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2010.07.18
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カテゴリ: プロレス・格闘技
世界オープンタッグ選手権.jpg


日本のプロレス界では長い間タッグ・リーグ戦や
年末の興行は不振であると言うジンクスがあった。
全日本プロレスはジンクスを打破するため
世界で一番強いタッグチームを決めると銘打って企画されたのが
1977年に開催された「世界オープンタッグ選手権」であった。

参加チームは各国を代表する形で

全日本プロレス代表 ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組
アメリカ代表
ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組
中近東代表
アブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組
ヨーロッパ代表
ビル・ロビンソン&ホースト・ホフマン組
韓国代表 大木金太郎&キム・ドク組
覆面レスラー代表 ザ・デストロイヤー&テキサス・レッド組
国際プロレス代表 ラッシャー木村&グレート草津組
全日本若手代表 天龍源一郎&ロッキー羽田組
全日本&国際代表 マイティ井上&高千穂明久組

以上、参加9チームによる45分1本勝負のリーグ戦が開始された。

この大会は新日本プロレスも含めた他団体に
門戸を開放する意味があったが新日本の参加はなく
また過去に日本プロレスが開催した「NWAタッグ・リーグ戦」では
馬場と猪木のBI砲を分断したものの日本人同士の対戦も回避した為
リーグ戦が盛り上がらなかったという経緯があった。


強豪チームを揃えて豪華な顔合わせによる
総当たりリーグ戦を展開することで人気を集めた。

大会は後楽園ホールで開会式と開幕戦を行い
夢の対決が目白押しだった為、各会場とも大盛況であり
特に大阪府立体育会館のビル・ロビンソン組vsブッチャー組は

絶対に交わる事のない対決が見られ、簡単に言えば
UWFとFMWが交流戦をするようなものであった。

そして蔵前国技館で行われた優勝戦、
ザ・ファンクスVSブッチャー・シーク組は
ブッチャー組のフォークなどを使った凶器攻撃で
テリーファンクの腕を攻めるという壮絶な試合展開となり
負傷を追ったテリーは場外へエスケープしてしまうも
不屈の闘志で蘇えり凶悪チームに戦いを挑んでいた。

これは昭和プロレス史の中でも名勝負として語られるほどの試合で
最後はブッチャー組の反則負けでファンクスが優勝チームとなった。

表彰式で凶器攻撃でズタズタになった右腕を包帯で吊るした
テリー・ファンクは感動の涙を流し
「男のロマンを遺憾なく見せつけています」 という
日本テレビの倉持アナウンサーの名実況が感動を呼びました。

大成功を収めた今大会は翌年より「世界最強タッグ決定リーグ戦」と
発展し全日本プロレス年末の祭典として看板シリーズとなりました。


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Last updated  2010.07.19 09:54:49
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