やきもののみち

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にぎり地蔵

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2005.03.08

週末、京都・高島屋にて開催されていた展覧会をみに行きました。
「没後２０年　荒川豊蔵と加藤唐九郎」
何か感想を述べよと言われても陳腐なものにしかならないだろうと思った。
晩年の作品も、もちろん展示されていました。
書や絵、日常使用していた道具類も展示されており、とても興味深く拝見させていただきました。
師から生前の荒川氏のお話を聞く機会があります。
そして、氏の書も師の仕事場にあり、毎日見ているので、とても不思議な気分になりました。

昨日は薪運びをしました。
師と、さあ薪を運ぼうというときに知り合いの伊賀の若手作家さんが仕事場にやってきた。

とにかく半端でない束数。本当に感謝です。
そんなことで今日は腕やら肩がとても痛い。
痛さよりも、また筋肉が付くことの方がイタイ。
また体脂肪率が減るじゃないか…。

薪運びをしていたら兄弟子さんから師に電話がかかってきました。
今、初窯を焚いているのだけれども、どうも焼けないという内容だった。
急いで窯を見にゆくと当の本人は睡眠のため自宅へ帰宅しており、兄弟子さんの知り合いの方がおられた。
聞くと、窯焚き４日目で、もう明日にでも焚き終えるのではないかという。
窯焚きで、焼けないというのは相当な恐怖だと思う。
私はまだ築窯もしていないし、一人で窯焚きをしたこともないのでその恐怖を一人で抱え込むなどという経験はありませんが。
師がまた様子を見に行くと言っていたので、また明日にでも聞いてみよう。

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