Ｇメン'７５関谷警部補編 | メタボの気まぐれ

ハードボイルドＧメン'７５

初代メンバーの一人で
主役級だったのが
元警視庁捜査一課刑事・関谷警部補。

演ずるは原田大二郎で
当初、この役は谷隼人を予定していたが
谷はアクション俳優を卒業したいと制作に
希望した為、丹波哲郎が原田を推薦したのです。

関谷警部補は猪突猛進で

強烈なリーダーシップと情熱的な行動力で
数々の難事件を解決して行くという

３０～４０代にとって正に
手本となる理想の上司像であります。

第１話「エアポート捜査線」では
日本に麻薬密輸を計画したマフィアに
操られていた恋人を追った関谷だが
その兄である主犯の先輩刑事に殺されてしまう。

この事件を経て、黒木警視と出会い
Ｇメンが結成されるのです。

Ｇメン.jpg

この他、ナイターの試合中、

野球場を走り回る
第２０話「背番号３長島対Ｇメン」は
関谷の熱血ぶりと部下への
支持力が抜群な作品でした。

また第２２話「警視庁殺人課」の撮影中

骨折しても撮影を続行した為、
原田は１０秒に１回は気絶していたそうです。

そして第３２話「死んだはずの女」で復帰するものの

第３３話「１月３日関谷警部補・殉職」において、
犯人と撃ち合いになった結果、相撃ちになり殉職する。

当時の刑事ドラマとは違い
あっさりと殉職してしまうのです。

関谷警部補は今の中間管理職の人たちに
見て参考にしてほしい人物だと思います。