフェリターという寒村で、何もない村だがカントリーライフに憧れる人にはうってつけの場所で旅先としてとても人気があるらしい。また、この地域の美しく雄大な自然も魅力の一つだ。ちなみに、アイルランドのドライブに関するエントリーの景色の写真のほとんどはこの地域で撮影したものだこのゴルフ場はヨーロッパで、最もアメリカに近いゴルフ場だと言う。アイルランドの最西端、つまりヨーロッパの西の端にあり、その西には大西洋が広がっているB&Bの朝食時、そんな話をアメリカ・ウィスコンシン州からやってきた、60代半ばのトレッカーに話ををすると身を乗り出してきた。「ゴルファーはそんな風にそこでゴルフをするために様々な理由を見つけるのよね」とは、彼の奥さんの弁。友人女性と二人は、また男たちのゴルフ話が始まったという顔をしながらも、童心に帰ったかのように談笑する二人を見守る優しさに満ちていた彼女に「男たちで盛り上がってごめんね」と告げると「人それぞれ盛り上がるスィートスポットを持っているのよね。私と彼女は自然の草花が大好きで、その話になると何時間でも盛り上がれるけれど、そんな時、彼はつまらなさそうなのよ。だからお互い様ね」と笑ったディングルでのラウンドは残念ながら組み合わせのプレーとはならなかった。この日はメンバーによる競技の日で、そのためのスタート枠が押さえられているのだそうだ。月例のようなものかと聞いたら、毎週日曜日は会員がステーブルフォードで競技を行っているとの事だった本当は競技の組が全てスタートした後にラウンドをするはずだったのだが、スターターが3人組の後では待ち待ちになってしまうので、先に出ていいよとのこと。なんともイイ加減だ。素振りもそこそこにティオフし、1番、2番とサクサクとホールアウトして行くアイルランドに来てから、組の前後で渋滞が発生することはあまりなかったのだが、さすがに3ホール目くらいから渋滞に突入してしまった。どうやら、前の3人組のその前で老齢の二人がラウンドしていて、ペースが遅いようだ。すると、前の3人は4番ホールで彼らと一緒にティショットを打ち、すぐに前方の二人に追いつくと、先にホールアウトしてしまった。こうやって遅い組は早い組をパスさせ、お互いのペースで気持ちよくラウンドをしていくんだなぁjunhiroもほどなく追いつくと、二人はどうやら年老いた夫婦らしい事に気がついた。さっさとホールを終え、ティショットを打ち終えた二人にすかさず、声をかけてパスさせて欲しい旨をお願いした。もちろん快くOKしてくれた。2打目地点までの短い会話だったが、当たり障りのないどこから来たのかという質問が思いがけない展開を見せた「日本のなんと言ったかしら、Hから始まるところに今年のクリスマスにスキーに行くのだけれど、雪は降るかしら」と。「北海道ですね」と答えると、「そうそう、そこよ! 息子が香港で働いていて、去年のクリスマスも北海道にスキーに行き、とても素晴らしかったので今年も予約を入れてもらったのよ」とは奥様の弁。奥さんはかなりしっかりしていたが、旦那さんは歩くスピードも相当に遅く、球の行方も自分ではわからないようで、彼女が面倒を見ていた「もしペースが合うようならこのまま一緒にラウンドしても良いわよ」と言ってくれたが、ラウンド後の移動が長いのと、たまたま2打目がきっちり乗ったので、そのままパットを沈めて先に進んだこうして偶然に知り合う人たちが、みな良い人で、かつその半分ほどは日本と何らかの絡みがあるのだからビックリだ。日記のネタに困らないので助かるjunhiroより先に老夫婦をパスした3人組は、10番ホールでティショットを終えると、junhiroが追いつくのを待っていてくれた。慌ててティショットを打とうとすると、時間をかけて良いから慌てるなと優しい言葉をかけてくれる。 3人のうちの一人は左打ちだったが、面白い事にパッティングは右というゴルファーだったディングルはコースの面白さや手入れの感じは、過去3日間に回った他のコースと比較すれば、格下かもしれない。しかし、広々としたフェアウェイにおらが村の牧歌的なゴルフがそこにあった。ある意味ノーザンに近いような雰囲気を持っている。ここでは、ビジターよりも圧倒的に村のプレイヤーが多いようだ。他のリンクスコースはいわゆるリンクスマニアを多く見受けるがここはそのリストには入っていないタイプのゴルフ場だからだろう数ホールの間、また一人旅が続いたが、18番ホールで先行の二人に追いついた。ここでも当然のように3人目としてティショットを打たせてもらう。競技に参加している二人だが、一人はティショットをチョロしてすぐ手前のラフに打ち込んだ。チョロと言っても100Yほどは飛びそうな当たりだったが、ラフにかかるとあっという間に勢いをそがれ、20Yほどしか進まなかった。そこから5回を要してようやくフェアウェイにボールが届いた。そんな彼を見て、このゴルフ場では上手い下手は関係なくオラが村のゴルフ場で、みんなのゴルフ競技を楽しんでいるのだと感じた実はここでプレーしながら、「ゴルフってスコアをつける事が本当に必要なのだろうか」と思ってしまったもちろんマッチプレーで各ホールでの勝ち負け、あるいはポイントターニーのポイントを決定するためにホールごとのストローク数をカウントする必要はあるかもしれないが、競技でないのならトータルのストロークの意味とは何だろうと考えてしまったいや、自分がいつも70台で上がれるなら、そんな事は思わなかったもしれない。しかし、こんな雄大な眺めの中でボールの軌跡を追っていくほど素晴らしいことはないし、思い通りに打てたショットだったり、カップの周りをクルリンとして憎々しげにそこに鎮座するボールだって愛おしく思えたりする。それだけで十分じゃないかとラウンドを終えるとプロショップでお土産を物色。バリーバニオンに続いてディングルのショップでLyle&Scotのセーターを買ってしまった。日本では20Kくらいするのに、こちらでは6Kで買える。胸にメーカーのロゴは入っていないが、ゴルフ場のロゴが入っており、上腕部にメーカーの刺繍がついている。実は、去年の冬はコートを着ないことにこだわって、スーツの下にセーターを着ていたがこれが殊の外気に入り、今年もセーターとスーツで過ごそうと思っている。そこで、セーターをもう1-2枚買っても良いなと思ってはいたが、まさかこの旅で2着も買ってしまうとはスーツケースにこれ以上はモノが入らないので、各ゴルフ場でマーカーとロゴボールを買うだけにしないと、、、 ディングルの周遊路の西端のあたりに突如としてキリスト像がある。ここで、60過ぎくらいのご夫婦と出会った。オランダから来た二人は、この地を42年振りに訪れたのだという。3週間ほどかけてアイルランドの南西部をのんびりと回っているのだとか。いつかカミさんとそんな旅をしてみたいなと思ったふらりと立ち寄った石造り風のしゃれたカフェレストラン、The Stonehouse Restaurantでは海が見える席でBaily’s Coffeeをいただいた。Bailey’sはjunhiroが若かった頃に好んで飲んでいリキュールをクリームで割った食後酒だ。カルーアミルクを想像してもらえれば、近い感覚かもしれない。コーヒーにそれを入れた飲み物がBailey’s Coffeeだ。コーヒーはいまだに苦手だが、こういうモノで割ってあれば飲めるこの店のオーナーはjunhiroが一人で不憫に思ったのか、席の近くを通るたび何くれとなく話をしてくれる。junhiroの旅にもとても興味を持ったようで、どこそこのゴルフ場にも行った方が良いとアドバイスをくれた。店を出て、建物の写真を撮っていると彼が出てきて、写真を撮ってやろうと申し出てきた。そこでまたこの建物についてしばし談笑。「とてもこのお店を気に入ったよ」と伝えると「ありがとう。もし良かったらTrip Advisorにコメントを書いてくれないか」Trip Advisorは今回の宿泊先を決めるためにも利用した、旅先のホテル、レストラン、観光地や、移動手段などに関する口コミサイトだ。このレストランだけでなく、バリーバニオンで泊まったB&BのオーナーもTrip Advisorにコメントしてくれたら嬉しいと言っていたので、旅行者のホテルやレストランの選択に与える影響が大きいのだろう この日は長い距離をドライブしたが、その中でjunhiroと同じ車を多く見かけて嬉しかった。ここでも自分と同じ車が頑張っているなぁと。気づいたのは同じ車でも日本ではあまり人気がない、灰色が混じったくすんだ感じのブルーやグリーンの車が多いという事。自分が車を買う時にこれらの色は全く頭になかったが、こちらの空や風景の色には殊のほか似合うようだこの日の宿泊予定のロッジにチェックインすると、そこから歩いてすぐの、別のホテルに併設されたパブでギネスではなく好物のサイダーを注文。サイダーといってもちゃんとアルコールが入っていて、こちらのパブではどこでも置いてあるし、スーパーでも売っている人気の飲み物の一つがそして、カウンターに座ったままアイリッシュシチューを注文。31アイスの3スクープ分はあろうかという山盛りになったマッシュポテトが二つに、ラム肉がゴロゴロ、そして人参がとろみのあるソースに浮いているといった感じのシチューをいただきお腹を満たした明日は1880年代の後半に開場と歴史のあるDooks Golf Clubでのラウンドだ。Dooksは難しいと会う人々が口々に言うので、楽しみでもあり、ちょっと不安もあるがどんな一日になるのだろうか
Nov 3, 2011
