ベガルタ仙台 0
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地球上には何十億という人間が住んでいます。「ところ変われば人替わる」という言葉がある通り、住んでいる場所によって考えることが異なることがよくあります。それだけではありません。暖かいところに住んでいる人と寒いところに住んでいる人。海に面している人と山奥に住んでいる人。お金持ちな人と貧乏な人。腕っぷしのある人と体力に自信のない人。頭脳明晰な人と簡単に騙されてしまう人。平和で食べるものに苦労しない人と明日の命がどうなるかわからいサバイバルをする人。その場所、自分自身、さらには「時代の流れ」によって、その人間の考え方は違ってきて当たり前になります。「いろんな考えがあってバラエティに富んでいいじゃないか」という考え方もあるのですが、逆に、「いろんな考えがあるから争いが生れる」という側面があるのです。いろんな考えとは、正しい意見もあるでしょう。逆に間違った意見もあります。しかし、このような様々な意見のなかで、誰もが認める本当に正しい意見というのは絶対にない、と言い切れます。いくら正しい意見であっても、腕っぷしがない人、権力のない人、貧乏な人などが言ったって誰も受け入れてくれないのです。逆に、腕っぷしのある人、絶大な権力を持っている人、お金持ちな人が言ったら、どんな間違った意見でも正しい意見として受け入れられるのです。要するに、「力のある者が正義」これが今の世の中の現実なのです。実際に、私は以前の職場で「職場を乱したものは厳罰にする」という社長の方針で退職届の提出を強要されて辞めさせられ、警察や労働基準局に相談しても何の役に立ってもらえなくて泣き寝入りをした、というこの「現実」を体験しました。だからと言って、腕っぷしを強くして、絶大なる権力を持って、なおかつお金持ちになってその職場を完膚なきまでに叩き潰してやる、という復讐心は持つつもりは絶対にありません。ましてや、街中のアーケード街に行ってナイフを振りかざして見ず知らずの人間を切りつけるという物騒なこともやることも絶対にやりません。いくら正しい正論を振りかざして力をふるったとしても、私のような何の力のない人間がやっても警察に捕まって死刑になってしまって「ああ、こんな奴がいたっけ。バカだよなぁ・・・」と世間に思われてしまって、やがては忘れさられるのがオチです。そうなるのであれば、以前やられた経験を絶対に忘れることなく今を地道に生き抜き、誰も見ていないところで泥臭く努力し続けたうえで、様々な力をつけ、世の為人の為になることが出来る人間になり、最後には誰からも惜しまれて死ねるような、そんな幸せな人生が送れるようになりたい、と思うのです。私がやっているブログを毎日更新する、読書を毎日する、などといったこの「努力」は、そのための「努力」なのです。そのような思いがあるからこそ、ルフィたち「麦わらの一味」のみならず、主要な登場人物、さらにはその他のすべての登場人物のように、自分の身に降りかかった過酷な過去を一手に背負い、涙を流しながら、泥臭い努力をして精いっぱいこの世を生き抜きていきたい!・・・そう思うのです。小田栄一郎著「ONEPIECE」集英社刊
2012.10.08
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この漫画、たまたまビッグコミックオリジナルに掲載されており、ちょっと読んでみました。境界線をまたいだ形で存在する湖の境界線を巡って、隣り合った町が対立しています。しかし、違う県なのに、その土地の県でない駅名がついている、という実際にあるケースを引き合いにだし、なおかつ境界線を決めることによりその町の面積によって国からお金をもらうことができるなど、隣り合った町のメリット・デメリットを考慮した提案をすることで、ズバッとこのいざこざを解決してしまいました。これは凄い漫画だな・・・ということでコミックを衝動買いして読んでみました。コンビニでバイトする鉄ヲタの主人公。国会議員であった父親が突然亡くなり、ひょんなことから2世議員になってしまいます。当然ながら政治家としては何のキャリアを持っていませんが、筋金入りの鉄ヲタの知識でいろんな問題を解決していきます。その鉄ヲタの知識なのですが、まさに目からウロコです。鉄道にまつわるこんな裏技が実際にあったのか!あの歌の本当の歌詞は冗談では済まされない程のとんでもない物であったとは!鉄道に政治が絡むというのは聞くが、あそこまで露骨なのが実際に起っていたとは!まさにへぇ~ボタンがあったら連打しまくりたいくらいです(私は持ってます)また、主人公はこんなことを言ってます。「相談することぐらい素早く対応できなくてどうするんです?真剣に町の将来を考えるのなら、できるだけ早く自分たちで道を切り開かないといけないんです!」本当に物事を進めるためには、相談ぐらいは即座にするべきだ、ということでしょう。これは大事なことだと思います。作者の鉄道とそれにまつわる諸々の知識は半端なくすごいです。すげぇよこの人・・・そう思います。実写ドラマ化はできますね。いつかはやってほしいところです。いろんなエピソードをもっと読んでみたいです。
