スーパー・ジャイアンツ人工衛星と人類の破滅 | メタボの気まぐれ

シリーズ第５弾「スーパー・ジャイアンツ
人工衛星と人類の破滅」は1957年に新東宝で制作された
特撮ヒーロー映画であります。

宇宙の平和を守るスーパージャイアンツ（宇津井健）は
正体不明の人工衛星の通過を発見し追跡したが
落下する隕石の為に見失ってしまった。

その頃、日本の天文台では不思議な事故が続出し
海底に構築された山中博士（林寛）の宇宙艇実験室でも
滅多な事では故障しない部品が消失した。

研究所の秘密を外部に洩さぬ為、
博士は子供二人に地上へ部品購入に出かけさせた。

しかし既に不思議な外人に買占められており
外人の後をつけた二人は墓地下の秘密基地に捕われてしまい
一方の博士と浅見助手も見知らぬ男に誘拐されてしまった。

警視庁の秘密会議で突如現れたジャイアンツは
この事件が人工衛星に原爆ロケットを運ぶ為に
大きな宇宙艇が欲しい秘密国家の野望による事を語り
その紛砕を誓うのだった。

宇宙人の姿にかえったジャイアンツは敵に攻撃を開始、
これを知った秘密国家は博士ら三人を思想改造器にかけて

原爆ロケットを積んだ宇宙艇は自由を失った博士の手で発進し
成層圏を突破した艇は秘密国家の
宇宙大ステーションの命令によりＥＦ四軌道に進んだ。

それはジャイアンツの追跡を阻止するための
灼熱するゴルドン大火星の真只中を通る軌道である。

火焔吹きすさぶ大火星が迫った・・・

物語はここで終了しジャイアンツの活躍は
続編「宇宙艇と人工衛星の激突」に継がれるのでした。