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アイルランドの旅ではドライブを楽しみにしていた。見慣れぬ土地を運転するのは緊張を強いられるが、アイルランドでのドライブは気持ちよい【トラクターと馬が行き交う。北海道ならこんな光景に出会えるだろうか?】9日間で1125キロを走ったが、運転を面倒だと思う事は一度もなかったし、時差にも関わらず眠くなった事もなかった。こちらでは、レンタカーの殆どがマニュアルシフトだ。オートマと比較すると、自分がこの車を操っているという気になる。レンタカーはフランス、ルノー社のFluenceという4ドアセダン+ディーゼルエンジンで、力強い走りだった【junhiroの足となってくれた力強い相棒】全走行1125キロのうち、1000キロ超が田舎道のドライブだった。その中での信号待ちは驚くなかれ、5回もなかった。では、全ての交差点で一時停止かと言えばそうでもない。イギリスや旧大英帝国圏と同様にアイルランドではラウンドアバウトと呼ばれる円形の周回路が交差点ごとに設置されている。ラウンドアバウトに差し掛かるとスピードを落とし、自分の右側から車がこなければそのままその円に進入し、自分が出たい道の手前で左にウィンカーを出しラウンドアバウトを離れて行く一般的な十字路をラウンドアバウトに置き換えると、交差点の中心に大きな円の道路があり、そこに入って最初の出口は左折、2番目は直進、3番目は右折、そして4番目はUターンという事になる。ナビの案内も何番目の出口で降りろという指示なので、たとえば7叉路であっても、頭の中で(往々にして口に出しているが)、い~ち、に~いと数えながら自分が出たい出口の前でウィンカーを出してやればいいのだ。また出損なったら何の事はない、もう1周すれば良いこのように信号待ちがない事、ドライバー同士のマナーが良い事、そして日本と同じ左側通行のために余計な気遣いなく気持ちよく運転する事ができるのだ【古い街の中心部にあるラウンドアバウト】今回の旅の主目的地であるリンクスタイプのゴルフコースがあるのは、たいていは海辺の小さな村。そこには繁華街といっても、たいていは1-2軒のパブと、ガソリンスタンド、そして小さなスーパーのたぐいがある程度の規模のものが殆どだそんな田舎ゆえ、ドライブ中に喉が渇いても村々の途中に自動販売機やコンビニはなく、次の集落に着くまで何も期待できない。そして、たどり着いても往々にしてスーパーも洒落たカフェもないので、パブに入りカウンター越しに飲み物を注文する。こんな時、こちらの人は何を頼むか観察していると、ギネスだったりマーフィーというブランドのビール、あるいはサイダー(と、いってもジュースではなくアルコールが入っている)だったり、グラスワインが多いようだ【平らな土地が少ないので丘の上まで石垣で牧草地を囲い、羊たちを放牧している】飲酒運転では? なんて固い事は言わないのだ。もちろん飲酒運転は御法度だが、酩酊するまで飲む人はいないし、そもそもjunhiroみたいにお酒が弱くないからへっちゃらだ。お酒の弱いjunhiroはハーフパイント(300cc弱)とこちらの人が頼む量の半分のサイズのサイダーを頂くのがお決まりだった。ちなみに下の写真のカフェに寄った時には、寒い体を温めたくて、ベイリーズと呼ばれるリキュールをコーヒーで割ったベイリーズコーヒーをいただいた【歴史のある建物に見えるが、築10年ほどとのこと】アイルランドでの運転で気に入っている事は他にもある。景色の素晴らしさだ。前回訪れて強烈に脳裏に残っている風景もあれば、今回出会って再訪を誓った場所もある。いずれも自然が豊富に残り、雄大な風景が広がり、あるいは自然と人の生活が違和感なく調和していた【トラリーからディングルへ抜ける時に通るコーナーパスと呼ばれるルート。峠に立つと海が両側に広がり、足下にはこんな景色広がっていた】【この辺りは天気次第で美しく青い海にも、怖く黒い海にもなる】ナビがあるので少々の無茶を承知で、対向車が来たら一巻の終わりだというような小道に入り込んでみる。両側には2mほどの生け垣が延々と続き、それを行くとふいに人家が現われたりする。ここでどんな仕事をし、どんな生活をしているのだろうかと不思議に思う【美しい自然は厳しい環境の裏返し。この環境では信仰がなければ暮らして行けないのではないかと感じた】持参したiPodから用意しておいたプレイリストを流してハンドルを握るのは至福の一時だ。中身はお気に入りのロック、ポップス、フュージョンにジャズ、そして普段はクラシックなど聞かないjunhiroだが、この旅を思ってベートーベンの田園をダウンロードしておいた。それがあまりにも完璧なタイミングで流れたので、車中で歓声を上げた【滔々と水をたたえた川がゆき、橋のたもとで羊たちがのんびりと草を食む。美しい田園風景だ】道に迷っても誰かに聞けば親切に教えてくれる。宿がわからず困っていた時には、巨大なトラクターを道ばたに寄せ作業をしていた老人に助けてもらった。junhiroが持っているメモ書きを目からわずか2-3センチにまで近づけないと見る事ができないほど目が悪いらしく、おまけにひどい訛りで言っている事の半分も理解できないが、言わんとしている事はわかったので、別れ際に握手をしようと思ったら「畑仕事で手が泥だらけだから握手はできないが、気をつけて」と笑顔で見送ってくれた【のどかな風景だ。こんな感じであちこちで羊がのんびりと草を食む姿を見かける】南下すべき道を行くはずが、曲がり角を間違えて岬の突端に抜ける西へ行く道の途上で出会った老人はjunhiroが日本人だとわかると、「若い頃に日本に医師として滞在したことがあるよ」と話してくれ、「道を間違ったついでに、もう2キロほど走りなさい。この岬の終点から素晴らしい景色が見えるからそれを見てから戻って来たらいい」と教えてくれた【前回の訪問で気に入り、今回も好天の下でこの景色が見る事が叶ったディングル半島の突端。早朝の撮影で朝焼けのピンクが残っている】一方で、大変なこともある。道が狭いのに、制限速度が高速に設定されているのだ。通常の田舎道であれば70~80キロ、少し整備されていれば100キロだ。やっかいなのが70~80キロという高速度に設定されている田舎道だ。交通量は少ないのだが、道幅が狭く車2台がやっとすれ違える程度しかないにもかかわらず、そのスピードで飛ばしてくる。すれ違う時にはお互い目一杯左に幅寄せし、時には左のタイヤをアスファルトから土の路肩に落とし、木の生け垣にミラーをこする事もある。この時、お互いの挨拶は手を挙げるのではなく、ハンドルにかけている右手の人差し指をチョコンと上げるだけのシンプルなものだ【The Long and Winding Road~♪ なんてマッカートニーのボーカルが聞こえてきそうだ】この狭い道が意外なトラブルを招いた。ドライブにも慣れ、途中のカフェでベイリーズコーヒーをいただいて車に戻ってみると、左のドアミラーのカバーが取れて、配線がむき出しになっていた。ミラーは残っているし、運転席からミラーの調整ができるので気づかなかったが、どこかで幅寄せをし過ぎてカバーを飛ばしてしまったようだ記憶を辿っても激しくミラーをこすった覚えもないし、駐車している間に誰かにぶつけられてしまったのだろうか? いや、ディングルの細い岩場の道で観光バスと鉢合わせになり、50mほどバックした時だろうか?【こんなカーブをクリアしていたら、前方に突然バスが現われた】車を借りる時にぶつけたら免責の最高額は15万円だけど、1万円で保険に入らないかと言われた事を思い出し、そのオファーを受けなかった事を後悔した。でも、ドアミラーのカバーの部品が高くて1万くらい、それに工賃と車両の休業補償を含め高くても4~5万くらいだろうと覚悟を決めて、レンタカーを返すまでは忘れる事にした。そうしないと車に乗るたびに重い気分になってしまう【こんな道路の制限速度が80キロなのだ。こちらが気をつけて運転するのは当たり前だが、相手も信頼するしかない】レンタカーを返す時にドキドキしながら係員が車をチェックする様子を見守る。「車の調子はどうでしたか?」「すごく良い感じだったよ。アイルランドのドライブは楽しいね」と笑顔で会話をしながらもビクビクものだった。やがて、レシートをハンディ端末から打ち出すとjunhiroに手渡して引き渡しが完了した。特に請求もない。このまま、逃げようかと思ったが、後でトラブルになるのも面倒なので「左のドアミラーのカバーが取れているよ。でもね、絶対に俺じゃないと思うんだよ」と、涙目で訴える「貸した時から壊れてたでしょ。車の状態の説明に書いてあったでしょ?」ホッとするやら、今までのドキドキは何だったんだと思いたくなるやら。その夜、この旅の写真を整理してみたら、2日目の朝に車を正面から撮った写真があり、その時点でもカバーがついていなかった 【遂に1000キロに到達。実質9日間で1100キロ強の走行距離で、平均すると田舎道を毎日125キロほど走った計算になる】この旅の目的はリンクスコースを巡る事だったが、ドライブして回り、色々な人と出会い、この土地をさらに好きになった
Nov 1, 2011
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この旅も四日目になり、曜日の感覚が怪しくなり、ようやく本物のバケーションらしくなってきたこの朝はマナーハウスでのおいしくボリューム満点の朝食を終えると今日のラウンド先であるトラリー・ゴルフクラブを目指したボリューム満点のアイルランドの朝食。実際のアイリッシュブレックファストは、これにプディング(デザートのプリンではなく、肉詰めのようなもの)や、ヨーグルトやフルールが出るボリューム満点なもので、これだけあれば、お昼は食べなくても大丈夫な感じだ。フルだと量が多すぎるので、パンケーキと肉類を控え目にとお願いしてこのボリュームださらに、この分量のパンがついて来るのだから本当に驚きだ。B&Bは基本的に寝る場所と朝食を提供する施設だが、夕食を提供するわけではないので、朝食が他のB&Bの差別化の要因と気合いが入るのかもしれないトラリ-ゴルフクラブはアーノルドパーマーが最初にヨーロッパで設計したコースで、その景観とレイアウトには定評がある。ただ、クラブの設立は1896年と古く、以前からあったゴルフ場に彼が手を加えたという事だろうかと、不思議に思っていたが、今回のラウンドで謎が解けたもともとは、トラリ-の市街に近いところにあったゴルフクラブを現在の場所に移転させたのが今から30年ほど前だそうだ。元あったゴルフ場はどうしたのかと聞いたら、宅地化されて家が建っているとプロショップのプロが教えてくれたこのコースがあった場所は元々は放牧地だった場所で、大地から掘り起こされた石を使って作られた、放牧地を仕分ける石垣が今度はホールを仕分ける垣として使われているこの日のラウンドはPJとジョンというこのクラブのメンバーのツーサムに混ぜでもらった。二人ともにセミリタイアした世代で20年ほど前の、ほぼ同じ時期にこのクラブのメンバーになったのだとか。