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先日、「いま、会いにゆきます」を見て
スピルバーグ監督のオールウェイズ
。出来が良いか悪いかは置いといて、とても好き。
あの「 ゴースト ニューヨークの幻
」と、公開時期も設定も演出も、かなりかぶっているのだけど、公開されたのはほんの少しだけこちらが先。
後からゴーストを見たときはパクリかと思っちゃいましたよ。
でも結果はゴーストが大ヒットで、オールウェイズがB級扱いになってしまいました(笑)。
どう考えてもこっちの方がずっといいのになぁ・・・。少数派?
しかも、楽天で探したら売ってないし。そこまでマイナーですか?(^-^;)
Amazonにはあったので、早速注文したらすぐ届きました。
久しぶりに見たけど、やっぱりすごく好きです。(でも、パッケージもイマイチB級っぽい・・・^^;)
ピート(リチャード・ドレイファス)は、森林火災救助隊の敏腕パイロット。命知らずで無茶ばかりしていて、少年のまま大人になったような人。
恋人のドリンダ(ホリー・ハンター)はそんな彼の身を案じ、現場から離れることを望みます。ピートもその意見を受け入れようとした矢先、友人の窮地を救うために無茶をしすぎて帰らぬ人となってしまいます。
天国で彼は天使に出会い、幽霊のような見えない存在として地上に戻り、新米パイロットを導く使命を与えられます。
その中でドリンダとも再会(見えない存在ではありますが)し、今度は、ピートへの想いに縛られ続ける彼女の心を解放する使命を受けるのです。。。
生きているときは素直に伝えられなかった想いを、ピートが彼女の側で語りかけるのが切ない。
彼女だけでなく、ピートの方も、彼女への想いに捕らわれていて、死んでなお苦しんでいるのです。彼女を解放することは、自分を解放することでもあります。
それにしても、好みの問題もありますが、ピート、格好良すぎ。おじさんだけどね(笑)。
こういう無鉄砲で自信過剰で茶目っ気のある男性に惹かれる気持ち、私はすごーくよく分かります。
ドリンダも男まさりで勝ち気だけどとってもキュート。すごくお似合いの二人なんです。
かつてピートにもらったドレスを着て、思い出の曲を流しながらひとりで踊るドリンダ。
そこに、姿の見えないピートが寄り添い、共に踊ります。BGMはあの名曲「煙が目にしみる」。
とても切なくて美しいシーンです。
この作品はファンタジーなんだけど、ある種のリアリティがあるというか。
天使だの霊の存在だのを特別に信じているワケではありませんが、見えない力というか、何かに導かれる感じというのはすごくよく分かるので。
この世にはいなくなってしまった人が、実は身近で私を導いてくれているというのを信じたいってのもあります。
そういえば、ピートに使命を与える天使役はオードリー・ヘプバーンです。
彼女の遺作になりました。
←「煙が目にしみる」収録されています
オールディーズは一時期よく聴きました。
ちなみに「ゴースト ニューヨークの幻」で使われていた曲はアンチェインド・メロディですね。
この辺の演出も結構似てる。
でもやっぱり個人的には絶対オールウェイズの方がオススメ!
「オールウェイズ」本館のレビューはこちら
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