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9日の原油価格(終値)は僅か低下した。これで三日間連続の下げだが、その下げ幅はいかにも小さい。上げる時には大幅だが、同じ理由の弱気要因の筈がどうして小さいのか?答えは簡単だ。それが狙いだからだ。
WTIは、僅か25セント安のバレル当り101.31ドルになった。ヨーロッパの株安を受け、下げていた分の一部をアメリカ株の上昇で取り戻した格好だ。ドルは対ユーロで相変わらず強い 。
投機のブレントもさすがに下げた。61セント安の112.45ドルになった。WTIとの逆値差はその幅を僅か狭めたが、未だに11ドル台と異様な状態が続いている。
金も下げた。8.7ドル安のオンス当り1608.1ドルとなった。最高値は1624.6ドル、最安値も1605.7ドルと変化は無かった。それにしても、金と原油の価格動向は似通うことが多い。
両者ともに、ジオポリティックス(地政学的)要因に左右され易いし、ドルでの取引だからドル安、ドル高に強く影響される。それに何よりも投機筋の影響を受け易い。
困ったことだが、金は世界経済に影響を与える分けではないからどうでも良いと言っても良いが、原油はそうはいかない。そこのところを消費国政府の重鎮は意識すべきだろう。
既に10日は、アメリカ株式市場の上昇を受け、アジア株式市場が軒並み上げていることから、原油、金ともに上げ基調に変わっている。しかも上げ幅は大きい。ひどいもんだ。
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