週末に二人で「名誉」の5ユーロを賭けてラウンドしているのだそうだ。プレー方式はマッチでもストロークでもなくステーブルフォード。そしてポイントをビールグラスの量にになぞらえてパイントと呼んでいた。ちなみに1パイントは約570CCだ。だが、実はこれjunhiroの勝手な思い違いだった。イギリス系の英語の発音の苦手なjunhiroがポイントをパイントと聞き間違っていたのだった。「どちらにしろ、最後はパイントに変わるんだから、パイントでもポイントでもどちらでも変わらない」と大笑いになったこの日はあいにく霧雨模様でレインウェアを着てのラウンドとなった。写真も撮れないなぁと残念に思っていたが、やがて雨が上がり快適なコンディションでラウンドができた。ドライバーが校長で、ほぼ狙ったところにいき、楽しいラウンドとなった。一方で、ラフにつかまった後の処置は非常に難しいものが多く、難儀したホールがいくつかあったトラリ-のゴルフ場はガイドブック等によく載っているので注目はしていたが、その景観の素晴らしさに息を飲む事ばかりで、ラウンドの他にカメラを持ってもう1周したいと思うほどだった。 特に目を鵜ばれたのはバック9の12番と14番のグリーンが段々畑のように見える遠景と、海に映えるホールが多いことだったこの日のスタートは一人になりそうだったが、スターターに相談したら、今まさにティオフしようとしていたこの二人に声をかけてくれ、3人でのラウンドとなった次第だ。二人共が親切にレイアウトと責めどころ、避けるべきところを教えてくれたジョンはjunhiroと同じくらいの背で、さらにやせている感じだが恐ろしい飛距離を持っている。チチさんのそれを遥かにしのぐショットを連発し、一方恰幅のよいお爺さん然としたPJはjunhiroよりやや飛ばない感じだったので、彼の飛距離を参考にするとティショットが楽になったラウンド終了後はビールではなくお茶をしようと誘われて、さらにスコーンをごちそうになった。ベーグルと同じようにスコーンを真横に二つに割り、バターとジャムをたっぷり塗って食べるのだ。紅茶にはたっぷりとミルクを注ぎ、なんだかイギリスみたいだジョンが不意に問いかける、「なあjunhiro、なんでアイルランドなんだ?」「何でって言われても難しいけど、アイルランドが好きなんだよ。4年前にこの国に初めて来てノックアウトされた。それに日本と似ているところがたくさんあるんだよ。どちらも大国の外れの島国で、独自の文化を持ち、田舎に行けば、美しく景観と、親切な人々がいる。でも日本になくて、こっちにあるのは本物のリンクスコース。これって十分な理由だと思わないかい?」って、答えると満足そうにうなずいた 18ホールを終えると二人の間でステーブルフォードの成果の受け渡しが行われた。この儀式を20年も続けてきたのだろうか。ジョンは小さな体ながらチチさんのように飛ばすが、とすれば飛ばないjunhiroはさしずめPJだろうか? こうやって、ジジイになっても楽しみながらラウンドができる友がいる事を羨ましく思った。ちなみにこの日の対戦では、飛ばないPJがマネジメントの勝利を飾った二人とわかれた後にコース内にあるパーマーの銅像の写真を撮っていると、パター練習場にいた女性が「撮ってあげましょうか」と声をかけてきた。 なんとこの方、トラリ-ゴルフクラブの女性理事長なんだとか。バリーバニオンのメンバーでもあり、junhiroが既に回ったコースや、これから回るコースについていろいろと話をして盛り上がる最初にラウンドしたDoonbegについては評判が先行しているとちょっぴりライバル心ものぞいているようだ。「Doonbegはコースは悪くないけど、景色は間違いなくこちらがいいね。ただ、アメリカ人にはあの施設が受けるんじゃないかな」と話をすると彼女も「そうね、施設は負けるわね」と会話の着地点を見つけ、握手をしてわかれたさあ、ここからはjunhiroの大好きな場所、ディングルへのドライブだ。アイルランドのドライブは最高に楽しい。このドライブと景色については別の日記で紹介する事にしよう
Oct 30, 2011
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バリーバニオンにはOldコースとCashenと呼ばれる新しいコースがある。前回の訪問ではOld Courseのみのラウンドだったが、今回は初めてCashenを回れることになっていて、ドキドキしていた。こちらのコースはロバート・トレント・ジョーンズ・シニアによってデザインされ、1982年に開場した比較的新しいコースだOldコースでのラウンドを11時過ぎに終えると、1時間後のスタートに備え、食堂でBLTサンドイッチとアイスティーをいただいた。その間に、フェースブックでも写真をアップし、進行を簡単に伝えると、日本からだけでなく、アメリカのカメちゃんからもコメントをいただいた。リアルタイムでやり取りができるのがソーシャルネットワークの良いところだ。特に一人でいる身には、そうした繋がりが心強い食事を終え、プロショップで雑談をしていると、ショップの人がしきりにカートでのラウンドを勧める。曰く、「お前は既に18ホールを終えて疲れている。さらに、これからCashenをラウンドしようとしている。Cashenは、ホール間が長いだけでなく、Old Courseなんて殆ど真っ平らに感じるくらいアップダウンがあるんだぞ。悪い事を言わないからカートにしておけ」と。実のところ、キャディに担いでもらえればOKと思っていたがキャディが出払っておらず、しかも一人でのプレーなのでルーティングにも不安があり結局カートを借りる事になった。ちょっとした、罪悪感のようなものもあったのだけれど、、、カートの鍵を渡す時に「カートを横転させたり、カートから落ちないように気をつけろよ」と言われたが、その事情をわずか数ホールにして理解した。カートの誘導路に沿って行くと、どう考えても上りきれないと思う坂や、絶対に傾斜に対して垂直でないと体を支えきれない下り坂があちこちに出現する。日本ではこの状態でゴルファーに運転させる事はあり得ないと感じたまたプロショップで言われたとおり、ホール間が長い事もそうだが、コースのルーティングがわかりにくく、これを担ぎで歩いていたら迷う事間違いなかったと思う。次回はぜひキャディを雇ってまわりたい。あるいはルーティングはある程度、理解したので担ぎだろうか。手引きもこれだけアップダウンが多いとかえって負担になりそうだCashenの印象はアップダウンが多い事の裏返しでもあるが、ホールを見渡す美しい景観が多く、写真を撮りたくなるポイントがたくさあった。一人で球を追いながら、こんなところを「ら、」の仲間と回ったらさぞかし楽しいだろうなぁと想像した。でも、4人のパーティは重そう(進行が)なので、3人が良いかな、などとあらぬ事を考えていたコースは16番、17番と美しい海沿いを行く。雨の気配もなく、後ろから追いかけてくる人もない。前には一人、手引きカートで回る人がいるが、お互いに着かず離れずのペースを保って、瞬間瞬間のホールを独り占めして楽しんでいた18番は海側からクラブハウスがある内陸に向かって戻るレイアウトで、ダラダラと上って行く。そして、最後のアプローチショットは急勾配の崖を打ち上げてグリーンに乗せ、バリーバニオンの36ホールでのプレーを終えたプレーを終え、クラブを積み終えるとカートの鍵をプロショップに戻し、グッズを見て回る。カートを仕切りに勧めた兄ちゃんがウィンクしながら「カートがあって良かっただろ」と笑って話しかけてきた。そこへ、ここのメンバーだと言う70見当くらいの男性が会話に入ってきた。日本から来たというと、地震・津波の被害の復旧・復興と、放射能の状況について話を切り出してきた。今回の旅行中、様々なゴルフ場でjunhiroが日本人とわかるとこの質問を受けたが、世界の人に与えた衝撃がいかに大きかったか、そして日本を心配してくれているかがわかるOldとCashenの両コースを終えた印象は、どちらもとても味のあるコースで、もしまた来る機会があれば必ず両方を回れるようにスケジュールの算段をするだろうさて、今回のバリーバニオンでも、前回と同様にCashenコースの脇に建つThe 19th Lodgeに泊まった。ここはトムワトソンがバリーバニオン訪れる時に定宿らしい。ここのおかみさんのメアリーは本当に良い人で、色々なお願いを嫌な顔ひとつせずにせっせとこなしてくれる。昨晩も、洗濯物がたまってきたので、そろそろ洗いたいと思って洗濯機を貸してくれるようにお願いしたがゲスト用のものは残念ながらないとのこと。でも「預けてくれれば、町中のクリーニング屋さんに持っていって、ラウンド中に引き取ってあげる」というラウンドを終えピックアップに戻ると、クリーニング屋さんに催促の電話を何度かしてくれたものの、まだ仕上がっていないのだとか。「ちょっとロビーで待っていて」と言い残し、町まで車を飛ばして洗濯物のピックアップに出てくれた。そして、マージンを一切乗せずに、原価で良いという。もちろん少しの心付けを渡したメアリーがピックアップに出ている間、ロビーでモスクワに住んでいるという石油業界に勤めるアメリカ人としばし歓談。同じ会社に勤めるアメリカ人でソウルに住む同僚と、ニュージーランド人でオランダに住む同僚の3人で、しばしの休日をリンクスで楽しんでいるのだとか。この週明けにはロンドンで会議との事。エネルギー業界は人の動きもとてもダイナミックなようだふたりでバリーバニオンのことや、他のコースのことを情報交換する。リンクスに来るとハードコアなリンクスゴルファーがたくさんいて、様々な情報交換ができるのが楽しみの一つだ。あそこは行っておくべきだとか、評判ほどではなかったなどという話がすぐに始まる彼との談笑を終えると、次の目的地であるトラリーに向かうも、泊まるロッジがみつからず難儀する。レンタカーに搭載されているナビが最短距離をベースに狭い道を案内するので街道沿いのロッジが見つからなかったのだ。あたりが暗くなり、不安が増す頃に、ようやく宿にたどり着いた。明日はパーマーがヨーロッパで最初にデザインし、そのレイアウトと景観の両方から高い評価を得ているTralee Golf Clubでのラウンドだ!
