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8 日の原油価格(終値)も、現下の需給とは遊離して上昇した。ただ、株高、対ユーロドル安であったから、この数年間市場を支配している株、為替の二大金融要因では強気だったことは間違いが無い。
アメリカの石油需給がここのところの大幅上昇を裏付けるものではないことは言うまでない。ここで書き続けた通りだ。要は、資金の需給で原油価格が不当に吊り上げられている。そして、それが経済を蝕む。
8 日の WTI(終値)は、42セントと僅かだが、続伸してバレル当り106.58ドルとなった。これと言った強気要因が無かった中での上昇であることは相変わらずだ。
投機のブレントに至っては、1.32ドル高の125.44ドルとなった。投機筋からは150ドル狙いと言う声も上がっているのだから、この125ドルも通過点だろうが、WTIとの逆値差が19ドル弱まで拡大したのは異様だ。
アメリカでは、天然ガスの先物価格がおよそバレル当り換算で13.63ドルに過ぎない。天然ガスとの価格乖離も異様だ。こんなことが、いつまでもとおるとは思えないが、世の中が歪で不当、不正が罷りとおるのだから、何とも言いようがない。困ったことだ。
金価格も上げた。14.8ドル高のオンス当り1698.7ドルになった。相変わらず1700ドルを割り込んだままだが、最高値は1704.8ドルと1700ドルを超えた。それでも、まだまだ一時の勢いはない。
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