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2012年01月06日
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カテゴリ: 原油価格高騰

 5日の原油価格(終値)は低下した。株価はヨーロッパが下げ、アメリカが僅か上昇と異なっていたが、ドルは対ユーロで圧倒的に強い。そんなことが影響したのだろう。

 アメリカ政府の石油週報では、結局、在庫統計は全て圧倒的な弱気要因だった。普通なら、原油価格は急落の筈だ。それを救ったのが、またまたイラン問題だ。

 何ともひどいもんだ。ご祝儀相場からの流れが一向に止まらない。おかしなことだ。原油価格対策も含めて、消費国政府は理不尽なイランに対し毅然たる態度を示すべきだろう。

 5日の WTI(終値)は、1.41ドル安のバレル当り101.81ドルまで下げた。本来なら、100ドル以下になってもおかしくはなかった筈だ。6日午後3時前の現在も続落はしているが、25 セント安の101.56ドルと高い。

  投機のブレントは5日の終値が112.74ドルまで下げ、今は、112.49ドルだ。これまた異様に高いままだ。W TIとの逆値差は昨日終値で10.93ドルまで広がった。誠にひどいもんだ。

 他方、金は上げ続けている。昨日の終値が、7.4ドル高のオンス当り1620.1ドル、そして現在が6.6ドル高の1626.7ドルとジリジリと上げている。ジオポリ要因が影を落とすことの多い金らしい動きだ。

  






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最終更新日  2012年01月06日 15時02分54秒 コメントを書く


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