Oct 27, 2011
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アイルランドでのラウンド2日目は、バリーバニオンゴルフコース一番ホールをティオフする時に誰もがびっくりするのはゴルフ場の中にお墓がある事だろう。こすったスライスだとこのお墓を直撃する事になるバリーバニオンはアイルランドにある数あるゴルフ場の中でも、世界的な評価が最も高いコースの一つだ。 米ゴルフマガジン社の世界のゴルフコースのランキングで17位となっている。 世界には32、000以上のゴルフ場があると言われているが、その中の17位だそんなゴルフ場にも悩みがあるようだ。 アイルランドは他のヨーロッパ諸国と同じく景気の低迷に苦しんでいて、ゴルフ場も少しでもお客さんを呼びたい事情がある。夏場は世界中から、特にアメリカから多くのゴルファーも集まるが、10月ともなれば閑古鳥が鳴き、料金を下げてお客を勧誘しているのが実情。それはバリーバニオンも変わりなく、ピーク時と比べると、料金はほぼ半額。さらに、Old Courseを回るとCashen Courseもタダで回れるというオファー付き。なんだか、ショップチャンネルの宣伝みたいだタダで回れるっていうと、なんだかショボいコースみたいだけど、実際はロバート・トレント・ジョーンズSr.、そう日本でも多くのコースを設計しているジョーンズJrのお父さんが設計した素晴らしい評価を得ているコースだこの日のラウンドでは、NY州はバッファローから来たワインビジネスを営むTimとのラウンド。 一人でのラウンドを覚悟したが、彼もバディを探していたらしく二人でラウンドすることに。 ハンディキャップ12で、長身のナイスガイ。 4人の子供がいて、3人がカレッジ、下の娘は13才で金がかかる年頃だよとこぼしていた本当は8月にアイルランドに来る予定だったが、仕事の都合で止むなくキャンセルしたとの事。ただし、そのチケットが払い戻しできなかったので、失効する前に今回訪れたのだとか。母と二人の旅行で、彼女はキラニーのホテルでのんびりしているのだとかゴルフ場に連絡したところ、朝早くに一人でティオフするヤツがいるので、そいつと一緒に回ったら良いとの情報を得て、朝早くにホテルを出てやってきたのだという。一緒にラウンドしてくれるバディがいるのはありがたい!ティムはバリーバニオンの他にもjunhiroがラウンドする予定のOld Headを回ったとの事。感想を聞くと、霧が酷くて何も見えなかったのだとか。ラウンドの翌日は時間がなくプレーができなかったが、スタッフがカートでコースを回ってくれてコースの素晴らしさを確認できた他の事。Junhiroが回る時にはぜひ見通しがきく状態でラウンドしたいものだjunhiroについてくれたキャディのフィリップは24才の巨漢で、縦もデカければ横もでかい。もちろんバリーバニオンのメンバーでハンディキャップは11だとか。ドライバーはまともに当たれば320Yほど飛ぶそうで、このコースではドライバーはいらないのだとかTimがあるホールで彼に打たせるとボールは雲に吸い込まれてあっという間に見えなくなってしまった。それでも当たりがイマイチだったのでTimが300Yオーバーは認められないなぁ、まあ299Yかなと皆の笑いを誘った2ホールほど消化すると、強めの霧雨が降り始めてあわててレインウェアを着た。この写真のように、局所的に雨が強く降っている場所があるのがわかる。この旅のために新しいレインウェアを購入したが、やはり新しいものは撥水もよく快適だ。ちなみに予報では雨ではなかったが、一日に四季があるこの土地では甘んじて受け入れるしかない4年前のラウンドでは特にフロント9でドキドキ、フワフワした感じでラウンドしてしまった後悔があったが、今回のラウンドでは落ち着いてラウンドできたように思う。特にフロント9では8番まで6オーバーで来ていたので期待したが、最後の9番でダブルパーの8点で万事休すバック9では疲れが出てきたのかダフりが増えて、精彩を欠くショットが増え50点となり、都合96点だった。 それでも前回からは8打改善したので、次に回る機会があれば80台か?4年前にラウンドした時と比べると飛距離が落ちている事に改めて気づくが、ドライバーが思ったよりも振れて楽しいラウンドとなったトップスタートでサクサクと3時間でラウンドを終えた。まだ時間も早かったので、TimにOld Courseを回ると、Robert Trent Jones Sr.が設計したCashen Courseが無料で回れるので一緒に回ろうと誘ったが、母が待つホテルに戻らないといけないとのことで固い握手をして分かれた15番のパー3はつい写真を撮りたくなる。 行く道がアスファルトではなく土であることがなんだかホッとする
Oct 25, 2011
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Doonbegは2002年にオープンしたコースで、今回のラウンド予定の中では最も新しいコースだこの土地にはもともと19世紀末にLahinchのゴルフ場が出来る予定だったそうだ。しかし、Lahinchの村から遠いため、より村に近い今の場所に、トムモリス翁を迎えてゴルフ場を設計してもらったのだという。だから、DoonbegはLahinchよりも良い「素材」の上に出来たゴルフ場なのだとキャディのミレが教えてくれたキャディのミレはMr.ビーンに似た長身で、ハンディキャップ4のゴルファー。週に2-3回はラウンドをしているという。 また息子もゴルフがうまく、高校を卒業したので、向こう1年はゴルフに専念して今後の進路を決めるのだとかDoonbegは純粋なゴルフ場というよりはリゾート的な性格を帯びており、ゴルフ場の他、宿泊施設やスパなどの施設が寿実している練習場でもご覧のとおり、ボールがこのコースのロゴのようにご丁寧に並べてある念の入れようだ朝方は少々寒かったが、日が昇るに連れて気温も上がり素晴らしい日和の中でのアイルランドでのゴルフツアーのスタートとなったこのコースの設計はホワイトシャークこと、グレッグノーマンによるものだ。コースにある砂山(もちろん草は生えている)は、二つを除いて全て自然のものであり、皮肉な事にその二つの砂山が出来たことで、元々この土地の所有者とその娘の家からは海が見えなくなったのだとかノーマンの当初のデザインがコンディションが厳しすぎて、ラフを刈り少し優しいセッティングにしたそうだ。ただ、グレッグとの間には相当の喧々諤々があったらしいこの日のラウンドはキャディのミレとjunhiroの二人だけ。 前の組に追いつくとパスをさせてもらいながら、サクサクと進んでいくずっと、ボールをなくさずに進んでいたが10番ホールの残り100Yのショットでフックさせラフに入れ、ボールを失ったこの日のグリーンが相当に重かったのは残念なところ。 過去のリンクスの経験からも特に早いグリーンに出会った経験がないが、これはリンクス全体に共通するのかどうか、この後のラウンドでみてみることにしようこのゴルフ場に全部でいくつのスプリンクラーヘッドがあるかは知らないが、ひとつだけ、とあるホールのとある場所に"No Chance"と書いたスプリンクラーヘッドがある。ロケーション的にはピンまでまだ280ヤードほど残っている場所で、「ここから狙うのは無謀だ」ということらしい。ラウンドする機会に恵まれたら、ぜひ探してみて欲しい天気がめまぐるしく変わるのがリンクスの常だが、この日は比較的安定して、穏やかな一日だった。 空にはこんなうろこ雲が広がっていた。 それでも、数ホール進んで空を見上げれば、また別の雲になっているので、やっぱり天気は変わりやすいのだろう背丈を優に超えるバンカーで二回つかまったが、両方とも一発で出せたのは嬉しかったバンカーからの脱出が出来たてホッとした後に、ミレがもう一度ボールを置いて「これで打ってみろ」とパターを差し出した。 パッティングをするように打つのではなく、ショットをするようにカツンと当てるのだと言う。試してみるとボールはスルスルと砂の上を進み、壁に跳ね上げられながら斜面を登りきってグリーンを進んだ。この技が使えるのはグリーンの奥のピンの時だけだと言われた。 junhiroのボールの後が彼がバンカーをならした先にも点々と着いている青空も良いけれど、リンクスに似合うのはやはりこんな鉛色の空の色ではないだろうかバック9ではやや渋滞があった。 15番ホールでは、途中で追い越した夫婦と女性キャディの組に追い着かれてしまったので、「一緒に回りましょう」と声をかけると相手も快諾し、最後の4ホールを一緒に回る事に。 二人はフィラデルフィアから来た夫婦で、法律事務所で働くリチャードと奥さんだった。 いろいろと話してみれば、彼が通った法科大学院とjunhiroが通った経営大学院は同じ学校とのことで、なんとこんな所で同窓生に出会った。非常に気持ちの良い感じの夫妻で、ラウンド後に向こうから名刺をくれた。「法律相談の予定はないよ」と笑って答えると、「フィラデルフィアに来る機会があれば、ぜひ寄ってくれ」と言って名刺をくれた。 もちろん東京に来る機会があればと行ってjunhiroの名刺も渡した100Yもない短いパー3で、先行の組の上がりを待つ。グリーンに乗せなければ、右は崖下、左はラフで結果はラフに。上手く寄せたが短いパットを外してしまいボギーにしてしまった1番ホールで背にしたクラブハウス兼ホテルを目指してFinishing Hallを進むこの日は酷いドライバーが一発だけあったが、おおむね振り切れて、うまくランが使え、満足度の高いラウンドとなった。またタイト910Hのユーティリティは大活躍で、これがなければたぶん3打は余計に打っていたと思われるラ ウンドを終えると次の目的地、バリーバニオンを目指してのドライブ。 レンタカーであてがわれたのはルノーのフルエンスと言う4ドアのセダンだった。これからの10日間、よろしく頼むよ!バリーバニオンまでの道は4年前に通った道なので不安は少ない。この辺りは人の指の形のようにいくつもの半島が突き出していて、次の目的地に向かうためには指の付け根まで走らなければならないのだが、ラヒンチやドゥーンベグとバリーバニオンの間にはカーフェリーが指の中ほど同士を結んでいて、時間を節約する事ができる。 フェリー乗り場ではちょうどフェリーが出てしまったばかりなのか、列の先頭から4台目でしばらく待つ事になった対岸からは見覚えのある道を行き、バリーバニオンの中心部を通り抜けると今夜の宿泊先であるThe 19th Lodgeへ到着した。おかみさんのメアリーと4年ぶりに再会。顔は覚えていなかったようだが、junhiroの名前を宿帳に書いていると「ああ、この綴りを覚えているわ。 戻ってきてくれてありがとう」と言ってくれたさあ、明日は一日で36ホールの長丁場だ、大変そうだが楽しみだ!
