円谷プロSFX 映像ハイテクニック３ | メタボの気まぐれ

1987年に円谷プロが企画したビデオ
「円谷映像ハイテクニック」は
大好評につき第3弾として制作したのが
怪奇大作戦、ウルトラマンを中心とした
謎のトリック編、武器の活躍編、怪獣のとどめ編である。

ナビゲーターは円谷プロの満田監督で
特殊技術陣による数々のプロテクニックと
その素晴らしい映像を作品化しており
今回は円谷プロ屈指の名作「怪奇大作戦」を中心に

謎のトリック編では「怪奇大作戦」の
合成技術を中心に、全話の名場面を一気に公開し

怪奇性の強い「壁ぬけ男」「人喰い蛾」「吸血地獄」
「青い血の女」「光る通り魔」「散歩する首」

犯罪色の強い「白い顔」「恐怖の電話」「死神の子守唄」
「死を呼ぶ電波」「かまいたち」「こうもり男」「殺人回路」

幻想色の強い「霧の童話「幻の死神」「ゆきおんな」

復讐劇を描いた「氷の死刑台」「２４年目の復讐」
「美女と花粉」「呪いの壺」「京都買います」

など、怪奇大作戦ワールドをダイジェストながらも
公開しているのがファンには堪らない逸品となっている。

特に合成技術を駆使した「光る通り魔」「死を呼ぶ電波」
「殺人回路」「美女と花粉」は、円谷技術ならではの
映像加工で完成度は高い。

「ウルトラマン」スーパーガン、スパイダーショット
「ウルトラセブン」ウルトラガン、エレクトロHガン
「帰ってきたウルトラマン」マットガン、マットシュート
「ウルトラマンA」タックガン
「ウルトラマンタロウ」 ZATガン、スーパーナパーム
「ウルトラマンレオ」マックガン
「ウルトラマン80」ライザーガン

特にスーパーガンは怪獣を牽制する程度の威力しかないが
科特隊3人で銃口を合わせて一斉に撃つ
トリプルショットでは再生テレスドンを倒した。

また各種の特殊弾やアタッチメントを装着して
様々な戦術を行う事が出来る特殊装備である。

「ウルトラマン」スペシウム光線、八つ裂き光輪
「ウルトラセブン」アイスラッガー、エメリウム光線、ワイドショット
「帰ってきたウルトラマン」ウルトラブレスレット、流星キック
「ウルトラマンA」メタリウム光線、ウルトラギロチン
「ウルトラマンタロウ」ストリウム光線、ウルトラダイナマイト
「ウルトラマンレオ」レオキック、レオビーム
「ウルトラマン80」サクシウム光線、バックルビーム

「ミラーマン」ミラーナイフ、ミラースライサー、シルバークロス
「ファイヤーマン」ファイヤーフラッシュ、ファイヤーダッシュ
「ジャンボーグA」ビームエメラルド、ゴールデンレザー

その光を重視した光線技の合成はアメリカにて開発され
特殊効果に用いられるオプチカルプリンターを使用し
特にウルトラマンＡでは赤、青、黄色の輝きを持つ
究極の光学合成で描かれました。

円谷ＳＦＸの世界

その素晴らしい映像は永遠に残る美しい世界である。