大怪獣ガメラ | メタボの気まぐれ

東宝のゴジラによる怪獣ブームに対して
大映は対抗すべく「大怪獣ガメラ」を誕生させた。

大映は当初「大群獣ネズラ」を制作したのだが
撮影に使うネズミの衛生問題から製作中止になった為､
急遽製作された作品なのです。

当時、小学生の男の子に一番愛されていた動物が
カメであり、カメを導入する事によって
人気を得ようとした大映のアイデアのものであり
シリーズ唯一のモノクロ作品なのです。

日高教授は北極のエスキモーを訪れた。

そこで国籍不明機が米国戦闘機によって撃墜され
国籍不明機が搭載していた核爆弾が爆発した。

このショックで冬眠していた怪獣ガメラが突然目を醒まし､
調査船を襲い円盤状になって空を飛び姿を消したのだ｡

その後、地熱や石油などの炎を好むガメラは
北海道に上陸し地熱発電所を襲い炎を喰い尽くす。

パワーアップしたガメラは猛威をふるい
暴れ回ったが逃げ遅れた灯台守の子・俊夫を
踏み殺そうとはせず、そっと救けて親のもとに帰した。

子供に絶対味方するのがガメラの特徴であり

ファンになってしまった。

そして東京に上陸したガメラは次々と破壊し
大暴れをした。

防衛隊はガメラを倒すべく「Ｚ計画」を提案した。
Ｚ計画とはガメラを安易に殺すのが目的ではなく

ガメラが悪者扱いされることを俊夫が嫌がる中､
怪獣ガメラの伊豆大島への誘導作戦が始まった｡

このガメラは大ヒットとなりゴジラと並び
日本２大怪獣と呼ばれるようになりました。