Oct 23, 2011
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明日のOld Head でのラウンドに備えてアイルランド南部のキンセールという港町を訪れています日記をチャッチャと上げたいのですが、その日のいろいろをメモしたり、写真を整理したりすると結構忙しく一日が終わってしまいます。 日記を上げ始めるのは日本に帰ってからになるかもしれませんさて、無事にこちらで生きていますよという事をお知らせする意味で簡単にハイライトで、このたびをご紹介すると、、、Day 1 - シャノン空港に降り立って、レンタカーで空港近くのホテルへ移動しバタンキューDay 2 - グレッグノーマンがデザインしたDoonbegというリンクスゴルフ場でラウンドDay 3 - BallybunionのOld CourseとCashenと呼ばれるニューコースの36ホールを一日で回りましたDay 4 - Traleeでのラウンド。 パーマーのヨーロッパ最初のコースで素晴らしい景観とレイアウトを堪能Day 5 - Dingle Golf Clubはヨーロッパで最も西にあるゴルフ場でのラウンドを楽しみましたDay 6 - Dooksという1889年にできたコースを回ったのですが、天候の悪さに9ホールでギブアップしましたDay 7 - 今日はWatervilleという夏坂健さんの著作でも紹介されているゴルフ場を回ってきました。 とても素晴らしいコースでしたDay 8 - 明日はWatervilleとならんで、今回の旅でとても楽しみにしていたOld Headというゴルフ場でのラウンドですDay 9 - 今回の旅の中で唯一のパークランド(非リンクス)でのラウンドは Mount Julietというニクラウスがデザインしたコースです。 こちらも楽しみ!Day 10 - The European ClubでのラウンドDay 11 - ダブリンからフランクフルトを経由して、日曜日の朝に帰国する予定です大きなトラブルもなく、日々元気に過ごしておりますのでご心配なく♪
Oct 18, 2011
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4年前にラウンドしたアイルランドのリンクスが忘れられず、リンクスをラウンドしたいとおもう気持ちは募るばかり。 明くる2008年にはペブルビーチやスパニッシュベイというアイルランドやスコットランドとは趣の変わるリンクスをラウンドし、その2009年には夏泊をラウンド、そして2010年はアメリカである事を疑いたくなるバンドンデューンズをまわり、そのすばらしいコースとOld Macdonaldの底知れぬポテンシャルを目の当たりにし感動したそして2011年の秋、ロンドン経由でアイルランドに向かう飛行機に乗っている。 旅の目的は至って単純だ。 アイルランドのリンクスコースを転々としながら毎日ゴルフをし、次の目的地を目指してドライブをし、景色を愛で、目的地のパブで少しのギネスを味わい、B&Bで眠りにつく。 同じ場所にとどまる事なくゴルフ場を次から次へと移動する旅が10日ほど続く旅の途中では酷いゴルフを嘆き、冷たい雨に濡れネズミになり、移動に辟易とし、道に迷って焦り、なぜこんな苦しい思いをするのかと自分の決断を責めこともあるかもしれない。この旅には同行する友もないただし、ゴルフクラブとスーツケース、レンタカー、アップルのMacBookAirとiPod Touchが旅の友だjunhiroの目は若い頃からアメリカに向いていたと思う。 アメリカの会社に勤め続けているのももちろんそうだが、音楽にしても文化にしても遥か東の彼方を見てきた気がする。 自由で広い空と大地に憧れてきたのだろうか。 それが、年を重ね少しずつヨーロッパへの興味が増していくから不思議だ。 初めて訪れた真冬のウィーンでは寒さに凍えながらもハプスブルグ家の強大な富と権力に目を丸くし、2度目の渡欧ではアムステルダムの落ち着いた町並みと、南西アイルランドの美しい自然と本物のリンクスランドに魅せられ、3度目は都市でありながらも色々な顔を見せるロンドンに惹かれ、コッツウォルズの田舎の景色に自然と心が馴染んだ今回の旅はカミさんや子供たちを自宅に置き去りにしての一人旅で、母を亡くしてまだ半年も絶っておらず悲しみに沈んだままの彼女に難しい年頃のチビスケ1号や、サッカーばかりで甘えん坊の2号を置いていく事にとても罪の意識を感じているなぜそんな環境の中でこの旅に出たのか。 それを説明する事は難しいが、おそらくは自分の中にやがて訪れる死を意識したのではないだろうか。 3月の震災では日本中、いや世界中が悲しみに暮れ、同時に自分も超高層ビルの中で逃げるに任せない状態に陥った。 ああ、自分はこんな風に死んでいくのかもしれないと思った瞬間だった。 自分の死を覚悟することは、もっと若くてバイクに乗っていた頃に感じた事はあったが、久しく味わっていなかった感触だったそして5月には義母を見送った。 義父が亡くなってから11年を一人で生き抜いた強い義母だった。 身近な死と、衝撃的な出来事から逃げ出したい、あるいは心をリセットしたいと思ったのだろうかあるいはやがて来る自身の死の前にミッションを実行したいと考えたのだろうか。 実のところ自分にもわからないが、何かが自分をリンクスランドへと駆り立てたのだそこで自分が何を見、何を感じるのか。 それが今後の自分にどのような影響を及ぼすのかはわからない 機中ではキャビンの照明が落ち、周りは静かな眠りに落ちている。 僕はこの先に待ち受けている旅の日々と必死に対峙しようと心を張っている。 素晴らしい出会いとの期待がいっぱいだが、同時にどことない怖さも感じているのだ
Oct 12, 2011
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連休明けに一日働けば、いよいよリンクスツアーです今日は荷物をまとめて、スーツケースとキャディバッグを宅配業者に預けました行程を決定した後は、持っていくものをリストアップしたり、天候にあわせて服を考え、着回しの案を練る。 ちなみにこの季節のアイルランド南部は5°から15°くらいと、関東と比べると5°以上寒い感じですまた不意な雨も多いようですので、古くなって防水が怪しいレインウェアも新しいものを購入。 普段のベースボールキャップではなく、ちょっとリンクスに似合いそうな帽子も準備この他、カメラやPC、携帯は電源やメディアを含めて準備が必要。 2週間近く、独りの時間が続くので本も持っていこう。 PCも無粋で重いものはいやなので、マックの薄くて軽いPCを購入さらにスーツケースも最近のものは非常に軽いので、これを機に買い替え。 と、結構な買い物をしてスッキリしましたところで、今回のラウンドでは必ずしもキャディがいるわけではありません。 担ぎや手引きの可能性が高いし、荷物が重ければそれだけ移動の負担にもなるので、なるべく総重量を減らしたい。 そこで、クラブの本数をしぼる事にしました思い切って5本くらいにしちゃう?とすると。3W、4UT、7I、AWにPTの5本? いや、さすがにこれは厳しいなぁ7本だとすると、3W、3U、5I、8I、PW、SW、PTあたりでしょうか?で、結局持っていく事にしたのはこちらの9本1W、4W、4UT、5I、7I、9I、PW、SWにPTこのセッティングだといつも以上にクラブ間の距離が開くことになるので、スリークオーターにハーフショットが多く必要になるでしょうまた、強風下でのラウンドになりそうなので、APもいつも以上に転がしを利用し、ウェッジや9Iだけでなく、5IとかUTでの転がしのアプローチなんてのも必要になりそうですところで、普段はなんの疑問もなく14本のクラブがキャディバッグに入っているわけですが、ものの見方がちょっと変われば心境も大きく変わるから面白い。 14本を基準に9本と見れば、「9本しか」ですが、ひとたび5本の覚悟を決めた上で9本にしてみると「9本も」になるから不思議ですで、持っていく事を決めた「9本ものクラブ」を持ってにレンジに行ってきました。 出張やら、家の用事やらがあってレンジは3週間ぶりでしたが、思いのほか出球がよく、特に気持ちよかったのはタイト910Hの21°のユーティリティやっぱり気持ちよく当たると練習は楽しい♪さて、明日は家族サービス、明後日は仕事を片付けて、行ってきま~す♪
Oct 9, 2011
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先週半ばにシンガポールより帰国し、忙しい毎日を送っていますそうそう、11月頃に「ら、」のみなさんでどこかでラウンドなんて書いたのはよいものの、自身のスケジュールに忙殺されてとても企画ができる状況ではなくなってしまいました申し訳ありませんが、ひとまず企画は封印とさせてください さて、シンガポールでF1の流し撮りに挑戦。 本当はフェラーリをちゃんと撮りたかったのですが、なぜか何枚チャレンジしても失敗の連続でしたこちらの写真の方が少しスピード感があるかもしれませんちなみにこの日、junhiroの席の隣にはアフリカから来たという電気エンジニアとその奥様が隣に座っていました。 なんでもマレーシアに旅行に来ていて、シンガポールでF1が開催されると聞きつけて飛んできたとの事。 アフリカの電気エンジニアがそんなにお金を持っているなんて、地球上の富の分配の仕組みが大きく変わりつつあることを肌で感じましたレースはレッドブルのベッテルが危なげなく優勝。 カムイはあまり良い所がなく、14番手でフィニッシュでした。 フィニッシュ直後はご覧のように花火があがり、そしてメインステージにはLinkin Parkが登場し、零時過ぎまでライブが続きました週が空け、会社の同僚たちとチームビルディングとして美術館を訪れました。 3本のビルの左下にある蓮の花のような風変りな建物がそれです。 蓮の花と10本の指をイメージしているのだとかシュルレアリズムの巨匠ダリと、ポスト印象派のゴッホの特別展示を行っていました。 ご覧のオブジェはダリの世界を表現したものです。 一方のゴッホの展示は特徴的でした。 実のところ、彼の作品は一枚も飾ってありません。 では何が展示してあるのか?壁に多くの凹凸がある天井の高い大広間のようなスペースのその全ての壁面の天辺から床まで、プロジェクターで彼の絵を投影し、音楽や効果音と合わせて絵が切り替わっていくのです。 彼の絵の中に吸い込まれていくような感覚がして中々に面白かったですまた、別の日には前々職のシンガポールのスタッフが集まってくれて、一緒に夕食をいただきました。 現在もその会社に残っているのは1名のみで、他の皆はリストラで別の会社に移ってしまったそうです。 それでも、景気の良いシンガポールではそれぞれが平穏な生活を送っているようで安心しました。帰国後は、最近のデフォルトメンバーでノーザンの早朝スルーを楽しんだり(高い会費を徴収されました!)、子供のサッカーの付き合い、そして昨日の日曜は都内に叔父のお見舞いにいきがてら、久しぶりにカミさんと二人で都内をほんのちょっとだけ散策して帰りましたさあ、今週を乗り切れば、3連休、そしてその先にはゴルフトリップが待っていますので頑張らなくっちゃ!
