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5日も天気は良かった。好天が続いているが、株式市場はそうは行かなかったようだ。昨日はヨーロッパが軟化したがアメリカがようやく持ち堪えた。しかし、今日のアジア市場は香港を除いて皆軟化した。
そんなことで原油価格も低下して良かった筈だが、4日の異様さをそのまま維持している。午後4時頃は昨日の終値とほぼ同じ水準だ。イランに振り回された格好だが、それにしてもひどい。
これではイランの思う壺だ。イランの脅しはもう沢山だ。イランは核開発を平和裏に行うのでなければ、進める資格は無い。国内ならまだ良いだろうが、国際社会の中でもその独善を進めるのは良くない。
イランのお陰で、4日の原油価格は高止まりだ。ヨーロッパ勢が勝手に核開発を進めるイランの原油を購入しないというのはそれなりの良識だ。イランはそれなら売らない、アジアに売るなどといい始めているようだ。
ということは、ホルムズ海峡は封鎖しないということか?それなら、何故、封鎖するなどと言ったのだ。もっとも、そんなイランの暴言に一々反応している先物市場にも困ったものだ。
分かってそうしているのであれば大問題ではないか?それにあのパリの危機管理機関は一体何をしているのだ。こんな時こそ、絶対に大丈夫、我々が適切に対応すると言えないのか?
さて、WTIの4日の終値 は、26セント高のバレル当り103.22ドルと更に上昇して103ドル台になった。 投機のブレントは1.57ドル高の113.70ドルとなり、113ドル台へと上げた。WTIとの逆値差は10ドル台まで拡大した。
金も大幅に上げた。12.2ドル高のオンス当り1612.7ドルまで上げた。ジリジリと上げてはいるが、かっての勢いは無い。金もイラン問題のようなジオポリ要因が強気になるが、それほど効いているようではない。
5日午後4時過ぎ現在は、既述の通りアジア株式市場が冴えないこともあり、原油がほぼ昨日の終値と同じ水準にあり、金は7.4ドル高の1620.1ドルと僅か上げている 。
さて、ヨーロッパ市場が開いてどうなるか?注目だ。アメリカでは石油週報も出る。在庫動向がどうなっているか?こんな時、強気ならそのまま使い、弱気なら無視というのがこれまでの投機筋の動きだ。そんなことになるのだろうか?そうであれば、実に困ったことだ。
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