2010.09.26
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おみやさん・・・と言ったら、木曜夜8時の京都を舞台としたドラマ、というイメージがあるでしょう。実は原作は漫画であり、正式なタイトルは「草壁署迷宮課 おみやさん」です。コミックでは4冊、文庫版では3冊がでています。ドラマでは京都を舞台としていますが、漫画では東京の架空の都市である草壁市になってます。当然ながら、警察署の名前も「京都府警 鴨川東警察署」ではなく、「草壁署」になってます。とある場所で第1話を読んだのですが、鬼と呼ばれた刑事が殺人をしたことで仏のように変わってしまった・・・そんな話だったので、全て読んでやろうじゃないか、と思い至ったわけです。それで、先日大きな漫画屋でこの本を見つけたので大人買いした次第です。この漫画に、心にぐっと来る話が3つあります。いずれも文庫版の2巻目に収録されています。まず1つ目。まだ20歳に達していないのに、全ての人生を体験してしまい、20歳をすぎたらもはやだらだら生きるだけ・・・そんな人生を送りたくない、なんて考えてます。人生なんて短いようで長い物。まだまだやれることなんてあるんじゃないか、と説得をされますが、結局は全身に金目の物をつけてゴルフクラブを持って、ゴルフ場で落雷して自殺をしてしまいます。なんで生き急いで、死に急ぐのでしょうか。人間誰しも生き急ぐことがあるかもしれません。将来になって何もないんじゃないか、と絶望に浸ることがあるかもしれません。ですが、だからといって死ぬことはないだろう、と。私も3年前に家族に関東への転勤を反対されて会社を辞めてしまい、そこからの2年は絶望に浸った経験があります。外出するときは猫背になって顔を下向きになって歩いてました。家族からは「貧乏神が歩いているようだからその歩き方はやめろ」なんて言われたことがあります。それでも、現在は定職に就くことができ、わずかな額ではありますが収入を得ることができるようになりました。そして、自信を持つことができるようになりました。「今どんなにつらくても、将来絶対にいいことがある・・・」本当にそう思います。2つめ。家で飼っている犬が連続で殺される、という事件がありました。犯人は、かつて貧弱な体つきでいじめられていた人間でした。当然ながら犬にもほえられまくっていたようです。貧弱であるがゆえに空手を習い始め、それを見返そうといつしか犬を仕返しのために殺してしまいます。力が弱かった物がいきなり強い力を持ってしまったら、やたらに使いたくなるわけです。特撮やアニメのヒーローがむやみやたらに変身して悪者を退治しても、かえって悪者扱いされることがあります。そういうストーリーを描いた番組は枚挙にいとまがありません。また、よかれと思ってやったことでも、それがかえって悪い方向に進んでしまうこともよくあります。私はかつて合気道をやっていたことがありますが、技のみではなく教えをきちんと教えていたところでありましたので、力を持ったら喧嘩に使おう、という考えはみじんもおきませんでした。むしろそこで学んだ教えを今の生活や仕事に生かしています。3つ目。葬送行進曲をボリュームいっぱいに流している住人を、それに迷惑を被っている住人が巧妙なトリックで殺してしまう事件。たしかに陰気な曲を大きなボリュームで流されてしまったら、誰しもが嫌になることでしょう。それが再三注意しているにもかかわらず、何度も何度も繰り返されたら・・・。誰しもが天罰の鉄槌を振り上げたくなることでしょう。「人は誰でも簡単に殺意を抱けます。しかし殺意は滅多に行動にまでは至りません。しかし、時に突如として、あるいは序々に大きく育って、表出します。心や肉体のバイオリズムの狂いに乗じて露出します」非常に深いと思います。私も、状況的にこんな感じです。いついかなるきっかけがあったら人を殺しかねない・・・本当に怖いです。私は、音楽を聴くときは、一般的な音楽の他に、ゲームやアニメや特撮など、明るくてノリのいい曲を好みます。子供向けと言うこともあり、歌詞にも前向きな言葉が多用されています。「名曲」を聞き続けて、殺人や不祥事などを起こさないように心がけたい・・・そう思います・・・イヤ、絶対にそうあるべきです!今後、この「おみやさん」を見ることができるのは、木曜夜8時のドラマ、と言うことになります。現在は最新作を放送する予定はありませんが、いまでもBS朝日とかテレ朝チャンネルとかでも放送されていることがあります。もし放送されたら、絶対に見たいと思います。
2010.09.18
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