Oct 3, 2011
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インドでの日程を終え、シンガポールに入りました。 インドでは連日朝から晩まで、会議で、また人前で話すことも多く疲れましたが、シンガポールに入って一息ですジャジャジャ~ン! F1の3日間の通しチケット♪ 3日ほど前にネットで購入したのですが、夕べには売り切れになっていたので、ギリギリセーフでした都会のど真ん中で道を封鎖し、しかも夜中にレースをやるんですから、なんとも大胆です。 とはいえ、見ている人は芝生に寝っ転がってリラックスした様子ですjunhiroが座っているのはこんな感じのところです。 夜のレースという事でドライバーと観客双方の安全のために、まるで昼間のように明るいです。 今の日本ではちょっとあり得ない電気の使い方だなぁ~なんて思っちゃいました今日はまだ予選の前の練習走行でした。 幾つかのカテゴリーのレースが行われるのですが、カテゴリーが変わる間はコースのメンテナンスが入ります。 そんな時に観客を退屈させないようにとステージが用意されています。 ちなみにこの時間はシャリースでしたシンガポールの発展をまざまざと見せつけられる建物たちです。 右側で上部からレーザーを発射しているのは、スマップのCMでもおなじみのあのホテルです。 そして左側に見えるのは通称ドリアンと呼ばれる、コンサートホールと劇場ですステージ左に建つ高い円筒形の建物はホテル。 出来た当時は世界で最も背の高いホテルでウェスティン系のホテルでしたが、今は別の系列になっています。 junhiroが初めてシンガポールに訪れた18年前に泊まって、その後はしばらく常宿となっていましたいよいよF1の練習走行が始まりました。 コンパクトなデジカメで走っているF1マシンを捕らえるのは至難の業です。 2-3枚チャレンジしてこんな感じ(笑 まず、流し撮りは無理だと思いますが、ちょっとチャレンジしてみましょうこんな落ち着いた教会もあるんですよ。 ライトアップされて綺麗ですね。 でも、実はこの教会の裏側がストリートサーキットになっています
Sep 23, 2011
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9月になり、junhiro家にはようやくフツーの週末が訪れています。 8月末までに、義母が住んでいた家を明け渡す作業が残っていたために、カミさんは6月からそちらの作業が重く、junhiroもその手伝いやら子供たちの世話でいつもの週末とは違うペースが続いていましたではjunhiro家のフツーの週末とは? まあ、土日のどちらかにカミさんと買い物に出かけ、レンジに行って練習をし、チビスケ1号は部活で家を空け、チビスケ2号のの試合に応援に出かける。 そんな平凡な週末ですそうそう、最近はあまり触れることがなかったチビスケ2号の去年は少々精彩を欠いたプレーが多かったのですが、夏の終わりごろからキレが出てきました。 去年は体のあちこちを痛めて、走るのも痛そうだったし、ずっとテーピングとお友達だったのですが、そうした事が影響していたのでしょうね。 医者に通い、指示に従って毎晩ストレッチや足の筋力を鍛える運動をし、ランニングをしたりしてようやく調子が上向いてきたようです先週は、宿敵の隣の小学校の少年団チームとの試合にFWとして出場し、1ゴール・1アシストの活躍を見せ、2年ぶりとなる勝利に貢献。 子供達、監督やコーチ、そして応援のお父さん・お母さん達も本当に嬉しそうでした。 もちろんjunhiroとカミさんもそうだったに違いありませんこの3連休の週末の中日も試合。 相手はJリーグのU-12のチームでしたが、さすがに上手い! スコア的にはコテンパンでしたが、1対1ではそれなりに勝負できていたし、ゴールを狙ったフリーキックも惜しいモノがありました。 この日の2試合目は市内の強豪少年団チーム相手でしたが、PKを自ら獲得して1点を取り、結局1-1の引き分け。 流れの中から点を取って欲しいなんて気持ちもありますが、1点は1点ですものね 万年3流チームとしては大健闘でした。 ちなみに相手チームのお父さん達が「あんなカスチームに引き分けなんて!」と憤っていました チビスケ2号のサッカー少年団も今年が最終学年で、来年からは中学の部活になりますので、また夫婦単位での新しい週末のリズムが出来るのでしょうね実は今日も、そして今度の週末の3連休も試合があるのですが、残念ながらいずれも応援には行けません。 今日からインド・シンガポール出張で、現在成田の空港ラウンジですアジア地区の多くのjunhiroと同部門の社員が集まる、大きな会議があります。 インドと言うと衛生面での心配がありますよね。 過去4回の訪問の内、最初の3回はなんともなかったので安心していたのですが、昨年の10月の訪問ではついにアタリ! それと、基本的に毎食カレーなので、いくらカレー好きとはいえ、ちとツライそんなこんなで、ちょっとビクビクしながらの渡航です。 現地で4日ほど過ごした後にシンガポールに移動です。 シンガポールは好きな国で、友人もいますし、食事もおいしい、そしてF1がありますので今から楽しみです!では、行ってきま~す♪P.S. インドとシンガポールの間に週末があってもゴルフには行けそうもないので、ゴムのチューブとパワーバランスをスーツケースにしのばせました。 毎晩ホテルの部屋で体幹トレーニングとブンブン素振りをすることにしましょう
Sep 19, 2011
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西には満月の名残の大きな月が輝き、東には朝焼けが広がり、来る日が素晴らしいものになりそうな予感の中、チチさんとマイちゃんを拾って1年ぶりの富士クラへと出かけました現地でボギさんと合流し、1.5ラウンドガリガリくん友の会、会長の鶴の一声で、ラウンドのスパイスとして4人でスキンズマッチをすることになりました結果については既にボギさんやチチさんの日記にありますので詳細は割愛しますが、、、チチさん:キャリーオーバーでたまったところを地引網で根こそぎ持っていき、早々にトータルの勝ちを確定。 大量のガリガリくんをせしめましたマイちゃん:最初の18Hではあまり見せ場のなかったのですが、追加の9ホールでは6ホール連続でパーをとり、皆が疲れを見せる中で1人黙々とパートを積み上げる素晴らしい集中力で、軽くプラスにボギさん:大きなミスもなく、スコアも他の3人とも変わらないのに、せっかくのパーが誰かと分けで持って行かれてしまったり、ちょっとツイていない感じでしたjunhiro:フロント9で4つ、バック9で1つ、そして追加のハーフの最後の2ホールを取ってようやくイーブンにこの日は最初から1.5Rする予定だったので、目標その1は完走する事、そして、その2はどのショットも”振って行こう”と決めていました。 ドライバーもホールが進むにつれて、少しは振れるようになってきたように思います。 とはいえ、アイアンでは気負いが大きいのか、沈み込みが強いのか強烈にダフッたものも数知れず また、2日前の土曜日のラウンドでフラストレーションがたまったショートパットですが、フロント9は寄せが上手くいったり、カラーからのAPが入ったりで12パット。 ただし、その後の36H全て2パットでした。 とはいえ、絶対に入れておきたい距離のパットは、ピン横の位置のものも含めてそれなりに入ってくれてフラストレーションが少なくて済みましたさて、この日はゴルフ場にH/Sの測定器を持ち込みました。 実のところjunhiroのH/Sが遅いので、壊れているんじゃないかと疑っていたんです(猛爆で、H/Sの早そうなチチさんのものを測ってみたらどうかと思い、4人のスピードを測ってみると、、、ボギさんと私はほぼ同じですが、ボギさんの個人情報でもあるのでこれは内緒(爆マイちゃんは43m/s、そして注目のチチさんは48m/s出てました。 いずれも素振りではなく、実際にボールを打っての数字です。 どうりでチチさんは飛ぶわけです一方でjunhiroが飛距離を伸ばすにはもっともっとヘッドを走らせる必要がありますね。 飛距離にはヘッドスピードだけでなく、ミート率や、打ち出し角、スピンも大切ですが、junhiroが測ったティショットでのミート率は1.47だか1.48とありましたので、これ以上のミート率の精度を求めるよりも、やはりヘッドを走らせる事を頑張る必要があるようですこの日のラウンドでは、意識的に新しいユーティリティ、タイトの910Hを多く使ってみました。 たぶん仲良くなれそうな気がします。 以前のニッケントよりも、はじく感じがありますが、しっかりと捉えると感触も良く、強い球が出るようで左足下がりのライからも不安がなく打てました。 最近賞味期限切れの様相の24°も変えてしまおうかな?
