フランケンシュタイン（1931） | メタボの気まぐれ

1931年にユニバーサル映画が製作した映画が
「フランケンシュタイン」である。

フランケンシュタインとは人造人間の名前ではなく、
それを作った科学者ヴィクター・フランケンシュタインの姓である。

映画に登場する人造人間がフランケンシュタインと呼ばれるが、
正確にはフランケンシュタインの怪物である。

若き科学者ヘンリーは理想の人間を作るべく
墓地から盗み出した死体を接合し、
高圧電流を浴びせ新たな人間を創造する実験を行う。

フランケンシュタインの怪物が誕生した。

怪物は強靭な肉体を与えられ無敵な男となったが
なんと犯罪者の脳が埋め込んでしまった。

自分の醜い姿を見た怪物は憎悪に燃え
博士の許嫁を殺し湖畔に遊ぶ無心な幼児の生命さえ奪いとり
無差別に殺人を犯す凶暴な怪物となってしてしまった。

怒れる村人たちは怪物を風車小屋に追い詰め、
小屋を囲んで火を放ち小屋諸共崩れ落とすのでした。

このフランケンシュタインの怪物を演じたのは
ボリス・カーロフで重厚なメイクの奥から、
怪物の恐怖と人造人間の哀感を表現したカーロフの

フランケンシュタインも狼男、ドラキュラと並べ
世界三大怪物と呼ばれるスターとなり
その後は「怪物くん」に見られる
コメディタッチなモンスターで愛されています。

また玩具屋で売っているフランケンシュタインの

大変人気のあるモンスターです。