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今日も実に良い天気だ。しかし、原油相場は高止まりだ。天気晴朗なれども波風高しと言ったところか。アメリカの石油週報をつぶさに見ていると信じられないような高さだ。
アメリカの昨年最終週の石油需要量は日量約1800万バレル、昨年同期が1900万バレルだった。過去四週間の移動平均では約1860万バレルに対し2000万バレル、即ち、7.2%減だ!
主力製品のガソリンの需要は、約880万バレルに対し約920万バレル、即ち4.9%減だ。それに、燃料エタノールの供給量は約96.2万バレルに対し91.2万バレル、即ち4.4%増だ。どこからどうみても弱気要因だ。
6日 の WTI(終値)は、僅か25セント安のバレル当り101.56ドルとなった。需給からすれば、100ドル以下になってもおかしくはなかった筈なのに実におかしい。この数年間はこんなことばかりだった。
投機のブレントに至っては32セント上げて113.06ドルとなった。ひどいもんだ。W TIとの逆値差は11ドル台まで広がった。中東原油はこのブレントの影響を受けるからアジアは堪ったものではない。
金も下げた。3.3ドル安のオンス当り1616.8ドルまで低下した。最高値は1632.3ドルまで上げた。週を通じると原油と同じような動きだ。
今週を総括すれば、原油価格も、金価格も、結局、ジオポリ要因で上げたということだ。結局、投機に踊らされ、ご祝儀相場になってしまった。
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