Sep 14, 2011
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ゴルフの旅に出かけるのが決まり、モチベーションもさらに高まってきたようです。 やはり、今の状態のままリンクスを回っても面白くない状況が起こる可能性が高いので、振れる体の状態にしたいとの思いが強いですそんな中、こんなモノをポチッとしました1)パワーバランス 丸ちゃんのコーチとして有名な常住氏が展開するスクールで生徒さんが振っている、あのゴムチューブみたいなものです。 マンション住まいゆえ、庭でクラブを振るわけにもいかず、といって室内も広くなく、、、 で、これを振っていると、ヘッドが走って行く感覚が徐々に感じられるようになってきます。 自宅のベランダで夜にビュンビュンと音をさせながら素振りをしています2)ヘッドスピードテスター 8月にシンマさんとラウンドした際に、シンマさんも同様のツールを持っていて、どう振るとH/Sを上げることができるのか、これを使って試行していると仰っていました。 junhiroは1)や、その他の体幹ストレッチなどで、自身のH/Sの改善を知る事で、自身の成長を少しでも知ることができれば励みになると思い、、、3)タイトリスト 910H ユーティリティ クラブの流れから、使っていたNickentのユーティリティと同程度のロフト(21.5)で、シャフトの少し長いモノが欲しいと思っていました。 というのもニッケントのユーティリティはシャフトが短いのが特徴で、飛距離が後ろのクラブと被ってしまうという問題がありました。 で、ロフトやライ角が微調整でき、「ら、」の皆さんからの評価も高いこのユーティリティの21度をモトーレのシャフトで購入んでもって、昨日は茨城の稲敷にあるゴルフ場で会社のコンペに参加してきました結果から言うと、ダボを6つも打ってしまい(全部素ダボ)88点でした。 白ティでかなり短かったのでこのスコアで済んでいるのだと思いますパーが8つ取れていますので、まずまずなのですが、ボギーで収めておきたいところや、寄せワンでパーのつもりからの3パットの素ダボなど、ジワジワとボディブローが効いてきますちなみに4つのダボは3パットをしてのダボで、80センチから120センチくらいのパットに泣かされたラウンドになってしまいました一方で、ドライバーは徐々に振れる感じになってきて、180-190のトータル飛距離に終わる事もありますが、230Yくらい飛ぶものもあり、筋トレやら素振りの効果が少しずつ出てきているのかも知れませんまた、ぶっつけ本番で投入した910Hですが、長めのパー3で投入し、見事1オンに貢献してくれました。 良いパートナーになってくれそうな予感が、、、でも、そのパー3は3パットのボギーでしたけどね >_<次は火曜日にラウンドの予定が入っていますので、気持ちよくクラブを振りきることと、目の前の一打に集中して臨み、無駄な素ダボを打つ事がないように富士クラを楽しんできたいと思っています
Sep 11, 2011
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タイトルを見てちょっと引いてしまった方、別に宗教の勧誘でないのでご安心下さいまずは、先日の日記に多くの方からコメントをいただき、ありがとうございましたちょっと自分の中の他のプロジェクトも進んでいるので、そちらを頑張れるかどうか微妙なところなのですが、ちょっと可能性を探ってみたいですさて、7月に日記で書いたようにこの秋はアイルランドに行きたいと思い、調べ物をしていました。 そして、10月中旬から2週間弱の日程でアイルランドに行く事を決め、旅の手配をほぼ完了しました 7月の日記でもご紹介したように、アイルランド島にはスコットランドに負けないくらい、良質なリンクスコースが数多く存在しています。 そんな中でも、コースが集中しているのは、おもに北アイルランド、アイルランド北西部、アイルランド南西部の3つの地域のようですこの中でどこに出かけるのか? それがまさに今日の日記のお題です【候補1】北アイルランドは、マキロイ、マクドウェル、そしてダレンクラークと世界のゴルフ界を席巻しているゴルファーの出身地として、まさに旬の旅先であり北アイルランドが一歩リード。 ロイヤルカウンティダウンとロイヤルポートラッシュは、ゴルフマガジン誌の世界トップ100にランクされるリンクスコースで、ポートラッシュに至っては唯一イギリスのメインアイランド以外で全英オープンを開催したコースです【候補2】北西部にも素晴らしいコースがあることがわかりました。 7月末にはアマゾンにてアイルランドのリンクスのガイド本を購入し、調べてみるうちにHidden Gemと呼ばれるような素晴らしいリンクスコースがたくさん存在しています。 ただし、交通の便はあまり良くないのと、コースの数が多く一度の旅で全てを回ろうと思うと、連日ラウンドしても3週間くらいかかりそうです【候補3】南西部は、2007年にも訪れていますがその時に回れたのはわずかにバリーバニオンとラヒンチのわずか2コースで随分と取りこぼしがあり、再訪していみたいと考えていました。 この地にはウォータービルやオールドヘッドなどの歴史のあるリンクスと新しいリンクスがあちこちにあります8月も末になり、いよいよ行先を決めないと予約も難しくなると思い、オフィスの壁に掛けてある世界の美しいゴルフコースのカレンダーをめくり9月のコースを見た瞬間に現れたのはこんな光景でした灯台が岬の突端にたち、そこに向かって打つパー3ティショットをスライスさせると、そのまま海にのまれてしまう厳しいコース設定のこのコースは、アイルランド南部のキンセールという町にあるオールドヘッドというゴルフ場ですこれを見た瞬間に「これは大きな力がjunhiroをこの地に導いている」そんな気持ちになり、今回の旅先をアイルランド南西部と決めました前回と同様に西部のシャノン空港に降り立ち、そこから徐々に南下し、南端から東に向い、東端に突き当ったら北上し、最後に東海岸の中ほどにある首都ダブリンから日本に戻る予定です限られた時間の中でより多くのコースを回りたいと思い、ルートプランを決め、ゴルフ場にコンタクトを取り、スタート時間を確保してもらいます。 午前中にプレーし、午後の早い時間に次の目的地へドライブするというパターンを繰り返し、連泊は一切なしの過酷な旅カラス今日現在、予約を入れたコースは8ゴルフ場、9コースで、さらにもう1コースが確認待ちですので、うまくいけば9ゴルフ場10コース、いずれ劣らぬ素晴らしいコースばかりですできればそれぞれごとに2-3ラウンドずつしたいくらいですが、会社をクビになっても困るのでこのくらいが限界かと、、、それ以上に家族の理解も必要ですので、これはカミさんに最大限の感謝をしないといけませんね写真のように抜けるような青空の下でプレーができれば最高ですが、10月のアイルランドはもう晩秋、日中は10数度くらいまで気温も上がる事があるようですが、朝晩は6-7度まで冷え込み、冷たい雨が降る事も多いのだとか夏に比べれば観光客もグッと減り、少々物悲しく感じる事もあるかもしれませんがまあそれも旅の思い出と思って、せっせと体力作りに励みますさて、予約を入れてしまったので今更行先を変更する事はあり得ないのですが、、、今日になって新たな出会いが、、、 本日発売のChoice10月号をめくっていたら「ゴルフ王国 北アイルランド逍遥」という記事が出て、まさに候補1が特集されていました9月のカレンダーより先にこちらの記事を目にしていたら目的地はきっと南西ではなく北アイルランドになっていた事でしょう。 何か大きなチカラの導きが交錯し面白いなぁと思った次第です ところでChoiceはjunhiroが唯一定期的に購入しているゴルフ誌なのですが、この2年は月刊化されて内容が週刊GDみたいになってきて、面白みがなくなったと感じていたところでした。 ところが月刊は今月で終わりで、次号12月からは季刊になるとのことまた深みのある記事が復活する事を望んでいます
Sep 5, 2011
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台風がやってくるので強い雨と風と言われた某月某日(笑)、チチさん、マイちゃん、ボギさんと濡れるの覚悟でノーザンの早朝スルーに行ってきましたところが一滴の雨もなく、コンディションも上々どころか、途中からは日焼けを心配しなければいけなくなる始末に TM R9/ATTAS T2で初めてのラウンドでしたが、ホールを進むごとに気持ちよく振れるようになってきました。 とはいえ、極端に飛距離が復活したわけではないので、スコアもボギー近辺の超安定飛行でつまらん!(笑でもね、自分の勝手な思い込みですが、このまま馴染んでくればもっと振れそうな気がしています♪この日の収穫としてはこのところ全くもって打てる気がしなかったミドルアイアンが打てるようになってきたこと。 どこかのホールで最近の飛距離を元に一番手大きなアイアンを持ったところグリーンオーバーしたのが悔しくて、でも嬉しかったりして、、、が、アイアンが良くなると、今度はFWがダメって、、、 まあ、そんなんだからハンディがいつまでたっても減らないんでしょうねぇ、、、 でも、諦めずに這いあがりますよ~さて、この日ご一緒いただいたお三方はなんだか調子がイマイチだったようで、ほんの少しだけ前回の負けを取り戻しました。 尤もjunhiroが良かったわけではなく、勝手に転んでくださったというか、、、9月中旬にも4人で顔を合わせる事になりそうなので、そこでも頑張らないと!ところで、今年は日本では色々な事がありましたし、「ら、」の方とのイベントも少なかったので秋頃に何か企画をしたいなぁと思っています。 企画と言っても凝ったものではなく、単純にみんなで集まり一緒にラウンドする。 それだけで十分かと、、、 10月は個人的に大きなイベントが控えているので、11月の初旬から中旬の平日を考えていたのですが、デフォルトの木曜日は祝日とぶつかっていたり、会社のイベントでのスピーチが入っていたりで全滅とすると12月か??? 寒いから来春にしようなんて声も聞こえてきそうですねぇ、、、
Sep 1, 2011
