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2011.04.06
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カテゴリ: 戦争映画
てだのふぁ.jpg


神戸で大衆食堂を営む沖縄出身の夫婦と小学生の娘と
その店に集まる人々の暖かい交流と背後に隠された
暗い太平洋戦争の傷あとを描いた灰谷健次郎の小説
「太陽の子 てだのふあ」を1980年に共同映画全国系列会議が
映画化した戦争を考える映画である。

小学校6年生のふうちゃん(原田晴美)の両親は
沖縄出身で“てだのふあ沖縄亭”という食堂を開いていた。

店には鋳物工のギッチョンチョン(石橋正次)や
ハンディキャップを持つロクさん、ギンちゃん、

ふうちゃんは皆の人気者だった。

ふうちゃんの父親(河原崎長一郎)は長いこと故郷の
波照間に帰ってないため時々、ノイローゼで発作を起し
食堂で沖縄出身のグレかかった少年・キヨシを連れてきて
ギッチョンチョンとギンちゃんの間で喧嘩が起った。

ある夜、キヨシはギッチョンチョンから盗んだ
金を返しに沖縄亭に来たのだが、帰ろうとするキヨシを
追ったふうちゃんは足をケガしてしまう。

そんなキヨシも暗い過去を背負っていた。
幼いとき母に捨てられギリギリの生活をしていたのだ。

そして沖縄亭に集まる心優しい人たちみんなが

ふうちゃんは気づきはじめ
それが戦争と沖縄が原因だと判明した。

ある日曜日、ふうちゃん、お母さん(大空真弓)ゴロちゃん
キヨシで姫路の先の室崎へ行く事になったが
お父さんを誘うと急に不気嫌な顔をした。


戦争の暗い影を癒すのは故郷の青い海だと考えたお母さんは
波照間にいるお父さんのいとこに手紙を出し
親娘3人で行くことになった。

出発前夜みんなでパーティを開いているとお父さんが蒸発、
みんなで八方手を尽くすが何処にもいない。
ふうちゃんはキヨシと室崎へ行く事にしたが・・・

この映画は暗い戦争時代を現代で考えるテーマとして
児童文学の世界に盛り込んだものの
賛否両論の議論の的となった作品であり

その後、NHK総合テレビジョンの「ドラマ人間模様」枠で
テレビドラマ化されている。

本作は「はだしのゲン」同様、激動の戦争を
現代の子供たちに伝え、教育の一つとして
語り継がれているのである。


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Last updated  2011.04.06 20:19:46
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