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今日は在宅勤務で、宅配便が届くのを今か今かと待ちわびていました。 荷物の追跡システムによれば、朝7時には荷物が集配センターを出てjunhiro家に向かっているはずなのに待てど暮らせど届く気配はなく、夕方5時半にようやく届きました 実はヤフオクでシャフトをゲトしました。 火曜日のノーザンでのラウンドでもっとドライバーが振れるんじゃないか、もう少しコシのあるシャフトにしてもいいかななんて思っていました。 で、ご一緒したシンマさんのタイトのドライバー振らせてもらって、アッタス行けるかもと思った次第です「ら、」のお仲間も凄い勢いで910D3+ATTAS T2が増えていますが、junhiroはヘッドはR9のまま、シャフトだけ6Sをとってもお得に落札でき、ブツが本日届いた次第です。 チューニング可能なドライバー、手軽にシャフトの差し換えもできますので本当に便利ですね で、早速レンジで振ってきましたラウンドの時に指摘していただいた事を思い出しながら、素振りを多くして、、、最近は体が硬くなったのか、テークバックでの捻転が浅くなっていると感じていました。 それを補おうと腰・背中・肩が「カチッ」と入るまでクラブを引き、そこから一気に振り下ろす。 そんなイメージでいたのですが、「カチッ」と入るまで引くんじゃなくて、下半身を早めに始動する事で、自然に「カチッ」が決まるんじゃないの? あるいは、「カチッ」と入りやすくなるんじゃないかな。 なので、もっと早めに下半身を切り始めた方がいいのでは? ということでしたもちろん最終的にはどうすればクラブのヘッドを走らせるかに尽きるわけですが、そのための重要なヒントをいただいた気がしていましたそれを意識してまずは短いクラブから。 絶対飛んでます。 今まで9Iで届かなかったところまでボールが行ってるし、6Iを振ってもちゃんとボールが上がってるし、、、UT、5Wと進んで、ドライバーに。 今のモトーレのシャフトよりも0.5インチ長い45.5インチになるようですが、50グラム台のSRシャフトから60グラム台のSシャフトになるので、重いし、硬いし、振れないかと思ったのも杞憂だったようです。 非常に素直にたわんでくれる気がします。 このシャフトがしなる感覚、ドライバーでは久しく味わっていないかも、、、130Yほどの狭いレンジですが、ネットにボールが当たる時の高さと勢いで今までとは違う事がわかります。 これがコースで打てるかどうかがポイントですが、このまま打ちこめば間違いなくモノになる、そんな気がしていますちなみに購入したシャフトはもともとはR9ではなく、R11にささっていたものらしく、FCTと呼ばれるジョイント部分がR9のものよりも軽くなっているようです。 そのために、ヘッドにあえて重めのウェイトを入れて振っていたのですが、結構重かったんです。 家に帰って重量を測ってみると328gとかなりのヘヴィ仕様でした。 ウェイトを入れ変えると317グラムになったので、今度はこちらでも試してみたいと思います今週末はあいにく土日ともに少年サッカーの運転手としてお出かけですので、来週の平日の夜に時間を見つけて出かけてみますところで、7月中旬に参加したGDOの大会、繰り上げが来ないなぁと思って問い合わせをしてみたら、なんとキャンセルがゼロで繰り上げにならないとか、、、 とはいえ、この先キャンセルが出たらお知らせしますとの事なので、また気長に待つ事になりそうですあ~、どんなに暑くてもいいからラウンドしたいなぁ~(笑
Aug 19, 2011
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先週金曜日にアジア出張から戻り、土日ともにチビスケ2号のの試合に付き合って、ノーザンの隣にあるサッカー場でこんがりと、、、その後、義母の初盆を済ませ、月曜・火曜と休暇を取りました。 実のところ、今日はチチさん、ボギーさんと一緒にメイプルに行くはずだったのですが、どうしても休みが取れずに断念。 そこにミツオさんからアプローチの特訓をしたいので、ノーザンにでもいかがとお誘いが舞い込み、シンマさんと3人で灼熱の河川敷をラウンドしてきました体調はだいぶ戻ったものの、体力はまだまだ。 とはいえ、ここで甘やかしては体力も戻らないので、徐々に負荷をかけていますこの日は、教え上手、アゲ上手のシンマさんに「もっと振ろう」と勇気をもらい、技術的にもいつの間にやら陥っていた穴を上手に指摘してもらい、そこから抜け出すきっかけをいただけたラウンドになったように思いますまだまだ飛びませんが、それでも今月上旬に回った時と比較すると15~20Yくらいは飛距離が伸びているし、7Iくらいから長いアイアンはヘッドが走らないので距離もほとんど変わらなかったものが、番手ごとにそれなりの差が出るようになってきましたおかげで、前回はパーオンが1ホールのみだったものが、今回は7ホールと増えゴルフがぐっと楽しくなりましたスコアはフロント9で42(18)と上々の滑り出しだったのですが、バック9のパー5で、残り85Yから7打も要する間抜けなミスがありましたが、こちらは47(16)で、都合89(34)と、危うく90を叩くところでした ↑「90を叩くところだった」って、実は前から言ってみたかったセリフです(猛爆junhiroの実力からするとこんな事は口が裂けても言えませんが、ノーザンだけはそんなに打たずに回れるっていう奇妙な感覚があって、それが、2週間前のラウンドでは95点も打ったものですから、悔しさが余計に募っていたようですしっかし、この酷暑のタイミングで逃げ場のない河川敷でのラウンドは本当に自殺行為です。 用意した2.5リットルのドリンクは全て飲み干し、日焼け止めは途中で塗りなおし、なんとか18ホール完走できました。 カートでFW乗り入れOKだからこそ回りきれたのかもしれませんさて、次回以降はラウンドの予定がしばらくなく、今度の週末は土日とも神奈川までチビスケ2号のの遠征でドライバーを仰せつかっているのでクラブも振れそうもありません。 あ~、ゴルフしたい!シンマさん、みつおっち、暑い中、倒れそうになりながらも18Hお付き合いいただき、本当にありがとうございました♪
Aug 17, 2011
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前回の日記から早くも数週間が過ぎてしまいましたが、生きています(笑【ゴルフ】例の事件の後、頭が重いのがなかなか取れずに苦労しましたが、2週間ほどたってようやく体も落ち着きを取り戻し、先週の金曜日にはtitiさん、マイちゃんとjunhiroのお庭でラウンド。 しかし、2週間もかかるなんて、トシは取りたくないですねぇ、、、18ホールを完走する事が最大の目的ゆえ、酷暑の前にラウンドを終えようと早朝スルーで11時前にはシャワーを浴びていました。 結果はチチさんの日記にあったように、14ガリガリくんとボロ負け。 過去数年分の負けを利子を含めて持っていかれた気分、、、チチさんのゴルフが素晴らしいのは言わずもがなですが、この日のマイちゃんのゴルフは素晴らしかったです。 たぶん、ご一緒した中では過去最高ではないかと、、、 最近はゴルフの間隔が少々空く事が多かったようですが、そんなことが上手く作用したのかもしれません週末は、ようやく体力が回復してきた実感もあり、レンジで150球ほど。 両脇の締めだけ気をつけて、あとはダイナミックに足を使って打って見ようとがんばりました。 次のラウンドはお盆明けに予定されていますが、まあこれも復帰戦と思ってスコアには拘らずに楽しんできます【マインドマップ】今週月曜日からはマレーシア・シンガポール出張。 今日はマレーシアの上顧客を集めたセミナーがあり、そこでのスピーチでした。 junhiroの上司がスピーチをする予定だったのですが、先週になってパスポートの問題があるから行けなくなった、お前がかわりにスピーチしてこいと無茶振りされてのマレーシア入りでしたが、無事にプレゼンと、Q&Aセッションも終わりホテルの部屋でリラックスしています自宅にいると一人きりの時間を持つ事が難しいですが、旅先ではiPodから好きな曲だけを選んで掛けながら、じっくりと本を読んだり、考えを巡らせたりできるのがありがたいですね2週間休みっぱなしであっという間に怠けた体になってしまったところをスロトレでストレッチをしたり、普段はなかなか家では時間が取れない作業もやってみました。 マインドマップです。 マインドマップはご存知の方も多いかと思いますが、ブザンというイギリス人が提唱した図解表現法のひとつであるとウィキペディアでは定義されていますイメージや色、そして物事のつながりを重視して表記を行います。 いくつかの決まりごとがありますが、頭の中が整理されることを実感でき、絵を描いたり、様々な色でまっさらな紙がシナプスのようなつながりが拡がっていくのがとても楽しく、脳が喜ぶ感じがしますマインドマップは複雑に絡み合う事象を考えたり、会議のノートをとったり、プレゼンテーションの構成を考えたり、はたまた旅行の計画を考えたり、、、 様々なシーンで使える頭の中を整理するための方法で、箇条書きのようなものではなく、ヒトの脳内のように物事や発想のつながりに沿った形で物事を考えたり、整理したりできるもので、創造的なアイデアをひねり出すのにも有効だと言われています。 ダビンチのノートもこのマインドマップの考え方と非常に近しいそうですまた子供たちに授業でこの方法を教えたり、ノートをとったりする事が奨励されている国もあるそうですで、「アイルランドのゴルフ旅行」というテーマでマインドマップを書いてみました。 様々な色を使って、どこに行こうとか、何をしようとか、何を持っていこう、どんな経験をしようなどなどと考えを巡らせていると脳の中の壊れかかった細胞がまた活性化していくような気持ち良い状態が、、、 ゴルフももちろん楽しいけど、自分が好きな事に集中できる瞬間をあえて作るのは大切ですね。 もちろんいつもできるわけではないけれど、、、【海外出張】マレーシアでの日程は全て完了し、明日は午前中にシンガポールに入ります。 シンガポールはビジネス・プライベートを通して20年近く通っている好きな国の一つで、前々職時代の友人が多く住んでいます。 シンガポールはもともとはマレーシアの一部だったのですが、1965年に独立して、その後の発展は言うまでもありません。 食べ物や風土、そこで暮らす人も良いところです。 ちなみにフルーツ大好きなjunhiroはアジアでは狂喜乱舞の世界。 初めてシンガポールを訪れた時に食べたマンゴーの濃厚な甘みと酸味の衝撃は今でも覚えていますディープなアジアはちょっという人にも西洋の文化がかなり入っているこの国は馴染み易いのではないでしょうかそうそう、9月の末にもインドとシンガポールの出張が入りそうなのですが、ちょうどシンガポールに滞在する週末にF1のシンガポールグランプリが開催されるそうです。 タイミングが合えば世界で唯一の夜間のレースを観戦に出かけたいと思っています♪
Aug 9, 2011
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